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2018年11月

悍ましい、「ゲノム」編集技術

Siki


                  修行で神通力を身に付けた四人の兄弟が森で動物の
                  骨を見つける。十一世紀のインドの説話集『屍鬼(しき)
                  二十五話』の一つだ。一人が力を使って骨に合った肉を
                  作る。二人目は毛と皮を、三人目は体全体を生み出した。
                  姿を現したのはライオンだった


▼四人目の神通力は生命を与えることだ。力を使うと、猛獣が牙をむいた。<自分の創造者である四人に跳びかかって、彼らを殺してしまいました>。命の創造に関わる領域に、人が安易に踏み込めばどうなるのか。破滅の物語に見える

▼神通力に、発展著しい現代の技術が、重なるようだ。遺伝子を自在に改変できるゲノム編集技術を人の受精卵に適用し、双子の女児が生まれた。中国の研究者が、主張しているという

▼本当であるならば、遺伝子が書き換えられた人が生まれた初の例だが、越えてはいけない一線の向こうに踏み入ってしまった初の例かもしれない。中国国内からも、強い非難の声が上がっていることに、ほっとする

▼昔なら神の業にも思える技術が手の中にある。行使への誘惑は膨らんでくるだろう。ただ、それを思うまま使ったときに、どんな悲劇が起きるのか。われわれは正確に分かっていない

▼物語でいうならば、悲劇に見舞われたのは、四兄弟だけではない。ライオンの咆哮(ほうこう)もまた悲しみを帯びているだろう。一線を越えるのは、説話の世界にとどめたい。【中日春秋】

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             「ゲノム編集」
とは
             約31億塩基対あるヒトゲノムの特定の部位で
             外因性の遺伝子を追加・挿入、遺伝子変異を
             修除できる最新の遺伝子工学技術


「パンドラの箱」をこじ開ける、愚かさに、言葉もでない!

『屍鬼(しき)二十五話』 トップレビュー

高価ですが一度読んでほしい一冊 投稿者 macaot

※もうシチュエーションだけで興味津々な作品。
背負った死体が物語を聞かせてくる。一つ話し終わるたびに、その話の結論を死体は質問してくる。それに答えると死体は元の場所に戻ってしまう。また死体の場所まで戻り、根気よく死体を運びだすがまた死体から話を聞かされ・・・・・・・凄いですよね。

※話の中身もこれまた急展開(どっちかというと「超展開」)が多く、神のために自分を捧げてサクっと死ぬ・・のは当たり前みたいな。でも神の御加護ですぐ蘇ったり。一風変わった、神話に近い話という雰囲気。めちゃくちゃ面白いです。ぜひ一度読んでみてはどうでしょうか。

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  『百聞は一見に如かず』 

「光姫」に思いをはせる

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        室町時代に山形の礎を築き上げた斯波兼頼から続く斯波家
        に後代、一人娘が生まれた。名は「光姫(ひかりひめ)」。早く
        に母を亡くすと、仏心の厚い乳母の下で名前の通り輝くような
        美女に成長し京都から公達(きんだち)を婿に迎えたという。


▼この結婚で横恋慕に狂った鮭川の領主が2度にわたって姫の略奪を試みたが失敗、処刑された。衝撃を受けた姫は尼となり観音巡礼の旅に出た―。最上三十三観音巡礼の起源とされる「光姫伝説」のあらましである。現在、有志の手により伝説を題材にしたCD制作が進む。

▼歌手葵ひろ子さんらが鮭川村の庭月観音を訪ね「光姫満願達成碑」にプロジェクトの成功を祈願したと18日付の本紙が伝えている。「光」といえば、こちらは2年連続での「満願成就」である。山形商業高の産業調査部が全国高校生徒商業研究発表大会で最優秀賞に輝いた。

▼中心商店街でのプロジェクションマッピングや花店、洋服店の照明演出など光を切り口にした商機創出の取り組みが高評価を得た。記念写真に納まる「産調ガールズ」の笑顔が眩(まぶ)しい。地域の課題に主体的に向き合う若者の存在は、人口減少に悩む地方にとって一条の光だ。 【談話室】

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Kandou 


         感動しました。
         「光姫伝説」
         読みました!

二足のわらじを履く町職員

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   大リーガー大谷翔平選手の二刀流もすごいが、平安時代の役人、小野篁の(  たかむら  )二足のわらじはさらに上をいく。なにせ昼は朝廷夜は閻魔(えんま)庁つまりこの世とあの世の役所で働いた。

 ▼今昔物語によると西三条の大臣藤原良相が閻魔大王の前に引き出された時、居並ぶ冥官(みょうかん)のひとりに篁がいて、閻魔に「この日本人は心正しい人だから許してほしい」と嘆願したおかげで、この世によみがえった(「日本の歴史を変えた302人」主婦と生活社)。

 ▼新富町は、町職員の副業許可基準を明確化した内規の運用を10月1日から始めた。平たく言い直せば町職員が勤務時間外に副業を持ち、いくばくかの収入を得ることを認めるということ。ただし対象となる副業の範囲、種類は限られる。

 ▼町によると、継続的で公益性の高い地域貢献活動や地域活性化に寄与するもので具体的にはスポーツ少年団コーチや試合審判、高齢者の買い物支援を行うNPO法人の職員のほか人手が足りない農家の手伝いなど。ありがたく、うれしいことに新聞配達も含まれる。

 ▼篁の計らいで生き返り、病も癒えた良相が冥土でのことを篁に尋ねると、彼はちょっと笑みを浮かべ「先年のご親切のお礼に(閻魔大王に)申しただけのこと。決して口外はなさらぬように」と念を押した。かっこいいことこの上ない。

 ▼本業の仕事に影響しないという前提での話だが地域が助かって、人材不足が緩和されるなら結構なことだ。県内初の試みがうまくいけば同じ事情を抱える他の自治体も後に続くだろう。まずかっこよく履きこなしてほしい二足のわらじだ。 【くろしお】

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     このコラム『頂門の一針』 痺れる!

「帝王」の上に立つ男

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  「太平洋のシーザー」と呼ばれた男がいた。米元帥ダグラス・マッカーサー。太平洋戦争を指揮し英雄となった。終戦後は連合国軍最高司令官として占領下の日本に君臨。天皇をもしのぐ権勢が古代ローマの「帝王」になぞらえられた

▼その男が1951年春、突然解任された。朝鮮戦争への対応を巡り、トルーマン大統領と対立したためだった。日本人は「帝王の上に立つ男」がいることを知った

▼米大統領は行政府を束ね、世界最強の軍を指揮し、元首として国を代表する。人事権は特に強大だ

▼トランプ大統領は中間選挙後、セッションズ司法長官を更迭し、その力を見せつけた。マティス国防長官らの更迭も視野に入れているとされる。閣僚人事は大統領の権限で、法的な瑕疵(かし)はない。問題は動機である

▼司法長官はロシア疑惑の捜査を監督する立場にある。ロシアが米大統領選に介入したとされる疑惑だ。ところが、セッションズ氏自身がロシア側と接触していたことが発覚。疑惑の当事者となったため、捜査と距離を置いて中立を保った。これがトランプ氏の逆鱗(げきりん)に触れた。あるじを守っていないというわけである

▼しかし、政治権力は民意のたまものだ。私利私欲のために使うのは乱用にほかならない。トランプ氏は一体、誰のために強大な権力を振りかざしているのだろう。【雷鳴抄】

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    でたー!究極のちゃぶ台返し

    「ヒットラー」
のおでましかな?




