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「奇妙な果実」

Horidei


    ジャズ界に女王として君臨した黒人歌手、ビリー・ホリデイ
    の出世作に1939年の「奇妙な果実」がある。南部の木には
    奇妙な果実がなっている/葉っぱと根っこに血がついている






◆不思議な歌詞だが、奇妙な果実とは、リンチを受けて木につるされた黒人を指す。かつて米国南部でよく見られた惨劇だといい、歌には人種差別への猛烈な怒りがある

◆この曲にまつわる記事を今年1月に読んだ。トランプ大統領の就任記念行事への出演を依頼された英人気歌手レベッカ・ファーガソンさんが、ある条件を出したという。「『奇妙な果実』を歌っていいなら」と

◆新政権は人種差別とどう向き合うか。条件はそれを見極めるリトマス紙のようなものだったのだろう。受け入れられなかったらしい。ファーガソンさんは出演を断った

◆差別問題をめぐるニュースがここ連日、太平洋を越えて届く。いまどき「白人至上主義」とは、鼻をつまみたくなるほどの腐臭がするが、まだとりつかれた人が自由の国にはいるようだ。驚くべきことに、大統領からは擁護するかのような発言もあった

ビリー・ホリデイは44歳で世を去っている。ステージで「奇妙な果実」を切々と歌うその瞳には涙が光っていたそうだ。いま空の上で何を思う。【生平調】

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 斯く言う(珍念) 『ごまめの歯軋り』・・・・

Dohatu

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