日記・コラム・つぶやき

無頼漢・河内山宗俊

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    いわば名門企業が闇カジノをやるようなスキャンダルだったのか。江戸後期の1823年、御三家・水戸藩が江戸城の茶坊主・河内山宗俊(こうちやま・そうしゅん)に500両の大金を脅し取られた事件だ

▼赤坂治績著「江戸の経済事件簿」(集英社新書)によれば、原因は「陰(かげ)富(とみ)」。一獲千金の富くじは当時ご禁制ではあったが、水戸藩は極度の財政難から背に腹代えられぬと違法な富くじ販売に手を染めた

▼ところが、そのくじ札が運悪く名うての無頼漢・宗俊の元へ。宗俊は早速それを藩屋敷に持ち込み金をせびった。陰富が幕府の耳に入ればお家の一大事-。藩の重役方は内々に決着しようと支払いに応じた

▼まんまと大金をせしめた宗俊だったが、程なく捕縛され謎の獄死。陰富もろとも闇に葬られた-と伝えられる

▼株主総会シーズン。かつて暗躍した総会屋は今やすっかり姿を消した。宗俊よろしく相手の弱みにつけ込んだ密室取引もしょせんは株式市場が閉鎖的だった時代のあだ花か

▼もっとも開かれた市場はややマネーゲームの様相。見ようによっては公認カジノだ。総会屋に取って代わった強欲ファンドは目先の利益のためなら企業の破壊もいとわない。時代は変われど、世に強欲の種は尽きまじ-。ちと悲しい。(いばらぎ春秋)

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       「江戸の経済事件簿 地獄の沙汰も金次第」 内容紹介

      赤穂浪士から心中事件まで。江戸文化研究家が、歌舞伎、文楽
   落語、浮世絵に描かれた様々な金銭がらみの事件や出来事を解説。
   近代資本主義以前の江戸の経済についてわかりやすく説明する。



内容(「BOOK」データベースより)

 赤穂浪士に始まり、歌舞伎や近松門左衛門の文楽、落語などに出てくる、江戸時代に日本各地で起きた様々な金銭がらみの事件や出来事。江戸文化研究家が、それらが描かれた歌舞伎、文楽、落語、浮世絵などを取り上げながら近代資本主義以前の江戸の経済について多角的な視点でわかりやすく解説する。豪商から貧乏サムライ、遊郭の遊女、賄賂に宝くじまで、お金をめぐる江戸の人間模様を通じて、資本主義の行き詰まりがささやかれる今、経済と金の実相を江戸に学ぶ。

トップカスタマーレビュー

所得税のなかった日本   投稿者  木村 貴 

 いくら儲けても所得税はかからず、もちろん消費税もなし。金融業を営むのに免許は不要――。商人からの借金を強引に踏み倒す大名はいたし、生産技術の発達した今と比べれば生活水準ははるかに低かったのも事実だけれど、江戸には現代日本が失いつつある経済の自由があった。経済政策のあり方を考えるヒントにあふれた書。

 
こういう本を読みたかった  投稿者  聯合艦隊   

 日本史の教科書に書かれていないような江戸時代の人々の暮らしについて書かれていて、とても興味深く読めました。一つ一つの事柄を語句の説明から丁寧に解説してあり、自分の知りたかったことがたくさん書かれてありました。

 作者は歌舞伎の専門家だそうで、私は歌舞伎には全く興味がないのですが、それでもこの本は読んでよかったと心から思えました。自分が江戸時代にいるような錯覚を味合わせてくれました。タイトルをもっと中身に即したものにすればもっとよかったのにと思いました。「経済事件」というより「経済事情」的な内容だと思いました。

江戸期の歌舞伎・文芸から紐解く貨幣経済・金融の実情と変遷.  投稿者LAW人

 本書のタイトルには『江戸の経済事件簿』とあるが、『事件簿』と言うよりは江戸中期以降の文化(歌舞伎作品・各種読物・史料など)から観る、江戸期の経済事情を庶民的視線から紐解くものである。著者の経歴からは「江戸文化」や演劇に深い知見が見受けられる通り、トピックは実証的・史料考証的である。

 ただ副題の『地獄の沙汰も金次第』は些か抽象的・比喩的であり、結論として観ると江戸期の貨幣経済の浸透と金融業の発達を指すもので、トピックに直接した或いは特定の歴史事実を象徴するものではないと言うべきだろう。このページの「商品の説明」の弁を借りると、本書の趣旨は、「歌舞伎や近松門左衛門の文楽、落語などに出てくる……様々な金銭がらみの事件や出来事……近代資本主義以前の江戸の経済について……豪商から貧乏サムライ、遊郭の遊女、賄賂に宝くじまで、お金をめぐる江戸の人間模様を通じて……

