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2017年12月

大みそか

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        明日になれば去年になる今日である。
     去年といえばかなり久しい気がするが、大みそかと元日
     夜が明けたばかりで去年というのもおかしいじゃないか。
     といった軽口は昔からあるものの





 
☆そうはいっても、やはりどこかでけじめをつけたいようである。一年の最後の日、名残の空を見上げ、去る年を振り返る
 
☆2度の大戦を経験して、生まれつつあった共存の知恵を、あまりに軽んじる米国第一主義と核・ミサイル第一主義。謙虚さを忘れないでいただきたい1強首相、伸びないうちに「モリとカケ」。わが知事の名言「大団円」
 
☆当欄の担当としては、紙面に載った出来事を云々(うんぬん)すべきだろうが、胸をよぎるのは、誠に個人的なことである。子どもが大学病院に入退院を繰り返していたころ、正月ぐらいは家に帰れるのかどうか、不安だった年の暮れ
 
☆病院で年を越す子は、今もって多いはずである。病気に限らず、困難を抱えている人がいる。経済的に困窮し、あるいは災害や戦火に追われる人がいる。大過なく家族とともにある。それは当たり前のようでいて、実は特別な幸せだ
 
いい年だった。なら良かった来年も。それほどでなかった。なら来る年に期待して。自分第一に走る世界にあって、今より少しだけ多く人を思いやる優しい心で新年を迎えたい。来年もよろしくお願いします。【鳴潮】

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     仏典に「桜梅桃李」(おうばいとうり)の諺がある。

 桜梅桃李(おうばいとうり)とは、桜、梅、桃、李(すもも)のこと。
転じて、それぞれが独自の花を咲かせること。

 この世に生まれた来た以上、絶対に自分にしかできない自分の使命がある。
そうでなければ生まれてはこない。~中略~ また、「桜」には桜の、「梅」には梅の、「桃」には桃の、「李」には李の、それぞれの個性があり、使命があり、意味がある。

 梅が桜に憧れて、桜になろうとしても、意味がない。梅は梅らしく、自分を咲かせきっていくことが正しいし、それが幸福です。

  個性はみんな違う。だから面白い。みんな同じだったら。つまらないでしよう

 大切なことは、人と自分を比べることではなくて、『昨日の自分』と『今日の自分』を比べて、少しでも、成長しよう!と、思い日々過ごしていくこと。
 
 また、自分にしか咲かせられない花を咲かせていくこと。 それが 本来の自分のあるべき姿なのである。と、恩師は綴った。

 

Tinnen


  

      これ以上のコメントは『釈迦に説法』なのだ!

 

福袋

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              江戸初期に、日本橋で開業した呉服屋の「越後屋」は
              今の三越の前身である。新しい売り方を次々と発案し
               大繁盛した









◆冬の衣替えの頃、冬物の売り出しと同時に一年中の裁ち余りの生地、つまり裁断屑を袋に入れて1分(2万5千円ほど)で売った。たちまち評判になり、「恵え比び寿す袋」と呼ばれて歓迎される。福袋の原型という(新井益太郎著『江戸語に学ぶ』)

◆明治44年の1月2日、名古屋の「いとう呉服店」(現在の松坂屋)が50銭で5円分が買える「新春宝箱(福袋)」を発売し、行列ができる人気を博した(『明治・大正家庭史年表』)。その頃から、福袋はお正月の楽しみとして定着していったようだ

◆いまや福袋は進化を遂げた。「体験型」もその一つ。高島屋は最年少プロ棋士の藤井聡太四段の師匠、杉本昌隆七段と対局できるものを用意した。佐賀では、人気温泉宿の宿泊券とイルカウオッチング、タイ古式セラピーの利用券などをセットにした福袋を企画した大型店もある

◆買い物より体験を重くみる「コト消費」の潮流がここにも。世の中、節約志向だが、なるほど知恵はわくものだ。今も昔も変わらないのは、お客の心をつかむという商売の基本である。ネットでも福袋を買える時代。さて、あなたはお店派? それともネット派? はたまた、買わない派?【有明抄】

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このコラム『言い得て妙』




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          珍念のコメントは『蛇足』 




「時事吟」 (@_@;)

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 川柳には世相を詠む「時事吟」がある。小紙がことし文化欄で紹介した作品を振り返ってみると、さまざまな話題が五七五で風刺されていて、その鋭さに感心させられる

▼〈老眼鏡掛けても政治ぼやけてる〉〈攻撃も守りも雑な政治劇〉。政治に憤り、憂う句だ。〈優秀な家来は殿を戒める〉は大雨の際にゴルフ旅行先で飲酒した佐竹敬久知事の周囲の姿勢を問うたようでもあり、「安倍1強」が続く自民党にも当てはまる

▼〈何もかも有耶無耶(うやむや)にして選挙戦〉〈当選の前後で違う腰の位置〉など、衆院選を皮肉った句にも秀作がある。〈政権はどうあれ明日の釣り支度〉は政治への諦めか。〈あの議員選んだ民が悪いのさ〉は有権者の責任の重みを説く

▼〈ミサイルの飛行経路に住む不安〉〈床下にミサイル用の穴を掘る〉。北朝鮮の蛮行は県民にとって、より差し迫った脅威となった。〈Jアラートがまたも響いている無策〉には、どこかむなしさも漂う。〈ミサイルに男鹿のゴジラが目を覚ます〉と詠んで笑い飛ばしたくもなるだろう

▼県内では今年もクマの出没が相次ぎ、これを扱う句も目を引いた。〈クマ除(よ)けの鈴クマ寄せとなる不幸〉〈熊までも領土掠(かす)めに命懸け〉〈熊が出る界(さかい)ゆずったヒトの負け〉。双方にとって不幸な出会いを防ぐ道はないものか

▼新聞もまた時事吟の題材となった。〈新聞の記事を添削するも趣味〉〈新聞を四社並べて審査する〉。読み返し、あらためて気を引き締める年の瀬である。【北斗星】

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 フランスの(ベルサイユ宮殿)の噴水庭園に住む、生き物の興味深い逸話が、脳裏に思い浮かぶ。

 池の中の鯉は外敵がいないので当然、鯉は繁殖して長生きするように思われていたが反対の結果がでて・・悩んだ末、外敵の「カマス」という魚を入れた。すると、鯉は、外敵ですから、常に緊張し適度な心地よい状態になり鯉も増え生き生きと泳いでいるそうです。


 『君の引用はたくさんだ、自分の言葉で述べたまえ』の声が仄かに聞こえる。
このままでは、あの世で<閻魔さま>から叱られる。

  今日も(珍念)の灰色の脳細胞は冴えません・・・(A;´・ω・)アセアセ

貧乏くじの男たち

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                  明治維新後の佐賀を揺るがした「佐賀の乱(佐賀戦争)」
                  では、反乱に加わる者と、政府側につく者に分かれたが
                  実は第3のグループがあったという








◆「政府に反発しているが、反乱を起こすことにも賛同できないという、いわば良識派」である。先週、亡くなった作家の葉室麟さん=北九州市出身=が、2012年に直木賞を受賞して本紙に寄せた原稿で、母方の先祖が佐賀藩士だったと明かしていた

◆葉室さんの先祖は良識派で、鎮圧後は双方から憎まれて袋だたきにあったという。「良識があり、生真面目なのだが、どこか不器用で最後には貧乏クジを引いてしまう」「いかにもわたしの先祖らしいな」と葉室さんはつづる

◆直木賞受賞作『蜩(ひぐらし)ノ記』に登場するのも、そんな貧乏クジの男たちである。あらぬ疑いをかけられ、10年後の切腹を命じられながら、言い訳ひとつ口にせず淡々と受け入れる元奉行の戸田秋谷(しゅうこく)。その監視役でありながら、清廉な人柄に引かれ、何とかして救いたいと願う青年、檀野(だんの)庄三郎。残酷な運命がふたりを襲う

◆「貧乏クジを引いているとわかっていても、黙々と働き続けるひとびとによってこの社会が支えられ成り立っている」-。組織の論理に翻弄(ほんろう)されながらも、誇り高く生きようとする人々。葉室さんが描いたのは、現代にも通じる庶民の姿である。【有明抄】

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        このコラム『言い得て妙』すばらしい!
        『蜩(ひぐらし)ノ記』に登場する。
        貧乏クジの男たちのように
        (珍念)も、邁進したい。



 『蜩(ひぐらし)ノ記』 商品の説明 手許に置きたい一冊。日本人の心をふるわす傑作時代小説!

 第一四六回直木賞受賞作、待望の文庫化。命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか?

 豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。

  編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触れるうち、無実を信じるように なり……。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!

トップカスタマーレビュー

とてもおもしろかった  投稿者 はむはむ
 読み物としてはとてもおもしろかった.ただ,主人公の思いが理解できても共感しきれない部分があった.これは読む人によるのでしょう.

武士  投稿者 ひまじん

 不遇な身でありながら清廉な武士としての生き方を貫く主人公に感動を禁じ得ません。この作家の作品は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと思わせるものでした。 (o^-^o)

大造じいさん

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                  子ども向けとはいえ、人と動物の知恵比べについつい
                  引き込まれる。児童文学作家、椋鳩十(むくはとじゅう)
                  さんの代表作「大造じいさんとガン」。小学国語の教科
                  書にも採用されたので、ご存じの向きも多かろう





▼ざっと粗筋を。大造じいさんは沼地に飛来するガンの群れを狙う狩人。「残雪」という利口なガンのリーダーは度々、大造じいさんの裏をかいてわなを逃れる

▼ある年、大造じいさんが使ったおとりのガンをハヤブサから助けようとして残雪はけがを負う。大造じいさんは、仲間を守るリーダーの姿に感じ入り、けがの手当てをして放してやる。飛び立つ残雪に声を掛けた。「おれたちはまた堂々とたたかおうじゃないか」

▼印象に残るラストシーンだが、批判された時期もあった。作品が発表されたのは戦時下の1941年。「お国のために堂々と戦い命をささげよ」と子どもたちに教え戦場に駆り立てるものではなかったか、と

▼改めて読み返すと、物語の「堂々と」は、自然の中で生きる人と動物が対等に向き合うことであり、生命の尊厳すら感じさせる。命が軽んじられ、表現の自由も奪われた時代だった。椋さんは動物に託して命の重みを訴えたかったのだろう

▼数々の動物小説の名作を残した椋さんは長野県出身。大学卒業後、鹿児島で教師となり、県立図書館長などを務めた。椋さんが土地と人情にほれ込んだ鹿児島で亡くなってから、きょうで30年。【春秋】

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        珍念・感動しました。
        椋鳩十(むくはとじゅう さんの
        代表作「大造じいさんとガン」。
        あらためて、読みました。






 読者の皆さまへ、是非一度。お読みください、きっと心が、和むでしょう!

