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壇ノ浦

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                                    平家が滅んだ壇ノ浦近くで弾くと海が荒れる。
                                    ずいぶん前、琵琶奏者の上原まりさんが何か
                                     のインタューでそんな思い出を話していた。
                                     まさかと思いながら、いや、もしかしたら…





◆ひとたび弦を震わせれば、不思議な世界が現れる。音色に乗せてゆったり語る平家物語を聞くと、滅び行く者の悲しさや無念が胸に迫る。なるほどこれを聞かされれば、海に散った平家の人々も心がざわつく

◆筑前琵琶奏者として活動を重ねていたその上原さんが、71歳で亡くなった。宝塚歌劇団の娘役トップを退いた後、舞台で鍛えた表現力を琵琶に託し、観客を異界へいざなった。源氏物語などにも挑み、語りの可能性を広げた。そんな舞台はもう楽しめない

◆三つの名前で生きた71年間だ。神戸生まれの本名柴田洋子。幼くして名乗った旭艶(きょくえん)は筑前琵琶の旭(あさひ)会総師範だった母がつけた。そしてスターの上原まり。それぞれの名前はどんな物語を織りなし、1本に合わさったかを聞きたかったが、夢で終わった

◆兵庫県内でもコンサートをよく開いていた。子どもには少し分かりにくいかもしれない。しかし難しくても日本語や古典の面白さは心の底にきちんと宿ったのではないか

◆客席に身を置いた一人として、あの音あの声を思い、目を閉じる。【正平調】

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                       上原まりさんの(平家物語)是非,聞きたかった!
                       本名:柴田洋子さんのご冥福をお祈り致します。

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