 経済と金の実相を江戸に学ぶ」ものと言えようか。著者が江戸期の「歌舞伎」作品や文芸作品に造詣が深いので、(モノクロながら浮世絵などを多用し)それらが題材とした実際の事件(史実)を掘り起こし、江戸期の貨幣経済の浸透と庶民から大名に至るまでの経済・金融の諸問題を解き起こしているのはユニークな考察と思う。構成・内容は前記「商品の説明」及び「目次を見る」に譲り、以下では個人的に興味深いトピックを紹介したい。

 まず面白いのは、寛政期(19世紀初頭)の歌舞伎興業(幕府公認)劇場の収支の検証である(83~96頁)。概算であるが、年間約8400両の収入に対して、同支出は約7000両、都合約1400両の粗利となる(89頁)。これを座元(興業主)と金主(出資者)とで分けるらしい。目論見通り行けば美味しい商売だが、様々な要因(「火 事」、役者給金高騰)などで化政期には主要な3座の単年度で各々約2500~5000両の赤字、累積では「50万両前後の大借」とあるから、現実は大変に厳しかったようである(91頁)。

 次が寺社の(幕府公認の)「富籤」である(209頁以下)。現在の「宝くじ」が「組違い賞」や「前後賞」を含めて、当時の寺社「富籤の模倣」と言うが(210頁)、当時の主宰者の取り分が「3割」(うち2割は諸費用)で「当選金は7割程度」なのに、現在の宝くじの還元率が45%と言うのは謎であると言うほかない(還元率は法定)。

 これに関連して、何時の時代でもあるのが“非公認”モノ(「陰富」と言う私設富籤)で、公認のものより還元率が良いと言う(213頁)。水戸藩がこの私設富籤で“恐喝”されたとされる事件の顛末も取り上げられている(166~175頁)。この事件(真偽不明)は幕府に近い水戸藩の不正行為と言う性質からトリビアとして著名なエピソードだが、捕縛及び「獄死」の原因も不明なため(170頁)、「河内山宗俊」に関する後世の脚色・潤色の余地は排除できないところである。

 ただ著者は(その史料性の当否は格別)『藤岡屋日記』を典拠として参照しているので一考に値しようか。全体的に江戸期の歌舞伎・文芸の題材から、実証的・分析的に当時の経済・金融の諸問題を読み解くユニークな1冊である。

 斯く言う(珍念)のコメントは『空き樽は音が高い』 ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

ゴーヤー

Goya


          今年もゴーヤーを植えて緑のカーテン作りに挑戦している人は
          少なくないだろう。夏を涼しく過ごす工夫として、住宅地ばかりで
          なく、学校や役所など公共施設でも見掛けるようになった




たまに、日当たりはよいのに、つるや葉の数が少ないものがある。何が違うのか。育て方を聞き合点がいった。ゴーヤーは本葉が6枚になったらつるの先端を切るとよいのだ。すると、複数のわき芽が出て子づるが広がる。時期を見極めた一手間が、その後を大きく左右する

▼市街地で気軽に農業を体験できる市民農園が注目されている。県内では、企業が仲立ちして耕作放棄地を貸し出すスタイルが広がり始めた。市民農園では今、夏野菜作りが盛んだ。人気のトマトは、わき芽が出ると小さいうちに取り除くのが栽培のこつだ

▼栄養を実に回し、葉が茂りすぎて日当たりや風通しが悪くなるのを防ぐという。同じ野菜だがゴーヤーとは正反対だ。個性や能力に合わせた育て方がある。その心得は子育てにも通じるところがある

▼今春、法政大教授を退職した教育評論家の尾木直樹さんは教育現場の現状を憂い「競争主義から脱却して、個に寄り添わないと」と訴える。子どもたちへ「相手の心を想像できる共感力を育んであげて」とも

▼農園や庭先では子どもたちが野菜の世話をする姿も見る。一株ごとに目を配って、水や肥料をあげる顔は輝いて見える。胸の中には他者を思いやる力がしっかりと根を張り、太く、まっすぐに育つことだろうと思う。【日報抄】

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          このコラム 『的を射る』 ・・・
  
        珍念のコメントは『的を外す』 ( ゚д゚)ポカーン



紅蓮の炎

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          苦しみもだえる男になおも鞭(むち)をふるう。

          「どうだ、もうちょっといけそうか」。聞いているのは車の御者。
          この車は人間の苦痛で発電し動く。ときどき、神経が麻痺して
          痛みを感じなくなってしまい、動かなくなる。劇作家ケラリーノ
          サンドロヴィッチさんの『祈りと怪物』にそんな場面があった


▼あの車が苦痛ならこの車は何で動くか。その御者は国民の支持の高さというかもしれぬが、その車は国民の意見対立によって動いている。そう見える

▼その車とは現政権である。愚かな空想であればよい。しかし首相が最近、今秋の臨時国会閉幕前に自民党改憲案を憲法審査会に提出したいと表明したあたりに、どうしたって疑いは強まる

