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「神様、仏様、洗濯機サマ」。

     Takara

  主婦作家として知られた重兼芳子さんがこんな言葉を残している。かつて家に電気洗濯機が届いたとき、感動のあまり機械を拝みたくなったという。シーツやおむつや足袋を、毎日数時間かけて手洗いする労苦から一気に解放されたのだ。

▼いまでは想像しにくい話だが、電気洗濯機は昭和の人々にかくもインパクトを与えた。そして続々登場した、便利で操作が簡単な製品の数々。みんなが欲しがるモノの多くは家電だったろう。そんななかで、まったく別の存在感を保ち続けてきたのが自動車である。便利この上ないけれど、こいつはやすやすとは操れない。

▼坂道発進でエンストし、クランクに泣き、縦列駐車で立ち往生――。勇んで自動車教習所に入ったものの、鬼教官にどなられた屈辱の記憶を持つ方も多いだろう。クルマとはそういうものだったが、自動運転技術の進化は常識を一変させるかもしれない。ボタンひとつで目的地までスイスイ行けるなら、もはや家電である。

人口減と超高齢化が進む社会から「神様、仏様、自動運転車サマ」と拝まれるようになるかどうか、今後のイノベーションとルール整備にかかっていよう。洗濯機もいきなり脱水、乾燥まで全自動だったわけではない。しばらくは手で回すローラー絞り機が付いていた。クルマはいま、未来から眺めたらどんな段階だろう。 【春秋】

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Yaltuta_2

        ん・・・来年の事を言うと鬼が笑う
        斯く言う(珍念)年のせいかなぁ!
        心が、ときめきする機会が余りないです。
        今年は、縁する人たちに希望をお届けしたい!

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