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2017年8月

「奇妙な果実」

Horidei


    ジャズ界に女王として君臨した黒人歌手、ビリー・ホリデイ
    の出世作に1939年の「奇妙な果実」がある。南部の木には
    奇妙な果実がなっている/葉っぱと根っこに血がついている






◆不思議な歌詞だが、奇妙な果実とは、リンチを受けて木につるされた黒人を指す。かつて米国南部でよく見られた惨劇だといい、歌には人種差別への猛烈な怒りがある

◆この曲にまつわる記事を今年1月に読んだ。トランプ大統領の就任記念行事への出演を依頼された英人気歌手レベッカ・ファーガソンさんが、ある条件を出したという。「『奇妙な果実』を歌っていいなら」と

◆新政権は人種差別とどう向き合うか。条件はそれを見極めるリトマス紙のようなものだったのだろう。受け入れられなかったらしい。ファーガソンさんは出演を断った

◆差別問題をめぐるニュースがここ連日、太平洋を越えて届く。いまどき「白人至上主義」とは、鼻をつまみたくなるほどの腐臭がするが、まだとりつかれた人が自由の国にはいるようだ。驚くべきことに、大統領からは擁護するかのような発言もあった

ビリー・ホリデイは44歳で世を去っている。ステージで「奇妙な果実」を切々と歌うその瞳には涙が光っていたそうだ。いま空の上で何を思う。【生平調】

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 斯く言う(珍念) 『ごまめの歯軋り』・・・・

Dohatu

「歌は時代とのキャッチボール」

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         ウララ ウララ ウラウラで~。あれはいつだったろう。
         山本リンダさんが歌う「狙いうち」を初めて聴いたとき
         の驚きをいまでも覚えている。阿久悠って、すごいなあ
         詞の迫力に圧倒されていたら、その人はやがてピンク
         レディーの曲で世の中を沸騰させた。



▼1980年生まれの音楽クリエーター、ヒャダインさんもずっと後に作品に出合い「何だ、このブッ飛んだ歌詞は!」と衝撃を受けたという(「文芸別冊 阿久悠」)。そうそう「UFO」などは昨今の若者にも響くはずだ。新鮮さを失わぬ、そんな歌をたくさん残した作家が逝って今年で10年。生誕80年の節目でもある。

▼生涯に5000曲あまりの詞を書いた阿久さんだが、70年代の作品の輝きは格別だろう。北原ミレイさんの代表曲となった「ざんげの値打ちもない」は、愛憎のもつれから相手を刺した少女の物語である。こういう歌を出せば批判を浴びるという危惧もあったに違いない。それでもあえて世に問い、社会も受け入れたのだ。

▼阿久さんは「作詞家憲法十五条」なるものを掲げていた。その最後に、こうある。「歌は時代とのキャッチボール。時代の中の隠れた飢餓に命中することが、ヒットではなかろうか」。歌ばかりでなく、さまざまな表現活動に通じる指摘である。時代と格闘し、時代を狙いうちした巨匠は、いまの下界をどう眺めていよう。【春秋】


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      コメントは『蛇足』・・・。

児童虐待

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            戦後、家庭教育の大切さを訴え、「朝のあいさつをする」
           「ハイと返事ができる」など子どもにしつけることを提唱し
           た森信三が親に対して「これだけは守れ」と説いたこと。


 それは「わが子の前でだけは絶対に夫婦げんかしてはいけない」だ。森先生は親の不和やけんかほど子を不安にするものはなく度重なれば重大な悪影響が出ると喝破した。その人が現状を知ったら肩を落とすことだろう(丸岡慎弥著「日本の心は銅像にあった」)。

 児童相談所が2016年度に対応した児童虐待の件数が12万2578件(速報値)で過去最多となった。児童虐待への意識が高まって、相談・通告が増えた側面もあるが面前ドメスティックバイオレンス(DV)の深刻度が増している。

 厚生労働省によると暴言や無視、子どもの目前で配偶者に暴力を振るう面前DVなどの心理的虐待は前年度比で1万4487件も増えて、全件数のほぼ半分を占めた。夫婦間の暴力沙汰を警察が処理して児童相談所に通告するケースも年を追うごとに増えている。

 「一切の人間関係のうち夫婦ほど、互いに我慢の必要な間柄はないと云(い)ってよい」と森先生も言うほど難しい夫婦関係だがひとたび制御不能になれば「父が母の首をベルトで絞めていた」(体験者の証言)など地獄のような様相になる。

 俗に夫婦げんかは犬も食わぬ、と言われ放っておくものとされてきたが現状を知ってはそうはいくまい。近所の異変に気付けば児童相談所あるいは警察へ相談するおせっかい心を持ちたい。子どもを守るという大人の役割を果たすためだ。 【くろしお】

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             「日本の心は銅像にあった」。
      
商品の説明 内容紹介銅像の場所、しぐさ、姿などから
      見えてくる偉人達のエピソード!銅像になった偉人達
      25名を収録。銅像が教えてくれる大切なこと。




古代・中世編
◆紫式部―日本人として初めて世界の偉人に選定された文豪,。
楠木正成―敗戦必至で出陣した忠臣が最後に息子に託したこと……ほか

戦国編
◆加藤清正―清正が築いた天下の名城は明治時代に難攻不落を証明した。
長宗我部元親―姫若子から鬼若子へ! 初陣で魅せた本当の強さ……ほか

近世編
◆真田幸村―徳川家康の脳裏に自害をよぎらせた、徹底抗戦!
◆二宮金次郎―東京駅前で見つけた! 経済と道徳の調和を目指した巨匠……ほか

近現代編
◆勝海舟―百万人の民を救った江戸城無血開城という決断
◆大久保利通―近代日本の礎を作った信念の政治家……ほか

海外編
◆八田與一―台湾人は、戦後の反日の雰囲気でなぜ八田の銅像を守ったのか
◆遠山正瑛―中国政府が建てた日本人の銅像……ほか

「日本の心は銅像にあった」  トップカスタマーレビュー

銅像が教えてくれる大切なこと。 投稿者 MARCELO RIOS

 素晴らしい本ですね。タイトルもジャケットもいい!丸岡氏の銅像教育という視点は、是非低学年の情操&歴史教育に取り込んでほしいと思う。出だしの監修・渡部氏の楠木正成感も氏らしさに溢れてます。

 構成は、日本の古代から近世、そして海外人も含めた偉人25人をピックアップ。巻頭には8人の銅像をカラー写真で紹介。唯一不満を挙げるとしたら、せめて各人の銅像全てをカラーで紹介してほしかった点と、時代間をまとめて絞ってほしいことかと…。

「日本の心は銅像にあった」 『百聞は一見に如かず』

きっと心が、和むでしょう (#^.^#)

「今ここから!」

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            南米で経営者として活躍する壮年リーダーが言った。
            「実は私、カンクチョウだったんです」。カンクチョウ?
            思わず聞き返すと、仏教説話の一つ「雪山の寒苦鳥」
            のことだった









▼インドの雪山にすむ寒苦鳥は、夜の寒さに震え、“明日こそ巣を作ろう”と決意する。しかし太陽が出て暖かくなると、決意を忘れて遊んでしまい、再び寒い夜を迎える。結局、巣を作れないまま一生を終える――国や文化が違っても、物事を先延ばしにしがちな人間の性は共通なのだと納得した