「こうあるべきだ」とのこだわりを捨てよう


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    尾花沢市生まれの漫画家わたなべぽんさんの「やめてみた」は、小気味いいコミックエッセーだ。 炊飯器が壊れたので土鍋にしたら味が良く、計画  的にご飯を炊くため生活も規則正しくなったと見直しの効用を説く。

▼▽今年刊行した続編「もっと、やめてみた。」も共感を呼ぶ。ぽんさんの実体験記はモノにとどまらず化粧や嗜好(しこう)、人間関係、心の内面にも言い及ぶ。何げない習慣をやめ「こうあるべきだ」とのこだわりを捨てると気持ちが楽になり、本当に必要なものが見えてくるそうだ。

▼▽クリスマスが過ぎ、今年も残り数日となった。子どもが冬休みに入ると、家庭ではそろそろ大掃除や正月準備が大詰めを迎える頃だろう。仕事納めが近づくわが職場の机も、いずれ整理しようと溜(た)め込んだ資料や本、新聞が山積みだ。さてどこから手を付けるかと思案する。

▼▽整理整頓を先送りする癖をぽんさん流に改めれば、新年からは溜め込まない生活ができそうだ。何ならむしろ「年末は大掃除せねば」とのこだわりを捨ててしまおうか? いや待て。モノがあふれ返った机をそんなふうに肯定してみたところで、気持ちが楽になりはしない。 【談話室】

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 このコラム『言い得て妙』



    

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            『定年後 亭主元気で 留守がいい』

            の、川柳が脳裏に思い浮かぶ
            世の中の亭主族は、粗大ごみ・・?





「やめてみた。」商品の説明  メディア掲載レビューほか

生活も、心もスッキリ!

 「最初のとっかかりは炊飯器だったんですが、生活の中で絶対必要だと思っていたものをなくしてみても大丈夫だとわかった時の衝撃たるや! 土鍋で炊いてみたら意外と簡単に美味しそうに炊けるし、掃除機を使わなくてもワイパーで綺麗になる。こうあるべき、という思い込みをやめたら生活が身軽になりました」(著者のわたなべさん)

 『スリム美人の生活習慣を真似したら』シリーズが30万部超のヒットを記録するわたなべぽんさん。最新刊『やめてみた。』は、不器用な著者が生活や人間関係の余分なものをどんどん手放して楽になっていく、爆笑コミックエッセイだ。

 「一番反響が大きかったのが“もやもや人間関係"を卒業する回。話すと気疲れしたり、振り回されてしまう人とどう距離を保つかは難しいことですが、“友達関係は休んでもいい"と気づいてから楽になりました。縁あって親しくなったわけですから、衝突したり断絶したりせず時間をおいてまた楽しく会える日までお休み――。そう心がけたら、逆にお互い気楽になって交友関係も広がりました」

 ぽんさんの本はダイエットもお片付けも、ハウトゥではない。心のあり方を変えるヒントが読者の心を掴み、ヒットに繋がっている。

 「こうするべきああするべきという本を沢山読んできたけど、私は全然できなかった。なぜ自分はできないのかを掘り下げていったら、心にポイントをあてる本になったんです」


 『論語読みの論語知らず』の、(珍念) 反省し、恥じています (A;´・ω・)アセアセ

「犬は人につき猫は家につく」

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                          犬派か、それとも猫派か。ペット愛好家はとかく
                          この両派に分類される。犬と猫の特徴と関連づ
                          けながら、それぞれを愛好する人たちの性格な
                          どが対照的に論じられることが少なくない。




 ☆「犬は人につき猫は家につく」。ことわざには犬と猫を端的に表したものがいくつもある。「犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ」や「猫は三年の恩を三日で忘れる」もよく知られるが、これは犬の方に肩入れし過ぎであろうか。

 ☆ドイツに「猫と犬が仲の悪いわけ」という民話がある。骨を食べるのがいやになった犬たちが、人間を訴えることにしたが、その訴訟文を猫たちが水に投げ込んでしまうという内容だ。「世界の犬の民話」(日本民話の会/外国民話研究会編訳、ちくま文庫)で紹介している。

 ☆犬猿の仲ほどではないにしろ、犬と猫も不仲とみられがちだ。だが、必ずしもそうとは言えない。犬と猫が仲良く身を寄せ合っている写真や映像を、しばしば目にするからだ。案外、珍しくない光景なのかもしれない。

 ☆ペットフード協会の2017年の調査によると、猫の推定飼育数が、犬の数を初めて上回った。犬を飼わない理由は「十分に世話ができない」が多く、猫に比べて手間がかかるとみられたようだ。このところの猫ブームも追い風になったか。そんな中、来年の干支(えと)は戌(いぬ)。犬も猫も人間の友。それぞれの魅力を見つめ直したい。【天地人】

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「世界の犬の民話」  商品の説明 内容紹介

 最も身近でありながらどこか底知れない動物、犬。犬を始祖とする神話から人間への忠義を示す挿話まで「人間最良の友」にまつわる伝説・昔話を集成。

内容(「BOOK」データベースより)

 「人間最良の友」として最も長くわれわれの身近にあって、深い絆で結ばれている存在―犬。「犬を始祖とする伝説」「冥界とのつながり」「人間への忠義」「狼との関係」などなど、世界各国の神話・伝説・昔話から民間伝承までを広く集成、分類。ほか狼やコヨーテなど、犬の仲間たちの話もあわせて収録。この一冊で、犬の魅力、犬の人類の関係が深いところまで見えてきます。

トップカスタマーレビュー

私たち人間に献身的で忠実な犬。 投稿者 保武佳吾

〇二万年前から人間と共存する犬の話。神話や伝説の中での犬一族は、時には敬われ、時には恐れられるという存在だった。穀物や火をもたらす文化英雄だったり、一族の先祖を人と動物の結婚からとする始祖伝説の主役だったりする。中国「パミチャリェ」では人間のために籾の種をとってくれるのは犬であり、アメリカ「火ヲ盗むコヨーテ」ではタイトル通り、みんなのために雷をだまして火を得るのはコヨーテです。

〇本来「人の友」である犬も、再三人を害する行動をとります。韓国「怪犬」では五年経った犬は、人を殺すといれているが、檜原の狼に近い話である。本書、犬族の意外性と奥深さが描き出されている。

今日も、珍念のコメントは『支離滅裂』  ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ

ブルックリン横丁

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              この季節になると、思い出す米国映画の場面がある。
              クリスマスイブも更けたころ、街角で商人が売れ残った
              モミの木を放り投げる。しっかり受け止めれば、ただで
              もらえるのだ。貧しくてクリスマスツリーを買えない主人
              公の少女は見事に一番大きな木をつかむ






▼ニューヨーク下町を舞台にした「ブルックリン横丁」(1945年)。本好きの少女はやがて作家を志す。そのきっかけは、ひもじさのあまり、貧乏な人に施すという作り話をして、パイを手に入れようとしたことだ

▼教師はうそをとがめず、逆に少女を励ます。「空腹も想像力があることも罪ではない」「むしろ想像力は物語や音楽を生む大切な宝物」。こんな内容だったと思う

▼道が今年公表した道内の子ども貧困調査で、過去1年間に必要な食料を買えない経験をした子育て世帯が2割に達し、非課税世帯では倍増した。冬に暖房が使えなかった経験も非課税世帯で2割に上る。こうした家庭では子ども自ら進学の選択肢を制限する傾向も見られた

▼これは社会の公正さが試される問題ではないか。善意への信頼や、他人の痛みへの想像力は、古い映画の絵空事ではないはずだ。できること、すべきことは何だろうか

▼「クリスマスだから かんがえる たくさんたくさん たくさん かなしんでいる ひとの こと」。イブの日曜日。静かな夜には阪田寛夫さんの詩がふさわしい。【卓上四季】

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      このコラム 『言い得て妙』
      斯く言う・珍念、感動しました。





「ブルックリン横丁」 トップカスタマーレビュー

人間如何に生きるかを命題にした映画 投稿者 しん

☆名監督エリカカザンと名優ドロシーマクガイアとの共作。
この映画では助演となっている夫役のジョニーの役が光る。貧しいウエーター兼芸人の父親は人生を前向きにとらえ、他人に寛容で、優しい性格の持ち主である。彼の生き方で、娘のフランシーは中流階級の子息が通う学校に入ることができる。彼女は自分の実家が貧しいことを隠して、残ったパイを貧しい人に与えるという嘘を言ってもらって来る。

☆先生はその嘘を見破っているのであるが、彼女の作文の能力には一目置いている。その意味で、彼女が貧しい家庭の子息が行く学校ではなく、中流家庭の学校に行ったことは幸いであり、この映画が自叙伝であることを考えると正解であったと言える。

☆病弱であった父親は子供の行く末を観ること無く他界してしまう。しかし人生は決して捨てた物ではなく、母の真摯で前向きな生き方に共感していた警察官からプロポーズされ、ハッピーエンドで終わる。

☆この映画の良さは、父の生き方、娘と息子の貧乏にくじけない生き様にあると思う。クリスマスのツリーの売れ残りを投げて受け止めれば貰えるというので兄弟が張り切ってツリーをキャッチする場面などは胸にジンと来る物を感じる。クリスマスが来る度に何度か見返しているが、何度観ても生きる気概を与えられる映画である。

夢 希望 投稿者KORO

 ☆最高の映画です。特に子役の演技が上手く可愛いくて女性であれば共感する所がかなりあると感じました。おすすめの映画だと思います。

将棋の棋士

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       将棋の棋士は対局を終えると精も根も尽き果てるらしい。
             タイトル戦の7番勝負ならなおさらだ。対局の興奮は容易
             には冷めず、打ち上げの夕食の後も頭はさえて、眠るどこ
             ろではない






 ▼数年前の王位戦。徳島対局の夜、ホテルの一室の二次会で、ほろ酔い加減の関係者と観戦記者が一局指していた
 
 ▼一進一退の勝負が終わると、傍らで眺めていた棋士がすらすらと局面を並べ直して、ここはこう指す手がありましたねと解説し始めた。声の主は羽生善治二冠。その光景を見て、もったいなさに頭が下がった
 
 ▼インタビュー集「不屈の棋士」(大川慎太郎著、講談社現代新書)の中で、羽生さんは初心者の互角の局面が、プロのそれよりも難しい可能性があると指摘している。「形がランダムというか、乱雑になっているから」
 
 ▼気さくで、偉ぶらず、天真らんまん、サービス精神も旺盛な羽生さんが、将棋界で初めて永世七冠を達成した。囲碁界初の2度目の七冠独占を果たした井山裕太さんと共に、国民栄誉賞が授与される方向だ
 
 ▼将棋も囲碁同様、人工知能に押され気味だが、羽生さんは「形のよしあしとか、美的なセンスはソフトの影響でこれから少しずつ変わっていく」と言う。斬新な着想で他の追随を許さない羽生さん。人工知能としのぎを削り、将棋の未知の領域を開拓してほしい。【鳴潮】

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                        将棋、大好きな筆者は、毎日2時間ぐらい
           パソコンで対局をしています。こちらが何回か
           かつと、次の対局の時は将棋ソフトが強くなり
           何度か投了しています。でも・・・面白いです!



