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「ずれ」

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※SF作家星新一さんの「ずれ」は、まるでネットショッピングの時代を予知したかのような作品だ。サービス会社のミスで違う商品が届くが、自殺志願の青年は生きる気力を取り戻し、犯罪者一味はやがて捕まり―と、不思議と丸く収まっていく

※この作品を収録した「ようこそ地球さん」(新潮文庫)の表紙や挿絵は、新居浜市出身のイラストレーター真鍋博さんが手掛けた。星さんと真鍋さん。二つの才能は尊重し、刺激し合い、多くの本を残した。自己紹介する星さんが「真鍋さんの絵に、話をつけている星です」と名乗ったとの逸話も

※県美術館で二人の足跡をたどるコレクション展が開かれている。星さんの文章のそばに真鍋さんの原画を配し、近未来で無国籍、そぎ落としつつも緻密な世界が、共通することを浮き彫りにする。ずれとは無縁の名コンビだったことがあらためてうかがえるだろう

※大きな災害のたびに持ち上がるのは、支援物資とニーズのずれ。西日本豪雨でも、受け入れ態勢が整わぬまま大量の物資が集まったり、必要としないものが届けられたりして、かえって混乱した所もあるという

とはいえ支援物資は、純粋な善意の発露によるものだけにもどかしい。卓抜した想像力で読者をうならせ続けた星さんや真鍋さんになりきり、妙案をひねり出したい。【地軸】

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                斯く言う・珍念のコメントは『蛇足』
                「ようこそ地球さん」(
新潮文庫)
                再度・熟読したい!

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