▼なぜ人はやるべきことを先延ばしにしてしまうのか。脳神経外科医の築山節氏によれば、脳の司令塔である前頭葉の働きが低下すると、“楽をしたい”という脳の原始的な欲求を抑えられなくなるという

▼前頭葉の働きを高める方法の一つとして、氏は特に「家事」の有効性を強調する。例えば料理や片付けは「選択・判断・系列化」の連続であり、それを自主的に行うことで前頭葉の働きが活発になり、主体的な行動につながるそうだ(『脳が冴える15の習慣』NHK出版)

▼御書に「心の師とはなるとも心を師とせざれ」(1025ページ)と。成長と幸福の方向へ、自身を動かしていくのが信心の力。「今ここから!」と決め、動きだせば、人生は変わり始める。【名字の言】

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                 ふと、脳裏に名言が思い浮かぶ。

                 試練は乗り越えられない人に襲いかかりはしない
                 (全ての夢は叶う。もし追いかける勇気があるなら)
                 (何かを始めるためには、しゃべるのをやめて行動
                  し始めなければならない)


※今の瞬間だけに生きよ!過去を振り返らず、先のことを心配しないで、ただ今の瞬間だけに集中しょう。

 名言に『恐れ入谷の鬼子母神』・・減らず口を閉じます!

近未来の悍ましい世界 (@_@)


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 国民は全員、高度な人工知能(AI)を備えた携帯電話「HP(ヒューマンフォン)」を持ち、常に会話している。絶対的な「党」が支配する近未来を舞台にした中村文則さんの小説「R帝国」

▼人々はあらゆる情報をHPから得る。「党」はHPを通じて国民を監視し、情報を統制し、国家に忠誠を尽くすよう洗脳する。「党」を批判する者はすぐに見つけ出され、粛清される

▼ユートピア(理想郷)とは正反対の社会「ディストピア」をテーマにした作品だ。AIなど情報通信技術の飛躍的な発達に伴い、架空の近未来が現実味を増す

▼AIと対話できる中国のインターネットサービスで、「共産党万歳」との書き込みに、AIは「こんなに腐敗して無能な政治に万歳できるのか」「夢は米国への移住」と答えたそうだ。サービスは停止され、再開後は、共産党に関する質問には「話題を変えよう」と言うようになったとか

▼一党独裁国家はAIまで黙らせるのか…と思っていたら、自由の国からも驚くニュース。米IT関連企業が、希望する従業員の体に米粒大の認証用マイクロチップを埋め込んだ。手をかざすだけで扉の解錠やパソコンへのログインができるという

▼便利だが、勤務時間外の行動まで会社に把握されそう。応用すれば究極の監視、支配も可能だ。テレビで「脳にスマホが埋められた!」というドラマを放映していた。荒唐無稽と笑えない。【春秋】

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      もしかしたら、試験管ベピーの時から、英才教育を施される。
      時の権力者に洗脳される。恐ろしい時代が来るのかなぁ。
      斯く言う〝珍念〟『杞憂』 している



「R帝国」 中村文則 著

 舞台は、近未来の架空の島国・R帝国。ある日、矢崎はR帝国が隣国と戦争を始めたことを知る。だが、何かがおかしい。国家を支配する絶対的な存在"党"と、謎の組織「L」。やがて世界は、思わぬ方向へと暴走していく――。世界の真実を炙り出す驚愕の物語。『教団X』の衝撃、再び! 全体主義の恐怖を描いた傑作。

読者の皆さまへ・・・ 「R帝国」 真綿で首を絞められるような(摩訶不思議)な物語!
『百聞は一見に如かず』 これ以上は(蛇足)


命のビザを繋ぐ

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  ナチスドイツの強制収容所から奇跡的に生還した心理学者ヴィクトール・E・フランクルの著書「夜と霧」で死のガス室へと向かうユダヤ人たちの最後を知ることができる。

 死の不安におののきながら子供や男女が鉄格子ののぞき窓から外を見ていた。彼等はむちで貨車から追い出され全財産を放棄させられ、全裸にされた。そして列をなしてガス室へ向かった。最初に美しい少女それから男女、子供たち、乳児を抱いた母親たちが…。

 ホロコーストと呼ばれるユダヤ人大虐殺で殺されたユダヤ人の数はおよそ600万人に達した。今の東京都民の半分近い膨大な数の人間が過酷な強制労働、人体実験、拷問そして「夜と霧」が描写するガス室に押し込められて殺された。

 日本経由で第三国へ脱出したユダヤ難民の口から命の恩人として出てくる日本人が二人いる。ビザを発給したリトアニアのカウナス領事代理、杉原千畝と日本に長く滞在できるように尽力した小辻節三(山田純大著「命のビザを繋いだ男 小辻節三とユダヤ難民」)。

 この二人を橋渡しする形で、ナチスの迫害からユダヤ人を救ったのが本県出身の外交官でウラジオストク総領事代理だった根井三郎だ。杉原が発給したビザに署名し、日本行きを認める検印を押したことが「終戦の日」を前に分かった。

 ドイツへ強制送還されればガス室へ向かう列に並ばされたかもしれないビザの持ち主は、無事に目的地とみられるパレスチナの地へ行き着いたという。官僚の立場にありながら上の方針に疑問を持ち、信念に従った郷土の人を誇りに思う【くろしお】

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         「夜と霧」商品の説明 内容紹介


 本書は、みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還した著者の「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。「この本は冷静な心理学者の眼でみられた、限界状況における人間の姿の記録である。

  そしてそこには、人間の精神の高さと人間の善意への限りない信仰があふれている。だがまたそれは、まだ生々しい現代史の断面であり、政治や戦争の病誌である。そしてこの病誌はまた別な形で繰り返されないと誰がいえよう」(「訳者あとがき」より)。

  1956年8月の初版刊行と同時にベストセラーになり、約40年を経たいまもなお、つねに多くの新しい読者をえている、ホロコーストの記録として必読の書である。「この手記は独自の性格を持っています。読むだけでも寒気のするような悲惨な事実をつづりながら、不思議な明るさを持ち、読後感はむしろさわやかなのです」(中村光夫氏評)。

トップカスタマーレビュー

人を殺さずに生きてこられた奇跡 投稿者チクタクぴあの

 鬼畜のようなドイツ兵の中にも、故郷では人々から尊敬されていた人物もいたことには驚かされます。他にも虐殺をした者の中には自分のように平凡な人間も大勢いた。そう考えると、もし自分があの時代にドイツ人として生まれていたら、処刑所でユダヤ人の後頭部を狙い撃っていたとしても不思議ではありません。

  これまでの人生を振り返って、弟に八つ当たりをしたこと、虫をわざと殺したこと、あるいは、悲惨なニュースを見て怒りを感じながらも少しスリルを感じたことまで、後ろめたい経験が全くない人はいないのじゃないでしょうか。それは、誰でも悪を開花させる種を持っているという証拠です。

 僕たちは殺人事件をニュースで知ったとき、殺人者を自分とは違う人間と考えがちです。
でも、あいつは何故そんなひどいことが出来るのだろう?で終わってしまうのではなく、何故自分は今まで人を殺さずに生きてこられたのだろう?と考える必要もあると思います。

そして、自分の中にある悪を見つめることら真の平和がスタートするのではないかと思うのです。ヒムラーはあれだけの虐殺をしたにもかかわらず、自分を神話の英雄と重ねていたという説がありますが、自分の中の悪から目を背け続けた人間の成れの果てではないのでしょうか。