 「不屈の棋士」:商品の内容紹介(「BOOK」データベースより)

 人工知能の「強手」を受けた棋士が繰り出す、局面打開の「勝負手」とは?約1000年もの間、日本人に親しまれてきた将棋。400年の歴史を有するプロ制度。由緒ある誇り高き天才集団は、はたしてこのまま将棋ソフトという新参者に屈してしまうのだろうか。

 劣勢に立たされ、窮地に追い込まれた彼らはいま、何を考え、どう対処し、どんな未来を描いているのか。現状に強い危機感を抱き、未来を真剣に模索する11人の棋士たちの言葉は、人工知能の発達によってコンピュータに仕事を奪われかねない私たちに、新たな視点をもたらしてくれるはずだ。

カスタマーレビュー

電脳将棋の強さ 投稿者クロダ

 将棋の上達速度は、コンピュータの方が今のところトップ棋士でも人間より早いと認めている。すごく将棋の強い棋士が20年かけてプロレベルになりそれ以上も強くなろうとすれば、年齢体力の壁を考えれば努力をしても、伸び率はコンピュータにかなわないということだろう。

 人間の将棋の指し方と電子の将棋の指し方は序盤から違うらしい。プロ棋士が3種類の指し手を考えていた局面で4手目が現れた。それはいつかコンピュータのデータファイルで見た最強の手だった記憶があるが、その先は覚えていない。そうなったら最強でもその手を使うのは大冒険になる。

 頭の中に別人格がいてコンピュータモードで以後さしますと切り替えできれば良いが、お化けのように最善手が現れ、そこで霊感のようなものが途切れてしまったら。ショックだけが残るように思います。家で研究する時から自分がコンピュータになったくらいの気持ちで自分の個性を封印しなければ中途半端な2重人格になる恐れがあるような気がします。

 強いソフトばかりでなく、時々ぼやきが出るような終盤弱めのものがあったら縁台将棋派として楽しめそうです 。( ^ω^)おっおっおっ

『ごめんねっていわない』

Kaneco


        「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう
        「馬鹿」っていうと「馬鹿」っていう…
        そうして、あとで さみしくなって
        「ごめんね」っていうと「ごめんね」
        っていう-







◆金子みすゞの詩「こだまでしょうか」は、幼い友情がほほえましいが、母親がわが子に向ける「ごめんね」は切ない。女優の安達祐実さんがトーク番組で語っていた。仕事で一緒に過ごす時間がとれなくても、子どもに「ごめんね」は言わないようにしている、と

◆もし謝ってしまえば、子どもは「ママは何か悪いことをしてる」と仕事に対して悪感情を抱くかもしれない。だから「ごめんね」ではなく「次の休みは一緒にいられるから、何をしたいか考えておいてね」と気持ちを引き立てる、という趣旨だった

◆今や共働き世帯が半数を占める。しかも、高齢者世帯などを除けば、6割を超える。共働きが当たり前の時代だからか、母親にかかる負担の重さに「ワンオペ育児」という、さみしい言葉が生まれてもいる。ワンオペレーションは、コンビニや牛丼チェーンの1人勤務を指す

◆転じて、仕事や家事をこなし、たった1人で子どもを育てる母親を、こう呼ぶそうだ。支え合う社会なら、こんな言葉は生まれまい。押しつぶされそうになりながら、懸命に子どもと向き合う姿が浮かぶ。「ごめんね」をのみ込みながら。【有明抄】

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       珍念・感動しました!

金のなる木

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            江戸時代には、金のなる木があったそうだ。

            ユリ科の多年草で、青々とした葉が美しい万年青(おもと)の
            こ とである。その鉢植えがブームを巻き起こし、金生樹と呼ば
            れた。大名、旗本が競って取引に加わり、18世紀末の寛政年
            間にはいまの価値で1億円もの鉢が現れたという。



▼万年青の流行は明治期にもたびたび発生しているから、17世紀オランダの、チューリップの球根バブルよりしぶとい。生命力のみなぎる常緑の葉に、人々は言葉に尽くせぬ期待をかけたのかもしれない。さて、時は移ろい平成も末。万年青バブルの伝統を持つ日本人を引きつけているのは、ビットコインなどの仮想通貨だ。

▼出現したころはキワモノ扱いされた仮想通貨だが、その利便性ゆえ、徐々にお金としての存在感を獲得してきた。うまく育てば通貨の歴史が変わるかもしれない。とはいうものの、このところ盛んなのは一獲千金を狙ったマネーゲームである。ビットコインの時価総額は年初の17倍。世界の取引の4割は日本円建てらしい。

▼万年青は多くの新種が生みだされ、それがまた投機熱に拍車をかけたという。現代の金のなる木も、分裂で次々に新通貨を誕生させて投資家を歓喜させていると聞く。陶酔と熱狂の、こういう展開を眺めれば他人ごとながら心配になるのは夢から覚めた後だ。ネット空間にたくさんの鉢植えを抱え、途方に暮れませぬよう。【春秋】

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      このコラム    『邯鄲の夢』の如し
      斯く言う、珍念 {金のなる木}ほしい (o^-^o)


悲劇のヒーロー

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           大関増裕(おおぜきますひろ)

 






 明治新政府の樹立を宣言する「王政復古の大号令」が京都であった慶応3年12月9日(1868年1月3日)。黒羽藩では、幕府の若年寄だった藩主大関増裕(おおぜきますひろ)が、狩猟中の山中で謎の死を遂げた。この日は30歳の誕生日、という偶然も重なった

▼現場は現在の大田原市の那須神社近く。いつものように、家臣たちもそれぞれ獲物探しをしていたため、その瞬間は誰も見ていなかった。当時の状況は、前藩主増徳(ますよし)の子孫である故次田万貴子(つぎたまきこ)さんの小説「那須の氷雪」に詳しい

▼数え25歳で家督を継いだ増裕は、西洋兵学に精通していたことなどから幕府の要職を歴任。海軍奉行時代の部下には勝海舟(かつかいしゅう)もいた。黒羽藩の軍制改革も進め、悲劇は農兵隊の演習で国元入りした際に起きた

▼増裕の死後、藩は戊辰戦争で新政府軍にいち早く参加し、活躍をみせる。幕府や藩の指導者として進めた軍の改革が、結果的に幕府を追い込むことになったのは何とも皮肉である

▼藩の歴史に詳しい黒羽芭蕉の館の新井敦史(あらいあつし)学芸員は「ひいては黒羽を守ることになった。その基盤を作り、アシストをしたのが増裕だった」と解説する

▼増裕の没後150年を迎える来年、市は芭蕉の館で企画展を開くと、先日明らかにした。悲劇のヒーローにまつわる謎をどこまで解明できるか。市民ならずとも楽しみである。【雷鳴抄】
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              歴史。それは、絶え間なく流れる大きな川。
              その中のキラキラした一滴を「秘話」と呼ぶ…。








  時は幕末。黒羽藩という小大名の、しかも外様藩主でありながら幕府の要職についた大関増裕。

 西洋を真似て奥方と一緒に馬に乗り「バカの大関」と言われながらも講武所奉行や陸軍奉行、勝海舟の上官にあたる海軍奉行を歴任。藩政改革も行い財政難を助けた。大政奉還の後、態度を決めかねた藩がほとんどだった中、朝廷側にいち早く付く事を決めた直後30歳という若さで謎の死をとげた。幕末の英雄に (珍念)思いを、はせています!