▼その車の動かし方はこうである。国民の間で賛否の分かれる難問を提示する。当然、意見は対立し、賛否双方で憎しみに近い感情が醸成されるのだが、その対立が強まるおかげで、首相は何割かの強固な支持を確実に手にできる

▼それが政権の動力源であり、何があろうと一定の支持率を維持できる秘密かもしれぬ。特定秘密保護法、安保法、共謀罪。今度は自民党改憲案。休むことなく国民を揺さぶり続けているのは休めば、その車は動力源を失い、止まってしまうせいだろう

▼「どうだ、もうちょっといけそうか」。御者の問いに国民はもうそのやり方にへとへとになっていると答える。【中日春秋】

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           このコラム 『言い得て妙』・・・
           それにしても、安倍首相は
           「古今無双の策士」なのだ







   斯く言う、変人の(珍念)も、腹黒い策士なのだ!

   あ・・『数をいうまい羽織の紐』 ゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

「人生は要約できない」

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                       伊坂幸太郎さんの小説『モダンタイムス』に
                       「人生は要約できない」というせりふがある。
                       学歴とか就職とか結婚とか、そんなトピック
                       だけで人生は語れない。要約したら消えて
                       しまう、昼ご飯やおむつ替えや、日々の取
                       るに足らない出来事こそが人生だと





▼「闘病」の一言などではとても要約できないだろう。乳がんを公表していたフリーアナウンサー小林麻央さんが、亡くなった

▼二人の幼子の母親として、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの妻として、他人にはうかがい知れぬ濃密な時間を過ごしたのではないか。病状を日々ブログに書き込んでもいた。34歳の女性の、凛(りん)とした生きざまを思う

▼いまや二人に一人は罹患(りかん)する、とも言われる病である。一方、早期発見なら治療も可能な時代でもある。不安を抱える経験者に、地域全体でのサポートが大事になる

▼八戸市の長者まつりんぐ広場で昨日、がんに負けない社会を目指して、病の経験者や家族らが24時間ウオークするチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ」が始まった。参加した経験者が見せる笑顔が実にいい。今、そこにいられることへの感謝の思いが、自然に作りだす輝きであろう

人生に「がん」と書き加える日が自分にも来るかもしれない。人ごとではない。やれるのは一つしかない気もする。要約したら消えてしまう、平凡で大切な日々を、懸命に生きることである。【天鐘】

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            日本人の2人に1人がかかり、3人に1人の命を奪う。


 

『モダンタイムス』商品の説明 内容紹介

  恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

カスタマーレビュー

遂に完結   投稿者  Amazon カスタマー

個人的には、今のところ伊坂さんの作品で一番好き、というか印象に残っている作品です。ここまで長くに渡って広がってきた謎であったり、敵との決着がついていくのはやはり気持ちが良いです。

不完全燃焼的な終わり方だからこそ、考えさせられるところもあり、他の伊坂さんの作品とは差別化を図っている部分でもあると思いました。ネタバレにもなりますが、主人公の能力が覚醒した時は、ちょっとウルっときましたね。

「魔王」を読んだ人は是非こちらも。 投稿者  RB

この作品は、「魔王」の続編となっています。私は何も知らずに先に「モダンタイムス」を読んでしまい、その後に「魔王」を読みました。もちろん、単独の作品としても十分に読めます。

でも、やはり「魔王」「モダンタイムス」の順で読むほうが、登場人物の性格形成など理解しやすいかと思います。「魔王」だけだと完結しきっていない感があり、もやもやしますが、続けて読むときちんと完結したなと思えるでしょう。

ただ、この作品はストーリーを楽しむという意味においては、やや物足りないかもしれません。作者のメッセージがこめられた作品だと思うので、それをどう受け取るかによって、この作品の評価が分かれるところ。




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       斯く言う(珍念)も【悪性リンパ腫】を18年前に
       患いましたが<摩訶不思議な出来事>で虎口
       をのがれました。







小欄の「珍念の誓い」にるる・述べています!

 幸いに癌が発見できたら、幸運です 喜んで下さい。胃 大腸 癌 など 毎年受診されていられる人は見っかつても 初期ですから命を落とすことは、まずなさそうです。 韓国の人気ドラマ「チャングムの誓い」で 医女 チャングムは

 病は医師が治すものではない。病は患者自身が治す!

