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「貧乏性」

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                  「貧乏性」と題された随想に引きつけられた。
                  筆者は本紙によく投稿してくださる山並一美
                  さん、93歳である







▼農作業用のモンペが擦り切れてきた。新しく買おうと思うが、高齢ゆえにあと何年着られるか分からない。思いついて息子の古いパジャマを引っ張り出してみた。縫い直すと立派なモンペができ、急にうれしくなった。70年前、葉タバコの収納代金でやっと購入し、いまも役立ってくれる足踏みミシンに感謝している-そんな内容だ。物の使い捨てに慣れきったわが身に、じわりと染みる

▼山並さんのお宅は天草市倉岳町にある。そのお住まいを一度訪ねたことがある。棚田と畑の積み上がった山の斜面を上りつめ、玄関に着いて振り返ると、一望に海を見下ろせて驚いた。「景色は日本一」というのがご本人の弁だった

▼その地で農業をしながら山並さんは4人の子どもを育てた。新聞に投稿を始めたのは30代からだ。川での洗濯、手作業での田植え、集落を襲った山津波、子どもの成人…。涙あり、笑いありの“半生記”を読ませてもらうと、「地に足の着いた暮らし」という言い方が浮かぶ

▼日本の少子高齢化は止めようがない、という見方がある。都市部も地方も人口減少を避けがたい未来として受け入れ、それを前提に行き方を考えるべきだという指摘だ

▼山並さんはいま60代の息子さんと二人暮らしとなった。そんな高齢の世代を守りながら、同時に次世代につけを回さない行き方はどこにあるのだろう。「貧乏性」を再読してみる。【新生面】 

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   ふと、世界で最も貧しい大統領の生き方・考え方が脳裏に浮かぶ!

郊外の静かな農場で質素に暮らし、個人資産は約18万円相当の車1台のみ…。南米の小国ウルグアイに、世界最貧とも言われる大統領がいます。豊かさとは何か、人生で大切なこととはなにか…ホセ・ムヒカ氏のスピーチに感銘を受ける人が続出しています。





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      ▷ ホセ・ムヒカ大統領と彼の自宅





 貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ

 発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

 私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。 世界で最も貧しい大統領の衝撃的なスピーチ より

 斯く言う、(珍念)貧乏ですけど、天然呆け・ですので少し心が和みます (*^ω^*)ノ彡

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