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明治維新から150年

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                  幕末から明治にかけて来日した外国人にとって
                  日本は驚きの国だった。気さくで陽気で幸せそう
                  な人々、雑草一つないほど手入れされた耕地。
                  美しい自然景観は多くの欧米人をうならせた







▼庶民の生活も開放的だった。家屋は開けっぴろげで、無人の店でも持ち逃げする客はいない。ある外国人は宿屋に時計と金を預けて数日間出かけたが、戻ってみると、出発時と同様、ふたのないお盆の上にそのまま残っていた

▼近代史家・渡辺京二氏の著書「逝きし世の面影」からは、明るく勤勉で善良な当時の日本人の姿が伝わってくる。子どもを大切にし、男たちが街中で幼児を抱いて一緒に遊んでいる姿も外国人の目には印象深く映ったらしい

▼日本はその後、近代化を急速に進めて欧米と肩を並べ、敗戦を経て短期間で先進国となった。一方、風景は幕末の人が卒倒しそうなほど大きく変貌した。人々の心の中の変化は、計り知れない

▼渡辺氏が「古き日本の死」と表現するように、明治以前の時間はもう戻らない。ただ、当時の暮らしや生き方には妙に懐かしさも感じさせられる。物がなくても世の中を信用して生きていけた時代への憧れだろうか

▼今年は明治維新から150年。近代化とともに日本人が忘れてきたものはないだろうか。じっくり考えてみたい。【凡語】

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 Osamu


  (珍念)の灰色の脳細胞「手塚治虫」の言葉が、思い浮かぶ




☆自然というものを「思い出」としてさえ持っていない子どもたちに、他人の 痛みや生命の大切さを説くのは、ひどくむずかしいのではないでしょうか

☆人は森を切り開き、そこに都市を築いてきました。それが文明の進歩でした。神話では空へと高く伸びて行くバベルの塔ですが、その塔が空へではなく、地平線へと向けて、横へ横へと拡大していったのが、 いまのこの世界です。

☆バベルの塔が結局は崩れ落ちたのと同じように、いまのこの世界も これ以上の拡張が出来ないところまで来ています。このまま森を消し去り続けたら、地球という星そのもののバランスが崩れてしまう。いや、もう崩れはじめている。この星の断末魔の悲鳴があなたの耳には聞こえていますか?

☆人間がどのように進化しようと、物質文明が進もうと、自然の一部であることには変わりないし、どんな科学の進歩も、自然を否定することはできません。それはまさに自分自身=人間そのものの否定になってしまうのですから

☆自然や人間性を忘れて、ひたすら進歩のみを目指して突っ走る科学技術が、どんなに深い亀裂や 歪みを社会にもたらし、差別を生み、人間や生命あるものを無残に傷つけていくか──


        Be1



                

☆バイオ技術などで遺伝子を操作し、新しい生き物を作り出してさえいます。何のために?人間の暮らしを豊かにするために。本当に「豊か」だと言えるのでしょうか。

◆「生命なくして、経済も、教育も、科学も、政治もありません。一切が、人生、社会の幸福を追求するための分野なのです。根本は全部人間です。生命です。

◆その生命とは何かという根本解決の道が、宗教じゃありませんか」と<池田大作先生>は綴る

「逝きし世の面影」 商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

〇「私にとって重要なのは在りし日のこの国の文明が、人間の生存をできうる限り気持のよいものにしようとする合意とそれにもとづく工夫によって成り立っていたという事実だ」近代に物された、異邦人によるあまたの文献を渉猟し、それからの日本が失ってきたものの意味を根底から問うた大冊。1999年度和辻哲郎文化賞受賞。

トップカスタマーレビュー

逝きし世の面影  投稿者 うさぎさん

〇現在の日本人 、日本という国をふかくしるうえでも貴重な本。是非一読を!

明治初期からの日本人のあり方が分かる 投稿者 Boston Walker

〇明治初期に外国人が見たものと言われなければわからないほど、日本人の普遍的な性質をつかんでいる内容です。若干、維新以降か戦争の時代を経るまでは、日本人もユーモアと微笑み・笑いの国だったとのことが、今のぎすぎすしている今の日本人には羨ましくも感じました !(^^)!

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