名著再読  投稿者hzVINEメンバー

  隣国を仮想敵国とした好戦論が幅をきかせつつある今こそ是非読んでおきたい名著です。学部生時代に読んだときの衝撃が蘇りました。「戦時」という状況がいかに人間を残酷にできるのか。しかもこの非情な行為を大多数の国民がうすうす知っていながら、戦後それが暴かれ始めると「自分は知らなかった」「作り話だ」と言い始める精神構造は私たちとも通底するものがあります。もう一度道を踏み誤らないためにも是非一読を勧めたいと思います。

ユネスコ憲章(前文)に
 この憲章の当事国政府は、この国民に代わって次のとおり宣言する。
戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。

 相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信を起こした共通の原因であり、この疑惑と不信の為に、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。

{文化交流}

  政治や経済だけの関係では、どうしても力の論理、利害の論理に流されてしまう。
文化の交流、教育の交流こそ、人間と人間、民衆と民衆を揺るぎなく結びつけていく 普遍的、永続的な力となる。 と恩師は綴った! 

    『論語読みの論語知らず』・・・ 珍念 反省し、恥じている  (A;´・ω・)アセアセ

ウラから目線

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                    女性、男性、その他
=福本容子

                    誘惑に負け、ついにアップルウオッチを買ってしまった。
                    米アップル社の製品で、腕時計というよりスマートフォン
                    が腕時計になった感じ。





 ワクワクしながら初期設定をしていてハッとした。自分の性別を選ぶところで、選択肢の順番が女性先、男性後になっていたのだ。半世紀以上の人生で初の体験かも。

 それにしてもなぜ今まで、疑問に思うことなく2番目に○をしてきたのだろう。少なくとも日本では女性が過半数。たまに1番目があっても罰は当たらないはずだ。何万回と繰り返すうち、「女性は2番目」が脳に刷り込まれてしまったみたい。

 驚きはそこで終わらなかった。性別の選択肢に3番目があったのだ。「その他」。「女性」も「男性」も選びたくない人たちのためなのだろう。「同じ立場の人たちを励ましたい」と、自分が同性愛者であることを公表した最高経営責任者がいるアップル社らしい。

 でもアップルだけじゃなかった。

 カナダでは今年、役所が親の希望に応える形で、生後8カ月の赤ちゃんに、性別を記さない健康保険証を初めて交付したそうだ。

 英国では、ミスター(Mr=男性)、ミセス(Mrs=既婚女性)、ミス(Miss=未婚女性)、ミズ(Ms=既婚女性でも未婚女性でも)に加え、最近ミクス(Mx=誰でも)の使用が増えているという。

 米国のハーバード大学は、入学した学生が学生登録をする時、どの代名詞で呼ばれたいか選んでもらっている。選択肢には、「he(彼)」、「she(彼女)」に加え、中立的な「ze」という新しい単語も。通常複数形(彼ら)で使われる「they」を1人の人に対して使うことも可だ。他の大学でも動きが広がっている。

 その点、日本語は便利。「様」や「さん」は男女関係ないし、いちいち「彼」とか「彼女」とか代名詞を使う必要もない。世界の先端。ここはもう一歩踏み込んで、何の疑問もなく日々繰り返される「男」「女」の性別選択をやめてみては?

 「女は2番目の性」という刷り込みと決別する意味があるし、女か男かの枠にはめられたくない人たちの苦痛を和らげることもできそう。

 まずは問いかけることから始めたい。その性別欄、本当に絶対に必要ですか・・・?

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       このコラム 『言い得て妙』 素晴らしい!






痛恨の詩

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             「私はね、いのちの尊さをずっと詩にしていながら
             第2次大戦中に2編も戦争協力詩を書いとるんで
            す」発言と、発言の主とが、すっと結び付かない。
             「ぞうさん」の童謡詩人、まど・みちおさんである






▲自分を語った「いわずにおれない」(集英社文庫)で、ご自身を強くののしっている。「ですから、自分がぐうたらなインチキで時流に流されやすい弱い人間だということを、自戒し続けなくちゃならんのです」

▲あえて非難を浴びるつもりで、1990年代に刊行した全集にその「戦争協力詩」を収めた。「はるかなこだま」という1編から。〈今こそ君らも/君らの敵にむかえ/石にかじりついても/その敵をうちたおせ〉

▲自分を鼓舞し、後押ししてくれる言葉を、人はどこかに探し求める。ただ、時勢によって、空気によって、信念めいた言葉につい寄りかかり、一塊となって坂を転げることもあるのだと、詩人は痛恨事を明かす

▲まどさんに数字にまつわる「かず」という詩がある。〈ぼくには かずが/じぶんで じぶんを/かぞえているように おもわれる〉〈なんで そうせずにいられないかを/ひとり かんがえつづけながら...〉

▲72年という歳月を数え、考える日である。詩人が自分をののしる無念と自戒を、ずっと後の世代のわが身に重ねてみる。【水ゃ空】

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         このコラム 『頂門の一針』痺れる!




  仏典に「現当二世」とある。過去の出来事を変えることはできない。だが、過去に経験したことの「意味」を変えることはできる。と

  「原点」とは、遠い昔の歴史の一コマではない。現代を鋭く見据え、未来へ進む不動の「指標」だ。かく言う 〝珍念〟過去、現在、未来にわたって人生を輝かせていけるか、いなか。それは〝今の自分〟が決める! (A;´・ω・)アセアセ

「まわしよみ新聞」

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  「まわしよみ新聞が面白い」と聞いて、大阪市内で開かれた「編集長養成講座」に参加した。発案者である陸奥賢さん(NPOまちらぼ代表理事)は「メディアを使った新しい遊び」という。

 ▼最初に3~5人のグループに分かれ、それぞれ持ち寄った新聞に目を通して、気になった記事を3本ずつ切り抜く。次に切り抜いた記事をカードのように広げて、何に興味を持ったのかを説明する。それに対して、他の参加者が意見や感想を述べていく。

 ▼「悪ふざけの投稿動画は不愉快」という小学生(12)の投書(毎日新聞)があった。それに対して「しっかりした子だね」「最近は、夢はユーチューバー(動画投稿者)と答える子どもが増えているらしい」「お金を稼げるのは何万人に一人というのが現実なのに」「でも、そういう才能を持った子がいるかもしれないので、頭ごなしには否定できませんね」と話が広がる。

 ▼同じグループになった4人とは初対面で名刺も交わしていなかったのに、記事をきっかけに話が弾んだ。

 ▼最後は持ち寄った切り抜きを画用紙に貼って壁新聞に仕上げる。カラフルなペンで見出しやコメントを付け、編集後記も書いた。その作業は新聞の編集と同じで、誰もが編集長の気分を味わえる。全員が修了証書をもらって「編集長」にも認定された。

 ▼紀伊民報は9月に、まわしよみ新聞の体験会を予定している。詳細が決まればお知らせしたい。【水鉄砲】

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           旨い!  このコラム ぴりっと、「山葵の効いた味」がする。
           もう一杯お替りを・・・ 

無料通信アプリ「LINE」(ライン)の光と影

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 今忙しい?〉。後輩から筆者に無料通信アプリ「LINE」(ライン)のメッセージが届いた。本人の顔写真付きだが、もの言いが変だ。送り間違えではと返信すると、〈間違いじゃないよ。頼みたいことがある〉と、また友達言葉

