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「それで?」「面白いねえ」

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          ベストセラー「聞く力」を著した阿川佐和子さんの体験談である。
          聞き役なのに、ある人との対談ではついつい話し続けてしまった。
          なぜだろう。考えてたどり着いた結論は、ただ一つ







◆「それで?」「面白いねえ」とひたすら言葉を挟む人だった。不思議なことにそれだけで話したくなる。ここが聞き上手の奥義と教えた対談相手は作家城山三郎さん

◆封をした思いを少し口にするだけで楽になるものだ。この方も静かな相づちで重い心をもみほぐしてきたのだろう。今年の神戸新聞社会賞受賞者、牧秀一さんである。「阪神淡路大震災よろず相談室」の理事長だ

◆震災直後の避難所で「先生なら、人の話、聞けるでしょ」と言われ、定時制高校の教諭だった牧さんはボランティア活動を始めた。以来、高齢者らの声に耳を傾ける

◆数年前、本紙で読んだ復興住宅での場面が印象深い。夫を失った高齢の女性に牧さんが言う。「ご飯、ちゃんと食べてるか」。短い一言に女性は目を潤ませた。積み上げてきた信頼関係をうかがわせる場面である

◆震災と向き合う多くの皆さんに神戸新聞平和賞、社会賞を贈ってきた。牧さんを含む受賞者一覧を見直しながら思う。それぞれの地道な活動が太い縄となり、苦難の坂を引っ張ってくれたと。【正平調】

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 「聞く力」 商品の説明 「週刊文春」で800人の本音を引き出した「秘訣」
 10代のアイドル、マスコミ嫌いのスポーツ選手、財界の大物らが彼女に心を開くのはなぜか。商談、日常会話にも生かせる「聞く極意」

出版社からのコメント

「週刊文春」の名物連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」が900回を超えた阿川佐和子さん。18年もの長きに渡って読者の支持を得てきたのは、堅物の企業経営者、大物女優から、10代のアイドルまで、老若男女とわず本音を引き出してきたからだろう。「相槌をケチらない」「『分かります』は禁句」「楽しそうに聞く」「事前に用意する質問は3つまで」など、名インタビュアーがビジネスにも通じる“聞く極意"を伝授する

トップカスタマーレビュ

アトムわん  投稿者  アトムわん

おもしろく読ませていただきました。参考にしてます。嫁も読んでますよ。

聞くことを単純なスキルだと捉える人には難しい1冊  投稿者  泉 

 本書の中にある遠藤周作の一言より一見、躁病的軽薄に見えるこの話のなかに、実は奥深い意味と象徴をみつけることのできる読者と、それができない読者とがいるでしょう

 この一文は、本書の内容にも当てはまる。ハウツーや魔法を求める人には、本書の中にある人と人とが話す場で動いている仕組みを見ることはできないのだろう。

  人の話を聞く為の準備をこの本から学びました  投稿者ケン

 聞くための準備を多く記載した本かと個人的には感じました。相手の関心する領域を調べる、沈黙の時のエピソードが頭に残っています。相手に合わせて話をきくとは??それを具体的に、実体験をもとに話が進められれいると感じました。

 相手の関心ごとを調べる精神が特に印象に残っています。その準備するという姿勢に、阿川さんの人に対する愛情を感じました。私は、よく返事だけは幼き頃からいい子といわれて来ました。それだけで物事が気持ちよく進んでいたからです。しかしながら、それはほんとに上っ面だけだなと感じました。お恥ずかしながら・・・・。

 そんな自分を顧みるいいきっかけをこの本から頂きました。相手に関心を持ち、時には仕事でインタビューを行っていることからこそのマイナス?のようなものも出てくるものも中には記載されていましたが、それでもやるのはきっと阿川さんの人柄だと感じました。愛される話の聞き方をもっと学んでいきたいとこの本から感じ取ることができました。


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   聖徳太子は一度に10人の人の話を聞いた・・・。

 一言居士の(珍念)一人の話も、じっくり聞きません。反省し恥じています!

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