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2018年7月

チョロギの夢

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          「チョロギ」をご存じだろうか。お節料理で黒豆に添えられている
           赤いコリコリした食材と言えば思い出す人もいるだろう。小指の
           先ほどの一見珍奇な巻き貝状の形が、名前の響きとも相まって
           どこか愛らしい






▼シソ科植物の地下茎で、古くから滋養強壮の漢方薬として用いられ、縁起よく「長老喜」とも書かれる。近年はマウスの実験で脳細胞の活性化成分が報告され、認知症予防への効果も期待されている

▼そんな小さなチョロギに夢を託すのが、亀岡市の山あいにある宮前町神前地区の森隆治さん(67)だ。高齢化が進むふるさとを元気づける新名物にと、山野に育つ薬草のうちチョロギに着目した

▼住民に苗を配って4年前から栽培を本格化。設立したNPO法人が30軒近くから買い上げ、地元企業とも連携して伝統の梅酢漬けに飴(あめ)、そば、ジェラートなど10商品を送り出している

▼今年5月には、地区内の売店に併設して薬膳レストランをオープンした。チョロギや金時生姜(しょうが)などの薬草や地場野菜を使い、解説も添えた御膳やカレーなどを出し、市内外からの客で賑(にぎ)わっている

▼スタッフの大半は地元の65歳以上で、森さんは「住民の生活の張り合いとなり、いずれ若い人の働く場ともなって、ここで子育てをしてくれたら」と願う。山里の挑戦は続く。【凡語】


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        (珍念)の夢は?
        笑顔で過ごしたい

きょうは(新美南吉)生誕150年

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             児童文学作家の新美南吉は105年前のきょう
             愛知県半田市に生まれた。 「東の宮沢賢治
             西の新美南吉」とも評されるが、2人が対面し
             たことはないという






▼賢治の死の翌年、1934(昭和9)年2月、東京で開かれた文学者たちの「宮澤賢治友の会」には紫波町出身の詩人、巽聖歌とともに参加した。南吉は早くから賢治を高く評価し、教師を務めていた女学校の授業でその詩を使った

▼国語教科書に採用された童話「ごんぎつね」や「手袋を買いに」で知られる南吉は賢治同様、作家として名を成す前に早世した。生前親しかった巽聖歌は南吉の死後、作品刊行に尽力した

▼本県文学者とゆかりの深い南吉は、心の通い合いや生き方といったテーマを豊かな物語の中に織り込み少年少女に伝えた。詩「明日(あした)」は「花園みたいにまつてゐる。/祭みたいにまつてゐる。/明日がみんなをまつてゐる。」と始まる

▼子どもの成長をチョウや花に例えながら「明日はみんなをまつてゐる。/泉のやうにわいてゐる。/らんぷのやうに點(とも)つてる。」と結ぶ。この世界に生を受けた子どもたちを祝福する気持ちに満ちた作品だ

▼虐待、いじめなどで明日を迎えることなく命が失われる事件が相次ぐ。南吉の視線のように子どもの未来を信じて見守りたい。元気に遊ぶ夏休みの子たちの姿はそう思わせる。【風土計】

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        新美南吉の童話「ごんぎつね」や「手袋を買いに」
        久しぶりに熟読しました。感動で涙が止まりません。




汚職 (-_-;)

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                      今から二千年以上前の古代インドの王朝でも、汚職は
                      警戒すべき悪徳だったようだ。宰相カウティリヤの作と
                      される『実利論』に巧みな表現がある







▼<水中を泳ぐ魚が水を飲んでも知られることがないように、職務に任じられた官吏が財を着服しても知られることはない>。財産で満たされた海を自在に泳ぎながら、誰にも気付かれずに利益を得る姿が伝わってくる

▼澄んだ水が、また汚されたような事態ではないか。東京地検特捜部が一昨日、収賄の疑いで文部科学省の幹部を逮捕した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)に出向中、元会社役員に便宜を図り、謝礼として接待を受けた疑いがあるという。宇宙飛行士の式典出席に関する便宜だった可能性があるという

▼脇が甘いという話にも思えるが、舞台となったのは、宇宙開発の中心となる組織だ。小惑星探査などに子どもを含め多くの人が夢を託し、期待と共感をもってみつめている

▼文科省では、私大支援事業を巡る受託収賄罪で幹部が起訴されたばかりでもある。官職に清濁はないのだろうが、疑いが本当なら、とりわけ清くあってほしい人々が、人知れず公共の水を飲んでいた

よどんだ水は濁る。相次ぐ不祥事は長い間のよどみを思わせる。『実利論』は<配置転換をせよ。彼等(ら)が財を食いつぶさないように>などと説く。古典的な戒めもどこかで忘れられていたか。【中日春秋】

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『実利論』 商品の説明

  インドでは古来ダルマ(法)とアルタ(実利)とカーマ(享楽)が人生の三大目的とされてきた.古代インドの名宰相カウティリヤの作と伝えられる本書は,アルタの立場から揺ぎない権力の確保のために王が採るべき権謀術数を説いたもの.これに比べれば『君主論』など「たわいないもの」だとヴェーバーは言った.

トップカスタマーレビュー

驚くべき古代インドの政治経済論  ベスト500レビュアー

王に対して、王国をどのように統治していいか、あらゆる側面について書かれた本。
政治体制や、戦争、外交は勿論のこと、産業論、市場について、税金の掛け方など、広範囲にわたっている。特に、王国を脅かす外部、内部の敵に対して、スパイの活用を繰り返し訴えている。

訳者によれば、この本は紀元前200年から紀元後200年の間に書かれたという。
同じ時代の、中国や、ローマにおいても、ひとつの書で、ここまで広範囲について書かれた本は、思いつかない。そんな昔に、現代にも通じる、このような書物が書かれたことに、ただただ驚くばかり。復刊されよかった!

これは、古代インドの政治哲学書、権謀術数から人権抜きの統治論まで国家や権力の本質がよく見える。私は、仏教(仏典)が好きなのですが、出家者(隠居者)、今で言えば退職者に細かい出家条件が設けられていたのが驚きでした。昔も今も簡単に社会から逃げられない。それ以外では、マキャベリ、韓非子と同じく、非常に濃い権謀術策が書かれています。

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      春秋戦国時代や中日春秋の”春秋”とはズバリ何の事ですか?





 魯の『春秋』は西晋の杜預の注釈に曰く、春夏秋冬のうち夏と冬を除いたもの。つまりは年、歳月を意味し、年代記と解釈できるものですが。おそらく種を蒔く春と収穫の秋という農耕に重要な季節を残して一年を考えたものと思われます。この言葉が転じて人の一生を意味したり、歴史書以外でも記録や年代記に付けられるようになった。

 中日春秋のように新聞のコラムに春秋と付いているのは記録や雑記を意味する!