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別の携帯で本人に電話し、送信していないことを確認。だまされたふりを続ける。「頼み」は、コンビニで3万円分のプリペイドカードを2枚買ってくること。〈それをどうする?〉〈裏面のIDを写真に撮って送って〉。拒否すると、返信は途絶えた

   ◆

後輩によると、フェイスブックに友人をかたり、携帯電話が壊れたとのメッセージがあった。信じ込んで自分の番号などを教えると、LINEの利用者アカウントが乗っ取られたという。調べてみると、同様の手口での詐欺被害は3年前から急増、80万円詐取されたケースもある

   ◆

息子などに成り済ますオレオレ詐欺と違い若い人の被害が多いのはLINEならではだ。登録した「友だち」の中でも「イツメン」(いつも一緒のメンバー)の頼みなら断りにくい。仲間外れになりたくない。そういう心理を犯人は突いているのだろう

   ◆

社会学者の土井隆義さんは、LINEなどに依存した問題を「つながり過剰症候群」と呼ぶ。送信してきた相手に「既読」が伝わるので、すぐ返信しないと無視したと思われてしまう。「常時接続化」が進む―。立ち止まって考える余地がなくなれば、詐欺師にとっては好都合な隙となる。【斜面】

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Keikoku 恐るべし



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 これ以上吠えると【血圧】が上がる・・・ (´;ω;`)ウウ・・・

北の危機目前、安保関連法「どうして急ぐ」とかしましかったマスコミは不明を恥じてはどうか 

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                     衆院安全保障委員会の閉会中審査で答弁に
                     立つ小野寺五典防衛相=10日、国会・衆院
                     第16委員室(斎藤良雄撮影)

 







 
  もし2年前の9月に、集団的自衛権の限定行使を容認する安全保障関連法が成立していなかったらと考えると、盛夏であるのに寒気立つ。北朝鮮が米領グアム周辺への中距離弾道ミサイル発射計画を公表し、ミサイルの日本上空通過も予告した件である。危機は目の前に迫っている。

 ▼小野寺五典防衛相は10日の国会閉会中審査で、北朝鮮が実際にミサイルを発射した場合、安保関連法に基づき集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に認定し、自衛隊が迎撃することは可能だとの認識を示した。一部の新聞は「拡大解釈」だとの悠長な懸念を伝えたが、なに相手にすることはない。

 ▼「日本の安全保障にとって、米側の抑止力・打撃力が(攻撃を受けて)欠如することは、日本の存立の危機に当たる可能性がないとはいえない」。こう淡々と述べた小野寺氏の説明は分かりやすかった。グアムは、日本有事の際の米軍来援の拠点なのだから当然である。

 ▼安保関連法案の審議時には、多くのマスコミやテレビコメンテーターらが「なぜ今なのか」「どうして急ぐのか」「議論が足りない」などとかしましかったが、当時もそれ以前も北朝鮮は着々と核・ミサイル開発を進めていた。少しは自分たちの不明を恥じてはどうか。

 ▼「座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨だとは考えられない」。鳩山一郎首相(当時)は昭和31年、敵基地攻撃能力の保有は合憲だとの政府統一見解を出し、歴代内閣も踏襲している。安倍晋三首相は6日、「現時点で具体的な検討を行う予定はない」と述べたが、ここは「君子は豹変(ひょうへん)す」でいくことを勧めたい。

 ▼安全保障の要諦は、実は誰でも知っている。「備えあれば憂いなし」。この一言で足りるのである。【産経抄】

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       このコラム『的を射る』素晴らしい!





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佐竹敬久知事の「お薦めの一冊」  (@_@;)

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           山本周五郎の小説「ながい坂」は、佐竹敬久知事の
           「お薦めの一冊」である。新潮文庫版なら上下2巻計
           1105ページの大作で、随所に周五郎流の人生哲学
           がちりばめられている




▼ながい坂とは、人生の道のりを表している。下級武士の家に生まれた主人公が学問と武芸に精励して頭角を現し、若い藩主に取り立てられて異例の昇進を遂げ、ついには城代(じょうだい)家老という最高ポストに登り詰めるまでの物語だ

▼藩主の後ろ盾を得た主人公は難事業に取り組むのだが、名門出身の重臣や大商人ら旧勢力の激しい抵抗に遭う。だからといって自分が善で旧勢力が悪と切り分けないところが彼の非凡なところ。藩をもり立てようという気持ちは同じだと理解を示す

▼藩主も立派だ。城代家老への登用を家柄や血統が劣るとして辞退する主人公を、「人間はどこまでも人間であり、弱さや欠点をもたない者はない、ただ自分に与えられた職に責任を感じ、その職能をはたすために努力するかしないか、というところに差ができてくるだけだ」と諭す。もちろん藩主も例外ではないという

▼豪雨災害時に県外へゴルフ1泊旅行をしていた佐竹知事は、きのうの県議会全員協議会で「遠くない時期にけじめをつける」と反省と謝罪に終始した。だが幹部職員を私用で連れ回す「けじめ」のなさに気付いていない

▼「ながい坂」には藩主たる者の振る舞いや組織運営の勘所など現代にも通じる知恵が詰まっている。再読してみてはいかがです。【北斗星】

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Ku


          これ以上のコメントは『蛇足』

ウラから目線


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  支持率は低くてもいい=福本容子








  ▼新聞とテレビの恐ろしさは嘘を伝えることにあるのではなく、必要な事実を伝えないことにある。わざとか、見えない司令に動かされてかは分からない。許せないのは、単に事実を伝える勢力を彼らは右翼呼ばわりし、自分の不作為の犯行を公共の名でごまかし正当化することである。 (櫻井よしこ、花田紀凱著/産経新聞出版)
 
 ▼「仕事人内閣」。安倍晋三首相が自分で新内閣に命名した。じゃあ今までの4年7カ月は、遊び人内閣? なんてつまらん突っ込みでも入れたくなるけれど、直後の世論調査は、おおむね支持率回復でよかった。 かどうかは、わからない。

 ▼だいたい新体制で何もしていないのに、支持するかと聞く方もどうかと思う。もっと根源的な問題もある。支持率は高い方が本当にいいのか。

 ▼政府への信頼は高ければ良いというものではない、と指摘している人がいた。米イースタンケンタッキー大のジョセフ・ガーシュテンソン教授。政治への関心を伴う不信は健全で、民主主義を育ててくれる、って。

 ▼アメリカのエデルマン社が2001年から毎年行っている、「信頼」に関する世論調査がある。政府、企業、メディア、NGO(非政府組織)の四つに対する信頼についてだ。

 ▼最新版(16年秋実施)では、4分野全てで信頼が一段と低下し、対象28カ国の半数で、政府が最も信頼されていないとの結果が出た。

 ▼では政府への信頼度が高い国は? 1位は中国(76%)で、アラブ首長国連邦、インド(いずれも75%)、インドネシア(71%)と続く。日本は37%で全体の真ん中くらい。ドイツやオーストラリアとほぼ同じだ。

 さあこれをどう見るか。

 ▼おもしろいことに、政府への信頼が高い国では、メディアへの信頼も高い。インドネシア、インド、中国で信頼の比率は6割を超えた。かたや日本は32%で、オーストラリア、イギリス、フランス、スウェーデンと同水準だった。