 
言い得て妙です。スペインの諺に「百人の医師を呼ぶより、夜食と夜更かしをやめよ」と。

恩師の教え 「心の壁」を破り続けること
 
 「心とは、まことに不思議なものである。 心が変われば、環境が変わる心から、そうしたいと願えば、現実もそう動き始めていく、自分自身が強く心に決めれば、不可能を可能にしていく道が拓かれる。」

 ともあれ。末期癌との闘いは総力戦です 友情も、親子愛も、夫婦愛も、人間愛も、すべてが武器になる。そのすべてを動員しなければならない。医師による治療は、総力戦の一端を担うものでしかない!いわれる治療の根底にあるのは心を最大の武器にして鍛えあげた時に、どんな病気も駆逐できる!人生も病気も「闘い」を忘れたら勝利はない。闘いが医学では説明のしょうがない「奇跡」を起こす!

小宇宙としての人間は無限大の可能性を持っています。だから私も1%の可能性(希望)が有る限り挑戦の人生を続けて生きたいと決意しています。

 

「一喝」

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          「三国志演義」といえば、中国・三国時代の史実にフィクション
          を交えて描いた歴史小説。強烈な個性を持つ英雄や豪傑の
           活躍と、人間ドラマが民衆に親しまれた








▼登場人物の中に「一喝」、すなわち怒鳴り声一つで相手を震え上がらせた猛将がいる。蜀を建国した劉備、義理堅い関羽と義兄弟の契りを結んだ張飛である

▼「キーワードで読む『三国志』」(井波律子著、潮出版社)を参考にする。時は208年、魏の曹操の大軍が長坂(ちょうはん)へと攻め込み、劉備軍は次第に追い詰められた

▼長坂橋に陣取った張飛は気合を込め一喝した。「我こそは張翼徳なり。命がけで勝負する者はおらんのか」。雷鳴のような大声に曹操軍は足を震わせ、2度、3度繰り返すと一斉に逃げ出したという

▼武器も使わず大軍を撃退した驚異の一喝は橋さえ砕いたとされる。後世の講釈師は真似(まね)ようがなく、口を大きく開けて目を見張る格好だけ。「沈黙の芸」を披露したらしい

▼核・ミサイル開発を強行する北朝鮮。歯止めを掛けるべく米中両政府が初の外交安保対話を開いた。米国は中国の対応が不十分だと制裁強化を迫った

中国は何しろ北の兄貴分で影響力は大きい。米国は「中国の一喝」に期待し打開を図りたいようだ。しかし中国は「対話が優先」と全く煮え切らない。まさか「沈黙の芸」を演じるつもりでは、と疑心暗鬼になる。【越山若水】

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Baji


    
      コメントは『蛇足』・・・・

「何のために生きる。今の俺は昨日の俺に勝てるか」

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“怪童”と呼ばれた人の壮絶な言葉が残る。
「何のために生きる。今の俺は昨日の俺に勝てるか」。1998年、29歳で他界した将棋の村山聖(さとし)九段である


◆プロを志し、ふるさとの広島から大阪に出てきたのは中学生のとき。幼いころから病魔に侵されながらも、全身からほとばしるような情熱を盤上に注ぎ「東の羽生、西の村山」と世にいわしめた。太く短いその生涯は、大崎善生著「聖の青春」に詳しい

◆早世の天才が存命ならば、現代の怪童をどう見ただろう。30年ぶりという偉業に、ふとそんなことを思う。まだ14歳。藤井聡太四段が歴代最多に並ぶ28連勝を達成した

◆中学生がデビューから負け知らず。そのあたりからして次元が違う。当人は「運がいい」とはにかんでいるが、強さは日を追って増しているらしい。まさしく「昨日の俺」を踏み越えて…のすごみがここにある

◆おかげで世間は大変な将棋ブームだそうだ。子どもたちが教室に押しかけ、入門セットが飛ぶように売れている。棋士の名も知られるようになった。藤井流にいうなら、棋界にめぐりきた「僥倖(ぎょうこう)」かもしれない

◆ただひたすらに名人位を追い求めた村山九段が書き残している。プロになってから「60連勝すれば名人になれる」と。60連勝? まさか。【正平調】

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               歴代最多に並ぶ28連勝
               を達成した藤井聡太四段








「聖の青春」 内容紹介

  重い腎臓病を抱え、命懸けで将棋を指す弟子のために、師匠は彼のパンツをも洗った。弟子の名前は村山聖(さとし)。享年29。将棋界の最高峰A級に在籍したままの逝去だった。名人への夢半ばで倒れた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動ノンフィクション。第13回新潮学芸賞受賞作(講談社文庫)

トップカスタマーレビュー

将棋の世界がこんなに奥深いなんて。 投稿者  尾田 真里

▼実は、村山さんがご存命の時に何回かテレビで見た事があります。まん丸ほっぺでこんな可愛い棋士さんがいるんだ、って思ったんです。棋士の方は盤とにらめっこだから、太りやすいのかな?位にしか思ってませんでした。それがこれ程壮絶な病と戦ってたなんて知らずに、また、病であるという様子すら見せてなかった村山さんには本当に驚きました。トーナメントで見た時も落ち着いてて、本当の意味で人の上に立つ名人だったんだと、これを読んで解りました。