むかしばなし

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          桑折町の半田沼に伝説がある。沼の水を飲み、病の治った
     娘早百合姫が姿を消した。捜すと沼の底に屋敷があって娘
     は沼の主赤牛の嫁になっていた。そして捜しに来た男に「帰
     れない」と言い、父母に渡してほしいと襦袢(じゅばん)の片
     袖を託した




 ▼県北のグループ「麦わらぼうしの会」が地元の民話などをまとめた「しのぶ・あだたらのむかしばなし」の一編「沼の底のおやしき」。悲しい話だが救いを残し終わる。その後、日照りになると早百合姫は村人たちへのお礼に雨を降らせたという

 ▼語り継がれてきた伝説や民話にはその土地の長年の記憶が刻み込まれているのだろう。半田沼の伝説で日照りが語られるように、災害にまつわる昔話は少なくない

 ▼会津の只見川流域には「白髭(ひげ)水の洪水」と呼ばれる伝説がある。会津が洪水に見舞われた16世紀前半、白髭の翁(おきな)が大きな丸太の先に乗り「大洪水が来るぞ」と村人に知らせたという(会津地方振興局「只見川なるほど絵巻」)

 ▼昔話が愛される第一の理由は不思議な物語の魅力だろう。ただ、人々が助け合い苦難を乗り越えてきた歴史を伝えるのも昔話。災害など苦難は今も絶えない。夏休み、子どもたちに語り継ぐには、いい機会だ。【編集日記】

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Gyo

       斯く言う(珍念)のコメントは『蛇足』

「摩訶不思議な事件」

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▼鈴鹿市で25歳の男性が殺害された事件で「事実は小説より奇なり」という言葉が浮かんだのは、関係する人間関係のせいだろう。妻が20歳年上ということ自体は年の差婚が珍しくない時代で「奇なり」とするに当たらないが、息子の友人という設定が、世の母親を戸惑わせた。結婚に踏み切る際に息子のことをどう考えたのか、と

▼電話やメールで男性の様子に不信を抱いた妻が、連絡が取れなくなったとして息子に探すよう頼み、自宅の軽ワンボックス車内で男性の死体を発見したという経緯も不可解と言えば不可解。事実としても小説の筋書きにはなりにくいという意味で「奇なり」と言えるのではないか

▼発生から2カ月。事件は大きく動いた。妻とその交際相手という29歳の男性が死体遺棄の疑いで逮捕された。夫と息子の同世代の男性が関係者に加わった新たな展開に驚かされたが、男性容疑者の方は妻の経営するスナックの客で、殺された夫とも顔見知り。一緒に飲むこともあったという。警察は、容疑者2人の交際を巡るトラブルとみているというから、スナックのママを巡る人間関係という三文小説そのものの様相も帯びてきた

▼関係者はさらに増えそうだと観測する報道もある。一度で納まらず二度のひねりを効かせる最近のサスペンスドラマのように、さらなるどんでん返しが隠されているのか。死体を発見した息子を含め、同世代の男性3人の人生を大きく狂わせたには違いない事件だが、その中心にいたとみられる母の心情を表現するにふさわしい配役はだれかをちょっと考えてみたくなる。【大観小観】

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           主犯は、誰だ!
           遠山の金さん出番です。

食べ残しゼロ

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               食べ残しをする女の子が、食べ物には作った人の
               思いやりが詰まっていることをおばあさんに教わり
               苦手だった食べ物も食べるようになる―。絵本作家
       真珠まりこさんの作品「もったいないばあさんのいた
       だきます」(講談社)だ







 ▼この絵本で真珠さんは体を元気にする食べ物の役割や、自然の恵みに感謝し好き嫌いなく食べることの大切さなどを説いている。おばあさんの「ありがとうって のこさないようにたべようね」との言葉は子どもたちだけに対するものではないだろう

 ▼県は、夏休みに合わせて、小学生たちに「食べ残しゼロ」を呼び掛けるリーフレットを配った。捨てられている食品の現状を説明し、食べ残しをしなかった日を記録するカレンダーも付けた

 ▼8月から県は、食べ残しゼロの推進に協力する飲食店などを認定する制度をスタートさせる。協力店は、食べ残しをしないよう客に呼び掛けるほか、完食しやすい小盛りメニューの設定などに取り組む

 ▼日本における食品ロスは年間約621万トン。国民全てが毎日茶わん1杯分ずつを捨てている勘定になる。例年にも増して暑い夏。元気に乗り切るためにも好き嫌いなく食事し、満遍なく栄養をとることが大切だ。【編集日記】

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Yubi


    

     このコラム『頂門の一針』素晴らしい!

『魔界転生』

           Makai


        時代小説の書き手が“鬼門”として手を出したがらない
        分野に明治物とキリシタン物があるという。どちらも扱って
        傑作をものにしたのが、忍法帖シ[ちょう]リーズで知られ
        る故山田風太郎さんだ





▼もう半世紀以上前の1965年、山田さんが本紙夕刊などに連載した『おぼろ忍法帖』もキリシタン物の一つ。数ある忍法帖の中でも、作者はこの長編をことのほか気に入っており、81年の映画化を機に改題した。『魔界転生』である

▼天草・島原の乱の後、太平を得た江戸幕府。だが死んだはずの天草四郎や宮本武蔵ら最強剣士たちが摩訶[まか]不思議な忍法でよみがえり、反旗を翻す。対するは山田忍法帖でおなじみのヒーロー柳生十兵衛…

▼史実にうっちゃりを食らわせるような血湧き肉躍る伝奇小説は、これまで何度も映画や漫画になってきた。さらにこの秋、福岡の博多座や東京の明治座で舞台化される。発表から50年余りたっても衰えぬ人気こそ傑作の証明だろう

▼新聞小説の作者は掲載紙の読者を強く意識するとか。故内田康夫さんや近年では原田マハさんが、連載に熊本を登場させていた。ならば天草や熊本が舞台の『魔界転生』も、山田さんが熊日の読者に宛てて書いた? 今となっては確かめようもないが、そんな想像も楽しい

▼きのうは二十四節気の大暑。天草の空と海の青がひときわ映える時季になった。陽光を浴びて世界遺産で史実を学ぶ昼もよし、星の下で忍法帖の妖しい幻を探す夜もよし。どちらもこの地の風土と歴史がもたらす魅力である。【新生面】

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Bi1
             このコラム『言い得て妙』
             斯く言う(珍念)先ほど、ビデオで『魔界転生』
             見ました。とても面白かった。






【百聞は一見に如かず】気が向かれましたらご覧下さい( ^ω^)おっおっおっ

「人を励ます天才」

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                   先日、ラジオ番組「家族の時間」(本社提供)を聴いた。
                   その回のテーマは「人を励ます天才」。ある父と娘の
                   エピソードが紹介された



▼父は出張が多く家にいることが少なかったが、日常のささいなことを見逃さなかった。幼い娘が、玄関の靴をきれいに並べれば「靴を並べる天才」、食卓に箸や茶わんをそろえれば「お手伝いの天才」と。娘が社会人になってからも、パソコンの使い方を教えれば「パソコンの天才」、病気で歩行が困難になった父の手を支えれば「歩行助手の天才」とたたえた

▼母となった娘は、亡き父の「褒める」という励ましに支えられて今の自分がある、今度はわが子の“天才”を見つけたい、と。パーソナリティーは「素晴らしいですね。でも、褒めるのは難しい。褒める天才、目指したいですね」と結んだ

▼子に限らず、人は欠点を指摘されるよりも、褒められることで“自分がしたことに価値があったのか”“自分にそんな力があったのか”と気付くことができる。その“発見”こそが勇気と自信をもたらす。そして親から子、友から友へ、励ましの連鎖を生み出す

▼御書には「褒めること」が持つ力について「金はやけば弥色まさり剣はとげば弥利くなる」(1241ページ)と譬えている。「褒める力」こそ人材育成の鍵である。【名字の言】

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           斯く言う(珍念)感動しました。
           人を励ます天才になりたい!

