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「進む勇気と退く勇気があってこそ真実の勇気」

Miti


               武士道とは死ぬことと見つけたり。鍋島藩の藩士であった
               山本常朝が口述した「葉隠[はがくれ]」の一節として有名
               だ。ただし、死を美化した言葉ではない。私心を捨て死ぬ
               気で努力することを唱えた







▼日本の近代化に尽くし、5千円札の肖像画にもなった新渡戸稲造は「BUSHIDO」という英書を出した。その中で、流されずに正義を守る勇気を持つ者が真の武士だと説く

▼「森友学園」の国有地売却問題で、財務省理財局長を務めた佐川宣寿国税庁長官が9日辞任した。直前には、同省近畿財務局で土地売却の交渉を担当した男性職員が自殺したことが分かった

▼急展開だ。自殺の真相は不明だが、心配されていた事態で、何とも痛ましい。行政トップや政治家は人が死なないと判断ができないのだろうか。同省提出の決裁文書が書き換えられていたという疑惑もある。財務省は週明けにも書き換えを認めるようだ。関与した職員の処分も検討するという。国政への信頼は根底から揺らぐ

安倍晋三首相は「(森友学園の国有地売却などに)私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と大見えを切った。しかし、問題の根本は、安倍昭恵首相夫人が名誉校長に就任した学校建設のために、大幅値引きをした点にある。安倍首相の言葉があるために行政現場は無理を重ねたのではないか

▼新渡戸はこうも言った。「進む勇気と退く勇気があってこそ真実の勇気」。問われるべきは職員ではなく、安倍首相と麻生太郎財務相の政治家らしい覚悟である。【新生面】

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  このコラム『快刀乱麻』  アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

Nagatatyou

     永田町の(貉)御用だ




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