▼どの写真を見ても、真剣さと真面目さが現れてて、もしもご存命であるなら、どれだけの人が彼にカリスマを見るのかな、って思うと、本当に惜しいと思います。とても読みやすく、閉じると用が片付いたらすぐ開いて一気に読んでしまいましたが、繰り返し読みたい一冊です。マンガも読みたいし、映画も見たいと思います。

文句なしの星5つ  投稿者  アマゾン花子   

▼年をとると、嘘くさい「感動モノ」には泣けなくなりますが、こちらはどれだけ苦労を重ねてきた人でも、いや、重ねた方こそ感動できる深みがあります。 ちょうど「いい事」ばかりを書いてある育児書を読みもやもやとした後だったのですが、「人には優しく」「人に迷惑をかけずに」そんな世の中に幅を利かせる正論をぶっとばしてくれました。 表面的な優しさや世渡りのうまさが、限りある人生で、終わりの瞬間にどれだけの価値があるでしょうか。

▼挫折した友人を「負け犬」と呼ぶ。 面倒を見てくれる母親に辛く当たる。 身なりは汚く気遣いもない。 そんな村山の不器用な優しさに胸を打たれます。 ノンフィクションです。登場人物に主役を際立たせるための「わき役」は一人もいません。 みなそれぞれが自分の人生を持つ主役で、悩み、苦しみ、喜び生きています。 

▼人は最後には一人、でも皆同じようにたった一人で歩いているのだと気付いた時にたったひとりの寂しさは消える、そんなことを考えました。 自分の領域を守り、他者の領域を侵さず、「上手に」他者と付き合う事ばかりを目標にする風潮がありますが、時には人と深く関わり、ぶつかり、喧嘩し、傷つき、立ち直り、そういう事も大事なのじゃないかと考えさせられました。 おいにもめいにも父にも母にも友達にもプレゼントしたいと思える一冊です。 ぜひ読んでみて下さい。

買って良かったと心底思える本  投稿者sky

▼村山聖の歩み、信じられない奇跡の人が生きていたということ、そしてその村山とともに生きた人達、それをこうして書き残してくれていなければ私は将棋も世界が違うと認識し、その事実さえ知ることもなく、と思うと筆者には感謝としか表しようがないです。[調子のいいときなんてないんだよ]お金を破り[死んでしまう人間にはなんの意味もない]と言いながら他の人よりも早く死んでしまう運命を受け入れてなお人間として生きることをやめず全うした村山聖。

▼その事実はもの凄く大きな影響力がありました。日々の疲れや我が儘やストレスなんかは遥か遠くに浄化されるようなそんな力を持つ本です。村山聖と筆者が巡り合わせたのも稀有な事実でありそのなにか目に見えない大きな力、巡り合わせに感謝としかいえません。 

斯く言う(珍念)将棋愛好家ですが、余り上手くない!

性格は将棋の駒の『桂馬』のようです。

桂馬の高飛び歩の餌食
桂馬の特徴として、前には飛び越えて進むことができるが後に下がれないことです。
うかつに跳ねていきますと「歩」に頭から攻められて、やられてしまいます。

三桂あって詰まぬ事なし
桂馬が3枚あればだいたい詰むということ。

今日もパソコンで、将棋の対局をしています 
あ・・(終盤は駒の損得より速度)  モジモジ(。_。*)))

ずるい生き物

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                 人間とは何ともずるい生き物である。個人レベルでは
                 心優しく善良なのに、集団社会になると平気で悪さをする。
                 誰も見ていない、他の人もやっているから…と







▼それを証明する興味深い実験を英国の動物行動学者、メリッサ・ベイトソンが行っている。その詳細が「モラルの起源」(亀田達也著、岩波新書)に載っている

▼お金を払えば自由にコーヒーを飲める機械がある。自主的な代金納入が前提で、ただ飲みする者がいたら運営は厳しい。とはいえ見張りを立てるとコストが大きい

▼そこでコーヒールームにこんな仕掛けを施した。ある週はきれいな花の写真を飾り、次の週は人の目の写真を貼りだした。数種類を試したところ、人の目の写真だと代金の回収率が大幅に改善された

▼中でも「怖い目」が最も効果的だったという。ベイトソンは「誰かに見られている」「規範を破ると罰則を受ける」と案じる気持ちが、社会規範の逸脱を防いだと分析した

▼内閣支持率が急落した安倍晋三首相が、加計(かけ)学園問題など通常国会での強気の答弁を謝罪した。その理由は「他人の目」に恐怖心を覚えたからだろう

▼「真摯(しんし)に説明責任を果たす」と低姿勢を示したものの、特定秘密保護法や安全保障関連法の局面も乗り越えた自信か、端々に「安倍1強」のおごりが見え隠れする。独走する政治のブレーキは「国民の目」である。【越山若水】

