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現金には手を出すな

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 結婚披露宴の祝い金にはなかなか手間がかかる。まず中包み。新札に合わせて、紙を折る。その後奉書紙を折って上包み。それもむき出しではなく、袱紗(ふくさ)に包むのが礼儀だ。

 20年前の弊社刊「宮崎の冠婚葬祭」に紙の折り方が詳しく書いてある。現代では少し簡略化された部分もあると思うが、冠婚葬祭では直接お金を人目にさらすことはない。長くそういう慣習に慣れているせいか、人前でお金の話はタブーと考える人は多いだろう。

 経済的な感覚を養うためにタブーを廃止すべきという意見もあるが抵抗がある。だから、スマホのフリーマーケット・アプリ「メルカリ」に1万円札など現金の出品が相次いでいると聞いて、最初は「はしたない」と反応してしまった。

 クレジットカードの決済ですぐに現金を手に入れられるメリットがあるらしく、額面以上の価格で売れるケースもあったという。一方、福岡市の銀行支店前で現金約3億8千万円が強奪された事件には仰天した。「現金(げんなま)に手を出すな」という古い映画を思い出す。

 ジャン・ギャバン演じるギャングらが強奪した金の話が他の勢力にもれ、仲間を失い、金も灰燼(かいじん)に帰する。よからぬ金は身につかないという教訓だろうか。福岡の犯人グループにもほころびがあるはず。手がかりを得て摘発につなげたい。

 ただ、被害者も相当重い紙幣を1人で運搬していたというのも驚きだ。キャッシュレスの時代に無防備すぎる。現金をむき出しのまま運搬したり人目にさらしたりすると人の心を惑わす。タブー視した旧習にも意味があるのかもしれない。 【くろしお】

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『現金に手を出すな』 原題:Touchez pas au Grisbi)は、1954年制作のフランス・イタリア合作映画。

 フレンチ・フィルム・ノワールとも言われるフランス製ギャング映画の古典的名作で、主演のジャン・ギャバンの代表作の一つとされる

あらすじ

 ギャングのマックスとリトンは若い頃からの相棒であったが、初老にさしかかり、共にやくざ稼業からの引退を考えていた。最後の大仕事と、オルリー空港で5千万フランの金塊強奪に成功、ほとぼりが冷めるまでマックスが隠し持っていずれ換金する計画であった(映画では強奪シーンは描写されず、既に強奪が行われてからの顛末が描かれる)。

静かな隠退生活を待ちながら素知らぬ顔で日々を送るマックスだったが、金塊をせしめた秘密を、日頃から不注意なリトンは自分の入れ込んでいたナイトクラブの若い踊り子・ジョジィに漏らしてしまう。実はジョジィは、売り出し中の麻薬密売組織のボス・アンジェロの情婦であり、マックスとリトンはアンジェロから付け狙われる事になる。

 アンジェロの手の者から危うく難を逃れたマックスは、自身の隠れ家にリトンを匿い、彼の甘さと自分たちはもう若くはないという現実を諭すが、リトンは独断でアンジェロと対決し、拉致されてしまう。リトンの愚かさに苛立ちつつ、二人の腐れ縁を追想し、マックスは忸怩たる感慨に耽る。ほどなくアンジェロから、リトンと金塊の交換が持ちかけられてきた。

 これは罠に違いない、と悟ったマックスは、仁義なき振る舞いに及んだアンジェロを倒してリトンを救うため、旧友・ピエロらと共に、隠匿していたサブマシンガンと虎の子の金塊を携え、取引の場へ赴く。だが闘いの末に待っていたのは、勝利と呼ぶには余りにも苦い結末だった。

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         斯く言う【珍念)現金 欲しいですが!
         あまり、欲張ると火傷するかも (#^.^#)
         映画「現金に手を出すな」是非見たい。

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