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ちゃんと見る

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               灰谷健次郎さんの長編小説「太陽の子」に登場する
               「ふうちゃん」は、明るく前向きで、感受性がとても豊か
               な小学6年の女の子だ。父親は壮絶な沖縄戦を体験し
               戦後、神戸で琉球料理店を営んでいる。さまざまな境遇
               にある同郷の人が出入りしてにぎやかだが、戦争のこと
               となると彼女に多くを語ろうとしない




▼ある日、ふうちゃんは一人の若者に沖縄戦の写真集を見せてほしいと頼む。彼はちゅうちょした末に「強制集団死」の住民が写った本を開く。あまりの悲惨さに突然吐いてしまう、ふうちゃん。若者が慌てて本を片付けようとすると強く遮った。「あかん!」「見る。ちゃんと見る」

▼沖縄では昨年末から年明けにかけて、米軍ヘリコプターの窓落下や不時着が相次いでいる。米軍や日本政府は、再発を防ぐ手だてをしっかりと講じなければならない

▼併せて大事なのは、県外の人々が現実をちゃんと見て、自分にできることは何かを考えてみることではないか。大きく構えなくてもいい。本で歴史や基地について学ぶ。それだって立派な行動だ

▼昨年亡くなった大田昌秀・元沖縄県知事は、米軍用地の使用に必要な手続きを拒んだことについて政府と争った裁判で、こう意見陳述した

▼「基地問題は単に一地方の問題ではなく、日本の主権と民主主義が問われる、すぐれて日本全体の問題ではないでしょうか」。深く、胸に刻みたい【卓上四季】

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       「太陽の子」
 読者の皆さまへ、ぜひ読んでもらいたい 一冊です。

 11歳の少女ふうちゃんは、両親と、両親の店の常連客の人々に囲まれ成長していく。ふうちゃんの周りの人々は、さまざまな過去、つらい過去を背負いつつも、明るく、優しい人々でした。

 ふうちゃんはそんな人々とのやり取りを通して、優しさ、自分の生の意味について気づいていきました。

斯く言う(珍念) もう一度じっくり読み返したいと思っています。

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