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              この人には
      『天知る地知る我知る人知る』の諺をお贈りします。



「モラルの起源」 商品の説明 内容紹介

 群れで生きるための心の働きを、進化的に獲得してきたヒト。しかし、異なるモラルをもつ人々を含む大集団で生きる現代、仲間という境界線を越えて、人類が平和で安定した社会をつくるにはどうすればよいのか。心理学などの様々な実験をもとに、文系・理系の枠を飛び越え、人の社会を支える心のしくみを探る意欲作。

内容(「BOOK」データベースより)

 私たちヒトは、うまく群れ生活を送っていけるように、その心を進化させてきた。しかし、「群れ」や「仲間」を大きく超えて人々がつながる現代、私たちが対立を乗り越え、平和で安定した社会を築くにはどうしたらよいのか。「実験社会科学」という新たなアプローチで、メタモラルの可能性を文理横断的に探る意欲作

トップカスタマーレビュー

 非常に面白いが規範と事実の関係はさらに検討が必要  投稿者  お気に召すまま 

 人文社会科学では、思考実験ではなく実際の実験はあまり行われてこなかったが、現代では、心理学を中心に活発に実験が行われている。本書は、倫理やモラルの問題を、実験によって吟味しようという試みである。さまざまな選択を迫るゲームを人間に行わせ、その際に人間はどう感じるか、そのとき脳のどの部分が活性化しているかなどが測定される。他者の行為に共感を感じるか反感を感じるかによって倫理的な是非を決めることは、アダム・スミスが『道徳感情論』で精緻かつ体系的に行っているが、その共感/反感を心理学実験で確かめようというのが本書の前半である。

 自他融合的な身体化された無意識の「共感」と、他者の視点を取る自他分離的な「認知的共感」の区別は、言語を媒介とするヒトと動物との違いも明らかにする、非常に興味深いものである。実験の結論は、おおむねスミスの考察を裏書きしているように見える。そして本書の後半では、「分配の正義」という規範を、巧みな実験を通じて「事実として」確かめようとしている。ただし、実験の結果によって規範の正しさが「裏付けられる」としても、その関係は微妙である。ある実験が、「ある規範に従って行動する人が多数である」ことを示したとしても、それは「その規範を正しいと思っている人が多い」という事実を明らかにしたのであって、規範そのものの正しさを明らかにしたわけではない。

 適正な分配を尋ねる「最後通告ゲーム」を、文化人類学的な未開の小規模社会で実験した結果は面白いが、それを市場経済の浸透度と結びつけることは、たとえばアリストテレスも「比例的な配分的正義」を主張していることを考えると、別の解釈が可能かもしれない。ロールズの正義論の「無知のベール」を「リスクヘッジ」(最悪を想定する保険の思想)と解釈して実験を行った著者の試みは、とても刺激的だった

付和雷同はヒトの常だが、「寅さん」のような人情家が最終的に高い評価を得る 投稿者ib_pata

  2012年にNHKで放送された『ヒューマン』シリーズを学術的にまとめたような印象。ヒトは社会の中でしか生きられないので、その中で安定的な地位を保たねばならないが、戦略上、最も有効なのが周りを気遣い、時には自分が損をしてもヒトを助けるような「寅さん」みたいな生き方だそうです。若干、ヒトの目を気にしすぎるのでは、と思われるようなこうした生き方は、狩猟社会の時からの平等を気にする性質がさせている、という理由もNHKの『ヒューマン』と似ているな、と。

 こうした内向きな傾向は現代においても、例えば、社会政策では、思わぬ不合理を生むそうです。どういう分配が好ましいか人々に問う実験では、社会全体の資産総額が小さくなっても格差が少ない社会を求める傾向がハッキリとみてとれるそうです(p.142-)。

 ここで、ハタと思いついたことがありました。

 多くの人々が基本的にはこうした考え方であるとすれば、資本主義社会では逆に大きな勝負に出るような性格のヒトというのが成功するのではないのかな、と。日本でも「今の日本社会にはアニマル・スピリットを持った資本家が少ない」なんてことをよくいいますが、資本主義社会で極く一部の人間が成功して、大多数の人々が平等に貧しくなるというのが、人類の宿命なのかな、みたいな。

 ゴシップを通じて他者の本当の利他性についての情報を得ることで、評判の良い人と付き合い、悪い人は避けようとする。付き合う相手として他人から選ばれることは、集団生活を選択したヒトにとって適応条件となり、ツイッターやLINEではその影響が大きくなる、というあたりも面白かった。

これ以上は『蛇足』 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

「命懸けでやった結果や否や」

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 硬貨を投げ上げ、50回続けて「表」になることはあるか。100万人が毎日6時間、その途方もない奇跡を求め一心不乱に投げたなら900年に1回達成できるらしい。数学者による計算を川上哲治さんが紹介していた