魔法と科学

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                  十分に発達した科学技術は魔法と区別がつかない。
                   「2001年宇宙の旅」などで知られる英国人SF作家
                   アーサー・C・クラークの言葉という







▼確かに、科学技術によって生み出され、私たちが日常生活で使っている多種多様な製品は、中世に生きていた人から見ると魔法のようなものだろう

▼特に20世紀末以降のコンピューター・テクノロジーの発展は目覚ましい。魔法の杖(つえ)一振りならぬクリック一つで、パソコンの画面から好きな物を好きな時間に注文したり、手元のスマホで外出先から家電を操作したりと、昔なら想像もつかなかったことが可能になった

▼そんな先端技術を駆使して不思議な世界を創り上げたメディアアートの展覧会「魔法の美術館・・リミックス」が、きょう長崎市の県美術館で開幕する。2014年に人気を博した催しの再来だ

▼魔法使いの役回りを務めるのは、気鋭のクリエーター10組。情報工学の知識にアイデアと想像力を掛け合わせ、光や影が人の動きに応じて多彩に変化する体感型のイリュージョンを演出する

▼魔法のような世界に身を委ねつつ、それぞれの作品がどんな仕組みでできているのだろうと、訪れた子どもが知的好奇心を持ってくれたらうれしい。謎を解明したいという探求心が、科学のさらなる発展の土台となる。【水や空】


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 Kiku


         『百聞は一見に如かず』





「星野君の二塁打」

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小学6年の「道徳」の教科書に載っている教材「星野君の二塁打」が議論を呼んでいる。野球チームで監督から犠打を命じられた星野君、それに背いて二塁打を放つ。その結果、チームは勝利するが、星野君は監督から「チームの約束を破り、輪を乱した」ことを理由に、次の大会で出場禁止を言い渡されてしまう、という話。


 でも、星野君のしたことは本当に悪いこと? ふと、約10年前に米国で体験した少年野球を思い出した。現地のチームで野球をしていた息子が、毎打席のようにバントサインを出されたことがある。「自分の打撃がダメだから」と落ち込む息子を見かねて、家族で監督に理由を聞きに行った。ところが、監督は「えーっ! 君はバントが好きだと勘違いしてたよ。だって、バントサインに『ノー!』と言わなかったじゃないか」。

 日本では監督の指示に黙々と従うのが美徳なんです、と説明したら、監督は息子にこう諭したのだった。「この国では、打ちたいなら打ちたいと意思表示しなきゃ。言わなきゃ何も伝わらないよ」

 ちなみに1947年に発表された原作では、星野君が監督に「打たせてください」と懇願する場面も出てくる。主張し、しかも結果を出した星野君、米国だったらむしろ称賛されたかも。

 アジア野球連盟審判長、小山克仁さん(56)に読んでもらった。「バント戦術は絶対的な正解ではありません。野球のルールを破ったならともかく、戦術を『集団のルールを守ろう』という教材にするのは無理がある。子どもの打ちたい気持ちを大事に伸ばすのも指導者の役目なんです」。実際、最近は日本でも“バント野球”を見直し、打たせる戦術を選ぶチームも増えているそうだ。

 小山さんは「出場禁止は、行き過ぎでパワハラです。この指導で子どもに伝わるのは『チームワークやルールの大切さ』ではなく『監督に刃向かったら試合に出さないぞ』というメッセージではないでしょうか。指導者に自分の考えを述べられるスポーツ選手こそ育ってほしいのに」とも。

 現場の先生は大変だろうけど、この教材、単に「集団のルールを守ろう」でなく、答えは一つではない、そんな授業をしてほしい。文部科学省だって「(教材を)読む道徳」から「考え、議論する道徳」への転換を掲げているのだから。(統合デジタル取材センター)

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       角を矯めて牛を殺す

         少々欠点を直そうとして、かえってそのもの自体
         駄目にする枝葉にかかずらわって、肝心根本をそ
         こなうことのたとえ


「幸せなら手をたたこう」

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 坂本九さんが1964年に歌ってヒットした「幸せなら手をたたこう」を聴いて、詩人、川崎洋さんは最初、虚を突かれたそうだ。


★「顔で笑って心で泣いて」式の日本的感情表現を良しとする世代としては、幸せを100%態度で示そうという感覚に違和感すら覚えたが、実際に歌ってみると違った、と著書で書いている。<みんなと歌ってみると、別にしあわせでもなんでもないのに、妙に気持ちが盛り上がってしまう。これまでの人生で経験したことのない気分でした。(略)みんなで歌うから味が出るのだと思います>

★みんなで一緒に歌うと元気になれるのはなぜだろう--。去年からそんなテーマで取材している。

★取材先の一つ、代々木病院精神科デイケアの合唱グループ「ハートビートコーラス」が7日、15周年記念コンサートを開いた。1年間、取材しながら一緒に歌ってきた私も出演させてもらった。

★歌えば、走馬灯のように思い出が……。誰かとハーモニーを奏でる喜びに気づいた人が浮かべた満面の笑み。「死んでしまいたい」とうめいていた女性が「合唱は私の人生に欠かせない」と語ってくれた日。壁に貼られた「歌うことは生きること」という標語。

★コンサート直前には仲間の一人が緊急入院。落胆していたら、本番当日、「絶対に歌う」と彼が車いすで現れた。それがどんなにみんなを勇気づけたか。精神疾患を抱える彼らとの1年間、「みんなで歌うから味が出る」を何度も実感した。一緒に歌えることの貴さをいつも感じていた。

★終演後、何人かから声を掛けられた。「先月、新聞記事も書いちゃったし今日で取材はおしまい? もう歌いに来ない?」「来てね。仲間なんだから!」。胸がいっぱいになった。たぶん「幸せ」で。

★それで川崎さんの文章を読み返したのだ。「幸せなら手をたたこう」と試しに口ずさんでみた。ぱんぱん、と手をたたいても、やっぱり一人じゃ調子が出ない。

★<ひとりで歌うなら、しあわせなら目をつぶろう、つぶってそのしあわせを噛(か)みしめよう……みたいなつぶやきになってしまいそう>。そんな川崎さんの文章に倣い、私もこんな歌詞をでっちあげ、みんなを思いながら歌ってみた。

♪幸せなら目を閉じて/喜びを噛みしめよう/誰もがひとりではないことに/あなたと歌えることに(統合デジタル取材センター)

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              【歌は世につれ世は歌につれ】
              
これ以上の、コメントは『蛇足』




褒める

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             ほめて育てる効果は学校でも職場でも同じ。
             自信がついて前向きになる。しかし、ほめる
             のは難しい








 ※ある教師が話していた。皆の前で一人をほめると、ほめられなかった子がひがむ。ひいきだと思われたり、不公平感が広がることさえある。しかし、今どき「叱って育てる」と言えば「それはパワハラ」と言われる

 ※富山県警の警視が部下を大声で叱って本部長注意となったという。複数の部下に他の職員の前で「だら」などと怒鳴(どな)ったのが行きすぎた指導となった。「だら」はつかい方に注意がいる。若者同士の「だらや~」は会話の潤滑油にもなるが、威張る上司が叫べば言葉の暴力だ

 ※仲間内で気安くつかう方言には落とし穴がある。「けっこうやるがいね」とほめたつもりが、見下したと思われることも。方言が出そうになったら一呼吸(ひとこきゅう)おこうか。そして、人前でほめるのも叱るのも状況を見極める、相手を見て時と場所を選ぶ

 ※そんな及び腰では、ほめても叱っても効果がないと言われそうだが、どちらも簡単ではない時代なのだ。人の上に立つ者なら、それくらいは分かれ、と言うことだろうか。【時鐘】

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       Homeru

 ◆レオナルド・ダ・ヴィンチは「己の友を咎めるときは密かにせよ、これを讃むるは明らさまにせよ」と語る。注意する時は、陰でそっと行い、ほめる時は皆の前で、大いに、褒めてさしあげることである。

 ◆日蓮大聖人の御遺文に「ほめられぬれば我が身の損ずるをも・かえりみず、そしられぬる時は又我が身のやぶるるをも・しらず」と。=ほめられれば、我が身を損なうこともかえりみず、非難されている時は、また我が身が破滅することも知らず・と。人間の傾向を説かれている。

 ◆豚も、おだてれば木に登る・・(珍念)もです、何か軽いんです。灰色の脳細胞がなぁ!

      \( ^∇^)/θ☆ わ~い!!

