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「ドイツさん物語」

 

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           第1作でいきなりスポットライトを浴びれば、第2作も、となる。
           自信満々で取り掛かった彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)の作だ
           ったが、編集者から送り返された250枚の原稿は原型を失
            っていた





 
 第1次大戦中、鳴門市にあった板東俘虜(ふりょ)収容所のドイツ兵捕虜と住民との交流を描いた「ドイツさん物語」。故原田一美さんが送った初稿には、仮借ない指摘と批判があった。3度の改稿を求められ、書き上げると編集者は徳島まで受け取りに来た。「にっこり笑いながら『この重さがたまらんのです』と、何度も抱きしめた」という
 
 児童文学者と編集者の、戦争の教訓、平和を希求する強い思いが共有された瞬間である。原田さんは「以後の創作街道の旅路で、この本を手元から離したことはなかった」と述懐している
 
 よき編集者に恵まれたからこそ生まれた「ドイツさん物語」。毎週日曜日発行の子ども新聞「週刊阿波っ子タイムズ」で連載中である。よき読み手に支えられ、読み継がれていくだろう
 
 板東俘虜収容所の関連資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に―。飯泉嘉門知事とドイツ・ニーダーザクセン州のシュテファン・ヴァイル首相らが、共同で登録申請することを正式に決めた
 
 国境を超えて、共に願うのは平和である。「ドイツさん物語」の続きを書き継いでいかなければ。【鳴潮】

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