        
        

 

子どもの詩

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      その文章を何回も繰り返し読んでいるうち、小学校の
      先生だった灰谷健次郎は泣けてきて困った。〈せんせ
      いおこらんとって せんせい おこらんとってね わた
      しものすごくわるいことした〉という書き出しで始まる
      小学3年生の女の子の詩である




◆チューインガムを下級生に万引させた告白だった。すぐ母に見つかる。体がカタカタふるえる。〈わたしがわるい その子の百ばいも千ばいもわるい わるい わるい わるい〉〈おかあちゃんは まだ さみしそうにないている せんせい どないしよう〉

◆灰谷先生は自分も泥棒をしたことがあると女の子に話した。敗戦後の食糧難の時、畑のトウモロコシを盗んだ。その話をして女の子に書き足らないところを書くようにすすめると、泣きながら書き直しをしたという。『詩の中にめざめる日本』(岩波新書)にある

◆「ほんとうにきびしい人間は、いつだってじぶんをごまかしたりしません。この詩を書いたことは、その、うそのない人間になろうとしているあかしだと先生は思います」と、後に児童文学作家として活躍した灰谷は女の子にこたえている

心の葛藤や深い悲しみを捉えて対話の通路に導く。「本当の教育がここにある」と同書。詩は『チューインガム一つ』という絵本になった。子どもへの温かなまなざしを思う。【有明抄】

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      斯く言う(珍念)感動しました。

「月満(み)ちては欠け、物盛(さかり)にしては衰ふ」

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  権勢の頂に座した快感があふれる。娘が相次ぎみかどのきさきとなった喜びを藤原道長が詠んだ。「この世をば我が世とぞ思ふ望月のかけたることもなしと思へば」。ちょうど千年前、今の暦に直せば11月の満月の日だったという。出張先で目にした京都新聞にあった。

▼きょう24日は満月の1日後で、みやびやかに言うならば「いざよいの月」。東の空へのお出ましも50分ほど遅めで、少し欠けてはいるものの、晴れていれば、往時と変わらずにさえわたっていよう。古くから、月は栄枯盛衰のシンボル的な存在で「月満(み)ちては欠け、物盛(さかり)にしては衰ふ」(徒然草)との一節も残されている。

▼「この世をば我が世とぞ思ふ」つまり「この世は自分のためにあるようだ」との歌は同時代の貴族の日記に残る。酒宴で歌われ、列席者らが絶賛し、さらには唱和したのだという。栄華のただ中にある者が、自分の力量に酔いしれるさまを示すエピソードではあるまいか。10世紀を経てなお改まらない人のならいのようだ。

地球を分割せんばかりに角突き合わせる大国トップをはじめ、専横ぶりでニュースをにぎわすあの国この国の指導者にも、時には月を見上げ自制を求めたいところだ。そういえば百人一首にこんな歌があった。「月見ればちぢにものこそ悲しけれ」。下の句をどんな風に続けるか聞きたい方はいるが、名はあえて伏せよう。【春秋】

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                このコラム『言い得て妙』 座布団10枚差し上げます!
                これ以上のコメントは【蛇足】・・・・ (*^.^*)



 「引退した元秘密情報部員のジョニーが復帰を命じられた」

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          世界の首脳が集まるサミット開催を目前に
          政府の機密保護システムがサイバー(電脳)
          攻撃を受け、現役スパイ全員の情報が漏出
          してしまったからだ



▼張り切るジョニーだが、現場を離れている間に世は様変わりし、スパイの七つ道具も最新のハイテク機器に。スマホも使えないジョニーは「アナログ力」で最先端のデジタル技術を駆使する敵に挑む。公開中の映画「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」だ

▼犯人の狙いは各国の情報システムを乗っ取ること。ある国の首相がだまされて国家の重要なシステムの運用を委ねてしまう。犯人は「無知な首相のおかげで世界を支配できる」と高笑い-

▼荒唐無稽な喜劇に腹を抱えたが、こちらは笑っていられない。パソコンを使ったこともなく、ITに「無知」であろう政治家が、サイバーテロを防ぐためのサイバーセキュリティ基本法改正案の責任者とは

▼同法案担当も兼ねる桜田義孝五輪担当相である。国会で問われて「パソコンを自分で打つことはない」。ウイルス感染源となり得るデータ記憶装置USBメモリーは「使う場合は穴に入れるらしい」と答えて失笑を買った。出来の悪い喜劇のようだ

この内閣は「適材適所」だそうだが、現実のサイバー攻撃にアナログ力で通用するのか。テロリストが高笑い、なんてことだけはなきように。【春秋】


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      ITに「無知」であろう政治家が、サイバーテロ
      を防ぐためのサイバーセキュリティ基本法改
      正案の責任者とは!


      「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」 (珍念)是非見たい!

                             

「コラム盗用問題」 (・_・)エッ....?

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                ではお伺いします、黒川征一三好市長。お察しの通り
                広報紙「市報みよし」でのコラム盗用問題です。短い文
                章なので引用元を示す必要はない。そう認識していた
                と記者会見では、おっしゃっていましたね






 ▼考えが甘い、盗用は論外。まずこう申し上げた上で思うのです。問われているのは著作権うんぬんはもとより、市長の姿勢である、と

 ▼仮にです。必要と認識していたら、出典を明示しましたか。できませんよね。市長が写した「赤旗」は、共産党の機関紙です

 ▼誤解しないでください。主張の良しあしではありません。もちろん、どの党だから駄目というのでもないのです。市民の代表であるはずの市長が、一政党の機関紙の文章を、さも自らの見解であるかのように、広報に載せるのはいかがなものか。そう言いたいのです

 ▼「人びとを結びつける信用や信頼の輪が壊れ、疑心暗鬼がはびこる殺伐とした世になりかねません」。企業の検査データ改ざんを批判した赤旗のコラム「潮流」の文は鮮やかです。写したくなるのも分かります。しかし市長が書いたと信じて読む市民の身にもなってください

 ▼盗用は一度ではないようですね。見つかるまいと高をくくっていたのなら、誠実さに欠けますいろいろと述べましたが、言いたいことは次に尽きます。市民を軽く見ていませんか。 【鳴潮】

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            黒川征一三好市長は
            喰えない男だ・・・・・・。


「時の娘」

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             「真実は物語にはなく、会計簿にあり」という
             せりふが英国の中世史を扱ったミステリー
             小説「時の娘」(ジョセフィン・テイ著)に出てくる









◆史書や伝記で語られる人物評は英雄であれ悪役であれ、一つの側面にすぎない。本当の人となりはカネとの向き合い方で見えてくる。そんな意味だろう。表の顔と裏の顔は落差があればあるほど、驚きも大きい

◆「雷のような衝撃」、海外メディアはそう伝えたという。その剛腕で、日産自動車を経営危機のどん底から救ったカルロス・ゴーン会長が逮捕された。役員報酬を約50億円も少なく申告した疑いが持たれている

◆事実ならば、地位も名誉も手にしたはずのカリスマ経営者がなぜそのような大胆なごまかしをしたのか。“闇”の報酬にはどんなカラクリがあり、支払っていた会社が長年見抜けなかったのはなぜか。謎は多い