「ずれ」

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          壁のボタンを押して注文するだけで、あらゆる
          商品が宅配用パイプを通じてすぐに届けられる












※SF作家星新一さんの「ずれ」は、まるでネットショッピングの時代を予知したかのような作品だ。サービス会社のミスで違う商品が届くが、自殺志願の青年は生きる気力を取り戻し、犯罪者一味はやがて捕まり―と、不思議と丸く収まっていく

※この作品を収録した「ようこそ地球さん」(新潮文庫)の表紙や挿絵は、新居浜市出身のイラストレーター真鍋博さんが手掛けた。星さんと真鍋さん。二つの才能は尊重し、刺激し合い、多くの本を残した。自己紹介する星さんが「真鍋さんの絵に、話をつけている星です」と名乗ったとの逸話も

※県美術館で二人の足跡をたどるコレクション展が開かれている。星さんの文章のそばに真鍋さんの原画を配し、近未来で無国籍、そぎ落としつつも緻密な世界が、共通することを浮き彫りにする。ずれとは無縁の名コンビだったことがあらためてうかがえるだろう

※大きな災害のたびに持ち上がるのは、支援物資とニーズのずれ。西日本豪雨でも、受け入れ態勢が整わぬまま大量の物資が集まったり、必要としないものが届けられたりして、かえって混乱した所もあるという

とはいえ支援物資は、純粋な善意の発露によるものだけにもどかしい。卓抜した想像力で読者をうならせ続けた星さんや真鍋さんになりきり、妙案をひねり出したい。【地軸】

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                斯く言う・珍念のコメントは『蛇足』
                「ようこそ地球さん」(
新潮文庫)
                再度・熟読したい!

「地球最後の日、あなたはどこで何を食べますか?」。

Comaty


               タウン誌「月刊新潟WEEK!」(ニューズ・ライン)
               2018年7月号がこんな特集を組んでいる











▼雑誌としては最後の号になる。全国初のローカルエリア週刊誌という形で創刊されたのは19年前だ。グルメ情報などを発信してきたが、インターネットの普及で読者ニーズが変化し、休刊を決めた。特集では、新潟ゆかりの有名人や食通ら100人が問いに答えている

▼フリーアナウンサーの伊勢みずほさんは、お気に入りのすし店が出す「ホウボウの酒蒸し」を挙げる。プロレス好きのマスターは伊勢さんが格闘家と結婚する際、婚姻届の保証人となった

▼本紙で連載を持つトマト生産者、曽我新一さんは満月の日に出合ったチキンカレー。配達帰りに寄った店で食べたカレーは、疲れた体に染みたという

▼アイドルグループ、Negicco(ねぎっこ)のNao☆さんは、父に教えてもらった店の「みそラーメン辛みそトッピング付き」。ラーメンなどめん類を選ぶ人は多い。本県には個性豊かなめん文化がある。長岡のショウガじょうゆラーメンに、燕名物の背脂ラーメン、へぎそば…。ズルズルすすれば、幸福な記憶がよみがえる

ズルズルと長引き、モヤモヤが残ったままなのがモリカケこと森友、加計学園問題だ。記憶や記録を巡るやり取りは結局、堂々巡り。のびたそばは確かにまずい。けれど国民がこのまま忘れてしまえば、自民亭ならぬ官邸の主を喜ばせるだけだ。【日報抄】

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            このコラム『言い得て妙』
            座布団10枚差し上げます







「地球最後の日、あなたはどこで何を食べますか?」 (*^ー゚)bグッジョブ!!

  「不義蜜通事件」  ^^) _旦~~

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読者の皆さま、おどろ 悍ましいタイトル
        ですが今風に言えば「浮気」の類です。





〇先日、友人の奥さんの浮気について、アドバイスを乞われ、弱りましたがまず、本人の話を根気よく聞き、一番良い方法を確認して貰いました。 最後に自分自身で責任を持って思い道理にいかなくても、人のせいにしては、だめですよ。と (^_^;)

〇古くは江戸時代、不義密通(つまり不倫)を図った場合例えば現行犯を抑えた旦那は、その場で妻及び相手の男を殺してもよし、とされていましたし、(ちなみにお上の定めた罰は「引き回し磔獄門死罪」、また密通に協力した者も死罪)現在でも、自己または他人の身体
生命を守るためならば、危害を加えようとする相手を結果的に殺してしまったとしても、殺人ではなく正当防衛として扱われているようです。

〇戦前までは 不倫は姦通罪と言って懲役までありました。儒教の教えが強い韓国では、まだ姦通罪はあります。今みたいに個人が大事にされる以前の封建政治の頃は盗みより不倫の方が大罪でした。人の家庭を崩壊する恐れがあったからです。

 不義蜜通一件(岩井三四二)作者の言葉

※江戸時代の訴訟と現代の訴訟はもちろん大きく違っているが、中でも大きな違いは、訴訟代理人、つまり現在でいう弁護士のような存在が認められていなかったことだろう。公事宿とか町名主が訴訟手続きを教えたり、ときに代行したりはしたが、あくまで手続きの補助をするだけで、お白洲では原則、訴訟当事者が出廷して弁論しなければならなかった。

〇とはいえ訴訟では大きな金が動くこともあるから、不慣れな中で経験者になにかとサーポートしてもらいたいという需要はあったに違いない。とすれば陰で訴訟戦術を教えるような商売があっても不思議ではない。そんな発想から生まれたのがこの短編です。

さて、この本の優れているのは凜とした生きざま惚れ惚れとしたストーリ。あっと驚く結末です。惜しむらくは{珍念}の筆致が、未熟なため真意を歪める恐れを抱いています。

◆江戸期における訴訟を描いた好篇で、いわゆる「大岡裁き」的な虚構を排し、その詳細を綴った作品です。訴訟を起こした者をを支える商売、いわば現在の弁護士に当たる者を想定して展開するお白洲の実態を余すことなく書ける者は作者以外にいないのではあるまいか。

◆そうそう肝心の「あらすじ」ですが、おせきの夫、長蔵は古着問屋を営み手代がひとり小僧も二人いて手広くとはいえないがまずまず堅い商売をしていた。ふた月ほど前に取引先の滝田屋で、主人の半右衛門にその妻おすみ、とともに刺し殺されたてしまつた。

◆二人を殺し滝田屋の半右衛門は血まみれで自身番に出頭した普通なら人殺しの罪でお縄になりお白洲に引き出され打ち首の言い渡しを受け小伝馬町の牢屋敷で首が転げ落ちて一件落着のはずですが。罪にならず、しばらく町名主預かりになり放免され、いまは以前とかわらずに古手屋をやっていた。

◆それは長蔵が半右衛門の女房、おすみと不義蜜通に及んでいたのを、おすみともども成敗したと主張したからだった。お定めでは妻と不義蜜通した男を殺しても、殺した夫は罪にならないのである。お上もそのあたりを調べた上で長蔵とおすみは蜜通していたに違いないとして半右衛門をお構いなしとしたのだ。

◆これはまことに珍しい事件だった。不義蜜通が露見しても通常なら殺しはせずに金を払わせて解決する。それなのに町人が間男と女房を成敗したので一時は江戸の町で噂になった。その噂も二月もしたら収まったが、収まらないのはおせきだった。

◆げに恐ろしいのは女の感だった「うちの人は浮気なんかしていない」長蔵が通りがかりの女にちらりと目を走らせるのを見て何を考えているのかわかるし以前古手屋仲間の寄り合いの流れで茶屋の酌女といちゃついてきたときなど着物に付いた匂いでたちまち、み破った。どうも可笑しい。素人女と蜜通する仲になるまでに、あたしの目を誤魔化しきれるわけがない。

◆ん、そうだ滝田屋には古手を卸していたから、その売掛金が三十七両三分ある調べたら売掛は年をまたいて滞つている。この売掛が払えなくなって不義蜜通にかこつけて夫を殺したとおせきは考えた。お上に話しても取り上げられず不義蜜通という大罪で殺された夫の女房という汚名をきせられ店の得意先が離れて商売が回らなくなり・・そんなとき、天竺屋時次郎のうわさを聞き頼んだ。

◆でも・・不義蜜通した場面は滝田屋の半右衛門しかいない「死人に口なし」で・・暗礁に乗り上げ裏稼業の天竺屋が禁じての「奥義を(おせき)に授ける」お白洲でお奉行から「訴訟人志摩屋きせ、なお申すことがあるか」と

