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政治ジョーク

    

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             JFKこと、ジョン・F・ケネディをはじめ、多くの
             アメリカの英雄たちが眠るワシントンにある
             アーリントン国立墓地






 ある墓にこう書いてあった。「誠実な男、そして政治家だった男、ここに眠る」。近くを通りかかった若い神父が言った。「これは珍しい。一つの墓に2人も埋めるなんて」

▼米国のジョークである。あちらで暮らしていた知人に聞くと、庶民は平気で政治家を風刺する。肩書が立派でも、しょせんは一人の人間。物申すのは当然というのだ。ちゃかしているようで本質を突くユーモアに舌を巻いていた

▼ロシアの米大統領選干渉疑惑を解明する米上院公聴会で、前FBI長官がトランプ大統領から捜査中止指示があったと明かし、「FBIを誹謗(ひぼう)中傷している」と批判した。相手が「元主人」でも、一人の人間として納得がいかなかったのだろう。大統領が「忠誠を期待する」と暗に忖度(そんたく)を強要したが、どこぞと違ってその手に乗らなかった

▼前長官の証言は自党に不利に働く恐れがあるのに、それを認めた与党も大人に見える。解明に後ろ向きでは選挙に影響すると思ったのかもしれないが、懐の深さを感じる

▼日本はどうか。加計(かけ)学園問題で文科省の前次官が官邸の圧力を疑わせる発言をしているのに、与党は関係者を国会に呼ぶことも認めない。戦々恐々としているようだ

▼フランスの思想家ボルテールの有名な言葉が、頭に浮かぶ。<あなたの言うことに賛成できぬが、あなたが意見を述べる権利は、死んでも守る>。もっと度量が欲しい。【卓上四季】

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        このコラム『言い得て妙』











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        このお二人に、謙虚さがあればなぁ!

        ボルテール(寛容論)をお勧めします







        



「寛容論」  商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

 新教徒が冤罪で処刑された「カラス事件」を契機に、宇宙の創造主として神の存在を認める理神論者の立場から、歴史的考察、聖書検討などにより、自然法と人定法が不寛容に対して法的根拠を与えないことを立証し、宗教や国境や民族の相異を超えて、「寛容(トレランス)」を賛美した不朽の名著。

トップカスタマーレビュー

フランス人の理性に訴える・・・・・投稿者  ヒデボン 

 最新版の腰巻に書かれているように、NHKの2016年新春特番「100分de名著・平和論」のなかで、高橋源一郎氏が推薦した書物。完読したのは初めてであるが、大いに感じ入った。「今こそ読まれるべき本」という宣伝文句は決して誇張ではない・・・・

 キリスト教の聖者の逸話、教示があまた出てくる中で、日々考えておくべき名文句にあふれている。「自分にしてほしくないことは自分もしてはならない」という言葉の中に、ヴォルテールの思いが込められている。
 カトリック教徒と新教徒との間の抜き差しならない緊張感を伴った憎悪感情がそもそもの発端で起きた「カラス事件」。この事件に関してヴォルテールの感情がどのように変化していったかが、読者としても興味深い。

 2015年に起きたテロ事件後、250年以上も前に書かれたこの本がフランス国内で大いに読まれることになっているという報道を聞くにつけ、フランス国民の人権意識の高さに改めて感じいることになった・・・・・・

いつでもどこでも起こりうる ・・・・ 投稿者ムーン・パレス

 カラス事件はいつでもどこでも起こりうる。不寛容の時代にこそ読まれるべき本。「不寛容の精神は人間を野獣にする」。自戒のためにも手元に置いておきたい。

他宗教を認める寛容さ ・・・・投稿者nyankorofu2

 18世紀半ば。カトリック教徒によるフランスの新教徒迫害に端を発した冤罪(カラス事件)を期に、ヴォルテールが、なぜ信仰の違いからカトリック教徒が新教徒に対して寛容になれなかったのかを書いている。
他宗教に対する寛容さの大切さを記している。

 ローマ帝国での寛容な宗教政策、ユダヤ人も他宗教に寛容であったこと等。
19章の小咄は興味深かった。康煕帝時代、イエズス会士とドミニコ会士が、中国の高官の前でお互いの正当性を議論した際、お互いが頑なに主張を繰り返すだけで、かえって両者に不信が生まれてしまう。

 トゥールーズで起こった「カラス事件」。ジャン・カラスは息子を殺した疑いで逮捕され、確証がないにも関わらず、拷問を受け「神にかけて」無実を訴えながら死んだ事件。ルイ十四世の新教徒弾圧(アンリ四世から続く”ナントの勅令”の廃止)から、当時のフランスの様子やカラス事件の詳細と、ヴォルテールの関わりに関しては、巻末の解説に詳しく書かれている。とても勉強になった。

斯く言う(珍念) 『論語読みの論語知らず』 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~



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