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木を見て森を見ず

Mori


       【意味】一本一本の目の前の木に注意を奪われて
       森全体を見ていないということ。目の前のことは見
       ているが、全体像を見ていないということの例え。


 ものごとの幹と枝葉を見極めることはなかなか難しい。昔もそうだったようだ

▼親の教えに従って、説教僧になろうとした男がいた。法会に招かれた時のために、まずは馬に乗る練習をする。仏事の後の酒席が興ざめになってはいけないと、次に歌を習った。この二つがおもしろくなってのめり込む。<説教ならふべきひまなくて、年よりにけり>と『徒然草』にある。乗馬と歌の腕前は、かなりのものになったのだろう。しかし一番重要なことが忘れられた。残念ながら本末転倒だ

▼この制度も、本来の目的が置き去りになりそうだったようだ。ふるさと納税である。国が抜本的に見直す方針を明らかにした。高額品や地場産ではない品々で、寄付を集めるのを法律で規制するという

▼外国旅行や自治体に無縁のタレントのグッズなどの返礼品を知り驚く。もともとは故郷などを応援するための制度だ。なのに、自治体間の行きすぎた競争が起こり、物欲を強く刺激するネットショッピングのような面も現れていたようだ

▼「持ち出し」になって苦しむ自治体があったり、特産品に乏しい自治体が悲鳴を上げたりしてきたようだ。本末転倒だろう

▼『徒然草』で吉田兼好は、目の前のことにとらわれてしまえば、身を立てることは、できないと警告する。競争ばかりにとらわれてしまう恐れのある現状は、確かに見直し時なのだろう。【中日春秋】

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A002                     珍念の脳裏に名言が思い浮かぶ!

                     過ちては改むるに憚ること勿れ

               【読み】
あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ 
              【意味】  過ちては改むるに憚ること勿れとは、過ちを
               犯したこ とに気づいたら、体裁や対面などにとらわれ
               ず、ただちにめるべきだという戒め。


                            『空樽は音が高い』  ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

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