◆「お奉行さまに申し上げます」これは亡き亭主が残した売掛帳です亭主は、何度も売掛を払ってもらいたいと掛け合いました。それでも支払わず先月滝田屋に殺されてしまいました。滝田屋は、自分の女房と不義蜜通をしたから殺したとお上に申し上げ無罪になってございます。ところがあたしには、これはただの言いがかりしか見えません売掛を払いたくない滝田屋が気に入らない女房といっしょにうちの亭主を殺したに違いないのです!」

◆「そのため売掛など払うつもりがありません。催促すれば蜜通した咎人に払う金などないの一点張りで、話にもなりません。どうか滝田屋に売掛を払うよう言い聞かせてください。それとできますれば亭主殺しの一件今一度お調べいただきますようお願い申し上げます」

◆「蜜通をして殺された亭主が、じつは、蜜通をしていなかったと申すか」 (はい) 「何か証拠があるのか」(いえ、いますぐに出せるものはなにしろ滝田屋の中で起こったことですので)「亭主のことは目安にはない。目安にないことを裁くことはできん。そこは分かっておるのか」(はい。滝田屋が払わないのは、うちの人が蜜通したからだと言い募る以上、うちの人はそんなことをしていないと明かさねばなりません」奉行はうなずいた。

◆それから三度目の最後のお白洲で滝田屋の半右衛門との丁々発止のやり取りがあったが、おせきが「一言申し上げます」「滝田屋はうちの人が蜜通していたところを見たと申し立てていますが、そんなはずはありません。うそをついています」

◆{またそれを申す。すでに裁きのついたことじゃ。しかとした証拠はあるのか}奉行の金岡葱衛門の声は鋭い。

◎しかしおせきは負けずに言い続けた。おせきの声が響くと詮議所の中はしんとなった。金岡葱衛門だけでなく、横にすわる者も凍りついている気配!



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        凛とした生きざま! 

        それは、あぁ(@_@) それを言ったら、作者から叱られますので
        興味のあられる方は、読んでください。種明かしはご法度です。 

 今日も(珍念)の 減らず口は絶好調です。 (*´v゚*)ゞ

王女サファイア

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                      王女サファイアは天使のいたずらで男と女二つの心を
                      持って生まれた。王子として育てられるが、やがて女性
                      として生きたいとの思いが強まっていく。「男のなりをしても
                      やっぱり女の子よ」。手塚治虫さんの「リボンの騎士」である






◆この漫画をあてはめるのが適切かどうかは分からない。ただ、心の性と体の性との違和感について思いを巡らしたとき、頭に浮かんだのが先のサファイアの言葉である

◆お茶の水女子大(東京)が戸籍上は男性でも自分は女性だと認識しているトランスジェンダーの学生を2020年度から受け入れる、と発表した。当事者らしき人からの問い合わせを受け、検討してきたという

◆「ようやく」か「思い切ったね」か。反応はさまざまだろうが、女子大ではこれまで開かれることのなかった重い扉である。うつむきがちだった誰かの心に明るい光が差し込むのだとすれば、この一歩は大きい

◆「リボンの騎士」の連載が始まったのは敗戦のわずか8年後、1953(昭和28)年だった。ありのままの自分で生きる-そう読みとれるメッセージは年月がたって古びるどころか、ますます私たちの胸に響く

ありのままでと願いながら、人知れず涙を流しているサファイアたちに、光の扉を一つでも多く。【正平調】


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           コラミストの【筆致】は冴えている。
           斯く言う (珍念) 感動しました!




『モダン』!(^^)!

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           美術小説の旗手、原田マハさんの『モダン』は
                       ニューヨーク近代美術館(MoMA)を舞台にし
                       た短編集。『中断された展覧会の記憶』は、福島
                       県内に貸し出された米国の画家アンドリュー・ワ
                      イエスの名画『クリスティーナの世界』が東日本
                       大震災に遭遇するという物語だ







▼原発事故の影響を心配する館長に米国籍の日本人職員が絵の「救出」を命じられる。絵の引き揚げに否定的な職員に館長はこんな言葉を吐く。「日本人は誰も逃げ出さない。誰も怒らず、声も上げない。電力会社も、日本政府も、誰も謝罪もしなければ、詳しい説明もない。まったくどうなってるんだ、日本って国は」

▼あの時、仙台市周辺でも、各国の大使館員らが避難のために自国民を呼び集めていた。帰国を待つ母国の家族たちは館長と同じような思いを抱いただろう

▼しかし、あの頃を思い返すと、作中の館長にこう言いたくなる。「逃げ出したくないわけではない。怒りもあれば、声も上げたい。ただ、当惑の中でやらなければいけないことばかりだった」と

▼この名画の福島への貸し出しはなく、物語は全くのフィクション。だが、そう感じさせないリアルな感覚が登場人物たちの言葉ににじむ。あの時、私たちが抱いた怒りや当惑、安寧への渇望は今も続いている。【河北春秋】

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Annai


         このコラム『百聞は一見に如かず』






『モダン』原田マハの傑作短編集  トップカスタマーレビュー

投稿者 でんちゅう

 原田マハさんでないと書けない短編集だと思います。マティスとピカソ、偉大な芸術家の絵画に息を吹き込み、物語を語らせた辺り、プロだなと思う。どの短編も読みやすく、またカッコよく書かれてあり、アートの素晴らしさを伝えている。読み終わった後、パソコン等で実際の名画を鑑賞する楽しみも大きいです。ひとつの絵画に実に多くのドラマや感じ方があるものと思う。

投稿者 汲平

 MoMAに関わる短編5編をおさめる作品集。3.11で被災した福島から取り戻されたワイエスのクリスティーナ。友人を9.11で失い、自らもMoMAを去るローラ。工業デザインをアートにまで高めながら、解任された初代館長アルフレッド。どの話も挫折を抱えている。それでもクリスティーナは福島へ戻るだろう。

 ローラは上司がオーガナイズしたピカソ・マティス展に感動し、アルフレッドをリスペクトする女性が工業デザイナーとなり、彼は閉館間際のピカソの前に芸術を遺す。挫折を超え前へ向かう姿が美しい。クリスティーナの後ろ姿の様に。 (o^-^o)

「よき友三つあり。一つには物くるる友、二つには医師(くすし)、三つには智恵ある友」

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                         兼好法師は書いている。

                       「家の作りやうは夏をむねとすべし。冬はいかなる
                       所にも住まる。暑きころわろき住居(すまい)は堪へ
                       がたきことなり」
  (「徒然草」)






◆家は夏の暮らしやすさを考えて作るのがよい。暑さをしのげないのは我慢できない、と。冬の寒さに凍える住まいもそれはそれでつらいものだが、酷暑の季節を迎えたいまは、法師の教えがとりわけ身にしみる

◆もともと人が寝起きすることを想定していない体育館の夏は、それこそ耐えがたき暑さだろう。扇風機でせめてもの涼をとる人たちの様子を、本紙が伝えていた。西日本の豪雨被災地に設けられた避難所である

◆クーラーの取り付け工事が各所で進んでいるという。妊婦、高齢者らを対象に、ホテルや旅館の部屋を無償で提供するとのニュースも聞こえてきた。濁流に耐え、つなぎとめた命である。守る手だてを急ぎたい

◆「よき友三つあり。一つには物くるる友、二つには医師(くすし)、三つには智恵ある友」。徒然草の別の段にある。被災地でいえば、必要な物資の支援、命にやさしい環境、それを実現するすべと工夫が求められている

夏の暑さはさらに増し、被災者の心と体の疲れもこれからが峠だろう。寄り添う私たちの道のりも長いものになる。よき友であり続けたい【正平調】


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「正平調」「せいへいちょう」と読む。
「正平」は「厳正公平」。「調」は中国の詩「清平調」から採った。この詩は、牡丹(ぼたん)の花のように華麗に表現するのを特色とした。したがって「正平調」は、「厳正公平に、しかも華麗に表現する」との意味がある。


