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偽札

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                 誰も見分けられない偽札が大量に出回ったら、経済は
                 どうなるのか。島田雅彦さんの小説「悪貨」(講談社)は
                 そんな近未来の日本を描く。精巧な偽札は肉眼はもちろ
                 ん鑑定機も欺く。







 ▼1万円札の真贋(しんがん)を調べる場面がある。紙の手触りから発光インクの具合、福沢諭吉の髪の一本一本、目線の違いまでルーペで確認していく。小説とはいえ、世界トップレベルといわれる日本の偽造防止技術の一端がうかがえる。

 ▼国が通貨に技術の粋を集めるのは、高い信頼性を保つためにほかならない。それに比べれば、こちらの管理の甘さは不誠実と言われても仕方あるまい。580億円相当の仮想通貨NEM(ネム)が大手取引所から流出した。

 ▼事態が明らかになるにつれ驚きと疑問は膨らむばかりだ。投機マネーが流れ込んだネムの価格は1年で200倍以上に急騰していた。不正流出の巨額さもさることながら、被害者に自己資金で補償するという対応にも驚かされた。

 ▼流出先もある程度は追跡できていて、既に「汚れたお金」と分かる目印を付け換金できなくしたという。それだけの資金と技術があれば、流出を防ぐ対策も取れたのではなかろうか。

 ▼仮想通貨の価格は乱高下しバブルの様相だ。本来はデジタル空間で簡単、迅速に送金するのが目的だったはずだ。便利な最新技術を「悪貨」にするも「良貨」にするも、使う人間次第である 【南風禄】

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      揺れ動く心


「悪貨」 商品の説明 内容紹介

 誰も見破れないニセ札は、もはやニセ札ではない―及川光博、黒木メイサ主演、人間の欲望が渦巻く戦慄の金融サスペンス。はじまりは男が持ち込んだ100万円のニセ札だった。カネに支配された日本を叩き潰す、驚くべき目的とは?

●“カネ"に翻弄され続ける現代人に向け、作家・島田雅彦が放つ戦慄の金融サスペンス小説を、及川光博、黒木メイサのW主演キャストでドラマ化!

●誰にも見破れないニセ札は、もはやニセ札ではないのか?
それは血管を流れる血液のように循環し、ウイルスのように日本を蝕んでいく。そのカネは日本を破壊するのか?それとも救うのか?あまりにも精巧なニセ札がばらまかれたことを発端に、若き大富豪、美しい潜入捜査官、ニセ札鑑定のスペシャリスト、謎のコミュニティ代表ら、それぞれの思惑と欲望が渦巻いていく!

カネに支配される人間たちを描きながら、人間の本質を浮かび上がらせる!

●監督は「連続ドラマW 地の塩」の権野元、脚本は「ファースト・クラス」の渡辺千穂が担当!

【ストーリー】 ある朝、ひとりのホームレスが目覚めると、足元に100万円の札束が入った袋が置かれていた。あっという間に流通していくが、そのカネはニセ札であることが判明。
それは最新鋭の鑑定機もすり抜けるほどの精巧なニセ札であるにもかかわらず、明らかにニセ札だとわかるように作られていた。一体誰が、何の目的で作り、ホームレスに与えたのか?

一方、警視庁捜査二課の捜査官・宮園エリカ(黒木メイサ)はマネーロンダリングの疑いが掛かる宝石店に潜入捜査する。捜査線上に、巨額の資金を操る投資家・野々宮(及川光博)の存在が浮かび上がり、接触を図ろうとする。警視庁ではニセ札の出どころを探るため、通称、フクロウと呼ばれるニセ札鑑定のスペシャリストが召喚される。

 そこで彼は、ニセ札に込められた自分宛てのメッセージに気付くのだった。様々な人物の思惑が渦巻くなか、エリカは次第に野々宮の計画へ巻き込まれながらも、彼の真の目的を知ることになる…

『百聞は一見に如かず』 これ以上は【蛇足】 (゚ー゚;

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