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痛恨の詩

Mado


             「私はね、いのちの尊さをずっと詩にしていながら
             第2次大戦中に2編も戦争協力詩を書いとるんで
            す」発言と、発言の主とが、すっと結び付かない。
             「ぞうさん」の童謡詩人、まど・みちおさんである






▲自分を語った「いわずにおれない」(集英社文庫)で、ご自身を強くののしっている。「ですから、自分がぐうたらなインチキで時流に流されやすい弱い人間だということを、自戒し続けなくちゃならんのです」

▲あえて非難を浴びるつもりで、1990年代に刊行した全集にその「戦争協力詩」を収めた。「はるかなこだま」という1編から。〈今こそ君らも/君らの敵にむかえ/石にかじりついても/その敵をうちたおせ〉

▲自分を鼓舞し、後押ししてくれる言葉を、人はどこかに探し求める。ただ、時勢によって、空気によって、信念めいた言葉につい寄りかかり、一塊となって坂を転げることもあるのだと、詩人は痛恨事を明かす

▲まどさんに数字にまつわる「かず」という詩がある。〈ぼくには かずが/じぶんで じぶんを/かぞえているように おもわれる〉〈なんで そうせずにいられないかを/ひとり かんがえつづけながら...〉

▲72年という歳月を数え、考える日である。詩人が自分をののしる無念と自戒を、ずっと後の世代のわが身に重ねてみる。【水ゃ空】

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         このコラム 『頂門の一針』痺れる!




  仏典に「現当二世」とある。過去の出来事を変えることはできない。だが、過去に経験したことの「意味」を変えることはできる。と

  「原点」とは、遠い昔の歴史の一コマではない。現代を鋭く見据え、未来へ進む不動の「指標」だ。かく言う 〝珍念〟過去、現在、未来にわたって人生を輝かせていけるか、いなか。それは〝今の自分〟が決める! (A;´・ω・)アセアセ

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