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薬毒同源

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                             毒をごく薄めると薬になったり、薬も飲み
                             過ぎれば毒になったりする。薬毒同源。
                             薬と毒は人間に都合がいいか悪いかの
                             違いにすぎず、コインの裏表の関係にある






▼水も同じだと、このたびの西日本豪雨につくづく思う。人間が生きるのに欠かせない仏の一滴が悪鬼の塊となって多くの人命を奪った。恐ろしい水の顔を見た

▼ふと、治水に尽力した県人が懐かしくなった。杉田定一、熊谷太三郎、大武幸夫といった国、地方政界の重鎮たちである。元県議の東郷重三さんも忘れ得ない人だ

▼2000年12月5日付の小紙に、東郷さんのインタビューが載っている。この年は九頭竜川水系の治水事業100周年。その記念大会で感謝状が贈られた

▼毎年のように水がつく村に育ち、治水はやらざるを得ないことだった。そう語った後の言葉が印象深い。「これからの100年はきれいな水を残さないといけない」。そのはずが自然は想像を超えた

▼日本全体で見れば、治水はまだ十分ではない。最近まで「異常気象」と呼んでいた状態がいまや当たり前になったからだ。凶悪になった鬼には備えも強めねばならない

▼豪雨が近づく5日、衆院本会議では水道法改正案が賛成多数で可決された。海外資本が運営権を握れば安定給水が維持できなくなると心配されている。これは仏の一滴の問題。鬼面に驚いてか議論が十分でない【越山若水】

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Tinnen


             このコラム『頂門の一針』 素晴らしい!







『毒と薬の不思議な関係』商品の説明 内容紹介

  医薬品の中には、素晴らしい「薬」だと思われているものが、実は恐ろしい「毒薬」というものがあります。しかし、このような例は珍しいことではありません。ほとんど全ての薬は服用量を誤れば毒となります。本書は、化学の発達と共に人類が手にした薬の知識や毒の歴史を化学知識をもとにイラスト入りでわかりやすく解説します。

※本書に記載してある内容は、毒と薬の歴史や化学知識を知ることで家庭などで起こる事故を未然に防いだり回避することを目的としています。テロや違法行為を助長する意図はありません。また具体的な製造法に触れたり、違法行為の方法は一切記述してありません。(^-^;

「医」

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           医という漢字には矢が隠されている。詩人の吉野弘さんの詩
          「医」によると「病む者へ、まずは矢のように駆けつける心情」が
          医師には必要だからだという







▼漢文学者白川静さんの「常用字解」をひもといてみた。「医」は、匸(けい)(隠された場所)に悪霊を払う力のある矢を置いた形だそうだ。大昔、病気は悪霊の仕業と考えられていた。矢を放ち病気を癒やすことが医。それを行うのが医師である

▼他の職業以上に高い倫理性が求められる。そんな医師を育てる医大を舞台に、とんでもない不正が行われていた。私立大への文部科学省の支援事業を巡り、東京医科大が対象に選ばれるよう便宜を図る見返りに、同省前局長が自分の子を合格させてもらったとして、受託収賄容疑で逮捕された

▼文科省は日本の教育行政を司(つかさど)る。とりわけ近年、入試の公平性や透明性を各大学に強く求めてきた。容疑が事実であるなら、何を言っても説得力に欠ける。一方、大学側では、前理事長と前学長が裏口入学に関与していたとされる。医大のトップ2人だ。「医は仁術」という言葉がむなしく聞こえる

吉野さんによると、人の病気を治す医師に対して、国の病気を治す名手は「国手」と言うそうだ。「医」はこう結ばれている「『国手』―今一番欲しい人」

▼文科省だけではない。中央省庁では、不祥事やトラブルが後を絶たない。国手はどこにいることやら。【卓上四季】

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 珍念の無駄口です ( ^ω^)おっおっおっ

 ☆おいしい料理を食べるためなら何十分でも待つという客が、ずらりと行列をつくる。そんな店が時々、テレビで紹介されている。話は違うが、眼の手術で生まれて初めての入院生活を体験し、「行列のできる医者」を知った。

 ☆診察までの待ち時間が長いのはどこの病院でも同じだろう。ところがこの病院の内科のO医師はそれが普通ではない。とても長いのだ。それでも患者は喜んで自分の順番を待っている。

 ☆待ち時間が長い理由はすぐに分かった。どの患者に対しても、じっくり時間をかけて診察するからだ。病状や治療方法について、患者が理解するまで、優しく、丁寧に説明している。

 ☆ある時、病状の重い入院患者に話しかけている姿を見た。「私も一生懸命に治療します。あなたも負けないで」なんとしても病気を治してやりたいという思いが滲み出ている。患者も思わず目に涙を浮かべ「頑張ります」と

 ☆隣のベットの男性が「この病院にくる患者の3分の1はO先生が目当て」と語っていた。少し大袈裟だと思うが、患者を党勢拡大の対象にしか考えない政治色の強い病院もある中で、こんな医師に出会うと、ほっとさせられる。「北斗七星」(和)のコラムより・・

 ☆今日、妻と、黒澤明監督の名作(赤ひげ)を見ました。黒澤明のヒューマニズムの集大成がこの「赤ひげ」です黒澤は、映画産業の斜陽化の中にあって、「映画とは、“生きる力”を与えてくれるものでなければいけない、観客が映画館から出てきた時。力がみなぎっているようなものでなければいけない」と考え、クランク・インの時、スタッフ全員の頭上からベートーベンの『第九』を大音響で何度も聞かせたそうです。

 ☆そして、「このような感じにこの作品が出来上がったら大成功なんだよよろしく!」と言ったそうです。まさに「赤ひげ」は、人間の歓喜を謳い上げた、魂を揺さぶる名作となったのです。O医師の姿が(赤ひげ)のように 現代に蘇ったようです

 ☆ともあれ・・人間生まれてから殆どの方が病院に掛かられる可能性がありますが、皆さまは如何ですかぁ!

 ☆珍念・・末期がんで、ある大学病院に入院しました。 医師と看護師さんの激励と優しさで虎口を逃れました。・・5年生存率を超え19年になります・・医学の恩恵に感謝しています・・

 

(o^-^o)  ともあれ、(ピンピンコロリ)で、100歳を目指し邁進したい!

天候とからだの関係 

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▼全国のあちこちから大雨やそれによる被害が聞こえてきて、心配が募る。私が住む東京も、梅雨が明けたのに天候が不順だ。


 ▼診療所に行くと、若いドクターたちが話している。「昨日は“ふらつき”の患者さんが多かったけど、台風が近づいてることと関係してるんですかね?」「今日は湿度が高いせいか、せき込みを訴える患者さんが多いよ」

 ▼「天候とからだの関係」について多くの医者が調査や研究をしているが、まだこれといった決定的な理屈は分かっていない。ただ、「雨の日は古傷が痛む」とか「低気圧が来ると頭痛がする」という経験をした人は少なくないだろう。気圧や気温の変化による不調を「気象病」と名づけ、その診断と治療を行っている医者もいる。

 ▼「気象病」が本当にあるのかどうか、私はよく分からない。ただ、診察室で「天気が変わりやすいので何となくだるくて」と話す人には、「そういうこともあるでしょうね」と認めることにしている。科学も大切だが、本人のからだがそう感じているということがいちばん大切だからだ。

 ▼東日本大震災の後、「地震が近づくと体調が悪くなる」と言う人に会った。地震の揺れによる“地震酔い”ではなく、何となくめまいがすると思っていると、直後に地震が起きることが多いそうだ。「それって予知能力ですか」ときくと、「そんなふうに言われると困るんだけど。

 ▼でも、実際にからだが地震の直前に反応するんですよね」と言っていた。これも理屈では説明できないが、私は「まあ、そういうことがあってもおかしくないかもしれない」と言葉通りに受けとめておいた。

 ▼私自身はそういった敏感さからほど遠い人間で、天候が多少変わってもからだは何の影響も受けない。でも、冬の関東のいわゆる“からっ風”には弱く、「ああ、外に出たくない」とやや気持ちがめいることがある。

