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杞憂 (@_@;)

時計の針を戻してはならぬ

Jikann


       やはり歴史は繰り返すものらしい。新党「希望の党」
       と民進党の合流、分裂の騒ぎに、地方も振り回された
       21年前の取材を思い出す。巻き戻した古いビデオを
       見せられているようだ





▼当時も、新党「民主党」と社民党の合流が焦点だった。社民は一度「丸ごと」合流を決めたが、民主党を立ち上げる鳩山由紀夫氏の「排除の論理」で、全員参加は拒まれる。1週間で丸ごと合流を諦め、分裂した

▼旧社会党から半世紀の伝統ある党が、たった4人の新「民主党」の手玉に取られた。その民主の流れをくみ、政権にもあった党が今、わずか9人でつくった希望の党に翻弄(ほんろう)される。因果は巡ると言うほかない

▼歴史家の保阪正康さんは、さらにさかのぼり党の「溶解現象」の源流を求める。1940(昭和15)年、近衛文麿首相が大政翼賛会をつくった。既成の党が雪崩を打って流れ込み、政党政治の息の根は止められる

▼大衆の人気が近衛にはあったが、一人の人気者に党が溶けて、吸い寄せられる様子は危うい。安倍晋三首相の政治姿勢と併せ、社会の空気が昭和10年代に似ている。先週、保阪さんが長野市の講演で指摘した

歴史は必然的に繰り返すとしても、決して時計の針を戻してはならぬ時代がある。それが日本の道を踏み誤った昭和10年代だろう。歴史家の警句が杞憂(きゆう)であればよいのだが。 【風土計】

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Neco


      このコラム『言い得て妙』

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