◆クーデターによって権力を握ったフランスの英雄ナポレオンは「革命は終わった」と高らかにうたった。しかしその言葉は、名声の高まりとともに独裁色を強めていったその後の負の歴史にも重なって聞こえる

◆業界の勢力図のみならず、企業経営のあり方まで大きく変えた“ゴーン革命”がここに終わるとしたら、時の英雄はいつ道を踏み誤ったのだろう。 【正平調】

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   珍念のコメントは『蛇足』



「時の娘」商品の説明


 ★英国史上最も悪名高い王、リチャード三世——彼は本当に残虐非道を尽した悪人だったのか? 退屈な入院生活を送るグラント警部はつれづれなるままに歴史書をひもとき、純粋に文献のみからリチャード王の素顔を推理する。安楽椅子探偵ならぬベッド探偵登場。探偵小説史上に燦然と輝く歴史ミステリ不朽の名作。

トップレビユー

メモリーポリティクス 投稿者 弥生

※本作は、探偵小説だが、主人公であるスコットランドヤードの刑事グラントは、ケガで入院中。全く動けない。その暇な時間を使って、彼はベッドのうえで、数々な歴史文書を考証し、イギリス王室史にまつわる歴史ミステリーの解明に取り組む。「歴史秘話ヒストリア」だ。原作は、1950年に書かれているから、かなり古い。日本語訳も二度目になるが、今回は、Kindle化されている。

※時は、15世紀後半。イギリス王室は、王位継承を巡るヨーク家とランカスター家の対立に明け暮れていた。「薔薇戦争」という。そのヨーク家の最後の王となるのが、リチャード三世だが、通史では、この最後の王の評判がよろしくない。兄であるエドワード四世の急逝後、本来の王位継承者である兄の二人の子どもをロンドン塔で惨殺し、王位を簒奪したという。シェイクスピアの戯曲でも極悪非道な王として描かれている。この通説に疑問を抱いたグラントは、様々な文献に基づく犯罪捜査的推理を積み重ね、ついにねつ造された歴史の裏側に迫る。

※米国などでは「歴史」のことを「メモリーポリティクス(Memory Politics、記憶の政治)」とも云う。過去の事実のうち、何を残し、あるいは、強調し、何を忘却の彼方に追いやるか。そこには、歴史を編纂する現在の政治権力構造や政治情勢が色濃く反映される。現在の政治権力の正統性を担保することが、「歴史」の役割でもあるのだろう。この作品は、推理小説ではあるが、「歴史」が果たしてきた政治的役割を見事に描いている。モジモジ(。_。*)))

「治療塔」

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                    「治療塔」小説家の想像力には本当に驚かされる。
                   大江健三郎さんの「治療塔」は、核戦争後の放射能
                   に汚染された地球が舞台。100万人の「選ばれた者」
                    は地球を見捨てて、新たな惑星に移住する。





 ▼残った者たちは汚染されていない新鮮な食料を自給。自給できない物は検査を厳格にし、子どもにはより安全な食べ物を与えた。小説が発表されたのは1989年。東日本大震災と福島第1原発事故後の、日本の社会のありようを先取りしたような内容である・

 ▼題名の治療塔は、移住先の惑星で発見された合金の建造物。秋田県のかまくらに似た形で数百基も並んでいた。不思議なことに中に入った人間は瀕死(ひんし)の重傷を負っていても回復するし、少しずつ細胞が若返っていくようでもある。

 ▼30年前なら夢物語だったろう。だが今は違う。京都大の山中伸弥教授が開発したiPS細胞がある。さまざまな組織になる能力を持つ万能細胞で、傷ついたり失われたりした体の機能を回復させる再生医療の切り札。

 ▼眼病やパーキンソン病、心不全などで患者への移植が認められたり、治験が始まったりしている。山中さんらの功績が世界を駆け巡ったのは2007年のきょう。11年でここまで来た。

 ▼科学は「何枚も重なる真実のベールを1枚ずつはがしていく作業」と山中さん。iPS細胞も同じ。がん化するリスクなど一つずつ検証を重ねた先に、SF小説のような近未来は開ける。

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  「治療塔」商品の説明 内容紹介

 ※21世紀,核・自然破壊で荒廃する地球.人類は「選ばれた者」による宇宙移民計画を敢行する.物語はその10年後,彼らの不可解な帰還から始まる.いったい何が起こったのか.テクノロジー文明の行方を問うた近未来SF.

内容(「BOOK」データベースより)

※21世紀、人類は荒廃すさまじい地球から、百万人の「選ばれた者」を「新しい地球」に向けて送り出した。その名も「スターシップ計画」。それは、文明の最上のものを存続させるという壮大な宇宙移民の夢だった。ところが10年後、その「選ばれた者」たちの大船団が帰還して来るという…。ここからこの物語は始まる。計画は失敗したのか?いったい何が彼らに起こったのか?核、環境汚染、自然波壊、地球の危機の時代に放つ著者初の本格的近未来SF。

トップレビュー  やさしいみらい  バジル

 ◆この話は近未来SFとなっています。SFなどというと恐ろしくのっぺらぼうでスピーデイな生活を思い浮かべてしまいますが、この近未来は間違いなく今のこの世界とつながっています。懐かしい感じさえする。苦い草っぱらの匂いがします。荒れた地球になおやさしく穏やかな人々の生活が切なく、またほのかな光と思え、それがまさしく治療塔のイメージと重なって引き込まれてしまいます。

 ◆発売当初に読んでいましたが、数年後子供を生んだ時また無性に読みたくなり、夜授乳しながら何度も何度も読み返していました。 ふっと思い出し手にとってみる、いつまでもそばにあって欲しい1冊です。

 珍念の脳裏に、手塚治虫の名作 (0 U-18は知っていた)が思い浮かぶ!

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 ◆コンピュータが診察し、コンピュータが手術をする。そんな巨大ハイテク病院を制御するメイン・コンピュータ《ブレイン》がある日突然、入院患者を人質にとって反乱を起こした。「ワタシハビョウキデス。ブラック・ジャックヲ ツレテキナサイ」呼ばれて駆け付けたB・Jはコンピュータの手術をはじめる。 

『作品内容』

 ※アメリカはサウスダコタ州の砂漠の中にすべてをコンピューターで一元管理している病院があった。 このコンピューターU-18は頭脳(ブレイン)と呼ばれていた。

 ※ある時回路に故障個所が出来,彼(?)は患者を半ば人質に取り,治療をブラックジャックにさせねばすべての患者を殺すと言い出す。 U-18の生みの親とも言うべきワットマン博士(岩根山ルリ子)はフランスにいるブラックジャックを探し出す。 ブラックジャックは治療費として300万ドルを請求する。

 ※治療中はU-18と言えども電源をすべて落とす。 病院の職員達(ヘック・ベン, 十銭ハゲら)はそこに乗じてU-18を解体しワシントンから新しい頭脳を取り寄せようとする。 しかし,ブラックジャックは手術中だ,といって彼らを追い出す。 すべてが終わった後,U-18は別室での博士等の会話を聞き,ブラックジャックが自分を救ったことを知る。 そして,自分自身の引退を告げるのだった。

 (0 U-18は知っていた)
 読者の皆さまへ『百聞は一見に如かず』 (o^-^o)

無知で配慮のない行動

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                         ある有名女優がファンを殺害した。
                         動機は、十数年前に自身に風疹を
                         うつした人であることが分かったか
                         ら長く読み継がれている推理小説の
                         話である。