 ▼おとなになれば「今日は雨なので会社に行けません」とか「湿度が高いので家で寝てます」というわけにはいかない。雨ニモマケズ、風ニモマケズ、出勤し、家事をこなさなければならない。でも、ときには天候を理由にちょっとくらいワガママを言ってみてもよいのではないか。

 ▼「気圧が低い日は料理の手を抜く」とか「気温が高すぎる日は残業を絶対しない」とか。もちろん、大きな被害が出るほどの荒天は困るが、ときには天候を理由に自分を少し甘やかしてもよいのではないか、と思うのだ。(精神科医)

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              珍念のコメントは『蛇足』






「一日一回、職員を笑わせることのできない校長はクビ」

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        「授業で子どもたちを笑わせることができない先生は逮捕する」。

福島県大熊町教育長の武内敏英さん(74)は教員に「厳命」する。パワーハラスメントではない。「学校生活に笑いを」と伝えるため教育長自らジョークを交え、周囲を和ませる


▼取り組みは昨年度から。福島第1原発事故で会津若松市に町役場や学校が避難して7年目になり、「サービスエリアのない高速道路をひたすら走ってきた」と気付いた。子どもも大人も疲れがたまっていたのだ

▼落語家やお笑いタレントを招く授業もある。プロから「笑い」を学び、子どもたちが漫才を考えて披露する。表現力やコミュニケーション力が身に付き、何より避難生活の息苦しさから解放される。心の栄養となり、良い人間関係を築く笑いが今こそ必要だと考えた

▼震災と原発事故後、被災地では支援に感謝し、古里再生への思いを力強く語る子どもが増えた。それは頼もしく思えた。でも無理に期待に応えようとしたり、自己を押し込めたりしていないか。今、複雑な思いもよぎる

避難という非日常が日常化しつつある中、教育の在り方も変化を迫られている。町教委は本年度の基本方針に「原点…人間関係(笑い)」と記した。【河北春秋】

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    斯く言う(珍念) 笑顔で邁進したい!













ノンちゃん医者になる

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                         ノンちゃんの夢はお医者さんだ。赤痢や腎臓炎
                         声帯の病気で死線をさまよったときに助けても
                         らって幼いながら命の恩人、努力してなるに値
                         するお仕事と考えたのだろう。




 ☆石井桃子著「ノンちゃん雲に乗る」の主人公はとても勉強ができる女の子。池に落っこちたことがきっかけで雲の世界へ行き、そこで白いひげを胸まで垂らしたおじいさんに会う。家へ帰るための課題になったのが「ひとつ、うまいうそをつく」という試験だった。

 ☆東京地検特捜部は受託収賄の疑いで文部科学省の科学技術・学術政策局長を逮捕した。わいろに相当するのが何か知って驚いた。時代劇なら菓子箱に潜ませた小判が悪徳商人からお代官さまに差し出される。今の世でもふつう金か物だ。

 ☆容疑者の局長は、前職の官房長時代に、東京医科大の関係者から「私立大学研究ブランディング事業」の対象校に選んでほしいと依頼を受け、その見返りの謝礼として今年2月に実施された当の大学の入試で子どもの点数を加算させ、合格にしてもらったという。

 ☆うそがつけず「うそきらいなんだァ」と身をもんで暴れるノンちゃんにおじいさんがくれた点数は百点。無事に家に帰り、やがて女学校に進んだノンちゃんが目指したのは、お父さんに教えられた無医村のお医者さんになることだった。

 ☆うそどころか究極のインチキを使い、子にどんな医者になってほしいと、この父親は思ったか。「ノンちゃん雲に乗る」は第1回芸術選奨文部大臣賞の受賞作。賞を担当したお役所の要職を歴任した人だがお読みになったことはないはずだ。 【くろしお】

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     このコラム 『言い得て妙』 素晴らしい!




「ドラえもん」の四次元ポケット

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              藤子・F・不二雄さんの「ドラえもん」が四次元ポケットから
              取り出す数々の秘密道具の中でも、「コンピューターペン
              シル」がとりわけ欲しかった子どもたちは多いかもしれない









▼このペン型の道具さえ手にすれば、勉強しなくてもすむ。試験の時、自分で考えなくても、正しい解答を勝手にスラスラ書いてくれる。これをジャイアンがのび太から取り上げ、試験で使い、百点満点を取るのだが、答案を見た父親は喜ぶどころか、こっぴどく叱る。
「できの悪いのはしかたないとして不正だけはするなと教えてきたはずだぞ!」。立派な教育であり、子への愛情であろう

▼ジャイアンのおとうさんとは正反対にこの父親は、不正をしてでも、わが子を大学に合格させたかったのか。東京地検特捜部はきのう、文部科学省の科学技術・学術政策局長を受託収賄の容疑で逮捕した

▼この局長、自分の子どもを大学に合格させてもらう見返りとして、この大学を文科省の支援事業の対象とするよう取りはからったとみられている

▼必死に勉強している受験生やその親からすれば、はらわたが煮えくり返る話だろう。教育行政を担う文科省の局長が不正という秘密道具を使って裏口入学に手を染めた

合格が親の不正の結果と知れば、どれほど子どもが傷つくかがなぜ分からなかったか。その「子のために」は教育とも愛情とも決して呼べぬ。【筆洗】

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       文部科学省科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者




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「あなたが一番犯しやすそうな罪は?」

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               詩人の谷川俊太郎さんが作曲家、武満徹
         (たけみつ。とうる)さんの特集に寄せた「33の質問」
         と、いう文章がある。1974年の公開対話を基に書かれ
         22番目にこんなやりとりがある








▼谷川「あなたが一番犯しやすそうな罪は?」。武満「うそをつくことかな」。その返答を受けて谷川「うそをつくこと? 今もうそをついているわけ(笑)」

▼詩と批評「ユリイカ」の編集者だった三浦雅士さんは客席で対話を聞いていた。そのときの武満さんの表情を今も覚えているという(講談社広報誌「本」7月号)

▼三浦さんがとっさに感じたことがある。それは「武満さんも、あ、また、嘘(うそ)ついちゃった」と思うことが多い人らしく、言葉に極めて敏感な人だということ。そう思った理由を以下のように説明する

▼言葉は必ずしも真実と限らない。話された説明も解釈も虚飾かもしれず、事実は後に明らかになる。対して自分を正直だと信じる人は、言語に鈍感で心配さえしないからだ

▼三浦さんのエピソードを聞いて、加計学園など永田町のやりとりを思い出した。政治家も官僚も臆面なく言葉を発し、一切の不安も感じていない様子

▼国民はもちろん「真実を語っている」と思っていない。22日が会期末の延長国会では、カジノを含むリゾート法や受動喫煙防止などの審議が始まる。政府には言葉に敏感で、うそのない説明を期待するばかりだ。【越山若水】

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Tinen


        おしゃべりの珍念、妻から{一言多いですょ}と
        いっも注意されます。友人からは饒舌ですね
        そのたびに(サザエの口)のように閉じれたら
        いいのですが。『九思一言』 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~…




言葉づかい

 ☆人間の脳力は無限という。その能力を引き出すのは自身である。自分は必ずできるという確信である。その自信と確信を与えるのが、心からのほめ言葉であり、温かい励ましである。逆に冷たい言葉、傲慢な言葉は、釘を打つのと同じである。

 ☆釘をぬいても釘のあとは残る。あとで弁解しても、一度傷ついた心は、なかなか、もとに戻るものではない。と、恩師は綴る!

