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「地球の大きさを測りたい」

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▼地図作成は旅の許可を得るための名目で、真の目的は「地球の大きさを測りたい」との好奇心だったというから驚きだ。精緻な日本地図を作成した伊能忠敬(1745~1818年)の没後200年と聞き、千葉県香取市佐原の記念館を訪ねた

 ▼地図は距離と方位の丹念な計測に基づいた海岸線の精密さに目を奪われがちだが、内陸の街道路線図も見事だ。本県では2度測量が行われ、三国街道や中山道が沿道の村名とともに克明に記されている

 ▼傾斜地では、実測した距離を、2地点の高さの差から三角関数を用いて平面上の距離に置き換えたという。標高差のある本県では気を使う計測と計算が続いたに違いない

 ▼伊能が商家を隠居し天文暦学者に弟子入りしたのは50歳、17年で10回に及んだ測量の旅を始めたのが55歳。当時の平均寿命なら高齢と言えるだろう。その探求心に敬服するばかりだ

 ▼現代は「人づくり革命」を旗印に、政府が有識者会議「人生100年時代構想会議」を設け、政策提言に向けた議論が進められている。ここはぜひ、年齢やら性別やらに関係なく、夢への挑戦を社会が後押しできるような前向きな提言を期待しよう

 ▼ただその前に、夢を描く感性のみずみずしさと、それに挑む気概を持ち合わせているか。年齢を言い訳に過ごしていないか。まずは自省から始めたい。 【三山春秋】

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Inou


       1800年代のはじめ、江戸時代に正確な日本地図をつくった
       伊能忠敬です。忠敬は、どのような方法で地図をつくったの
       でしょうか。まず、目印と目印のあいだの距離を歩いて測り
       ました。忠敬は、一定の歩幅で歩く訓練をしていました。
       その1歩は正確に69cm。歩数から距離を計算しました。








 距離を測ったあとは、今来た方角を調べます。この作業をえんえんとくり返します。距離と方角の測量を、細かくくり返したことが、正確な地図の完成につながったのです。さらに忠敬の測量の特長は、丁寧でねばり強いことでした。まさに、道なき道を測量して進みました。海沿いは、地形が複雑で、海の上からの測量も必要でした。

夜のあいだも地図づくりは続きます。北極星などの星を観測、自分の位置をわり出し、測量が正しいかどうかを確かめます。忠敬が全国を旅すること17年。こうした地道な測量のすえ、正確な地図「大日本沿海輿地全図」が生まれたのです。

伊能忠敬の名言

 人間は夢を持ち前へ歩き続ける限り、余生はいらない。
願望は寝ても覚めても忘れるな。
泥棒でも、敵をやっつけるのも、美女を手に入れるのも、そう願う心をどんなに状況が変化しようが、一時も忘れずに心がけていれば、かならず成し遂げられる。

【論語読みの論語知らず】の珍念。穴があったら入りたい (;ω;)

 

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