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<恐れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん)>

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          掛け言葉というのがある。江戸時代に盛んだった遊びで
          例えば街の寺院の神様をうたって<恐れ入谷(いりや)の
          鬼子母神(きしもじん)>と言った。「恐れ入りやした」とペ
          コンと頭を下げる町衆の顔が浮かぶ。そうそう、<死ぬは
         ずの池(不忍池)>なんて物騒な言い回しもあった





▼しゃれのセンスがないことは十分知りつつ小欄も一つ考えた。国際オリンピック委員会(IOC)への皮肉を込めて<『愛を惜しむな』とIOC、ごり押し五輪こりごり>。広い世界でこんなふうに思うスポーツ選手はきっといる


▼韓国と北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加である。アイスホッケー女子の五輪初の南北合同チーム結成と、開会式で「統一旗」を掲げた合同入場行進が決まった。双方からの提案をIOCが追認した。南北融和の旗を振りかざし、実力で出場枠を得ていない選手の参加を認めた


▼<恐れ入谷のバッハ会長>とIOCから聞こえてきそう。ルールを拡大解釈してまで、祭典を政治の融和ショーに差し出す。開催都市招致の不人気ぶりなど五輪離れを食い止めるためにも、「希望と平和」の理念を打ち出したかったか


▼少々興ざめした開幕前。気を取り直し、フィギュアの羽生結弦選手(ANA、宮城・東北高出)の連覇でも夢見よう。政治の影を引きずる五輪はこりごりである。【河北春秋】

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Tinen


       

     このコラム『的を射る』

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