「ベーシック・インカム(BI)」  (@_@;)

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 もしも、働かなくても毎月決まった額の収入があったら。それも、暮らせるだけの額を―。そんな夢のような話が、まじめに議論されている。「ベーシック・インカム(BI)」である

◆一定額を国民ひとりひとりに支給するという考え方そのものは、目新しくはない。社会主義もそんな理念だろうが、BIの場合は、資本主義と組み合わせるのがポイント。国民一律のBI導入で生活保護や年金などの複雑な社会保障制度をひとくくりにして効率化できる

◆現行制度だと、生活保護受給者と、受けていない低所得者との間には、とかく不公平感が生じがちで、これを緩和するために、生活保護費のうち、食費や光熱費に充てる「生活扶助」の最大5%カットなども検討されている。一律のBIなら公平になろう

◆すでにフィンランドが実証実験に入るなど、いいことずくめに思えるBIだが「働く意欲をそぐのでは」などの批判も根強い。スイスでは昨年、月27万円を支給するBIの国民投票が否決された。将来も維持できるか、財源の不安が大きかったようだ

人工知能(AI)に人間の仕事が奪われる近未来も語られ始めた。失業者があふれて社会が不安定になるという指摘もあり、強力なセーフティーネットとしてBIの出番が来るかもしれない。AIとBI、なんだかよく似た名前だが…。【有明抄】

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Innkamu


       

       一度、これらの政策を実行したらいか
       がでしょうか?
       以前・政権を民主党にやらせたらの声
       を思い出す。その結果\(*`∧´)/

       これ以上、無駄口を叩くと(閻魔さま)
       から、叱られる。




「あなたは自分を利口だと思いますか」

 

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           「あなたは自分を利口だと思いますか」と尋ねられたら
          何と答えるだろう。「はい」とは答えられないし取りあえず
          「いいえ」にするか。いや、そもそもなんて失礼な…









▼イギリスのエリート校・ケンブリッジ大やオックスフォード大の入試では、実際にこんな不思議な問題が面接で出されるという。『世界一「考えさせられる」入試問題』(ファーンドン著、河出文庫)で知った

▼他にも「世界に砂粒はいくつある」「運命とは何か」「火星人に人間を説明して」など。回答ぶりから、当意即妙に対応できる本当に賢い学生を見つけるのが狙いという

▼独特の発想に驚くが、それもアリかもしれない。何が正解か分からない。でも頭をフル回転させないと説得力ある回答を作れない。どんな若者を育てたいのか、伝わってくる。学生も試験官も疲れそうだけど

▼日本の大学入試で問われる歴史用語が多すぎるとして、教科書の用語を絞り込む案が浮上している。「坂本龍馬」や「上杉謙信」も削減対象らしい。何を削って誰を残すか、知識の量についての議論は大切なのだろうが、その知識でどんな若者を育てるのか、そちらの議論も欠かさずに願いたい

▼さて、冒頭の問題。著者の解答例は「はい、私は大学側の望む程度には利口です」とした上で、英国流に気の利いたせりふでアピール、というもの。うーん…確かに考えさせられる試験である。【天鐘】



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「あなたは自分を利口だと思いますか」?


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                 ん・・・天然呆けの珍念!
         利口では、なさそうです。



『世界一「考えさせられる」 入試問題』商品の説明


 内容紹介:世界トップ10に入る両校の入試問題はなぜ特別なのか。さあ、あなたならどう答える? どうしたら合格できる? 難問奇問を選りすぐり、ユーモアあふれる解答例をつけたユニークな一冊!

内容(「BOOK」データベースより)

 世界トップ10に入る両校の入試問題はなぜ特別なのか。知識だけでもダメ、真面目に答えるだけでもダメ。さあ、あなたならどう答える?どうしたら合格できる?難問奇問を選りすぐり、ユーモアあふれる解答例をつけたユニークな1冊。

カスタマーレビュー

考え方が変わる!v投稿者Amazon カスタマー

 ただ入試問題が紹介されるにとどまらす、問題に対する著者の解答例は非常に示唆に富んでおり、それでいて文章もよく訳されていると思います。根本的な「知」の定義が日本とイギリスでは異なっていることが、問題に触れることではっきりとわかります。雑学本などとは異なり、学問や教育を考えるうえで価値のある一冊だと言っていいと思います。

「教養がある」とは何か考えさせられる  投稿者 ジョブズ

【内容】:オックスフォード大学、ケンブリッジ大学の入試、口頭試問の過去問題と筆者による回答集。

・「あなたは自分を利口だと思いますか?」
・「蟻を落とすとどうなりますか?」
・「自分の心臓を売っても良いでしょうか?」など。

【コメント】 某組織の人事に面接対策の「おすすめ」として紹介された本。就活のハウツー本やコンサルの仕事術系統の本を予想していたが、それとは違う路線の本。その時、求めていたのとは違う分野の本だったが、最近自分が問題意識を持っている所でヒントになりそう。

 「教養がある」とか「常識的な受け答え」、「相手の気分を害さず場を盛り上げる話題作り」をするにはどうすれば良いかと考えている。シンプルな質問から話をどれだけ広げていけるかという試みとして面白い。

 自分にとって取っつきにくいジャンルの話題であっても切り口を柔軟に考えれば何らかの話の展開ができることも分かる。面接試験のように時間制限やプレッシャーがある状況だと(個人的には)閉じる方向へ回答しそうになってしまうが、開く方向へ向かってそこから会話を膨らませていくというのもありかもしれない。

 ただ、量が多過ぎてパターンが分かるとだんだん飽きてくるのが残念。それに「模範解答」というより「会話で広げる」風の書き方のせいもあるだろうが形式がバラバラなのが読んでいて疲れるかも。

 自分なりにこれらの要件として考えているのは、思考体力がある、相手への敬意を持っている、自分のスタンスを自覚している、相手への敬意を前提として毒舌をつかう社会常識・歴史の造詣があると尚良い

あ・・『空き樽は音が高い』  ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

夢の後始末

Fuan


                     うっかり者のミッキーマウスは、師匠の魔法使いに
                     命じられた水くみが面倒くさい。腕試しもしてみたい。
                    見よう見まねで古いほうきに魔法をかけ、仕事を肩
                    代わりさせる







▼水があふれてきたので、やめさせようとするが、元に戻す呪文を忘れてしまった。切羽詰まって、おので粉々にすると、破片はほうきに変身して作業を続け、やがて家が水没しそうになる

▼ディズニーのアニメ映画「ファンタジア」の中でも名高い場面で、ゲーテの詩「魔法使いの弟子」を下敷きにしている。ミッキーが主人公だから愉快な話だが、これに類したことが現実に起きるとしたら論外だ

▼日本原子力研究開発機構が高速増殖原型炉もんじゅの廃炉計画を原子力規制委員会に申請した。国内では前例がなく、多くの困難が控える。最大の難関は冷却材のナトリウムの扱いで、水や空気と激しく反応するため、原子炉から抜き取る方法は未定という。幕引きの呪文を忘れたというより、最初から知らなかったようだ。驚きである

▼もんじゅは、発電で使った以上のプルトニウムを生むとされ、「夢の原子炉」と呼ばれた。構想から約半世紀。1兆円以上の国費が投じられたが、まともに動いた実績はほとんどない。結局、増殖したのは「原子力ムラ」の夢だけだ

▼おまけがある。夢の代償として、廃炉費用3750億円が加算され、厚かましくも国民に押しつけられる。【卓上四季】

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    怒髪天を衝く








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「大金持ちを甘やかすな」

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  世界で最も裕福な八人と、世界の経済的に恵まれていない方の三十六億人の資産額はほぼ同じ、との試算がある。何とも極端な富の偏在だが、その八人の一人ウォーレン・バフェット氏(87)がかつて、「大金持ちを甘やかすな」と主張したことがある

▼「わが国の指導者たちは“犠牲を分かち合おう”と言うくせに、私には、それを求めない。投資で年収が五十億円もある私に課せられる税率が、一般の労働者より、かなり低いのだ。もっと富裕層に課税せよ」と提言したのだ

▼超のつく富豪が「もっと税負担を」と言いだすほど米国の税制はいびつらしいが、わが国はどうだろうか

▼この国の税制も、米国に負けず劣らず、富裕層にはやさしいらしい。株式の配当や売却益にかかる税率を5%上げただけで数千億円もの税収増につながるという試算もあるのに、今回の税制改正では論議の的にもならなかったという

▼年収八百五十万円超の会社員らの勤労所得を増税の的に九百億円の税収増を見込みつつ、株高で潤い年収二億円を超すような超富裕層が優遇される現状は、手つかず。これで「犠牲を分かち合う」ことになるのだろうか

▼いや、そもそもこれほどの増税の方針をなぜ総選挙の時にきちんと示さなかったのか。これらの問いを突き詰めなければ、バフェット氏に、こう咤咤(しった)されるかもしれぬ。「政治家を甘やかすな」 【中日春秋】

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             このコラム『恐れ入谷の鬼子母神』・・・。




「心にふかき・えうじん(用心)あるべし」

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  山本周五郎の小説には、心にとどめておきたい人生訓が、幾つもちりばめられている。名作『さぶ』の登場人物が語る、この言葉もその一つ。「どんなに賢くっても、にんげん自分の背中を見ることはできないんだからね」

▼振り込め詐欺など「特殊詐欺」の被害が後を絶たない。警察庁によると、本年1~10月の認知件数は1万4729件。実質的な被害総額は300億円以上というから、毎日約1億円の損害である

▼では、どんな人が被害を受けやすいのか。社会心理学者の西田公昭氏は「人柄がよく、社会的な常識もあって立派な人ほど、だまされてきた」(『だましの手口』PHP新書)と。詐欺犯らは、人の善意につけ込んで罠を仕掛けてくる。時には警察官、公務員、弁護士、医師などになりすまし、言葉巧みに多額の金をだまし取る

▼だが、一番の敵は“自分は大丈夫”という過信や油断と自覚したい。そこから生じる心の隙は、「自分の背中」のように見えないもの。だからこそ身近に、何でも語らい、注意し合える人をつくっておくことだ

▼「心にふかき・えうじん(用心)あるべし」(御書1176ページ)。慌ただしい年末を迎える。魔を打ち破る真剣な祈りと積極的な声掛けで、聡明な庶民の連帯を一段と強めよ【名字の言】

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     Niguruma




 <前車(ぜんしゃ)の覆(くつがえ)るは後車(こうしゃ)の戒(いまし)め>
の格言が思い浮かぶ!
 《「漢書」賈誼伝にある、前の車が覆るのを見たら、あとの車は同じわだちの跡を行かないようにせよという諺から》先人の失敗は後人の教訓となるというたとえ。

『だましの手口』 商品の説明 内容紹介

 振り込め詐欺から各種の悪徳商法まで、だましの手口はますます巧妙を極め、
進化しています。なぜ人は簡単にだまされてしまうのでしょうか。
手口を追いかけるだけでは、ダメです。その裏ではたらく心理のトリックにまで迫らないと……。

 豊富な実例を取りあげながら、だます側とだまされる側の実際のやりとりを再現しつつ、さまざまな「だましの構造」に通ずる「心の法則」をやさしく説いていきます。
●後悔回避 何気なくとった自分の行動を正当化する
●保有効果 自分のモノになると、2倍高い評価をする
●返報性 他人の好意にはお返ししなくてはいけないと思う
●ハロー効果 1つ、2つの特徴で、全体を見誤る
●希少性 「今しかない」「二度とないチャンス」と思わせる
だましを仕掛けられたとっさのときにも役立つ「対処法」と、
だましに心理的に強くなるための「総合対策法」も併せて丁寧に解説します。