 女優は当時、待望の子どもを身ごもったばかりだった。だが、風疹にかかり、生まれた赤ちゃんには発育の遅れがあったという設定だ。謎解きの面白さとともに病気の恐ろしさが伝わってくる。

 そんな風疹が今年、全国で流行している。国立感染症研究所によると、7日までの患者数は1884人で前年1年間の20倍に上るというから深刻だ。鹿児島県内でも2人が発症した。

 風疹ウイルスはくしゃみやせきで感染し、発熱や発疹などの症状が出る。感染力が強く、妊婦が感染すると、胎児に先天性風疹症候群とされる心疾患や難聴などの重い障害が出る恐れがある。大流行した2012~13年には死者も出た。見くびってはならない。

 ただ、ワクチン接種で十分に予防できる。国の予防接種制度変更で子どもの頃にワクチンを受けていない人が多い30~50代男性は特に感染しやすい。思い当たる人は医療機関に足を運んでほしい。

 小説は、殺害されたファンが風疹を押して女優に会いに行ったことがあり、そこで感染したという筋立てだ。悪意はないが、無知で配慮のない行動が女優の人生の歯車を狂わせてしまったといえるだろう。そんな悲しい出来事は小説の中だけで十分だ。 【南風禄】

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  無知で配慮のない行動が女優の人生の歯車を狂わせてしまった
「わからない」と認めてしまうことはすこし勇気のいることではあります
が、わからないからこそ学び、知ることができるのです。

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      天然呆けの(珍念) 無知 を恥じています!

2025年、日本は「超高齢者大国」になる。

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                   ご存じかと思うが、今から7年後の2025年
                   日本は「超高齢者大国」になる。戦後ベビー
                   ブームで生まれた団塊世代が全員75歳以上
                   後期高齢者になるからだ



▼その数2179万人、総人口の18%に上る。そこで社会問題となるのが介護である。要介護認定者は600万人、認知症患者は700万人を超えるとみられる

▼核家族化や少子化の進行で、子が親の面倒をみるとは限らない。高齢者夫婦または親も子も高齢者という「老老介護」が浮上。いわば誰もが介助を担う時代が来る

▼そうなると介護サービスの利用者は増加し、介護職員の不足が顕著になる。厚生労働省の推計によると、25年には253万人の需要に対し充足率85%で37・7万人が不足。人材難は全都道府県に及ぶ

▼国会に提出された入管難民法改正案は、人手不足の解消に外国人労働者の受け入れを拡大するもの。政府が示した14業種の見込み数は5年間累計で最大34・5万人に達する

▼最も多い業種は予想通り、介護業だ。19年度に5千人、5年間で5万~6万人を受け入れる。それでも不足数全体からみれば、わずか2割程度という

▼既に介護分野の外国人技能実習生は容認済みだが、言葉の壁もあって実績は伸び悩む。人手不足は深刻とはいえ、制度運用の課題は山積みで移民増加への不安も残る。来年4月スタートに見切り発車の声が飛ぶ。【越山若水】

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                  『来年の事を言うと、鬼が笑う』

                  の諺が脳裏に思い浮かぶ・・・。





人生の黄昏を考える!    高齢化時代をどう生きるか」 

◆ある家を、宝石で身を飾った美しい女性が訪れて語る.。
「私は、行く所どこでも、金銀などの財宝を与える」と。主人は喜び迎え入れようとする。ところが、門外には、もう一人の女性が立っていた。

◆先の女性とは反対に醜い容貌で、衣服も綻び垢に染まっている。青白い顔で「私は、行く所どこでも、その家の財宝を衰え失わせる」と。主人は刀を抜いて追い払おうとした。

◆しかし、美しい女性は姉で、醜い女性は妹だというともに行動し常に離れることがないという二人を、主人はついに去らせた。 

「釈尊の涅槃経に出てくる逸話です」!

◆ここに登場する姉は「生」妹は「死(老・病)」を譬えたものです。生ある限り、老・病・死から免れることは出来ません。凡夫は生(姉)のみ愛して執着し老・病・死(妹)を厭い嫌う。

◆その結果、かえって死の不安・恐怖にとらわれ生を充実させるとができないと、釈尊は教える。

◆苦悩に出会ったとき、それを自らの人格を深め飛躍するバネとして行く前向きな姿勢で臨むか、それとも単に苦悩に打ちひしがえるだけか。その生き方の(差)は労苦・病苦そして死苦という現実に直面したときより明確になってくる。

※超高齢化社会が進む中で延長した生をどう充実するかが今、問われています。

◇「半身不随などの重い障害を背負った時、何不自由なく過ごしてきた人、また社会的な地位・名誉を至上として生きてきた人ほど厳しい現実に弱い」老人医療に経験の豊富なある医師の言葉です。

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        以前、友人宅で、久しぶりに黒澤明監督の映画「生きる」
        (1952年制作)を鑑賞しました。 生をどう充実させるか?
        数ある黒澤明監督作品の中でもそのヒューマニズムが
        頂点に達した作品と評価される名作です。



◇その題名通り「生きる」という普遍的なテーマに真っ向から切り込んだ作品であると同時に、官僚・役人への痛烈な皮肉を含むという二面性を持つ作品でもある。

◇志村喬がブランコを、こぐシーンは、日本映画史上に残る名シーンとしてよく知られている。市役所に勤める渡辺勘治は、日々無気力に過ごしていたが、ある日、自分が胃ガンで余命が少ないことを知る。絶望の果てに自分の無意味な人生に愕然としていた時、奔放に生きる部下の小田切とよと出会い、力強く生きる姿に心を動かされる。

◇そして無意味に感じていた自分の職場で意味を見つけ、「生きる」ことの意味を取り戻す。

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           変人の珍念、きょうも(鼠)の
           ように、ウロチョロしています
           反省し恥じている (;´д`)トホホ

「鬼官兵衛」

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                                 佐川官兵衛はこう呼ばれた。刀が折れ目を
                                 負傷しても平然と指揮を執り続け、まさに鬼神
                                 のような戦いぶりだったという




 ▼「朝敵」の汚名を着せられた戊辰戦争で会津藩は敗れ、官兵衛は廃藩後に警視庁に入った。国内最後の内戦・西南戦争に「官軍」として参加し、1877(明治10)年3月、被弾し討ち死にした。47歳だった

 ▼官兵衛が最後の時間を過ごした熊本県南阿蘇村。ここでは、官兵衛を「鬼さま」と慕う。戦場でありがちな部下の略奪行為を禁じた。「鬼」らしからぬ優しい態度が尊敬を集め、神のようにあがめられた

 ▼同村に立つ鬼官兵衛記念館。熊本佐川官兵衛顕彰会長の興梠二雄さんが運営する。記念館の中には官兵衛ゆかりの品がぎっしりと並び、近くには本陣跡の記念碑も立つ。同村には、ほかにも官兵衛の顕彰碑などが立っているという

 ▼官兵衛の遺徳は南阿蘇村の住民の心に深く刻み込まれた。故郷・会津にも会津佐川官兵衛顕彰会があり、両者の交流が続いている。戊辰戦争は会津にとって不幸な歴史だが、はるか遠く離れた九州の地で旧会津藩士としての誇りが理解されたとすれば、鬼も少しは笑ってくれるだろうか。 【編集日記】

