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梅雨入り

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       「ごんぎつね」や「手袋を買いに」などの名作で
       親しまれている童話作家の新美南吉に「でん
       でんむしのかなしみ」という作品がある。でん
       でん虫はある時、背中の殻の中に悲しみが
       詰まっていることに気付く




 ▼友人に悩みを相談すると「あなたばかりではありません。私の背中にも悲しみはいっぱいです」との答えが返ってくる。他の友人に聞いても、皆同じ答えだった。最初のでんでん虫は、悲しみを抱えているのは自分だけではないと気付き、嘆くのをやめる(「校定新美南吉全集」大日本図書)

 ▼南吉には、この他にも、カタツムリを題材として母子の絆の大切さなどを表現した短編がある。角のように見える触角を揺らしながらゆっくりと動くカタツムリの様子に、思慮深さや優しさなどを感じ取ったのだろうか

 ▼本県をはじめ東北地方が梅雨入りした。乾燥が苦手で、天敵の鳥などから身を隠すために普段は夜行性のカタツムリたちも、この時期ばかりは昼間にも姿を現し、しとしとと降る雨に風情を添える

 ▼初夏の爽やかな陽気が、照りつける夏本番の日差しに移り変わるまでの小休止。自然界に恵みの雨が宿るひととき、穏やかな気持ちで内なる声と向き合うのも悪くない。【編集日記】

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「でんでんむしのかなしみ」商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

◆皇后さまの心に「何度となく、思いがけない時に記憶によみがえって」きた『でんでんむしのかなしみ』を初め、心にしみる南吉童話の世界。

内容(「MARC」データベースより)

◆「かなしみはだれでももっているのだ。わたしばかりではないのだ。わたしはわたしのかなしみをこらえていかなきゃならない」 表題作のほか、「里の春、山の春」「木の祭り」「でんでんむし」を収録。

トップカスタマーレビュー

生きているとだんだん殻が大きくなっていくようです。 ふうママ

▼この作品はすでに何冊かの絵本になっていて、絵によって少しずつ受ける印象もちがうかもしれません。文だけを読んで考えました。そう、みんな悲し身を背負って生きている…。そして、その悲しみは誰かと比べることはできないし消えることもないけど、思いやりながら生きていくことができる…。

▼背中のからではなく、人はみな心の中に悲しみを背負っていると、子どもたちはいつ気づくのでしょうか。 小3の孫には絵の方がインパクトが強かったようです。

mazon カスタマー

※誰もがかなしみを背負いながら生きているのだ。皇后美智子さまの思い出の本という事で、興味を持ち購入しました。届いたのちに、小学2年生へ読み聞かせを行いました。誰もがかなしみを背負いながら生きている。

※それを悲観せず、受け止めながら生きることは、思いやりや優しさにつながるのだろうと思います。なんとでも読み聞かせようと思います。

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           「でんでんむしのかなしみ」

           読者の皆さま。是非ご覧下さい
           きっと心が和むでしょう!

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