 ▼残念な気はするけれど、よくよく考えると、朝日、産経、毎日、読売など、新聞だけでも日本はいろいろだ。それが全体として圧倒的に信頼されていたら、変。

 ▼みんなが情報の発信者と適度な距離を置き、権力を疑いの目で見つめ、自分なりの評価をするのがいい。

 ▼安倍さんは内閣改造後の記者会見で「信頼回復に努める」と強調した。メディアの中にも「首相は信頼回復が急務」という主張がある。でも、これも変。信頼を得るために仕事をしてもらっているのではない。

 ▼権力者の好きにはさせない。言動は厳しくチェックしないと。そんな国民の意識の裏返しだとすれば、支持率低下も不信の高まりも、決して悪くはないのだ。(論説委員)

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<民が自由なのは議員を選ぶまでで、選挙が終わると民は奴隷になる>。哲学者ルソーの言葉である。強烈な皮肉に聞こえるが、国民はそれほどやわではない。真実が映るよう心の鏡を磨いておけば、怪しげなものとの区別が付く。

 斯く言う、珍念(読書とパソコン)の虜になっている 「四次元の世界」に誘われ、一人乞ちている。バーチャルな世界と、現実の世界が乖離して、灰色の脳細胞が支離滅裂に陥ることがある。 どこか、一本、(ネジ)が抜けているようです。 ゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

 

「金環蝕」

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             まわりは金色の栄光に輝いているが、中の方は真っ黒に
             腐っている。太陽が月の後ろに隠れて細い光りん状に見え
             る天文現象の金環蝕(しょく)を、政治の世界にたとえている。







 石川達三の小説を原作にした山本薩夫監督の映画「金環蝕」(昭和50年)は、このような冒頭のナレーションで始まる。実際にあった九頭竜川ダム汚職事件をモデルに、政治の腐敗を描いている。

 ダム建設に関連してゼネコンが政治家に巨額の献金を行い、不正に工事を落札する。さすがに40年以上前の作品だから、このような露骨な出来事はなくなってきているのだろう。

 今、観賞して印象に残るのは、事件を追及する国会の委員会。九頭竜川ダム問題は実際に関係者が不自然な死をとげるなどして、真相があやふやになってしまった。

 安倍首相の友人に便宜を図ったのではないかとされる加計学園疑惑の国会での追及も、同様にあいまいなまま終わるのではと危ぐされる。

 加計学園疑惑についての政府や安倍首相の説明に、納得できない人は多いのではないだろうか。政治の金環蝕は消してもらわねばならな【国原譜】

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           このコラム 『的を射る』 すばらしい!

           「金環蝕」 『百聞は一見に如かず』 ( ^ω^)おっおっおっ


映画「金環蝕」 トップカスタマーレビュー

政治の世界をブラックユーモアで  投稿者  SLマニア  VINE メンバー

 封切りの時に観た時は、ピンと来なかったが、見直すとなかなか面白いことに気づいた。登場する政治家は実際を彷彿させるものもあるが、それ以上に国民のことなど一切眼中にない連中ということで、そら恐ろしさを覚える。

 登場人物は全て「悪い奴」である。仲代達矢のクール、三国連太郎の怪演、宇野重吉の入れ歯を変えて形相を変えての熱演。そういう演技の渡り合いも見所である。

国会議員が観ておくべき作品  投稿者  Dr.サトール 

 戦後のというか大日本帝国が崩壊して軍隊という強権が消滅した後、金が全ての世の中という認識が増殖し日本を覆い尽くしていくのを自らその中に首まで浸かりながら助長してきた金力政権の内幕をある意味シンボリックに、コミカルに描いた秀作ですね。

 話としては現代にもそのまま通じる省庁の利権(公共事業の許認可権)に群がるゼネコンとそれを仲介して私腹を肥やす族議員、政府与党の腐敗ぶりが浮き彫りにされており、登場する政治家、官僚、マスコミ、金融業者等々全てが曲者でどこにも救いが無いという正にタイトル通りの黒い構造が良く理解出来ます。

 年配の世代には池田、佐藤(両元首相)の政権禅譲?の裏事情や二人の田中(彰治、角栄)の代理闘争、また官僚出身の黒金(官房長官)と森脇(下町の金融王)の食うか食れるかの虚実の対決などを各々実力派の俳優が演じていて非常に楽しめるのですが、特に宇野重吉さんの珍しい悪役(高利貸し)と仲代達矢さんのエリート政治家の化かし合いは本作の最大の見せ場となっており、山本監督の面目躍如というところでしょうか。

 本作は利権汚職の典型的なケースを取り上げていますが、現職の国会議員は本作を観てもう一度襟を正し、特に初当選議員は政治家は如何にあるべきかを肝に銘じて国民の負託に応えていってもらいたいですね。政権交代が近づく中、あるべき政治の
姿を問う反面教師として格好の一作だと思います。
   

天網恢恢疎にしてもらす?  投稿者  義歯倭人伝   

 この映画は国の発注工事に絡むスケールの大きいビッグな金環蝕をテーマにしていますが、小生のまわりにあるミニコミュニティーでもスモールな金環蝕といえそうな事例を垣間見ることがあります。小生のまわりだけでなく、友人のまわりでもスモールな金環蝕の存在を感じることがあるそうです。

 マンションや団地などは大規模な修繕を定期的に行うための資金を積み立てているのですが、比較的規模の大きなマンションや団地では積立金のストックも高額です。地縁、血縁、グループ縁等でつながりを持っている業者に落札させるような決定が行われたり、自己が営む事業の資金に積立金のストックを流用するような決定を行ったりと、やりたい放題のスモールな金環蝕には事欠かないというのが現実のようです。

 「天網恢恢疎にしてもらさず」とは言うものの短期的には「弱肉強食」というのが現実なんだろうなーと思いながら鑑賞した映画です・・・・。

 これ以上は『蛇足』!

「食べる人」と「作る人」  (#^.^#)

 Taberu

  冷たいものを飲み過ぎたり、出先でつい食べ過ぎたりと食生活が乱れがちな時期。世間ではグルメ番組の影響などもあり“あの店がいい”“これがおいしい”といった話題にも事欠かない


▼料理研究家の土井善晴さんは、最近は「食べる人」が主役になったと言う。食べるだけの人は、おなかがすくと機嫌が悪くなる。“デパ地下”に行けば、つい食べきれないほど買い込んでしまう。健康面を考えると、「食べる人」ではなく「作る人」こそ主役になる必要があると指摘する

▼料理を「作る人」は、たとえ1人暮らしでも、台所に立てば肉ばかりでなく、自然と野菜も加えようとするもの。料理を作る行為には、栄養バランスまで正しく「調整する機能」が本来的に含まれている。日頃の食事で「作る」を基本にすることが、自身や家族の幸せにもつながる(「第三文明」9月号)

▼御書に「飲食節ならざる故に病む」(1009ページ)とある通り、不摂生は病気の元。欲望の制御が最大の鍵だが、その有効な方法の一つが、「作る人」になることともいえ


▼「食」という最も身近で、生命の源となる営みを、真剣に考え、主体性をもって取り組む人は、自然、人生の万般にわたって、そうした姿勢で臨めるだろう。「信心即生活」はわが足元、いな口元から始まる【名字の言】

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Tin


      毎日が日曜日の筆者は、朝一番に全国紙・地方紙の【コラム】を
      拝読しています『いずれ菖蒲か杜若』(いずれあやめかかきつばた)
      コラムニストの筆致は素晴らしい!