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         (魑魅魍魎)
が跋扈する
         「五濁悪世」の時代に
         鬼官兵衛がいたらなぁ。

「いい夫婦の日」

Photo          来週22日は語呂合わせで「いい夫婦の日」。
                      昨年の「パートナー・オブ・ザ・イヤー」には
                      金婚式(結婚50年)を迎えた関西お笑い界
                      の重鎮、西川きよしさん・ヘレンさん(ともに
                      72歳)が選ばれたのが記憶に新しい







◆結婚当時は彼女がヘレン杉本の芸名ですでに人気者だったのに対し、きよしさんは無名。反対を押し切って一緒になり、引退したヘレンさんは3人の子育てや双方の親3人の介護に孤軍奮闘。家庭を愛したきよしさんは狭い建売住宅を無理して購入、人気とギャラが上がるたびに買い替え現在の豪邸に至った

◆人気絶頂の最中に参院議員に転じ、相方の横山やすしさんの早世もあって、夫婦は今の地位を得るまで人に言えぬ苦労を重ねた。それでもそろって昔から周囲に接する態度は一定で物腰は柔らかく丁寧。芸能人には珍しい穏やかさは変わらない

◆各種アンケートでは、子育てと介護は夫婦の愛情を急速に奪い取り、その関係を冷めさせるというデータがある

筆者は仕事上での長年のお付き合いから、西川さん夫婦が決してきれいごとだけではない状況を乗り越えてきた過程も知っている。「皆まで言うな!」と言葉を遮っても何も進まず生まれない。コミュニケーションとは語り合うしかない。その実践を続けた、いぶし銀の夫婦愛がそこにある。 【潮騒】

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     斯く言う(珍念)妻に毎日、感謝しています!
   

「孤島の野犬」

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                  児童文学者の椋鳩十さんの代表作に、甑島を舞台に
                  した「孤島の野犬」がある。野犬の生態や習性を生き
                  生きと描き、自然界の掟(おきて)や里に住む人との
                  関係を考えさせる。






 野犬の群れがイノシシを仕留める描写が興味深い。足跡の臭いをかぎ分け、見つけた獲物はどこまでも追い回し、疲れて動けなくなったところを襲う。「オーオー」と勝ちどきの遠ぼえを上げるさまはオオカミを思わせる。

 それもそのはず、祖先は同じである。辞書で「山犬」を引けば両者が出てくる。そのオオカミを山に放つ構想が浮上している。猟師が減って増えすぎたシカやイノシシを捕食してもらい、生態系を再生する試みだ。

 提唱する日本オオカミ協会によると、米国で成功例があるという。外来種を持ち込む懸念に対しては、日本に明治の頃まで生息していたとされ、トキの復活と同じと説く。5月に南九州支部も発足しており、農業被害や森林荒廃の深刻さを物語る。

 童話「赤ずきん」で知られるようにオオカミには凶暴なイメージが付きまとう。一方、日本では田畑を荒らす野生動物の天敵であり、山を守る神とあがめる地域も残る。

 後にオオカミが絶滅したのも、農山村が衰退し鳥獣による食害が増えたのも、結局は人間の所業が招いたことといえよう。ただ、オオカミの復活話となると、そうたやすく事は運ぶまい。椋さんなら何と答えるだろうか。 【南風禄】

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Toritoru


              

         珍念の脳裏に、映画『ドリトル先生不思議な旅』
              が思い浮かぶ!(ドリトル先生)出番です。


     『ドリトル先生不思議な旅』 あらすじ

 イギリスの片田舎に住む女嫌いの田舎医者、ドリトル先生は動物の言葉がわかるため、変わり者扱いされていた。そのために裁判所はドリトル先生を精神病院に入れようとする。先生は理解者であるトミー少年と猫肉屋のマシューの助けで何とか逃げ出して、アフリカへの船旅に出て、やがて不思議な漂流島に到着する。

 その島の住民たちは戦争ばかりしていたが、先生の活躍で島は無事に元の大陸と合体することが出来た。島民たちは先生を王様にしようとするが、束縛を嫌った先生は「大海かたつむり」の甲羅に入れてもらってイギリスに帰っていく。

 今日も(珍念)のコメントは 『支離滅裂』 お笑い下され~い! ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

「ネット依存」

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                       時々刻々、社会は変化している。
                      太平洋戦争末期に生を受けた人間から
                      見るとその激変ぶりには驚嘆するしかない








▼例えば、先日野村総合研究所が公表した「生活者1万人アンケート」の結果である。そこでは情報端末利用の個人化が進み、人々がインターネットに依存している現状を各種データで明らかにしている

▼(1)スマートフォンの利用者が2012年の調査では23%だったが、18年には71%になった(2)仕事関係を除く平日のインターネット利用時間は約2時間。逆にテレビの視聴時間は145分に減った(3)過去1年間のネットショッピングの利用経験者は全体で58%。20代、30代に限ると、ともに80%近くに上る……

▼一方、商品購入時に利用する情報源はラジオ、新聞、雑誌の広告が12年の42%から30%に激減。テレビCMの比率や新聞記事、テレビ番組の占める比率も下がり、代わってネットの評価サイトやブログを頼りにする人が増えている。本の購入は書店で、と決めている僕のような人間はもう絶滅するのだろうか

▼人生観は人それぞれ。情報との接し方についても、他人がとやかくいうことではなかろう。100人には100通りの考え方があっていい。より手軽で便利なものを重宝する気持ちはよく理解できる

けれどもネット依存が過ぎて、考えることまで放棄していいのかどうか。「人間は考える葦である」という言葉が思い出されてならない。 【水鉄砲】

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 Gyo

      このコラム『言い得て妙』

「ロボット」

         Rur

 「ロボット」という言葉はチェコの作家カレル・チャペックが1920年に発表した戯曲『R・U・R』で初めて使った。「賦役」を意味するチェコ語の「robota」からaを取った造語という

▼人間の代わりに労働するため作られたロボットが反乱を起こし、人類が滅びる物語。この中で、ロボット中央委員会という組織が登場する。メンバーは1~5号のロボット。人間の感情を持ち、唯一残った人間に生命の秘密を聞く場面が印象に残る

▼1号、2号と言っても、こちらは生身の人間の話。政府が外国人労働者受け入れ拡大のために成立を目指す入管難民法の改正案である。一定技能が必要な特定技能1号と、熟練技能が必要な同2号の在留資格を新設。きょうから衆院で審議入りする

▼日本語教育や生活支援はどうするのか。政府は来年4月の施行を目指すが、具体策は見えない。現在の技能実習制度にすら賃金不払い、劣悪な労働条件などの指摘があるのに、新制度を導入して大丈夫?と言いたくなる

▼外国人労働者をロボットのような労働力としか見ていないと、人権侵害が起きかねない。人手不足の国内事情ばかりに目が行き、外国人労働者からの視点が欠けていないか。多文化共生社会を実現するための本気度が問われている。【河北春秋】

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Ti1


     このコラム『頂門の一針』素晴らしい!



