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命の声を聴こう

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                    「技術的にできるからと言って、本当にやって良いのか」。
                     第三者からの精子提供を受ける非配偶者間人工授精
                     (AID)で生まれた50代の女性の問いが頭から離れない






▼人と人でなく、人と提供されたモノから「作られた」との違和感を抱え生きてきたという女性。「生まれる子の思いをもっと想像してほしい」と訴えた

▼連載「いのちとの伴走」(1月3日付)で取り上げた。ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)誕生から10年、体細胞から生殖細胞を作り子どもを誕生させることも、理論上は可能とされる。命とは何か。直面する生命倫理の問題を考えてきた

▼遺伝子を自由に変更する「ゲノム編集」もiPS細胞が応用できる医療だ。遺伝性の病気を治療できるが、受精卵に施せば病気の子が生まれないようにできる可能性がある

▼容姿や知性など親が望む遺伝子を持つ「デザイナーベビー」をつくりうる技術で、病気や障害を否定する社会につながりかねない。子孫を残すことは人の本源的な欲求だが、エゴとの境界は微妙だ

▼一方「出生前診断で異常が分かり出産をあきらめる親がいる中、新しい技術で病気のリスクを取り除けるなら使いたい」と語る産科医もいた。患者と向き合う現場の思いとして理解できる。命の声を聴こう。一線を越える前に。【梵語】

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このコラム、『頂門の一針』 痺れる。

      
手塚治虫の「ブラック・ジャック」が脳裏に思い浮かぶ!
 ある時、恩師が急死しブラック・ジャックが手術して奇跡が起こり蘇生しましたが
 間もなく死亡。なぜ手術は成功したのに亡くなるとは!

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 ◆そんな時、恩師の言葉が聞こえてきました。「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは、思わんかね」生命には目的がある。その目的を終えた生命はさっさと死の向こう側へ旅立ってしまう。それを何とかこちら側に引き留めようと奮戦するブラック・ジャックの姿は、もしかしたら、生者の勝手な傲慢なのかもしれない。

 ◆死ぬよりも生きている方が幸せなはずだと考えるのは、生きている者たちであって、死に行く命(魂)には、これとは違う見解があるのかもしれない。生と死の境 界線上で必死にメスをふるうブラック・ジャックもそんな医学の限界を知っています。医学は魂の領域には踏み込めない。それを知っているから、ブラック・ジャックは常に苦悩の中で生きなければならないのです。

 ◆いちばん大切なものは何か、それを忘れない医療でありたい。人間は誇りなし には生きていけない動物だからです。医師としての名誉のためなら、患者の人権など二の 次にしてしまう。悲しいけれど、そういう医者も、少なからずいるのが現実です。移植手術で名を挙げたいばっかりに正しい手順で脳死判定をしなかったり、名誉を守りたいばっかりに明らかな医療ミスを闇に葬る。

 ◆度々、そんなニュースを目にします。人間を無視し、自分たちのプライドだけを守ろうとする医者たち。同じ医学博士だからこそ、手塚治虫の描くこの物語には、医者たちの権威主義に対する厳しい視線が光っています。

 かく言う(珍念) 『論語読みの論語知らず』なのだ・・・・
「コピペ」・「コピペ」と仄かに声が聞こえる・・・・ ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

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