内容(「BOOK」データベースより)

 振り込め詐欺―なぜテレビでこれだけ報じているのにだまされてしまうのでしょうか。ほとんどの人は「知っていた」のにだまされたのです。ただ、知っているだけではダメです。その裏の「心の法則」を知らないと、カモにされます。

 たとえばウソの話で恐怖心をあおり、身内を装った泣き声で家族愛を引き出す、巧妙な手口で仕掛けてきます。振り込め詐欺から各種の悪徳商法まで、豊富な実例を知る心理学者が、だましのトリックを明快に解読します。とっさのときにも役立つ「対処法」付き。

トップカスタマーレビュー

いい本です。 投稿者: white

 だます側の手口だけでなく、どうすればだまされないための気構えを示しているので参考になります。だます側は、パニックに陥らせ、冷静さを失わせ様にするのが手であるということがわかりました。一読をお勧めします

 騙されない為にも・・・投稿者  ノンナナ 

 未だ後を絶たない「振り込め詐欺」や「霊感商法」。
報道を目にする度に多くの人は言うのだろう・・・「何でこんなのに騙されるんだ!?信じられない」と。しかし、絶対に騙されないと言い切れるだろうか?心にバイアスがかかると普段聞きなれているはずの家族の声すらまともに判別できなくなってくるし、気が動転するとパニック状態となり連中の言いなりになってしまう。

 心が弱っている時に優しい顔や優しい言葉で接近されると信頼を寄せてしまう事もあるだろう。何せ連中は心のセキュリティーホールを嗅ぎつけ巧妙に攻め込んでくるプロなのだから。著書には、騙されることは頭が悪いわけでも恥ずかしい事でもなく心の弱点に付け込まれたからだとあるが本当にそのとおりだと思う。

 この本には騙されない為の予防策などが多数紹介されているので、是非一度は読んでほしい本です。

読みやすくわかりやすい! 投稿者  ヒューVINEメンバー

 本書は読みやすく、事例も豊富なので非常にわかりやすい。しっかりと「だましのテクニック」を説明してくれているので大変参考になりました。しかしながら問題は当事者になった時にどのように対応するか?ということである。

 私も数年前携帯サイトの不法請求が電話でかかってきたことがあったのだが、金額が60万円と聞き、「警察に相談しても良いですか?」と相手に確認し、事なきを得た。いつまでもイタチごっこのように続く、この問題は当事者の平常心がネックではなかろうか?

 今日も、珍念のコメントは『支離滅裂』お笑い下され~い! (*´ェ`*)

決めぜりふの痛快さ

 

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                   「控え控えー、この紋所が目に入らぬか」。
                   言わずと知れた「水戸黄門」の決めぜりふだ。
                   思わず「いよっ待ってました」と声を上げたくなる。





 ▼時代を問わず、心に残っている決めぜりふは多い。「遠山の金さん」もそう。しらを切る悪代官らを前に、片肌の桜吹雪をさらし「まさかうぬら、見忘れたとは言わせねーぞ」。アニメの世界だって負けちゃあいない。「美少女戦士セーラームーン」の「月に代わって、お仕置きよ」は1990年代、ちびっ子たちの間で、はやりにはやった。

 ▼今夜最終回を迎える人気テレビシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の「私、失敗しないので」も、視聴者の心をがっちりつかんで離さない。フリーの天才外科医が、名医もさじを投げる難手術を前に、表情一つ変えずさらりと言い放つ。もちろん手術はミスなく成功。周りの医師らは、ぐうの音も出ない。

 ▼一刀両断、勧善懲悪、単純明快…決めぜりふの痛快さは、まさにこれに尽きる。さぁ言うぞ言うぞ。この期待感もたまらない。

 ▼年が明ければ、大学受験生はセンター試験が待ったなし。中学生には高校入試が迫る。いざテスト問題を前にするとドキドキだろう。大人だって大事な場面では大なり小なり緊張する。そんなとき、つぶやいてみてはどうか。「私、失敗しないので」。心を落ち着かせる“おまじない”になるかも。【天地人】



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  コメントは『蛇足』

振る舞い

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     世界初の長編アニメ映画といえばウォルト・ディズニー
     の「白雪姫」。今月、初公開から80年となる同作には
     個性豊かな「7人のこびと」が登場する










▼題材となったグリム童話では、こびとたちに個別の名前はない。しかしディズニー作品では、7人それぞれに特徴を表す名前が付けられた。口をへの字に曲げた「おこりんぼ」、いつも眠そうな「ねぼすけ」、無邪気な「おとぼけ」など――命を吹き込まれたこびとたちはスクリーン上を生き生きと駆け回り、愛らしい白雪姫と共に世界中の人気者になった

▼アニメ制作においてディズニーは、キャラクターに「人格」を与えることを心掛けていたという。人格がなければ「ストーリーは観客に真実として響かない」「人々は自分自身を重ね合わせられない」と(高橋康子訳『ウォルト・ディズニーがくれた夢と勇気の言葉160』ぴあ)

▼仏法を具体的な「生き方」として人々に示すのもまた、実践者の人格や振る舞いである。御書には「法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し」(856ページ)と仰せだ

▼私たちが同志と励まし合い、自分らしく人間革命を目指す日々そのものが、学会の真実を伝える物語。ありのままの姿で、ありのままの体験を語ることから仏法対話は始まる【名字の言】

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 このコラム 『聴聞の一針』痺れる!
文豪のロマン・ロランは、楽聖ベートベンのこんな言葉を残している。
[親切であるということ以外に、立派な人間であることの証拠はありません」(新庄嘉章訳)


『白雪姫』あらすじ: ウィキペディア

 むかしある城に白雪姫という美しい王女が住んでいた。白雪姫の継母である女王は大変恐ろしい魔女で、白雪姫を下働きのように扱っていた。

 ある日、女王がいつものように魔法の鏡に『一番美しいのは誰?』と聞くと、魔法の鏡は『世界で一番美しいのは白雪姫』と答えてしまう。怒り心頭の女王は、手下の狩人に白雪姫を殺し彼女の心臓を持ち帰るよう命令する。

 哀れに思った狩人は彼女を逃し、代わりに豚の心臓を持ち帰って女王を欺く。一方の白雪姫は、森で迷った末に動物達に導かれて七人の小人の住む家にたどり着き、家事全般を引き受けることを条件に匿ってもらい、小人たちと共に楽しい一夜を過ごす。

 翌朝。小人たちが仕事に出た後、彼らの忠告にも関わらず、白雪姫は怪しい物売りの老婆を家に招き入れてしまう。異変を察知した動物たちの知らせで、白雪姫に危機が迫っていることを知った小人たちはすぐさま家に引き返し、老婆に化けた女王を退治する。

 しかし時既に遅く、白雪姫は女王が与えた毒リンゴを口にし息絶えていた。白雪姫の亡骸の前で涙にくれる小人たちは、死してなお崩れることのない彼女の美しさを惜しみ、埋葬することなくガラスの柩に安置して片時も傍を離れようとしなかった。

 時は流れ、白雪姫に一目惚れして以来、彼女の行方を探し続けていた王子が白雪姫の姿を見つけ出し、静かにくちづけを交わす。すると、死んだはずの白雪姫が息を吹き返した。初恋の人のキスを受けることが毒の効果を浄化する特効薬だったのだ。

 平和の訪れと王子との再会の喜びを胸に、小人たちに別れを告げた白雪姫は王子と共に旅立ち、王子の国で末永く、幸せに暮らすのだった。

‘百聞は一見に如かず’ ( ^ω^)おっおっおっ

〝合成の誤謬(ごびゅう)〟

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   いくら探してもジグソーパズルのパーツが足りない。それも最後の核心部分だ。全体像はほぼ出来上がっているのに大きなパーツが揃(そろ)わない。〝合成の誤謬(ごびゅう)〟とはこのことなのだろうか

▼ミサイル発射台や潜水艦、爆撃機など世界の十数カ国が保有すると見られる1万5千発の核兵器。核戦争がもたらす悲劇は想像を絶し、人類を破滅に追いやるのに十分だ。なのに皆目を背けているのはなぜ?

▼一昨日、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞、昨日は長崎で母が被爆した日系英国人作家のカズオ・イシグロさんが同文学賞を受賞。いみじくも核兵器廃絶と被爆に世界の耳目が集まった

▼広島で被爆したICAN代表のサーロー節子さんが「禁止条約をもって核兵器の終わりの始まりにしよう」と訴え、イシグロさんもICANの受賞にエールを送った

▼東西冷戦初期の67年前に同文学賞を受賞した米国の作家ウィリアム・フォークナーは「いつ自分が吹き飛ぶか」と緊迫度を表現した。ソ連崩壊で冷戦は終息したが、民族の対立やテロで新たな冷戦に突入している

運動には「理想主義」の批判が常に付きまとう。米国の核の傘で北朝鮮の威嚇を凌(しの)ぐ日本の立場は微妙だ。廃絶決議は提出するが禁止条約には不参加。政府は「アプローチは異なるがゴールは一緒」と苦しそう。日本が持つパーツは一体どんな形をしているのか。【天鐘】

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       このコラム『言い得て妙』 




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ほっこりする(宮部みゆき)の本 !(^^)!

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        昨夜(宮部みゆき)の「師走の客」を読みました。

        「師走の客」あらすじ・・ 時代小説、しかも市井の
        人々の織り成す、どたばたを描いているのに、機知
        に富み、洒落ていて、気品が漂よいます。




 舞台は江戸時代の宿場町。正直で働き者も宿屋夫婦が、ちょっとした欲を覚えた
ばかりに、だまされる物語ですが、幸いなことに、犬のおかげで救われます。
読んだ後に、ホッとできるミステリです。

 それこそ、良質の海外ミステリーを読み終えた気分になります。なにより作者の目の
温かさ、英雄豪傑ではない無名の人たちに注がれる。眼差しの柔らかさが凄いです。
むろん、最後のどんでん返しの鮮やかさも見事!