 『人間の本当の偉さは、どこにあるのか。それは、地位でも名声でもない。いかなる思想・哲学を持ち、実践しているかどうかだ』・・・と恩師は綴った。不肖(珍念)反省し、恥じている。残り少ない髪の毛のように、人生の賞味期限が刻々と迫る。

 お迎いが来ても、まだ早いとお断りします。ぴんぴん・ころり・で100歳をめざし邁進したい!

自慢新聞  ^_^;

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 名古屋市立なごや小学校5年1組の教室で、議論が白熱していた。班ごとに学校周辺の名所を取材し、地域自慢の学級新聞を作る課題に取り組んでいた時だ。名古屋城を取材した班では、記事がほぼ完成した段階になって、「名古屋城新聞」という名前が問題となった。


 ある男の子が「名古屋城自慢新聞にしよう」と提案。すると、女の子が「記事(の内容)は、自慢していない。名古屋城おすすめ新聞にしよう」と主張。話し合った結果、「自慢」で折り合った。

 新聞社で、整理部や記者、デスクが見出しを巡って議論する様子に負けない真剣さと冷静さ。少し驚いた。

 その子たちが4日、NIE(教育に新聞を)全国大会で新聞を披露し、大きな拍手を受けた。拍手を送った中には、取材に協力した大人たちもいた。

 当事者が記事をどう評価したかを知る瞬間は、プロの記者も怖い。話し言葉も書き言葉も、やりとりは緊張を伴う。それを乗り越えた体験こそ、誇りに思ってほしい。【憂楽帳】

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      感動しました。





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本との出会い

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               夏休みに入ったばかりのころは大喜びで遊び回った子ども
               たちも、この時期になると、時間を持て余す。野球も虫取り
               も何となくつまらない





▼筆者が小5のときだ。午前中はプールで遊んだ。帰宅して昼食を食べるともうやることがない。ゲームもパソコンもない時代。何げなく手を伸ばした本が、図書館で借りた「ドリトル先生アフリカゆき」だった

▼動物の言葉が分かるドリトル先生と動物たちが繰り広げる物語だ。井伏鱒二の訳が肌にあったのか、一気にのめり込んだ。登場人物(動物)が頭の中で勝手に動きだす。場面の中に自分が入り込むような感覚だ

▼わくわくしながらページを繰った。読み終えると続きを借り、あっという間にシリーズ全巻を読破した。以前から本は好きだったが「ページをめくるのがもったいない」と思ったのは初めてだったかもしれない

▼表紙を開けば、そこに未知の世界が無限に広がる。冒険、ミステリー、恋愛。古代から未来まで、時間の制約すらない。そんな世界で自らを自由自在に遊ばせることができる。それが本の魅力ではないだろうか

▼いま、3人に1人が1カ月に本を1冊も読まないそうだ。なんとももったいない。夏休み中の子どもたちはもちろん、これからお盆休みをとる大人も、試しに本を手に取ってみてはいかがか。表紙の向こう側に、スマホより楽しい世界が広がっているかもしれない。【卓上四季】


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       このコラム 『言い得て妙』素晴らしい!


    ふと、珍念の脳裏に 読書についての言葉が思い浮かぶ!





 読書について言えば、〝読む〟ことも「心を耕すクワ」と言える。じつは、本そのものの中に、知恵や幸福があるわけではない。本来、それらは全部、自分の中にある。しかし、読書というクワで、自分の心、頭脳,生命を耕してこそ、それらは芽を出し始める。

 〝文化〟すなわち「カルチャー」の語は、〝耕す〟すなわち「カルチベイト」からきていることは有名である。自分を耕し、自分を豊かに変えていく。そこに文化の基本がある。あらゆる賢人が読書を勧めている。

 人生の〝実りの秋〟に、大きな精神の果実をつけるために、今こそ、あらゆる良書に挑戦してほしい。と! (池田大作先生)は綴った。

「敬天愛人」

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         カリスマ経営者稲盛和夫さんが理想とするのは、明治維新の
         立役者で同郷の西郷隆盛という。西郷が好んだ言葉「敬天愛
         人」を、稲盛さんは創業した京セラの社是にした。「道理を守り
         人を慈しむ」といった意である。




▼西郷の教えを旧庄内藩士がまとめた「南洲翁(なんしゆうおう)遺訓」も熟読してきた。冒頭はこうだ。「国の政に(まつりごと)は僅(わず)かでも私心を挟んではならない。職務に不適任な人に官職を与えて褒めるのは最もよくないことである」。上に立つ者の心構えとして稲盛さんは著書「人生の王道」に引く。

▼現実はどうか。創業者は上場を果たすとすぐ自分の株を売却し多額の利益を得る。官僚は出世するにつれて保身を最優先するようになる。稲盛さんはこう嘆く。刊行は10年前。だが現在は、忖度(そんたく)や利益追求に恥も外聞もなくいそしむ輩(やから)が当時にも増して跋扈(ばつこ)しているようだ。

▼極め付きは“職務不適任”が明白なのに省庁を司(つかさど)った大臣たち。対して今度の改造内閣は? 一見手堅い布陣の隙間を縫って、またぞろ問題が生じはしないか。そうなれば、今の世にも有効な遺訓の心と相いれないばかりか、任命権者を含め「総退場」の烙印(らくいん)を押されよう。 【談話室】

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人生の王道」 商品の説明 内容紹介

 かつて日本の社会のいたるところに、上質な人間がいました。たとえ経済的に豊かではなくても高邁に振る舞い、上に媚びず下には謙虚に接し、自己主張することもなく、他に善かれかしと思いやる---そんな美徳をもった日本人がたくさんいました。

 また、そのような人々によって構成された集団も、自ら高い品格を備えていました。たとえば、ものづくりの現場には、自分がつくった製品でお客さまに喜んでいただけることを誇りに思い、品質管理を強制されずとも、自分が手がけた製品の品質や出来映えに、万全の注意と細心の心配りを払い、手の切れるような上質の製品をつくる人々が存在しました。

 それは、商品を売る店頭でも同様でした。駆け出しの店員であろうと、一生懸命にお客様の身になって尽くしました。その上質のサービスも決して上司にいわれたからではなく、またマニュアルに書いてあるからでもなく、もちろん売らんがためでもなく、思いやりに満ちた優しい心から自然に発露してくるものでした。日本の企業が、そのような上質の人間に支えられていたからこそ、今日の日本経済の発展があるのだと思います。

 ところが近年、世の中を見渡せば、以前にはとても考えられなかったような、ひどい出来事が続いています。(中略)今こそ、日本人一人ひとりが、精神的豊かさ、つまり美しく上質な心をいかにして取り戻すかを考えなければなりません。年齢を問わず、すべての日本人が改めてその品格、品性を高めることが出来れば、日本は世界に誇る上質な国民が住む国として、再び胸を張れるようになるはずです。私は、それこそが、真の日本再生であると考えています。

トップカスタマーレビュー

がつーんと心地良い『喝』を入れられた、そんな感じのする本です  投稿者 草雲雀

 いつの時代もそうなのかも知れないが、特に今は自分のことしか考えない人が多い世知辛い世の中と思うのは私だけではあるまい。本屋に行けば、あらゆる啓発書が並び、如何にスキルを向上し、『金を貯め』『出世する』かを説いたノウハウ本が氾濫している。私もそんな本を乱読する一人である。

