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「筋を通す人になれ

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                  保険の外交員として働き始めた青年は目覚ましい
                  実績を上げた。会社は支店長に抜てきしようとした
                  が、彼はその話を断り、師から提案された私塾を始
                  めた。青年とは戸田城聖先生である








▼1923年(大正12年)、戸田先生は師匠の牧口常三郎先生が提唱する教育法を実践する場として、私塾「時習学館」を開設。算数のテキストをまとめた著書『推理式指導算術』は当時の受験生の間で人気を博し、100万部を超えるベストセラーになった

▼ゲーテ研究の大家・山下肇氏は時習学館で学び、苦手だった算数の力をつけた。氏は戸田先生から教わったこととして、「打てば響くような人間になれ」「筋を通す人になれ」などを挙げている。受験のための塾でありながら、その教育は塾生の人間的成長にも大きな影響を与えた。生前、山下氏は『時習学館と戸田城聖』(潮出版社)に万感の思いで書き残している




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▼若い時に受けた人間的な関わりや精神的触発は、心の奥深くに刻まれるものだ。普段は思い出さなくても、悩みや困難に直面するたび胸によみがえり、人生を支えてくれる

▼励ましも、改まったり言葉を飾ったりする必要はない。思いを込めた一言は、必ず友の力になる。青年の月・7月。次代を担う若人に、真心のエールを送ろう。【名字の言】

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 珍念の脳裏に 1973年(昭和48年)公開された映画、「人間革命」が思い浮かぶ!

 ●1945年(昭和20年)7月3日午後7時。豊多摩刑務所を出獄して、かっての城であった「時習学館」での思い出が浮かんできた。戸田の教育法は実に水際立っていた。彼は、子どもたちの旺盛な好奇心に応えて、具体的な事実から、一つの数学的概念を認識させ、それから推理を重ね、いっの間にか複雑な、高度な概念を理解させる。

 ●この過程は面白くて、無理がない。そして、学問の楽しさを、子どもたちは、小さな胸に感得する。子どもたちは、寒暖計のように鋭敏な反応を示した。戸田は、人格形成のための技術が、まさしく教育であると考えた。

 ●優れた教育理念を根底にもち、独創的な教育技術を身につけた教師は、ぐいぐい生徒を引っ張っていくことができる。そうした教育者から、物事を認識訓練を受け、いっしか人格の高みまで導かれた人は、まことに幸福者である。

 ●彼は、いっもニコニコしながら、「よう!」と声をかけ、教室に入って来る。いたずらっ子たちは、慌てて席に着き「こんばんは」と頭を下げる。今夜は、どんな面白いことがあるかと、期待に目を輝かせている。

 ●彼は、子どもたちに笑いかけながら、口を切る。「犬の欲しい人は、いないか?」一瞬、子どもたちは静まりかえる。「欲しい人には、犬をあげよう」あちこちから、盛んに手があがる。「先生、私にください」「先生、ぼくにください」「先生、ぼくにも」「先生、あたいにも」教室は騒然となる。

 ●彼は、目を細めて教室を見渡し、「「さあ、誰にあげようか」と言いながら、くるりと後ろ向きになって、黒板に向かってチョークをとる。彼は、黒板の真ん中に「犬」と大きく書く、そして、子どもたちに向かって言う。

 ●「これは、なんだ?」「イヌ」「そう、確かに犬だね」「は~い」「間違いないね」「は~い」「さぁ、欲しい人は持っていきなさい」子どもたちは、一瞬、困惑してしまう。ややあって、一人の少年が叫ぶ、「なんだ、字か!」どっと教室に笑い声があがる。

 ●戸田は、犬の字を指して言う。「イヌだね、間違いないね。さあ、欲しい人にあげるよ」確かに犬である。だが、もらっていくことはできない。子どもたちは、何が、どう間違っているのか、それが、つかめない。

 ●彼は、それが犬というものの、抽象化された記号であることを教えていく、さまざまな、面白い実例を重ねながら、数学というものが、実は数の記号のうえに成立しているという概念を、小さい頭に、知らず知らずにしみこました。そして、これらの小さな頭は、自らの力で、活発な応用を始める。

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             あ・・・(珍念)調子に乗って演壇で
             講義している錯覚に、舞い上がって
             います・・『百聞は一見に如かず』

 

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        映画「人間革命」 商品の説明。

        一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の
        宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換を
        も可能にする。 1973年(昭和48年)に劇場公開され、たち
        まち記録的な大ヒットとなった超大作。広宣流布に命を懸
        ける戸田城聖の戦いを描く-。


トップカスタマーレビュー

すごく感動しました 投稿者 琴咲花蓮

 ☆映画ということで今回は文字だけでなく、生の画像ならではの迫力が伝わってきます!三代の厳しい現実との怒涛の歴史を生き抜いててこられた熱き闘争です。現実生活を真っ向から立ち向かっていく真の生き方がここに垣間見ることができます。

 ☆そして無縁社会といわれるなか、一人ひとりを大切に語っていく精神がここにあります。なにより、師弟の重要性を理解することができます。今の学会の偏見がどれほど劣悪かということも気付けます。

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