「子どもしか投票できない総選挙」をご存じだろうか。

      Zannen


  出版社が主催し、児童が支持する一冊を選ぶ「こどもの本 総選挙」のこと。大人は投票できないとの特別感もあってか、第1回選挙には12万もの投票があった

▼第1位は「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)。思わず「何で?」と言いたくなる生き物の生態を「どこかざんねん」と定義してまとめ、支持を集めた

▼続編で「いつも泣いている」と取り上げられたウミガメが主題の特別授業が中城小であった。村民に知らない人も多いが、中城の砂浜では毎年、ウミガメの産卵が確認されている。授業は地元の環境を知ってもらうことが狙い

▼ウミガメ研究史には学校が深く関わる。産卵地である徳島県日和佐の中学校で1950年、世界に先駆けて観察やふ化研究が始まった。生徒がふ化させた個体はことし68歳の世界最高齢だ。ウミガメの浜の発信は徳島の魅力となっている

▼授業で子ガメに実際に触れた中城小の児童は、近くの浜がウミガメにとっても大切であることを実感できたようだ。「中城のきれいな海を大事にしたい」との声が上がった

▼沖縄ではまずは環境保護への機運づくりだろう。子どもたちは感受性豊かに生き物の不思議を受け止め、生息環境を守ろうと素直に反応する。学ぶべきは大人の側だ。豊かな自然をいつまでもつなぐためにも。【金口木舌】

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Coikesan


          残念な、いきもの?
          歌を忘れたこの人







今日も(珍念)のコメントは『支離滅裂』 お笑い下され~い ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

「筋を通す人になれ

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                  保険の外交員として働き始めた青年は目覚ましい
                  実績を上げた。会社は支店長に抜てきしようとした
                  が、彼はその話を断り、師から提案された私塾を始
                  めた。青年とは戸田城聖先生である








▼1923年(大正12年)、戸田先生は師匠の牧口常三郎先生が提唱する教育法を実践する場として、私塾「時習学館」を開設。算数のテキストをまとめた著書『推理式指導算術』は当時の受験生の間で人気を博し、100万部を超えるベストセラーになった

▼ゲーテ研究の大家・山下肇氏は時習学館で学び、苦手だった算数の力をつけた。氏は戸田先生から教わったこととして、「打てば響くような人間になれ」「筋を通す人になれ」などを挙げている。受験のための塾でありながら、その教育は塾生の人間的成長にも大きな影響を与えた。生前、山下氏は『時習学館と戸田城聖』(潮出版社)に万感の思いで書き残している




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▼若い時に受けた人間的な関わりや精神的触発は、心の奥深くに刻まれるものだ。普段は思い出さなくても、悩みや困難に直面するたび胸によみがえり、人生を支えてくれる

▼励ましも、改まったり言葉を飾ったりする必要はない。思いを込めた一言は、必ず友の力になる。青年の月・7月。次代を担う若人に、真心のエールを送ろう。【名字の言】

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 珍念の脳裏に 1973年(昭和48年)公開された映画、「人間革命」が思い浮かぶ!

 ●1945年(昭和20年)7月3日午後7時。豊多摩刑務所を出獄して、かっての城であった「時習学館」での思い出が浮かんできた。戸田の教育法は実に水際立っていた。彼は、子どもたちの旺盛な好奇心に応えて、具体的な事実から、一つの数学的概念を認識させ、それから推理を重ね、いっの間にか複雑な、高度な概念を理解させる。

 ●この過程は面白くて、無理がない。そして、学問の楽しさを、子どもたちは、小さな胸に感得する。子どもたちは、寒暖計のように鋭敏な反応を示した。戸田は、人格形成のための技術が、まさしく教育であると考えた。

 ●優れた教育理念を根底にもち、独創的な教育技術を身につけた教師は、ぐいぐい生徒を引っ張っていくことができる。そうした教育者から、物事を認識訓練を受け、いっしか人格の高みまで導かれた人は、まことに幸福者である。

 ●彼は、いっもニコニコしながら、「よう!」と声をかけ、教室に入って来る。いたずらっ子たちは、慌てて席に着き「こんばんは」と頭を下げる。今夜は、どんな面白いことがあるかと、期待に目を輝かせている。

 ●彼は、子どもたちに笑いかけながら、口を切る。「犬の欲しい人は、いないか?」一瞬、子どもたちは静まりかえる。「欲しい人には、犬をあげよう」あちこちから、盛んに手があがる。「先生、私にください」「先生、ぼくにください」「先生、ぼくにも」「先生、あたいにも」教室は騒然となる。

 ●彼は、目を細めて教室を見渡し、「「さあ、誰にあげようか」と言いながら、くるりと後ろ向きになって、黒板に向かってチョークをとる。彼は、黒板の真ん中に「犬」と大きく書く、そして、子どもたちに向かって言う。

 ●「これは、なんだ?」「イヌ」「そう、確かに犬だね」「は~い」「間違いないね」「は~い」「さぁ、欲しい人は持っていきなさい」子どもたちは、一瞬、困惑してしまう。ややあって、一人の少年が叫ぶ、「なんだ、字か!」どっと教室に笑い声があがる。

 ●戸田は、犬の字を指して言う。「イヌだね、間違いないね。さあ、欲しい人にあげるよ」確かに犬である。だが、もらっていくことはできない。子どもたちは、何が、どう間違っているのか、それが、つかめない。

 ●彼は、それが犬というものの、抽象化された記号であることを教えていく、さまざまな、面白い実例を重ねながら、数学というものが、実は数の記号のうえに成立しているという概念を、小さい頭に、知らず知らずにしみこました。そして、これらの小さな頭は、自らの力で、活発な応用を始める。

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             あ・・・(珍念)調子に乗って演壇で
             講義している錯覚に、舞い上がって
             います・・『百聞は一見に如かず』

 

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        映画「人間革命」 商品の説明。

        一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の
        宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換を
        も可能にする。 1973年(昭和48年)に劇場公開され、たち
        まち記録的な大ヒットとなった超大作。広宣流布に命を懸
        ける戸田城聖の戦いを描く-。


トップカスタマーレビュー

すごく感動しました 投稿者 琴咲花蓮

 ☆映画ということで今回は文字だけでなく、生の画像ならではの迫力が伝わってきます!三代の厳しい現実との怒涛の歴史を生き抜いててこられた熱き闘争です。現実生活を真っ向から立ち向かっていく真の生き方がここに垣間見ることができます。

 ☆そして無縁社会といわれるなか、一人ひとりを大切に語っていく精神がここにあります。なにより、師弟の重要性を理解することができます。今の学会の偏見がどれほど劣悪かということも気付けます。

いのちの電話20周年

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             1年365日、1日24時間、1本の電話で救われる命がある―。
             「佐賀いのちの電話」(鮫島健理事長)は一日中、休むことなく
            受話器の前で相談員が電話を待っている。この活動が「24時
            間眠らないダイヤル」といわれるゆえんである




◆金銭、恋愛、仕事、育児、介護、いじめ…。いろんな問題を抱え、孤独感の中で自死をほのめかす人、取り乱す人、無言の人もいる。それぞれ悩んだ末の衝動と言えようが、相談員は冷静に耳を傾ける

◆「いのちの電話」は1953年にロンドンで、ある少女の自殺がきっかけで始まった。それが世界中に広がり、日本でも現在、全国約60都市に開設されている。この奇特な活動を支えているのは、仕事や家庭を持ちながら、自費で研修を受けて認定された相談員たち

◆今年で開設20周年となる「佐賀いのちの電話」は現在約120人が自身の生活時間をやり繰りし、1日を8コマに分けて交代で対応している。人の命にかかわる緊張感、また、真夜中に悩みを装ったいたずら電話があったり、顔の見えない電話対応は並大抵ではない

◆しかし、なくてはならない社会貢献活動の理解を深めようと今日、精神科医で作家の帚木(ははきぎ)蓬生(ほうせい)さんを招いて佐賀市のグランデはがくれでシンポジウムを開く。20年間に及んで“いのち”の貴さを考えてきた崇高な活動に拍手を!【有明抄】

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Omigoto


            「佐賀いのちの電話」に携わる方々に
            国家勲章を贈呈したいです・・・・・・・!






 希望は、最高の健康法である。第一、タダでもある。希望とは、若さそのもの、命そのものである。この(生命力のもと)を生涯、失わない人は幸福の王者である。(池田大作)

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