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食糧難に陥った(未来社会の恐怖)


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          温暖化や人口増加で食糧難に陥った未来社会。
          一部の特権階級のみが肉や野菜をむさぼり、一般
          市民は合成食品の配給で命をつないでいる。緑色
          をしたその食品の原料は、何と貧しい老人たちの
          肉体だった







◆1973年公開の米映画「ソイレント・グリーン」。子供心にも衝撃の内容だったが、先ごろテレビで見てまた驚いた。時代設定は2022年と、今からわずか4年後なのだ

◆現代社会はといえば、途上国を中心に世界人口は増え続け、気温上昇は止まらない。1%の富裕層が世界の富の8割以上を独占する激しい経済格差が広がる。文字通り弱者を食い物にする社会を描く映画が荒唐無稽だと笑えようか

◆老人たちは無理やり殺されるのではない。飢えや孤独に疲れ、自ら安楽死を願う。下流老人や老後破産などの言葉が当たり前となった高齢化日本の姿も重なる

◆映画では知識や経験に富んだ高齢者は「本」と呼ばれる。紙の本の衰退は現代より深刻で、彼らの記憶が本代わりなのだ。しかし「本」たちを敬う者は少なく、むしろ邪魔者扱いされる。先人の知恵に学ばない社会は続かない

◆「今に人間は家畜になる。何とかしなくては」。主人公の叫びはこの先も、人が人として生き延びるための警告として、今なお重く響く。【正平調】

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Omigoto


         このコラム『頂門の一針』素晴らしい!






 映画「ソイレント・グリーン」 
内容紹介

 2022年 ニューヨーク --- 人々は飢えていた。チャールトン・ヘストン主演のSF超大作!2022年ニューヨーク。爆発的な人口の増加と環境汚染により、食料問題は深刻を極めていた。同年、ソイレント社は合成食品ソイレント・グリーンを発表。問題は解決に向かうかと思われたとき、同社の社長が自宅で殺害されているのが発見される。殺人課のソーンが捜査に乗り出すが、その背後には食糧危機打開のための政府の陰謀が渦巻いていた…。

 SF作家ハリー・ハリソンの小説『人間がいっぱい』を、『ベン・ハー』『猿の惑星』のチャールトン・ヘストン主演で映画化。娯楽性を極力廃し描かれた絶望的な未来像と、ベートーベンの『田園』にのせて語られる驚愕の真実がSFファンを魅了する!

  CHEBUNBUNの感想・評価

【4年後の世界・・・・】

 先日、ワールドカップや豪雨のドサクサに紛れて、水道法が改正。水道民営化が決まりました。結局、法案成立は見送られ白紙に戻ったのだが、真面目に日本が『怒りのデス・ロード』の世界になりかけました。

 さて、なんでこんな話をしたかというと、2022年の世界を描いた『ソイレント・グリーン』に日本の未来が垣間見えたからです。水道、空気が汚染され、食料が配給制になった世界で、殺人事件の真相解明を目指し警部が暗躍するという話。

 貧富の差が極端に広がる、道路は整備されず、国は謎の食料《ソイレント・グリーン》を製造している。野菜や肉などはまともに作らず。

 インドの黄砂、中国のPM2.5を凌駕する毒々しい緑ガス漂う世界と廃虚のコントラスト、確かにSFな造形だが、オリンピック後、特需が弾け、衰退していったら日本はこんな世界になってしまうのではと背筋が凍った。やはり、水道は民間にも、ましてや外国にも渡してはいけない。インフラはしっかり国が管理してほしいと感じた。ι(´Д`υ)アセアセ


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