継続は力なり

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                              読み方:けいぞくはちからなり
                              別表記:継続はちからなり
                              継続は力也、継続ハ力ナリ





 続けることの重要性、弛まず挫けずに続けていくことの大切さを端的に述べた表現。
格言。いくつかの意味合いに解釈できる。

・ 個々の成果は微々たるものであっても、地道に成果を積み重ねていけば、やがて大きな事業を達成できる。目標を達成できる。

・ 今は実力不足であっても、挫けずに修練を積んでいけば、いずれ大成できる。

・ 物事を成し遂げるまで諦めずに取り組み続けるということは、それ自体、優れた能力のひとつである。

斯く言う。珍念、2011年2月から、縁あってバそ房(パソコン塾)で、お世話になつています。

 素晴らしい吉村塾長と、平尾先生のコンビで、和気あいあいの、雰囲気で学んでいます。

  ともあれ 『百聞は一見に如かず』 (*^.^*)


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奇妙な出会い

Photo            ウィルフレッド・オーウェン  (1893-1918) は、戦争詩人。
            あるいは塹壕の詩人として、20世紀のイギリス文学に
            独自の足跡を残した。第一次世界大戦で死んでいった
            多くの人々の死を目の前に見て彼らの死と生の意味を
            自分のそれに重ね合わせながら歌ったオーウェンの作
            品は、今でも世界中の人々の心を揺さぶり続けている。

  詩人の長田弘さんは、20世紀の忘れられない本を紹介した著書「私の二十世紀書店」の最後に、「奇妙な出会い」と題された英国人の詩を置いた

▼作者はウィルフレッド・オウエン。第1次世界大戦が終結したのは、ちょうど100年前のきょうだ。そのわずか1週間前、オウエンは25歳の若さで戦死した

▼「奇妙な出会い」は、そんな運命を予感したような内容だ。戦場を抜け出した詩人は地獄に行き、見知らぬ死者と親しく言葉を交わす

▼やがて相手は打ち明ける。「友よ、ぼくはきみが殺した敵だ。/暗闇のなかでも、ぼくにはきみだとわかった。昨日ぼくを/突き殺したときも、きみは同じ顰(しか)め面をしたね。/ぼくは身をかわそうとしたが、手が冷えていて、どうにもならなかった。/さあ、いっしょにねむろう…」

▼長田さんは、この詩を「果たされていない友愛への渇き」と評している。「戦争の世紀」だった20世紀の起点とも言われる第1次大戦では、戦闘員だけで約900万人が死亡した。毒ガスや戦車などの残虐な新兵器が投入された悲惨な塹壕(ざんごう)戦のさなか、オウエンは、銃を向け合う敵兵との友情を夢見ていたのだ

「ぼくはきみが殺した敵だ」。彼の墓には、この一節が刻まれているという。なぜ、この地上では武器を捨てて、穏やかに語り合えないのか。残念ながら、100年前に発せられた問いは、いまだに古びていない。  【卓上四季】

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            ウィルフレッド・オウエンの「奇妙な出会い」
            先ほど、熟読しました。余りの悲しさに涙が
            止まりません。『ごまめの歯ぎしり』なのだ!

金庸(本名・査良鏞)氏

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          「東洋のデュマ」と呼ばれ、先日94歳で生涯を閉じた
          作家・金庸(本名・査良鏞)氏。氏の武俠小説は中国
          語圏で絶大な人気を博し、著書の発行部数は3億冊
          以上ともいわれる




▼1955年にデビュー作『書剣恩仇録』を発表。だが、72年に書き上げた『鹿鼎記』を最後に、氏はまとまった作品を世に出すことはなかった。世間が“次に金庸が著すのは、人生の総決算ともいうべきものだろう”と注目する中、出版されたのが、池田先生との対談集『旭日の世紀を求めて』だった

▼この対談は、中国語で『月刊明報』『生活週刊』に同時連載された。翻訳を担当した孫立川博士は、二人の対談について、こう述べている。「金庸先生にとって、池田大作という、ようやく語るに足る“人物”に出会って、あふれる思いが噴出した」

▼金庸氏は対談の中で、池田先生を尊敬する理由の一つとして、「『真理のための勇気』を堅持し、多くの悪意や偏見に満ちた世論の圧力に屈しない」ことを挙げた。氏自身もまた、文化大革命などの折、批判を恐れず、「民衆の側に立つ言論」を貫いた

氏は語った。「人に憎まれもせず、焼きもちも焼かれないような人は、大した人物ではないのです」。民衆のために振るった正義のペンに改めて敬意を表したい【名字の言】

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  珍念 感動しました!

「AIとSI」

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               いまは人間が担っている仕事をAI(人工知能)が代行する
               時代が近いと、盛んに言われている。僕は新聞の囲碁・将
               棋欄で話題になっている形勢判断や次の一手の予想を通
               じて、その高い能力の一端を知るだけだが、いずれそういう
               時代が来ることは間違いなさそうだ






▼最近は地方自治体でも「スマート自治体への転換」などといって定型型業務にAIを活用し、業務の自動化、省力化を促す研究も進んでいる。それが具体化すると、印鑑を手に窓口を右往左往する代わりに、パソコンの画面を見ながらあれこれと手続きをするようになっていくのだろう

▼一方で人工知能に置き換えるのが難しい仕事もはっきりしてくる。創造性が求められる業務や人間を相手にする仕事である。そこでは相手の感情を共感的に読み取ったり、互いに協調して物事を進めていったりする能力が求められる

▼そうなると、今度はSI(ソーシャル・インテリジェンス)、つまり社会的な知性が求められる。組織のトップや中間管理職には、とりわけその能力が必要になってくるという。逆にいえば、そうした資質のない人はAIからは疎外され、SIのある人材としても評価されない。厄介な時代である

こんな未来にどう対応していけばよいのか。考えただけでも気がめいってくるが、人は働かなければ食べていけない。自発的に学び、よく遊んで、人間の幅を広げていくしかないのだろう。【水鉄砲】

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          珍念の脳裏に映画(猿の惑星)の
          驚愕のラスト・シーンが思い浮かぶ
          物質文明の進歩に悍ましさを感じる。

「神になる人間」

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          世はIT(情報技術)時代。私はパソコンを
          何とかいじりながら、その難しい時代を生
          き延びている。先日近所の病院で定期検
          診を受けたが、結果はすぐに出た。医師
          は数値を見ながら説明するだけで誰が判
          断しても同じという






▼いま話題の『ホモ・デウス』(河出書房)という分厚い上下巻を読み終えた。著者は高名なイスラエルの人類学者ユバル・ハラリ氏。題名は「神になる人間」の意味だという。高名な評者が「読破にはいささかの体力と知力が要る」というほどだから、両者に欠ける私には荷が重かった

▼先進国はこれまで、飢えと流行病と戦争という三大災厄をほぼ克服した。その人類はいま、コンピューターによる生命工学や人工知能の時代に突入している。医学をはじめ膨大な個人情報が蓄積され、解決への手順を踏めば、誰にも答えが容易に出せる時代に入りつつある

▼残された難問の「不死への挑戦」も視野に入り、米国では解決を目指す会社も生まれた。そのうち500歳を目標にという専門家もいるらしい。そこで本書は「人類は神の領域に入りつつある」という。その道程で「今後20年間に米国でも半分の職業が自動化で消える」という予想もある

▼「日本の中・高生の多くは中学校の教科書も正確に理解できない。多くの仕事が人工知能に代替される将来、読解力のない人間は失業するしかない」という数学者、新井紀子さんの警告も不気味だ。 【水鉄砲】

