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「健全な常識を守る」 !(^^)!

       Zenma

▼▽日本の演劇活動に大きな影響を与えた、と始めるよりも、女優岸田今日子さんの父親、と言った方が通りがよいだろうか。劇作家・作家の岸田国士(くにお)のことである。演劇界の芥川賞と呼ばれる岸田戯曲賞に名をとどめる。

▼▽その岸田に「善魔」と題する小説がある。終戦後間もない世相を背景に、若い新聞記者が活躍する。記者は上司の社会部長から、高級官僚の妻の失踪について調べるよう命じられる。妻の実家が群馬県の山あいにあると警察から聞き付けた記者は、上野発の夜行列車に乗る。

▼▽実家は、東京から疎開した妻の父親が住む粗末な掘っ立て小屋だった。事情を何も知らない父親に、記者は取材の目的を語る。自分の任務は個人の秘密を暴くことではなく、あくまで正しい者の味方となり、弱い者の肩を持つこと。そして健全な常識を守ることにある、と。

▼▽些か(いささ)気恥ずかしさを覚えつつ、今なお大切な役割であろうと、新聞週間(15~21日)に当たり紹介する次第。ちなみに「善魔」は1951(昭和26)年、映画化された。若い記者を演じたのはこれが映画デビュー、小説の記者名をそのまま芸名にした三国連太郎さんである。【談話室】 

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               「善魔」は1951(昭和26)年、映画化
               【百聞は一見に如かず】
               
これ以上のコメントは『蛇足』



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