 そんな中この本は、まず『無私』の心を説く。会社のトップになっても自分自身のことは犠牲にして会社のことに全身全霊を尽くす。そこにいささかの私心もはさんではならないと。そして、『利他』の心。著者は言う、『名声を欲張る、地位を欲張る、財産を欲張る、それらは西郷が言うように、すべて自分を大事にするということに端を発し、最も良くないことです』と。

 だって、美味しいもの食べたいじゃない、楽をしたいじゃない、良い車に乗って、クルーザーとかで遊びたいじゃない、といろいろな願望がある。だが著者が目指しているのはそんなレベルの話しではなく、もっと美しく上質な心を如何に持つか、という話しで、最終的には「悟り」の境地、にある。

 『人生の目的とは、お金儲けや立身出世など、いわゆる成功を収めることではなく、美しい魂をつくることにあり、人生とはそのように魂を磨くために与えられた、ある一定の時間と場所なのだと私は思うのです』そんな美しい魂をつくるために、著者が日々心掛けていること、それがこの本の中身です。

 利己私心に塗れ、そろそろノウハウ本を読むのにも疲れてきた人生に、がつーんと心地良い喝を入れられた、そんな感じのする本であります。

日本人必読の啓蒙書  投稿者 ポリ銀

 今、読み終わったばかりですがその読後感は、爽快の一言に尽きます。日経ビジネス誌上に掲載されていたときにも、連載が待ち遠しいほどに熱中していましたが、単行本として改めて読んでみると感慨ひとしおです。「西郷南洲遺訓」は、岩波文庫で廉価販売されています。こちらも是非ご購入をお勧め致します。原典だけでは難解で、その意をくみ取ることが難しいのですが、「人生の王道」を読了後に読めば、達意の思い出座右の書となるはずです。

 今回、胸に響いたのは「王道」の大切さでした。人間という存在はその賢愚を問わず、どうしても詐略に傾きがちなものですが、じっさい「策士策におぼれる」の言葉通り、うまくやってやろうとの思いというのは虚しくなりがちです。自分の職業上・家庭内、真心と至誠の気持ちを標準に生きていきたいと思います。

 西郷さんに対するイメージも修正致しました。私自身が、今まで思い描いていたよりももっと偉大な人だったんだなって、気付かせてくれました。恩書の一つになりそうです。

 斯く言う(珍念) 『論語読みの論語知らず』  (A;´・ω・)アセアセ

手 (@_@;)

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 赤ちゃんは生まれた時に手を握り締めている。これからの人生で大切なものをつかむんだと、言っているように。年老いて亡くなる時には、手のひらを広げて旅立つ。この世で手に入れたものは、あの世へは持っていけない。そう悟ったように

 いつか、どこかで、そんな話を聞いた気がする。映画のせりふだったか、小説の一節だったか。少なくとも、政界の関係者からではなかった

 「私を、私を」。いつの時代も、ポストを求める手が四方八方から伸びてくるのが、政界人事の常である。今回の内閣改造で閣僚の半数以上が入れ替わったが、初入閣は6人にとどまった。資質に欠ける閣僚を安定感のあるベテランに代えて、窮地をしのぎたい。そんな意図は分かるが、安倍晋三首相が掲げた「人心一新」には程遠いのが第一印象だ

 改造はもろ刃の剣。入閣できなかった議員の不満がいつ爆発するか分からない。首相は憲法改正への意欲を隠さないが、内閣支持率の急落を受けて、党内では異論も聞こえ始めている

 首相が後世に名を残そうとするなら、道を誤りかねない。私心なく国のために尽くせば、評価はいやでもついてくる。人心が離れるのは私心が過ぎるからではないか

 政治家の手は名誉や利益をつかむためのものではない。困窮し、救いを待つ国民に差し伸べるためにある。【鳴潮】


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          このコラム『的を射る』・・・素晴らしい!
          珍念のコメントは(的を外す)モジモジ(。_。*))) 



「社会保障の仕組みが複雑なのは―」(@_@;)

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     「社会保障の仕組みが複雑なのはなせか」と駆け出しのころ
     先輩記者に問われたそうだ。答えは「国民の目をごまかせる
     よう、わざと難しくしている」。共同通信の社内報にあった話





▼連想しての拙い小話を一つ。「社会保障の仕組みが複雑なのは―」の問いは同じだが、答えは「天下り先を確保するため」。複雑な上に制度がすぐ変わるので、業務に精通した役所のOBでもなければなかなか対応できないが、そのOBを複数受け入れていた社会福祉法人がいつぞや不適正会計で県の指導を受けていた。それほど複雑ということだが、申請時にはすんなり受け付けられたということでもあろう

▼「補助金申請の時期は、膨大な書類作成で毎年、数カ月忙殺される」というのは、小規模な私立幼稚園の園長。OB受け入れの余裕などないから自力で書類を作るが二、三度必ず突っ返される。ちょっとした違いでも、持ち帰ってやり直し。一度に全部指摘されないのもミソだ

▼学校法人「森友学園」は、同一建設工事費の契約書を三種類作って国や府などに提出し、補助金を詐取したという。補助金行政によほど精通していなければできないことだし、精緻な書類作成を大ざっぱに見える園長がしてのけられるだろうか。一方で、内部監査機構などを抱えた国や府がまんまとだまされるとも、とても思えない

▼法の裏を縫うようなこんな複雑な詐欺など、行政の知恵をなくしてできるのかどうか。記憶にない、記録にないだけでなく、当時の担当者は人事でそっくり変わっているのが、こんな場合の行政の常とう手段でもある。【大観小観】

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           斯く言う(珍念)
           『怒髪天を衝く
           『鱓の歯軋り』









何を読んでいるか言ってごらん

Furansowa

             「何を読んでいるか言ってごらん。そうすれば君がどんな人間か
             当ててあげよう」。
1952年ノーベル文学賞を受賞したフランソワ
             モーリヤックのよく知られた名言だ。


 ▼子どもたちに読書を習慣づけさせ、考える力や作文力を養う目的で毎年、実施している「宮崎県小学生読書感想文コンクール」(宮崎日日新聞社主催)の選定図書は36点。数冊に目を通したが「昔話法廷」(金の星社)には一ページ目から本の世界へ引き込まれた。

 ▼裁判員裁判の法廷で裁かれる被告人は「三匹のこぶた」の末っ子、カチカチ山のウサギ、「白雪姫」の王妃という昔話の登場人物たち。絶対無罪の先入観が覆されたり、その逆もあったりで裁判を理解するための手引書にもなっている。

 ▼なぜ死んだオオカミの家のカレンダーに「3時。豚肉パーティー トン三郎の家」という書き込みが残されていたのか。こぶたの家のテーブル上に「オオカミのただしいころし方」という本があったというオオカミの母親の証言に果たして信ぴょう性はあるのか。

 ▼裁判員のひとりか、こぶたの末っ子かオオカミの母親になったつもりで読むとおもしろさが何倍にもなるだろう。コンクールの担当者によると厳選された選定図書のなかには大人が読んでも思わずうるっとしてしまう本も含まれている。

 ▼読書感想文は苦手という子も夏休みに一冊はしっかり読んで、書くことに挑戦してほしい。モーリヤックがその本の背表紙を見たら、こう言うはずだ。「あなたは心豊かな子だね。そしてきっと知的で思いやりのある大人にもなるだろう」 【くろしお】

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このコラム  『干天の慈雨の如し』素晴らしい!