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      『ホモ・デウス』 
ユバル・ハラリ





 あらすじ

○3000年紀(西暦2001~3000年)の夜明けに、人類は目覚め、伸びをし、目を擦る。恐ろしい悪夢の名残が依然として頭の中を漂っている。「有刺鉄線やら巨大なキノコ雲やらが出てきたような気がするが、まあ、ただの悪い夢さ」。人類はバスルームに行き、顔を洗い、鏡で顔の皺を点検し、コーヒーを淹れ、手帳を開く。

○「さて、今日やるべきことは」その答えは、何千年にもわたって不変だった。20世紀の中国でも、中世のインドでも、古代のエジプトでも、人々は同じ3つの問題で頭がいっぱいだった。すなわち、飢饉と疫病と戦争で、これらがつねに、取り組むべきことのリストの上位を占めていた。

○人間は幾世代ともなく、ありとあらゆる神や天使や聖人に祈り、無数の道具や組織や社会制度を考案してきた。それにもかかわらず、飢餓や感染症や暴力のせいで厖大な数の人が命を落とし続けた。そこで多くの思想家や預言者は、飢饉と疫病と戦争は神による宇宙の構想(訳註 本書で言う「宇宙の構想」とは、全能の神あるいは自然の永遠の摂理が用意したとされる。

○全宇宙のための広大無辺で、人間の力の及ばない筋書きを意味する)にとって不可欠の要素である、あるいは、人間の性質と不可分のものである、したがって、この世の終わりまで私たちがそれらから解放されることはないだろう、と結論した。

○ところが、3000年紀の夜明けに人類が目覚めてみると、驚くべき状況になっていた。ほとんどの人はこんなことはめったに考えないだろうが、この数十年というもの、私たちは飢饉と疫病と戦争を首尾良く抑え込んできた。もちろんこの3つの問題は、すっかり解決されたわけではないものの、理解も制御も不可能な自然の脅威ではなくなり、対処可能な課題に変わった。

○私たちはもう、これら3つから救ってくれるように、神や聖人に祈る必要はなくなった。飢饉や疫病や戦争を防ぐためにはどうするべきかを、私たちは十分承知しており、たいていうまく防ぐことができる。

○たしかに派手なしくじりも相変わらず見られるが、そうした失敗に直面したとき、私たちはもう、肩をすくめて、「まあ、そういうものだ、しょせん、この世は不完全だから」、あるいは「何事も、神の思し召しどおりになる」などと言ったりはしない。飢饉や疫病や戦争が手に負えなくなった場合は、誰かがヘマをやらかしたに違いないと感じ、調査委員会を設置して、次回はもっとしっかり対処することを誓う。

○そして、現にそれが功を奏する。実際、そうした災難はますます珍しくなってきている。今日、食べ物が足りなくて死ぬ人の数を、食べ過ぎで死ぬ人の数が史上初めて上回っている。感染症の死者数よりも、老衰による死者数のほうが多い。兵士やテロリストや犯罪者に殺害される人を全部合わせても、自ら命を絶つ人が数で凌ぐ。

あ・・・(@_@;) これ以上、減らず口を叩くと(閻魔さま)から叱られる。

地面師詐欺

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                              巨匠スピルバーグ監督の映画
                              「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002年)
                              「できるものなら捕まえてみろ」。何とも不遜な
                              せりふである






◆天才詐欺師の自伝『世界をだました男』が原作で、レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスの豪華共演で大ヒット。ブロードウェイのミュージカルにもなった。実在のこの詐欺師、ある時はパイロット、ある時は弁護士。また教員助手や医師になりすまし言葉巧みに人をだました

◆昔も今も、洋の東西を問わず善良な民を欺く悪事が後を絶たないが、「地面師」という集団が起こした不動産詐欺に驚いた人も多いだろう。とてつもない被害金額もそうだが、だまされたのが誰もが知る大手住宅メーカー「積水ハウス」だったことである

◆手口は天才詐欺師の独り舞台というのではなく、何人もが綿密に手分けして役を演じ、大金をだまし取った。「積水」には専門の弁護士もいただろうに。これまでに逮捕者は計11人。だが、事件を主導したとされるカミンスカス操容疑者はまんまと大金を手に海外逃亡中だ

◆この男、旧姓「小山」からの改名らしいが、先の映画を撮影したのは巨匠との名コンビで知られるヤヌス・カミンスキー氏。まさか改名のヒントになったのではあるまいが、早く捕まえてきつい仕置きを。事件の真相が知りたい。【有明抄】

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「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」あらすじ

  1960年代のアメリカ。両親の離婚にショックを受けた16歳のフランク・アバグネイルJr.は、単身ニューヨークへ。やがて、お金に困って“小切手詐欺”を思い付く。その天才的な頭脳とチャーミングな魅力で、巧みにパイロットになりすました彼は、偽造小切手を切っては全米各地を豪遊。

  ところが、FBIの敏腕捜査官カール・ハンラティが犯人逮捕に乗り出し、世界を股にかけた二人の長い“追いかけっこ”が始まった!

『百聞は一見に如かず』 (珍念)ぜひ見てみたい! r(^ω^*)))

「偉大な大統領」

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                米国で「偉大な大統領」として最も人気が高い第16代の
                エイブラハム・リンカーン。民主主義の基礎を築き、奴隷
                解放や南北戦争による国家分裂の危機を乗り越えた。
                そこで問題。もしも彼が今の世にいたら―





▼答えは「大統領にはなれない」という。オバマ氏とブッシュ氏はハーバード、クリントン氏はイエール、トランプ大統領でさえペンシルベニアの各大を卒業。これら名門大の年学費は500万円を超えるとか

▼リンカーンは親が無学の開拓農民だったから独学で「アメリカンドリーム」をつかんだ。だが今は一握りの富裕層と多くの貧困層に二極化され、いくら努力しても貧困が固定化、希望が持てない分断の時代らしい

▼2年前、中西部の錆び付いた工業地帯で〝怒れる白人労働者〟らが蜂起。「米国第一主義」を叫ぶトランプ政権を誕生させた。今日はその是非を問う中間選挙の日だ

▼国民皆保険の医療保険制度改革(オバマケア)を骨抜きにし、環太平洋連携協定(TPP)と地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」から離脱。メキシコ国境への壁建設など、やりたい放題で分断を煽(あお)り続けている

▼中米の移民キャラバンを軍部隊で阻止すると排外主義を先鋭化させている。上下院が捻(ねじ)れればストレスは自ずと対外政策に向かう。この先、この場当たり的な“トランプ流”に慣れてしまうのが怖い。分断から敵対、衝突は隣り合わせだ。【天鏡】

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Hi


    『天才と狂人は紙一重』







 エイブラハム・リンカーン -名言・格言

○人格は木のようなものであり評判はその影のようなものである。影とは、我々が人の性格をどう思うかということであり、木こそが本物である

○もし相手に、自分の意見に賛成して欲しければ、まず相手に自分はあなたの味方だと
分かってもらうことだ。これこそ、人の心をとらえ、相手の理性に訴える最善の方法である。

○相手が自分をことを味方だと思っていれば、遅かれ早かれ、自分の意見に賛成してくれる

○私は一つの痛切な願いを持っている。それは、私がこの世に住んだがゆえに、少しだけ世の中が良くなったということが認められるまでは、生きていたいということだ。

【論語読みの論語知らず】の(珍念)反省し、恥じている。 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

「稲むらの火」

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        江戸時代の1854年、安政南海地震のときの出来事
        である。強い揺れに襲われた後も、祭りの支度を続け
        る村人に気付いた男性が高台の稲束に火をつけて
        人々を誘導し、大勢の命を津波から守った。