▼名打者であり、巨人軍の日本シリーズ9連覇を果たした名将だ。著書の冒頭にこの計算話を持ち出した。むちゃだと思ってはおしまい。困難だろうとも勝って勝ち抜いて勝ち続けることが、プロの値打ちだというのだ

▼監督としてV9が始まる前の4年間は勝ったり負けたり。シーズン後にオーナーに報告にいくと「命懸けでやった結果や否や」と問われたそうだ。あまりのプレッシャーに胃がきりきり痛みそうだ

▼14歳の心はどうか。将棋の藤井聡太さんが勝ち続ける。あの内村航平さんの告白を思う。体操個人総合で春に全日本10連覇を成し遂げた際、連勝街道を「地獄」と例え「ここで負けた方が楽になるんじゃないかと思った」と打ち明けた

▼藤井四段は、はた目には涼しげである。うつむき加減に話すさまは少年、だが大人に勝る謙遜の語を操る。座右の銘を書いた扇子は瞬く間に売り切れた。「拙い字ですが…」と、はにかんだ

▼「大志」と書いた。のぞき込む小さな盤上から、無限の可能性が膨らむ。ひたむきな横顔を見ると、夢の中身を問うのもはばかられる。「大志」の立派な字に、ずきずき胸が痛む大人も多いことだろう。はて「拙い」という言葉を覚えたのは何歳だったっけ、と恥ずかしくなるのだ。【日報抄】

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      珍念のコメントは 『蛇足』!

「共謀罪」法に思う!

Conosekai


      すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。
      昭和19年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家
      の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏してい
      くなかで、日々の食卓を作り出すために工夫を凝ら
      す。だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった
      呉は、幾度もの空襲に襲われる。すずが大事に思
      っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお
      毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和
      20年の夏がやってきた。




 2016年、大ヒットしたアニメ映画「この世界の片隅に」でこんなシーンがあった。戦時中、広島県の呉に嫁いだ主人公「すず」は絵を描くことが大好き。軍港に並ぶ軍艦を描いていて憲兵に見つかり、スパイの嫌疑をかけられる。

 ▼誠実で優しいが、おっとりしていて不器用。そんな彼女にスパイなど務まるはずがない。家族は大笑いしてすずを慰めたが、庶民同士でさえ監視し合った息苦しい時代。法律を厳格に当てはめれば、当然起こり得ることだろう。

 ▼これを思い出したのは「共謀罪」法について、高知新聞に載った10代の若者たちの意見を読んだから。監視社会への懸念が根強い一方、「自由やプライバシーが多少制限されても安全な方がいい」といった声もあった。

 ▼共同通信の世論調査で安倍内閣への支持率が44%に急落する中、30代以下は52%と最も高い。若年層の権力への「信頼」がうかがえよう。ただし「少しぐらいなら」「これくらいは」と譲歩を積み重ねる。行き着いた先が、あの悲劇だったことも忘れてはなるまい。

 ▼与党の強引な国会運営や加計(かけ)学園の問題解明への後ろ向きな姿勢。それらが支持率急落に直結した。それでも「世論はすぐに忘れる」と政権側。高をくくっているというから恐れ入る。

 ▼「首相をいさめる人はいないのか。『自民党よ、しっかりしろ』と言いたい」。50年来の支持者だという高知県民の、この怒りの声もどこ吹く風なのか。【小社会】


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アニメ映画「この世界の片隅に」 トップカスタマーレビュー

ずっと見たかった、見れてよかった  投稿者でででん

 疎開していた祖父母から伝え聞く話をそのまま映像化してくれたような作品だった。体験したわけじゃなく、行ったこともない場所なのに、昔からよく知ってる風景のような気がした。
これは戦争を主題に描いた話ではなく、戦争時代に人々がどのように生きていたかを描いている作品。こういうの見たかった。

昭和生まれは、必見‼︎  投稿者ビットマン

 時代の空気感をここまで再現出来るとは、圧巻。世代を越えて観れば分かる良さです。
特に昭和生まれには、必見です。

素晴らしい映画です。 投稿者 キン

予告を少し観ただけで、即買ってしまいました。素晴らしい映画です。

2500円で購入 悔いなし 投稿者Amazon カスタマー
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 戦争中の悲しみにフォーカスするではなく、あるがままの日常を丁寧に描いている気がしました。もっと早く知っていたらクラウドファンディングに参加してエンドロールに名前を残したかった。蛍の墓は悲しくて悲しくて何度見ても泣いてしまいますが、「この世界の片隅に」は1回目見終わった後に放心状態になりました。

 最初、絵が幼稚だな~なんて思いながら見た私が恥ずかしい。
全てが素晴らしかったです。もちろん、のんさんの声、文句なしに素晴らしかったです。

読者の皆さまへ・・・『百聞は一見に如かず』をお贈りします! (o^-^o)