 で・・・(その後何がおこったか)のあらすじは残念ながら書いてありません!
読者の推理に委ねていられます。

斯く言う(珍念)の愚行ですが・・ ( ^ω^)おっおっおっ



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 常次郎はもう戻ってくる事はなかった。夫婦は残った本物の蛇の置物を家に置いてそれを見ては 一攫千金の金儲けに目がくらまないように心がけて、まじめにこつこつと梅屋の仕事を続けた。松吉もその経験を教訓としてちゃんと働いた。そして鉄はわからないうちに唯一の価値のある置物を残す事ができたので、皆からずっとかわいがられた。

 一方、常次郎は十両を梅屋の夫婦からだまし取って儲かったとよろこんだが、伊達様に蛇の置物を出そうとした時初めてなくなっていた事に気づいた。伊達様からは「蛇の置物がないと干支がそろわない、どこへやった」と攻められたがまさか宿屋をだましてお金を巻き上げたと言うわけにもいかず、蛇の置物をなくした理由を告げる事ができなかった。

 そのため伊達様の怒りを買った。荷物を調べると十両と言う身分ふそうな大金を持っていたため、蛇の置物を勝手に売ってしまったのだと疑われ、財産をすべて没収され牢屋につながれる事に。

読者の皆さまへ 短編ミステリーの魅力を堪能してください。

世界人権デー

           Nakayosi

  「お前(まえ)、バカじゃねぇの?障害者かよ!」。学校でこんな言葉を耳にした函館市立亀田中2年の古川心菜(こがわここな)さんは、笑顔でこう言った。「あのさ、障害は、決して悪い事じゃなくて、私達が歌が上手とか、スポーツができるとかっていう個性と一緒なんだって」


▼今年の全国中学生人権作文コンテストで函館地方法務局長賞に選ばれた古川さんの「障害の意味」から引いた。「私は障害がないから、障害のある人の心の中まではわからない。しかし、個性をバカにされたら嫌なのは皆同じだ」「だから私は、障害のある人と障害のない人の掛け橋みたいな存在でありたいと思う」

▼肌、髪、言葉、得意なことと不得意なこと…。人は同じようでいて、少しずつ違う。そうした違いを個性ととらえ、お互いに尊重し合い、どんな個性を持つ人も暮らしやすい社会を築いていく。作文からはそんな決意がうかがえる

▼残念ながら、それに逆行するような動きがなくならない。聞くに堪えないヘイトスピーチはもちろん、性的少数者(LGBT)に対する根強い偏見などもそうだろう

▼すべての人間は生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である―。1948年12月10日に国連が採択した世界人権宣言の一部だ

▼きょうは世界人権デー。世界的な動向でも、身近な出来事でもいい。そこから、人権をじっくりと考える1日にしたい。【卓上四季】

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      このコラム『聴聞の一針』痺れる!

矜持とユーモア !(^^)!

                


                   Kennsiki1_2


                  ちょっと昔の日本に日本らしくない魅力的な組織
                   があった。阿川弘之著「大人の見識」(新潮新書)
                   から、頬の緩むエピソードを拾ってみる










▼英語のよくできる好青年が採用試験にやってきた。でも痩せすぎで規定の体重に届かない。試験官は「ドーンと乗れ」。言う通りにすると体重計の針がピーンと振れ「ヨーシ、合格!」

▼別の若者は面接で「君の満年齢は」と聞かれた。そこで自分の腕時計を見せ「時々刻々と変わりますから、お答えできません」と言った。それで最高点をもらった

▼採用する側もされる側も、ともに頭が柔らかい。そんな気風を持つ珍しい組織が海軍だった。「日本人が作り上げた最大の文化遺産」と故司馬遼太郎さんが大いに評価している

▼入社から約半年がたった各社の若者400人を対象に、シチズン時計が意識調査をした。目を引いたのは、上司との飲み会の頻度。ない、と月1回、を合わせ8割近くに上った

▼上司と部下が互いに遠慮し、よそよそしい。そんな関係が見て取れる。別に飲み会を奨励する気はない。が、気軽に誘い誘われない間柄でいい仕事ができるのかと思う

▼海軍士官の心得の一つに「ユーモア」があった。心にゆとりや柔軟さがなければ、戦局の激変に即応できないからだった。厳しくも風通しのいい組織にするには、どうすればいいか。忘年会の季節に考えてみた。【越山若水】

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珍念の脳裏に〈角を矯めて牛を殺す〉の格言が思い浮かぶ!


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        {角を矯めて牛を殺す}
の意味
        曲がった牛の角を直そうとして牛を殺してしまう
        ような、わずかな欠点の修正のために、みすみ
        す全体をだめにしてしまうことをいう。

氷山の一角

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  「写真っていうのは水面に出ている氷山の一角みたいなもんなんです。沈んだ下に何があるのかっていうのに人はうたれる」。道内で上映中の映画「写真甲子園」で、本人役で出演する写真家立木義浩さんは強調する

▼この写真は水面下にどんな思いがあるのだろうか。首都圏に本社を置く新聞社や通信社、放送各社が加盟する東京写真記者協会は、本年度の報道写真最優秀賞に東京新聞沢田将人記者の「沖縄の視線」を選んだ

▼沖縄全戦没者追悼式で献花に向かう安倍晋三首相を、翁長雄志知事や子どもたちが見詰める写真だ。厳しい目、不信感あふれる目、何かを訴える目。沖縄が抱える怒りと悲鳴が伝わってくる

▼国土面積の0・6%にすぎない沖縄県には、全国の米軍専用施設の約7割が集中する。厳しい視線は安倍首相だけではなく、過大な基地負担を押しつける県外にも向けられているように見える

▼太平洋戦争で本土防衛の「捨て石」とされた沖縄では、現在も民意を顧みず米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事が進む。戦争の傷はいまだに癒やされていないのだ

▼沖縄の痛みを和らげるため、今私たちにできることは少ないかもしれない。だが、その現状に関心を持ち、痛みに寄り添うことはできるはずだ。きょうは、太平洋戦争開戦の日。機会があれば「沖縄の視線」を見てほしい。そして水面下の声に耳を傾けてほしい。【卓上四季】

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         (珍念)涙が止まりません!
         これ以上のコメントは『蛇足』





<かまど猫よそ者の如[ごと]よごれけり 魚住王蝉>

          Neco

  熊本市にも雪の便りが届いた。平年より18日早いという。夏は涼しい場所を探す名人だった猫も、この時季になると日だまり、ストーブの前など暖かい場所に陣取る。とうに見かけなくなったかまどもその一つだ

▼火が落ちて残るぬくもりはよほど心地よいのだろう。灰まみれも何のその。子どものころ田舎のかまどに火を入れようとして、飛び出してきた猫に肝をつぶしたことがある。<かまど猫よそ者の如[ごと]よごれけり 魚住王蝉>

▼特段猫好きでもないのだが、小紙夕刊に連載中の「猫島ありのまま」には毎回心が和む。自由奔放に生きる猫の魅力はどこにあるのか。動物写真家で猫の作品も多い岩合光昭さんは「幸せも苦労もたいしたことではないと教えてくれている」と書いていた

▼映画監督の想田和弘さんに「猫薬」という短文がある。実家に7匹の猫がいて、ある日、子猫が一気に4匹増えた。すると一番の古顔が毛を逆立てて子猫を威嚇するようになり、最後は引きこもって孤立してしまった

▼他の猫は恐れをなし古顔を遠巻きに眺めるばかりだったが、1匹の子猫だけは違った。何度古顔に威嚇され、攻撃されても「おっかさん、僕です」とでも言うように寄り添おうとした。古顔はいつしかその子猫にだけは心を開き、一緒に寝るようになり、やがて元に戻ったという

▼猫を人に置き換えて読んでみる。複雑な人間関係は時に重荷で人を悩ませもするが、それを回復させるのもやはり人の関係ということだろう。また一つ猫に教えられた。【新性面】

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『Peace』商品の説明

  平和へのヒントは野良猫たちから教わった。世界が笑って泣いた、ドキュメンタリー映画の傑作! 『Peace』は人の心を動かす並外れた力を秘めた静かな映画だ。- 香港国際映画祭審査員団誰もが等価で無二であるという当たり前が、きっと平和。- 小島慶子(ラジオパーソナリティー)

  「平和って何だろう?どうしたらみんなが共存できるの?」 韓国の映画祭から問いを向けられた想田和弘監督(『選挙』『精神』)は、岡山で暮らす人々や猫たちの日常にカメラを向けた。柏木家に住みついた野良猫グループと、突如現れた「泥棒猫」との確執。91歳で一人暮らしをする橋本至郎と、彼をケアする柏木夫妻。その夫妻自身にも迫る老い。そして、橋本の脳裏に突然蘇った、兵隊としての記憶――。

  台本無しで回される想田のカメラは、彼らの人生や“ニャン生"に訪れる大切な瞬間に奇跡的に立ち会う。観る者は、戦争と平和、生と死、拒絶と和解、ユーモアと切なさが同居する「生の時間」を体感し、「共に生きる」ことの難しさと可能性に思いを巡らせる。想田流「観察映画」の最新作!