 ▼和歌山県広川町に残る「稲むらの火」の逸話だ。紀伊半島などが大津波に襲われた旧暦のきょう11月5日を日本では「津波防災の日」と定め、2016年から国連の「世界津波の日」になった。

 ▼稲むらの火は明治時代に小泉八雲が英語で著した「生神様(いきがみさま)」を、分かりやすい物語に再話したものだ。昭和12年から10年間は小学校の国語読本にも掲載され、その後も教科書などで紹介された。

 ▼主人公は地元の豪商・浜口梧陵で、史実は少し違うらしい。津波の前ではなく、最初の津波の後に丘の上の稲わらに火をつけて夜間の逃げ道を示したという。浜口は後に、私財を投じて浜に堤防も築いている。

 ▼東日本大震災で多くの人の命を奪った津波は、その後も世界各地で被害をもたらしている。9月末のインドネシア地震では津波だけでなく液状化現象による地滑りも発生した。2000人余りが死亡し、不明者も1000人を超えている。

 ▼日本では南海トラフ巨大地震に備え、津波への警戒が必要だ。命を守るには避難所の確保や訓練、情報提供など日ごろの準備と心構えが大切である。過去の教訓に学び、一人一人が心に「稲むらの火」を抱き続けたい。 【南風禄】

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      『前車の覆るは後車の戒め』

     【読み】  ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ 
     【意味】  前車の覆るは後車の戒めとは、先人の失敗
     は、後の人の教訓になるということのたとえ




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ユネスコ憲章

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                           ユネスコ(国連教育科学文化機関)の設立会議は
                           第2次世界大戦が終わって2カ月半、1945年11
                           月1日、ロンドンで開かれた






◆そのユネスコのシンボルマークは世界遺産に登録されているギリシャ・アテネのパルテノン神殿が図案化されている。神殿にまつられている女神こそがアテネの守護神、また“智の神”とされていることから「人類の知的・精神的連帯」をうたうユネスコの理念にふさわしいものとしてデザインされた

◆そんなユネスコ創設の理念がつづられた「ユネスコ憲章」。その前文で、先の大戦を「無知と偏見を通じて人間と人種の不平等という教義を広めることによって可能にされた戦争であった」と厳しく断じている。つまり、ユネスコの活動は人間の愚かさを戒め、教育や文化、科学の振興を通した平和運動なのだ

◆国際間協力による学校建設、読み書きのできない子どもたちのための識字運動、世界的な文化遺産の保護など、取り組みの全てが世界平和につながるもの。佐賀市蓮池町の伝統行事「見島のカセドリ」のユネスコ文化遺産への登録が現実のものになりそうだが、これが世界平和につながるものと考えると、また別の喜びがわいてくる

◆崇高で含蓄のある「ユネスコ憲章」。その憲章が発効したのが1946年11月4日。72年前のきょうのことである。【有明抄】

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               「ユネスコ憲章」
をこの
               二人に読んで欲しい!

さて誰でしょう? 

Teduka

                  ヒントその1。小学5年のとき、自作の漫画を教室で見せ
                  回っていると先生に取り上げられた。怒られると思いきや
                  それを読んだ先生に言われた。「分かった。もうお前は好
                  きなだけ漫画を描いていい」




◆ヒント2。医学を志して進学したものの、漫画ばかりで勉強に身が入らない。教授に忠告された。「君はこのまま続けてもろくな医者になれん。患者を5、6人は殺すだろう。あきらめて漫画家になりたまえ」

◆答えは手塚治虫さんである。先生や教授のあの日の言葉がなかったら、「鉄腕アトム」も「ブラック・ジャック」も「ジャングル大帝」も生まれなかったかもしれない。お二人は当人のみならず世の恩人だろう

◆医学生の頃、亡くなった患者の表情がふっと和らぐのを見た。こうした体験が生涯のテーマである「生命の尊厳」の礎になったそうだ。少年時代を宝塚で過ごした“漫画の神様”の、きょうは生誕90年にあたる

浅田次郎さんの本に「医者は病を治すが、名医は人生を治す」という言葉があった。そうであればと考える。漫画やアニメを通じて、多くの人の生き方を少なからず変えたはずの手塚さんもまた名医に違いない

◆秋の夜長、きょう一日の心の疲労回復に懐かしの漫画本をひらく。【正平調】

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              手塚治虫さんの漫画愛好家の珍念
              漫画に挑戦しましたが挫折しました。
              【下手の考え休むに似たり】(*^.^*)

「華氏(かし)119」

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              本日公開のマイケル・ムーア監督作品のドキュメンタリー
               「華氏(かし)119」(ギャガ)の業務試写を大阪で見た。
               毎回超満員で案の定30分前に行ってようやく席を確保
               できたほどで、メディア関係者の関心は高かった。題名
               は2016年ドナルド・トランプ氏が米大統領選の勝利宣
               言をした日に由来する






◆就任以来2年たったが、歴代の米大統領でこれほど嫌われる人物は他に例をみない。露骨に「米国第一。地球規模の平和や公平、協調クソくらえ」の独善で、他国から全く尊敬されない人物が世界のトップリーダーに就いたのだ

◆ムーア監督は冒頭で、超保守派トランプ氏が大統領候補になった事への共和党支持者の熱狂ぶりと、社会主義者に近いバーニー・サンダース氏が最後に敗れ、過去の支配構造に乗ったヒラリー・クリントン氏が候補者となった民主党支持者の失望を対比させ描いた

◆両党の支持者は正反対の立ち位置から投票行動を起こし、最終的に得票数では上回ったクリントン氏が敗れる番狂わせでトランプ氏が勝利した薄氷戦だった

その後の混乱は、ご存じの通り。トランプ氏のような極端な主張の人物は、昔から米国に存在した。しかし絶対に主流には就けなかった。これが米国社会支配体制の“終わりの始まり”とすれば。複雑なむなしさが残る作品だ。 【潮騒】

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        斯く言う。(珍念)の【杞憂】かなぁ!

動物の頭の良さを示す逸話をよく耳にする。

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▼▽カラスは人の顔の違いを識別しているだとか、犬は人間の感情を理解しているだとか。納得できる説もあるのだが、さすがにこれは無理が過ぎるか。「カモは地図が読める」

▼▽猟友会のベテラン会員らが笑い話としてよく持ち出す。狩猟者は鳥獣保護区や銃猟禁止区域などが示されたハンターマップで猟場を確認するが、カモの群れは大抵、禁猟区域を選んで飛来するのだという。猟の成果が芳しくなかったときの言い訳として語られることが多い。

▼▽ところが実際に猟場を歩くと、さもありなんという場面に出くわす。橋を境に禁猟区域となる川の上流に大群がいるのに下流にはわずかしかいないという具合だ。カモも学習するのか猟期終盤はその傾向が顕著になり、狩猟者の姿を見て禁猟区域に逃げ込んでいったりする。

▼▽県内のカモ類の狩猟がきょう解禁される。ハンターにとっては待ちわびた初猟だが、猟銃による事故は猟期の初期に起きやすい。銃の所持年数が長いベテランほど事故件数が多いというデータもある。猟場ではぜひ安全第一で。野趣に富む滋味も無事であってこそ楽しめる。 【談話室】

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     このコラム『言い得て妙』



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