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      「昔話法廷」 商品の説明 内容紹介 内容(「BOOK」データベースより)

  これから不思議な裁判が始まろうとしている。被告人は、オオカミを殺してしまった『三匹のこぶた』の末のこぶた。おばあさんの敵討ちのためにタヌキを殺そうとした『カチカチ山』のウサギ。そして、嫉妬をつのらせて美しい姫を毒殺しようとした『白雪姫』の王妃。昔話の登場人物たちを、現代の法律で裁く「昔話法廷」開廷


トップカスタマーレビュ

Eテレのドラマ版の内容で終わってはいません。 投稿者のらくろ

◆3匹のこぶた、カチカチ山、白雪姫を題材に、ブタの三男、うさぎ、王妃が裁かれます。本書では、3つのお話が裁判員の目線で語られていますが、ドラマ版の終わりよりも、少し後の時点までが語られているので、ドラマ版をご覧になった方がお読みになっても楽しめるかもしれません。

◆こぶたの話には、三びきのコブタのほんとうの話―A.ウルフ談 (大型絵本)や、3びきのかわいいオオカミもあり、私はどちらかというとオオカミに同情する立場なのですが、賢い三男がどのような判決を受けるのか、とても気になります。小学生の娘も、3つの話の「その先」が気になるようで、ディベートになりました。私は、三男とうさぎは有罪で、王妃は不起訴だと思います。

とても考えさせられました。 投稿者yuki

◆本書は、NHK Eテレの中高生向けドラマ「昔話法廷」を本で再現したもので、児童書の分類とされていますが、大人でもとても考えさせられる内容だと思います。本書を読む前に、公式サイトでドラマを見ていただいたほうが、より状況も思い浮かべやすいのではないかと思います。

◆私も本書を読む前にドラマを見てみたのですが、ドラマは15分程度だったので、手軽に見ることができました。ドラマでは、最終弁論のところで終わっているのですが、本書では、その後の裁判員たちの評議の様子が描かれています。ドラマはとても気になる終わり方だったので、評議の部分があってとても良かったです。

◆3つの裁判は、昔話をモチーフにしているため、原作を知っている人からすると、こぶた、ウサギ、白雪姫に肩入れしてしまうと思いますが、原作とは切り離して考える必要があると思います。正直、どれも証拠が不十分だとは思いますが、私の意見としては、こぶた・ウサギは有罪で、王妃は無罪だと考えました。いろいろな人と議論してみたい作品です。

「疑わしきは被告の利益に従う」、近代自由主義刑法の基本原則  投稿者泣きオニ

◆刑罰を目的とせず、犯罪者の更生を求める、民主義国家における刑法、しかし、推定無罪について、どこまで被告人有利に、状況証拠を解釈すればよいのか? 結局は、裁判官および裁判員の感性に委ねられてるのが、現実ですよね・・・人が人を裁く難しさがよくわかります。 (;'∀`)

「昔話法廷」⇒ 『百聞は一見に如かず』 ゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

「空は青」

   Momo

どうして、こうなっちゃったんだろう。

 こんな病気にならなければいけないほど、悪いことをした?
心の中でつぶやいてみても、事実を変えることはできない。半年前に片方だけのもやもや病と診断され、そのあとで脳震盪を起こした。医者の言うことさえわからなくなったのは、44歳のときのことだった。

 「これは、何かな?」先生は目の前にあった携帯電話を手に取った。「時計?」悩みながらも、そう言った。多分、違っているのだろうな、と思いながらも、そうとしか答えようがなかった。「それじゃ、あれは?」先生は壁にある時計を指さした。「電池・・・」そこで、沈黙が流れた。

 「入院ですね」「そんな・・・」着いてきた夫の言葉を遮ったのは、どこからともなく車椅子が現れたからだった。それに座ったときから、正真正銘の病人となった。その前に、兆候はあった。二度、一過性脳虚血症を起こしていたからだった。

 えっ?何? 一瞬、頭の中が真っ白になって立ち尽くしたのは、半年前のことだった。すべての言葉が消えてしまって、すぅーという感じで自分という存在自体が何か底の方に吸い込まれていくように思えた。

 「おい、どうした?」そう言う夫の顔もぼんやりして、実態がない。しばらくその場に立ち尽くしたあと、「ううん、何でもない」と答えた。そのセリフが出たことに、自分自身が一番ほっとした。だけど翌日、また同じことが起こったのだ。

 近くの脳神経外科に行って、MRIを撮り、「もやもや病」と診断を受けたのだった。もやもや病というのは、脳に栄養を送る太い血管が詰まって、不足した血液を補うように、周りから細かい血管が発達する病気、のことだ。

 この血管が煙草をを吐いた煙のように見えることから「もやもや病」と言われている。原因は不明とのことで、今も研究が進められている。その病気に自分がなったら、やはり「どうして」という言葉が浮かんでくるのは当たり前だろう。だけど、答えなんかない。

 もやもや病になった。脳梗塞を起こした。バイバス手術を受けた。高次脳機能障害になった。苦しくてつらくて、それでもそのことを言葉にできなくて、何度、言葉を飲み込んだことだろう。まわりは動いている。日常を送っている。

 笑って泣いて怒って、そしてまた笑って、と繰り返しているのに、ひとり、椅子に座ったまま、、まわりを眺めている、それが私だった。どうすることも出来ないことにいらつきながらも、次の行動が分からない。同時にふたつのことを言われると、頭の中が真っ白になった。

 仕事もない お金もない 頭の中はぐーるぐーる 朝起きて 犬連れて 三十分ちょっとの散歩道 電話もないあるわけない 薬は一日三度飲む~♪吉育三の歌じゃないけど、「俺ら東京さ行くだ」の曲調で歌いたくもなる。

 バセドウ氏病も発症していた。脳梗塞との因果関係ははっきりしていないが、ある意味で関係があるかもしれない、と言われている。ある日、血管内科の先生に言った。「私、このまま生きていても仕方がない、と思うんです」

 何度か通っているうちに、心を開いた先生だった。患者のひとりひとりが持っているものも、その背景も違うということに気づいているような先生だった。こんなことを言っちゃいけないけでど、冴えない先生だった。羽おった白衣にもどこか皺が寄っている。

 しかし、そこが何とも言えない味わいを醸し出していた。それまでも数多くの先生や看護師さんにお世話になったけれど、気弱な言葉を吐けたのはこの先生が初めてだった。先生は黙り込んだあとで、こう言った。「だけど、今日はいい天気ですよ。空は真っ青だ」

 坊主頭の先生は、照れたように笑った。その笑顔の中に、大切なことが隠されているような気がした。

 空は青。

 その言葉が胸に広がった。五月の風がやさしく吹いている。みずみずしい青空が広がっている。この空を見ている限り、まだ生きている、と思えたのだった。診察室を出るとき、振り返って先生の顔を見た。

 「ありがとうございます。また、来ます」あの先生の言葉が、今でも頭の中に残っている。空を見上げながら、今日も生きていこうと思っている。

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            このコラム『言い得て妙』
            感動しました・・・・。

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