世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です

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 自宅近くの飲食店の壁に、福沢諭吉の「心訓」なる額が飾られている。訪れる度に目がいくそれには、例えばこんなくだりが-。<一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です>


▼調べてみると、どうやら福沢の作とは言えないもののようだが、一つ一つはどれも身に染みる高邁[こうまい]な訓で[おしえ]ある。<一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です><一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です>

▼さらに挙げれば、<一、世の中で一番尊い事は、人の為[ため]に奉仕し決して恩に着せない事です>。わが身を振り返らざるを得ない言葉の数々。もう、手遅れかも

▼そこはおかせてもらうとして、ふと「全体の奉仕者」に思いが至るのは世間をにぎわす森友・加計問題があるからだろう。霞が関の官僚の面々には当然、国家、国民のために力を尽くす誇り、使命感があるはずだが、昨今はどうも気になる

▼文書が「ある」だの、「ない」だの。総理の意向発言が「あった」だの、「なかった」だの。明晰[めいせき]な頭脳の持ち主であろう人たちが苦しげに話す姿は見るに堪えない。それが人事権まで掌握する政治主導の成せる業とすれば、その罪は重い

▼財務官僚から弁護士に転じた山口真由さんは自著『いいエリート、わるいエリート』(新潮新書)で辞めた理由を語っている。「この国という存在が、自分が全力をかけて信じる対象になっているかどうか…私の答えは『否』でした」。「否」が増えないことを祈る。【新生面】

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        このコラム『的を射る』


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         『いいエリート、わるいエリート』商品の説明
         内容紹介地アタマより努力、ありのままより
         向上心。東大法学部をオール「優」の成績で
         首席卒業、財務官僚から弁護士に転じ、ハ
         ーバード留学―「非の打ちどころのないキャ
         リア」の裏側を明かす、体験的エリート論!



内容(「BOOK」データベースより)

 東大法学部在学中に司法試験と国家公務員1種に合格、成績はオール「優」で首席卒業、財務省に入り、弁護士に転職、ハーバード留学―そんな「非の打ちどころのないキャリア」は、どのようにして獲得されたのか。その裏にはどんな苦悩があったのか。エリートになりたい人、子どもをエリートにしたい親、エリートなんて鼻持ちならないと思う人へ、自らの半生をもとに本音で語る体験的エリート論!

カスタマーレビュー

 非常におもしろかった。 投稿者  後生畏るべし

 純粋に頭がよくなりたいと思い、駅の本屋をぶらりと立ち寄り、見かけたので購入。一気に読みました。 ひたすら勉強する。確かに頭がよくなりそうだ。大学受験の予備校の授業を受けてみたが、商業的と判断し、自分で勉強した方が、時間が有効に使えると判断。

 要は予備校の授業は無駄だと一喝。司法試験も死ぬほど勉強した。トリップした状態も記入。財務省に入省。試験の時の上司の言葉、「つまらない人生だな」という状況。法案等の対応なども面白い。午前3時にフラフラになったときの上司の言葉、そして弁護士、ハーバード大学での苦闘の日々。

頭がよくなるにはこれほどやらなければならないのか。

 電車の中で、この本をで読んでいるときに、近くで高校生(受験生か、浪人生か?)が予備校の教師の評価をして東大が問題が云々カンヌンと大きな声でしゃべっていたが、なんとも虚しく聞こえている。

 空き時間があれば、何かしら勉強すべきことを教わった様な気がします。7回読んでとにかく暗記をするという著者の姿勢、これも参考になります。だいたい7回も本は読みませんが、覚えるべきことはこのくらいやれば覚えるのでしょう。以外とシンプルなのかもしれません。

 勉強の効用は、忙しい時に整理をして自分を失わずに対処していくことであり、気分的に非常に助けになりました。


山口さんの本の中では一番! 投稿者 nekomusume

 東大や財務省のエリートの具体的なエピソードが綴られた、読んで楽しい一冊。学歴の低い人も楽しく読めます。エリートへの考察もされており、学歴が高いけどどうやって生きていけばいいの?となんとなく不安な人には、これからの人生を考えるよいきっかけになると思います。

 山口さんの他の本は内容がなく、中身が薄いものが多いと感じていましたが、これは読み応えがありました。

 珍念の脳裏に、マハトマ・ガンディーの名言が思い浮かぶ!

【名言】ガンジー「7つの社会的罪」

1.理念なき政治 

2.労働なき富 

3.良心なき快楽 

4.人格なき学識 

5.道徳なき商業 

6.人間性なき科学 

7.犠牲なき信仰

マハトマ・ガンディー 1869年10月2日-1948年1月30日暗殺

 これ以上の、コメントは『蛇足』 ((w´ω`w))

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