トップカスタマーレビュー

不思議な偶然がドキュメンタリーに力を与えていく  投稿者 勝沼悠

  想田和弘監督のドキュメンタリー。監督の義父が猫達に餌をあげながら福祉有償運送をする日常を撮っていく。

  「なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか」にこの映画の製作の裏側が書かれているが、平和を題材とする短編を依頼された想田監督は特にそれを意図せず義父を撮っていく中で、猫達の共存と利益にならなくても福祉に関わっていく人々の姿から平和をテーマとしたドキュメンタリーをつくっていく。戦争体験を語る末期ガンの老人、ボランティアにならざるを得ない福祉の現場で鳩山総理(当時)の福祉政策の演説が全く耳に入らない義母。。。 不思議な偶然がドキュメンタリーに力を与えていく。

 そこには一切の戦争も危険もない。でもこれは確かにPEACEをテーマとしたドキュメンタリーである。

「一期一会」が織りなす「小宇宙」 投稿者å¸‚å ´

  想田和弘監督による「観察映画」の3作目であるが、「観察映画・番外編」と銘打たれている。前2作と違って「編集がやたらとスムーズに進み、知らない間にできてしまった」作品だからだそうだ。

 確かに力作だった「選挙」・「精神」に比べると、この映画は上映時間も短く「佳品」と呼ぶのがふさわしい。しかし、この作品は、「平和と共存」、生命の尊厳という重く深いテーマをドキュメンタリーの形式で見事に掘り下げ、結実させていると思う。猫が登場する場面が多い映画だが猫が嫌いな方も敬遠しないで観て欲しい。猫嫌いを猫好きにする魅力をこの作品は秘めていると思うので・・・。

 なお、本作を観た方、興味を持たれた方はぜひ、同氏による「なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか」(講談社現代新書)を読まれることをお薦めしたい。
この作品の製作過程など詳しく語られていて楽しみが増すのはもちろん、「ドキュメンタリーとは何か」について様々な観点から考察されていてとても面白いし、映画作りの方法を知る上でも参考になる

猫に纏わる言葉が(珍念)の脳裏に思い浮かぶ


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       必殺 白鵬の(猫だまし)
       
虎さん「結構毛だらけ猫灰だらけ」……















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              ◆
鳴く猫は鼠を捕らぬ
              ◆窮鼠猫を噛む
              ◆猫は虎の心を知らず
              ◆皿舐めた猫が咎を負う
              ◆猫の寒恋い


                              
          ◆猫が肥えれば鰹節が痩せる
     


 ☆猫に唐傘              ☆猫に小判
 ☆猫の手も借りたい         ☆猫もまたいて通る
 ☆猫を凝らせば七代祟る       ☆猫は長者の生まれ変わり
 ☆猫が熾(おき)をいらう       ☆猫の前のネズミの昼寝
 ☆猫を叱るより猫を囲え                ☆猫が槍を立てる

喪中はがき

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             コメディアンの小松政夫さんが、ある葬儀に出席すると
            故人の奥さんが妙に明るい。火葬場でも「こんがり焼か
            れて、楽しく逝きますよ」と冗談を飛ばすほど







◆ところが、気丈に振る舞う彼女が「奥さん、喉仏を」と促されて、箸をつかんだ瞬間、手が大きく震えだし、みるみる体全体が大きく揺れ出す。独りで立っていられない。「居合わせた人がみんな堰(せき)を切ったように泣き出しました」

◆俳優でもある小松さんは「悲しさを表現するのに、涙を流せばいいというもんじゃない。リアルな人間の振る舞いはそんなに単純なものではありません」と、自著『昭和と師弟愛』につづっている。昭和の大スター植木等の付き人から始まって、鋭い観察眼を芸に生かしてきた小松さんらしい感慨である

◆先月末、私も義理の祖母を送った。最後に見舞った病院で別れ際、なんとなく手を握ると、ぐったりしていたのに、思いがけず強い力で握り返してくれ、口元がかすかに「ありがとう」と動いた。火葬場で骨を拾う時、あの右手の指が私に回ってきた。竹の箸でつまむと、あまりにも軽く、あまりにももろく思えて、そっと次に渡した

◆喪中はがきが、ぽつりぽつりと届く。周囲を気遣い、あふれそうな感情を懸命に抑え込んできた人もいよう。短い文面に悲しみがにじむ。また、年が暮れてゆく。【有明抄】

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   小松政夫『昭和と師弟愛』 商品の説明 内容紹介

  昭和の芸能界を駆け抜けた2人の男の師弟愛。役者を志し19歳で上京した小松政夫は、22歳で植木等の運転手兼付き人となる。月収10万円(大卒初任給が2万円といわれた時代)を超える車のセールスマンから、月収7000円の運転手兼付き人生活に。それでも師・植木等と過ごした3年10ヶ月は、小松政夫にとっては猛烈に楽しく、なにものにも替え難い実りの多い時間だった。今年75歳を迎えた小松政夫が、テレビ黎明期のきらびやかな芸能界の話を交えつつ、植木等との43年間の師弟関係を語りきる。

内容(「BOOK」データベースより)

植木等は、いかにしてひとりのセールスマンを小松政夫に仕上げたのか。日本を明るくした“無責任男”の素顔。テレビ黎明期を駆け抜けた麗しき真実の物語。

トップカスタマーレビュー

文章に小松政夫さんらしさがにじみ出ています 投稿者 ガリx2リッチ 

〇小松政夫さんには、常に髪形をはじめ身だしなみをきちんとし姿勢よく、ギャグを言っても出しゃばりすぎないように(共演者を活かすように)と心掛けておられたようなイメージが私にはあります。前半、植木等さんの付き人兼運転手になるまでを読み、小松さんのイメージはここからきているのかと何度も「なるほど」とうなづかされました。最後まで読まれた方には「昭和と師弟愛」というタイトルが本書にぴったりだということが納得させられるはずです。私自身は老眼鏡なくては活字を追えなくなりましたが、久しぶりに「読書の秋」をじっくり体験させてもらった良い一冊でした。

◆一言居士の「珍念」の愚考です!

◇天然呆けの筆者は、何度も「お迎え」(@_@)に遭遇しましたが、摩訶不思議な出来事で生き永らえています。「お迎え」が、来てもまだ早いとお断りしている。ともあれ、誰人も(生老病死)から免れない。

◇皆さまもですが、100年後か、今日か明日か、生ある者は、必ず死ぬ!葬儀は「友人葬」に決めています。ご近所の方から是非「友人葬」をお願いしますと、頼まれています。

◇なるほど、死ほど確実なものは何もない。昼の次に夜が、秋の後に冬が、青春のあとに老年がくるということよりも確実である。夜がきた時、困らないように、冬がきた時、苦しまないように、老後に辛い思いをせぬように、人は準備をする。

◇しかし、もっと確実な死がきた時、困らないように準備をする人はすくない。

◇死は一面からみれば、人間が今世におけるいっさいの虚飾をはぎ取られて、裸のままの生命それ自体がもつ真実の〝力〟で立ち向かわざるを得ない難関である。このときばかりは、権力という〝力〟も、財力の〝力〟も、名声や地位という〝力〟もまた単なる知識の量や、理性の〝力〟も、すべて死苦を乗り越える真の力にはならない。

◇生命自体の〝底力〟こそが試される瞬間なのである。ニセものは適応しない。生の期間には必ずしも表面化しない、生命内奥の真実の姿が、そのとき、立ち表れる。臨終という、文字道りの〝正念場〟にあって、ただ妙法の実践のなかでわが生命自体に積み蓄えてきた生命力というエネルギーのみが、その絶大な力を発揮する。

◇ゆえに、生あるうちに、また健康で活躍できるうちに、真剣に妙法による福徳の貯金を、また生命力の蓄えをつくっておくことが重要なのである。と、池田大作先生は綴る。

あ・・演壇で 舞い上がっている錯覚に、閻魔さまから、(我田引水)と叱られる・口を閉じます。 
                        \( ^∇^)/θ☆ わ~い

輝く実家〉

  Kawa


                      「見えるわ、うち! わたしの、うち!」。

               
三浦哲郎さんの代表作 『忍ぶ川』のラストシーンである。
                実家の町のある駅から近くのK温泉に新婚旅行に出掛け
                た際妻が汽車の車窓から〈わたしのうち〉を見つけた場面だ




▼「私」の郷里で志乃と挙式し、北の温泉に向かう途中の話だ。それは数奇な運命に翻(ほん)弄(ろう)され、家らしい家に住んだことのない志乃がやっと探し当てた〈自分の家〉だった

▼ほぼ作者の体験を元にした作品で、実家の一戸から二つ目の金田一温泉までの旅である。ガタンゴトンと汽車が駅を出て間もなく、車窓から実家の「朝日の色に染まった白壁」が見えたのはほんの十数秒であろう

▼嬉しさを隠しきれずはしゃぐ志乃の姿と、〈輝く実家〉が車窓を流れていく様が目に浮かぶ。汽車が次第に速度を増し、リズミカルなレール音さえ聞こえてきそうだ。名作ならではの忘れがたい名場面である

▼先週末、新幹線盛岡―八戸間の開業15周年を記念した青い森鉄道・いわて銀河鉄道のフリー切符で周辺を探訪した。思い立っての行動で60年前の朝日とは真逆に金田一温泉の真上にザボンのような月が輝いていた

▼汽車時代はホームの端まで追い掛けて未練を断った悲恋もあったとか。だが新幹線は扉が閉まれば東京まで3時間弱の一眠り。〈自分の家〉も一瞬だ。各駅の旅で忘れていた「時間をかけることの味わいと喜び」を思い出した。【天鐘】

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『忍ぶ川』 商品の説明 Amazonレビュー

   学生の哲郎(加藤剛)は、東京下町の料亭“忍ぶ川”の看板娘・志乃(栗原小巻)と知り合い、やがて恋に落ちて結婚。哲郎の故郷でもある雪深い東北の地にて初夜を迎えていく…。

   三浦哲郎の『同名小説を原作に、名匠・熊井啓監督が映画化した至高の純愛ドラマ。モノクロ・スタンダード画面の静謐な佇まいの中、日本人の持つ粋と土俗性を共に奏でていきながら、やがてドラマは究極の美しさを携えたラブシーンへと移り変わっていく。当時出血性胃炎を患っていた熊井監督は、現場で血を吐きながら撮影に臨んだというが、その生死を越えた執念は、映像にて類まれなる人間の美として昇華されている。同年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。(的田也寸志)

運命、あるいは呪縛からの解放  投稿者 サマータイム

 当初、吉永小百合が予定されていたそうだが、辞退したそうで、栗原小巻のキャスティングで正解。栗原のはかなさが、物語にそって美しくも悲しい抒情感を引き立たせている。運命、というものを改めて考え、再生についても考える。素晴らしい作品。

ずっと探していたので 見つけたときは嬉しかったです。投稿者 TON san

 この映画には特別の思い入れがあり、往年の彼らの姿を思い出して 懐かしく見ました。




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   珍念の脳裏に(手塚治虫のメッセージ)が思い浮かぶ!



