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「上杉鷹山の言葉」

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 上杉鷹山(ようざん、1751~1822)は江戸中期の米沢藩主。衰微した藩政を改革し、建て直した名君、として知られる。質素倹約を実行。食事は1汁1菜、つねに木綿の着物を着用した。

 ▼それだけではない。磯田道史氏の『江戸の備忘録』(朝日新聞出版)によると、藩内の誰かが処刑される日は食膳を控えめにして、好物を食すのを控えた。罪人が出たのはおのれの不徳であり、人を罰するのは重大なことと考えたからだという。

 ▼罪人が出るのはおのれのせい、百姓が飢えるのもおのれのせいという、当事者意識の表れだろう。そういえば「なせばなる。なさねばならぬ何事も、ならぬは人のなさぬなりけり」という言葉も鷹山の作である。 

 ▼いま政界や官界では公文書を改ざんし、不都合な事実を隠す事案が相次いでいる。国会でも追及されている森友問題や自衛隊の日報隠し、裁量労働制に関する不適切な調査結果の引用……。真実が明るみに出ても、首相や財務相はその責任を現場に押し付けて恥じる様子もない。

 ▼自分が政治を担う、この国の未来に責任を負う、という当事者意識に欠けているからではないか。鷹山の生きた江戸中期と現代では、行政の背景も規模も比較にならない。しかし、国を担う責任は規模の大小を問わないはずだ。

 ▼鷹山はまたこんな戒めも残している。「人民は国家に属し、国家は人民のためにある。君主が自由にできるものではない」 【水鉄砲】

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