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君はうそつきだから、小説家にでもなればいい-。

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          小説家の浅田次郎氏はやんちゃな小学生の時、恩師に
          こう言われたそうだ。数多くのベストセラーを放つ同氏は
          「叱責(しっせき)でも説教でもなく、炯眼(けいがん)とい
          うほかあるまい」とエッセーで述懐する





▼物語をつむぐ小説は虚構あるいはうその上塗りを開陳しているようなもの。小説家は錬磨された自身の心情を巧みな文章表現でつづり、読者に泣き笑いや感動を与えているのかもしれない

▼芥川龍之介は「うその形でしか語れない真実がある」とつぶやいたという。人間の社会は基本的にうそで成り立つという事実があり、その奥に秘められた真実を突くために小説という手段に訴える。それが文学の存在理由だと解釈すべきなのだろうか

▼元文科省官僚が絡む東京医科大の不正入試問題は、長年にわたる女子受験生らへの不正な得点操作が判明し、受験生への背信行為、重大な女性差別と批判される事態に発展した。排除の論理が横行する実態は他大学へ飛び火する可能性がある

東京医科大は女性支援を看板に掲げて、国から多額の補助金を得ていた。その題目が「建前」であり、うそ偽りだと露見した。まことに事実は小説より奇なりだ。【四季風】

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Bi8a


    この痴れ者め!
    XXはXX・・・・・。







 Kami    

           浅田次郎氏の「憑神」に感動しました。
           「憑神」 作品紹介・あらすじ






 時は幕末、処は江戸。貧乏御家人の別所彦四郎は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、霊験あらたかにも神様があらわれた。だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった!とことん運に見放されながらも懸命に生きる男の姿は、抱腹絶倒にして、やがては感涙必至。傑作時代長篇。

眉子さんのレビュー

 「限りある命が虚しいのではない。限りある命ゆえに輝かしいのだ」 腐敗と、慢性的な疲弊に沈む現代日本ではバカ正直に真面目に暮らしているようでは、良い暮らしにはありつけない……。

 本作の舞台・幕末の江戸でも同じ。真面目過ぎてお人好しですらある主人公がツイてない人生に翻弄されながらも「自分らしくどう生きるか」を成長しながら見出す物語。

 憑神に取り憑かれる主人公や粋な江戸のユーモアをたっぷり織り交ぜたドタバタ劇かと思いきや、読み手に「あなたの『人間を人間たらしめる真理』は何か?」と問いかける。心温まるストーリ。名作

 斯く言う(珍念) 『百聞は一見に如かず』 (^-^;

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