 人間がどのように進化しようと、物質文明が進もうと、自然の一部であることには変わりはないし、どんな科学の進歩も、自然を否定することはできません。それはまさに自分自身=人間そのものの否定になってしまうのですから。(『ガラスの地球を救え』より)

「忖度まんじゅう」

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▼平成10年の流行語大賞は「ハマの大魔神」「凡人・軍人・変人」「だっちゅーの」だが、「やっぱりバイアグラでしょ」と言うのが立川志の輔さんの落語の枕だった。女性が口にできるようにした功績が大だが、問題は受賞者を誰にしたらいいか。受賞者不在では画竜点睛を欠き、主催者の出版本の売れ行きにも影響する

▼発明者を呼ぶというのも一策だが、知名度はあまりに低い、と志の輔さんの落語は展開していくのだが、今年の年間大賞に選ばれた「忖度」は順当として、受賞者が「忖度まんじゅう」なるものを企画販売した会社代表というのは、志の輔さんなら「ほら、それだよ」と思わず膝を打つか

▼バイアグラと違うのは、受章者候補がいくらでもいることだろう。トップは安倍昭恵首相夫人だが、晋三首相でも盛り上がること請け合い。佐川宣寿国税庁長官と昭恵夫人元秘書役の経産省職員の栄転コンビも沸こうが、「意味が分からない」と出席を拒否されるリスクを避けたか

▼もう少し早めに出ていたら、と残念に思うのは森友学園問題での財務省職員の「ストーリー」だ。予期せぬゴミが出たことにして「きっちりとやる必要があるというストーリーをイメージしている」と語った

▼厚労省局長だった村木厚子氏に無実の罪を着せようとして破たんした「検察のストーリー」は、その後捜査検事らが証拠改ざんで逮捕された事件や小沢事件などで広く流行したが、新語・流行語大賞にはノミネートされなかった。検察だけでなく、中央官僚の手口、思考を代表する言葉となった今回こそはどうだったろう。【大観小観】

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                このコラム 『言い得て妙』 素晴らしい!
                珍念 『忖度まんじゅう』 食べてみたい

シアター・シエマ10年

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 作詞家の阿久悠さんは高校時代、毎日のように映画を見たという。場所はもちろん映画館。「当時のぼくにとって、そこは暗闇であって暗闇でなかった」とエッセーに記している

◆「闇は目をふさぐが、この闇は目を開かせてくれた。映画館が暗くなる瞬間の心地よい戦慄(せんりつ)を忘れることができない(略)闇がどこよりも明るかったのだ」(『私の一本の映画』より)。阿久さんにとっての映画館は、未知の人と出会って人生を味わい、初めての国の文化を知る窓だったのだろう

◆佐賀市中心街に、小さな映画館「シアター・シエマ」の灯がともって今月で10年になる。欧州やアジア・中東の映画にも触れることができ、ハリウッド系など大作中心のシネコンとは一線を画している。以前は、目当ての映画を求めて福岡市の単館を回っていた。シエマの開館に心躍ったものだ

◆オープン以来の本数は約1700本。人の好みは多様だから、面白いと感じるものも人によって違う。シネコンもいいが、もっといろんな映画を、という願いを叶(かな)えてくれている

◆映画をインターネットで見られる一方、各地のミニシアターが消えていく時代。シエマに出向く楽しみは映画を見ることだけではない。行けば、誰かと映画の話ができる―。それこそが魅力だろう。阿久さんが愛した文化の“窓”そのものだ。(有明抄)

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ふと・脳裏に、映画解説者{淀川 長治}さんの、名言が思い浮かぶ!

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                   淀川 長治 1909年(明治42年)4月10日 - 1998年
                   (平成10年)11月11日(89歳没)
         さよなら、さよなら、さよなら、でお馴染の映画
                    解説者『淀川長治』彼の名言は鳥肌ものだった。




 映画とは国と国の垣根をなくすことね。
映画とは世界の言葉を持っていることね。映画とはみんなが見るものね。
映画とは人間を知ることね。これほど人間について教えてくれるものはないのね。

(病室の)ドアを開ける人は、笑って開けて下さい。

 ※晩年に淀川氏が入院したときに、病室の外側に張り出した紙の言葉

大切な一日をあくびなんかしてふやけている人。いやですねぇ。

四歳から映画を見てきて、何が勉強になったか。キザですけど、愛ですね。
次は勇気。次に誠実さ。映画館は人間勉強の一番の教室だね。


 斯く言う(珍念)幼少のころ、ウォルト・ディズニーの映画【砂漠は生きている】を見たとき大感動しました。僕も、大人になったら、映画を作ると決意しましたが、まだ実現していません。 

友人曰く 君は 「うどん屋の釜」ですね!

君の言葉は〝言い得て妙〟 ((w´ω`w))

天皇退位

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   漫画家の武田一義(たけだかずよし)さんの作品「ペリリュー 楽園のゲルニカ」(白泉社)が話題を呼んでいる。太平洋戦争の激戦地の一つパラオ共和国ペリリュー島で、日米合わせて5万人が死闘を繰り広げた凄惨(せいさん)な状況を描いた


▼主人公は鈍くさくもかわいらしい3頭身のキャラクター。それがかえって戦争の現実を浮き彫りにする。文星芸術大教授で漫画家のちばてつやさんも激賞する作品である

▼天皇、皇后両陛下がこの島を訪れたのは2年前の春だった。沖縄や広島はもとより「慰霊の旅」は海外にも及ぶ。高齢にもかかわらず戦没者を追悼し平和を祈るお姿には心から感動を覚えた

▼戦争の時代だった昭和を引き継いだ平成が31年で終わることになった。東日本大震災に象徴されるように災害の時代として後世、記憶されることになるのか。そのシーンのいずれにも両陛下が被災者を見舞う光景がオーバーラップする

▼那須御用邸と御料牧場を抱える本県と両陛下の関わりは深い。何度も本県入りしているが、今年5月に予定していた日光市への私的旅行は体調を崩され中止に。退位後といわずできるだけ早期の訪問を願う

▼平成の後の元号がどうなるのか気に掛かるが、発表前には知るよしもない。両陛下が実行してきた国の平和と国民の安寧を祈り続ける姿勢がにじみ出る元号を望みたい。【雷鳴抄】

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「ペリリュー 楽園のゲルニカ」 商品の説明  内容紹介

 昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。

迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか──!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録。


生還率2%の孤島の激戦地を描く。デフォルメキャラに騙されることなく読んで欲しい 投稿者yuishi

 1944年反攻攻勢の勢いを増す米軍が狙いをつけたのが、フィリピン攻略に向けての航空基地になりえるペリリュー島。その戦略的価値を認識する日本軍守備隊と米軍との戦いを描いた作品。史実による結論を言うと、日本軍守備隊総勢11,000人のうち捕虜・投降者約230名を除き全員戦死している。

 守備隊の一等兵田丸の視点でストーリーは進む。サンゴ礁の跡を利用した洞窟陣地の構築、激しくなる空襲、島民たちを避難させた後のある日、周囲の海面を埋め尽くす米軍の上陸部隊が登場する。空爆と艦砲射撃を凌いだ日本軍は上陸部隊第一波に対して果敢に反撃を開始する・・。

ケロロ軍曹風、ですが。 投稿者 無名子

 WWⅡでの米軍の太平洋飛び石作戦の一つ、ペリリュー島での戦いを日本軍の1兵卒の目線から描いた作品。人物が3頭身でケロロ軍曹のように見え、戯画的。背景は細密な描きぶりで、そもそもレイテ島、硫黄島、沖縄と続く戦いふり、敵に勝つというより、負けを引き延ばすための戦いという思いテーマとの乖離が逆に効果を生む。

 暴発で死に、居た場所で明暗が分かれ、屍体には蠅がたかり、戦死した兵の水筒の水を飲む。当たり前の出来事が淡々と描かれるが故の迫力。声高でない分、響くものがある。本巻は米軍の上陸辺りまで。

 主人公はじめキャラは全てデフォルメされ描かれ、展開も若干の諧謔要素もあるのだが、全体にはシビアな戦争が描かれていく。


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                                  斯く言う (珍念)
                  「ペリリュー 楽園のゲルニカ」
                  を読んでみたい!
                   これ以上は『蛇足』

 

不幸な幸福人

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               左党が酒を飲む言い訳として、よく口にする
              「酒は百薬の長」ということわざ。しかし、兼好
               法師は徒然草でこうかみつく







▼酒は百薬の長というが、全ての病気は酒から起きている。知恵を失わせ、善行を火のように焼き尽くし、悪を増し、戒律を破って地獄に落ちるに違いない―

▼耳が痛い。朝、目が覚める。気分が優れない。百薬の長も度を超せば良いはずがないと、分かっちゃいるけどやめられない。悲しいさがである

▼そんな左党に新たな言い訳となるかもしれぬ。ビールの原料であるホップの苦み成分が、低下した認知機能を改善させる可能性があるという。キリンや東大などの研究チームが発表した。苦み成分を認知症のマウスに投与すると、脳の中で記憶に重要な働きをする海馬の活動異常が改善するという

▼筆者も年々物忘れがひどくなる。用事で立った途端、その用事を忘れてしまうほどだ。ビールで記憶力が良くなるならこんなありがたいことはない。だが、現時点では必ずしも人間に当てはまるとは言い切れないそうだ。そもそも記憶力が改善しても、飲み過ぎてそれ以上に記憶を失っては元も子もない

▼「酒好きで、しかも酒飲みは不幸な幸福人だ」(種田山頭火「行乞記(ぎょうこつき)」)。きょうから師走。まちなかに不幸な幸福人があふれる季節である。早くも忘年会第1陣というご仁もおられよう。くれぐれも、お酒はほどほどに。【卓上四季】

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★珍念の脳裏に「小原庄助」の逸話が思い浮かぶ!

「小原庄助」なる人物が、「朝寝朝酒朝湯が大好きでそれで身上潰した」?

 道楽三昧で家の金を使い果たし、「身上つぶした(破産した)」ほどの酒好き・遊び好きとあるが、そのモデルと考えられる人物については次のように諸説ある。江戸時代に材木で大儲けした商人、幕末の同姓同名の志士、会津漆器の塗り師で酒豪の久五郎などがモデルとして挙げられるようだが、どれも決め手に欠ける.。

歌詞(一例) 会津磐梯山

 会津磐梯山は宝の山よ笹に黄金がなりさがる。 何故に磐梯あの様に若い湖水鏡で化粧する。

 北は磐梯 南は湖水中に浮き立つ翁島。主は笛吹く私は踊る櫓太鼓の上と下小原庄助さん 

 何で身上(しんしょう)潰した。朝寝 朝酒 朝湯が大好きで それで身上つぶした。 ハア もっともだ もっともだ 。

 今日も、珍念のコメントは(オチ)が冴えません  ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

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