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「命懸けでやった結果や否や」

   Taisi2

 硬貨を投げ上げ、50回続けて「表」になることはあるか。100万人が毎日6時間、その途方もない奇跡を求め一心不乱に投げたなら900年に1回達成できるらしい。数学者による計算を川上哲治さんが紹介していた

▼名打者であり、巨人軍の日本シリーズ9連覇を果たした名将だ。著書の冒頭にこの計算話を持ち出した。むちゃだと思ってはおしまい。困難だろうとも勝って勝ち抜いて勝ち続けることが、プロの値打ちだというのだ

▼監督としてV9が始まる前の4年間は勝ったり負けたり。シーズン後にオーナーに報告にいくと「命懸けでやった結果や否や」と問われたそうだ。あまりのプレッシャーに胃がきりきり痛みそうだ

▼14歳の心はどうか。将棋の藤井聡太さんが勝ち続ける。あの内村航平さんの告白を思う。体操個人総合で春に全日本10連覇を成し遂げた際、連勝街道を「地獄」と例え「ここで負けた方が楽になるんじゃないかと思った」と打ち明けた

▼藤井四段は、はた目には涼しげである。うつむき加減に話すさまは少年、だが大人に勝る謙遜の語を操る。座右の銘を書いた扇子は瞬く間に売り切れた。「拙い字ですが…」と、はにかんだ

▼「大志」と書いた。のぞき込む小さな盤上から、無限の可能性が膨らむ。ひたむきな横顔を見ると、夢の中身を問うのもはばかられる。「大志」の立派な字に、ずきずき胸が痛む大人も多いことだろう。はて「拙い」という言葉を覚えたのは何歳だったっけ、と恥ずかしくなるのだ。【日報抄】

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      珍念のコメントは 『蛇足』!

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