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2017年5月

「ドイツさん物語」

 

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           第1作でいきなりスポットライトを浴びれば、第2作も、となる。
           自信満々で取り掛かった彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)の作だ
           ったが、編集者から送り返された250枚の原稿は原型を失
            っていた





 
 第1次大戦中、鳴門市にあった板東俘虜(ふりょ)収容所のドイツ兵捕虜と住民との交流を描いた「ドイツさん物語」。故原田一美さんが送った初稿には、仮借ない指摘と批判があった。3度の改稿を求められ、書き上げると編集者は徳島まで受け取りに来た。「にっこり笑いながら『この重さがたまらんのです』と、何度も抱きしめた」という
 
 児童文学者と編集者の、戦争の教訓、平和を希求する強い思いが共有された瞬間である。原田さんは「以後の創作街道の旅路で、この本を手元から離したことはなかった」と述懐している
 
 よき編集者に恵まれたからこそ生まれた「ドイツさん物語」。毎週日曜日発行の子ども新聞「週刊阿波っ子タイムズ」で連載中である。よき読み手に支えられ、読み継がれていくだろう
 
 板東俘虜収容所の関連資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に―。飯泉嘉門知事とドイツ・ニーダーザクセン州のシュテファン・ヴァイル首相らが、共同で登録申請することを正式に決めた
 
 国境を超えて、共に願うのは平和である。「ドイツさん物語」の続きを書き継いでいかなければ。【鳴潮】

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        感動しました!




「武士道は遠くなり」

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            日頃は好奇心の赴くままに本を読んでいる。時代小説から
            海外の冒険小説、日本物では村上春樹も好きだし、高田郁
            の「みをつくし料理帖」も愛読している。






 ▼しかし、何かと物思うとき、胸中に屈託のあるときに手にするのは、幕末から明治維新にかけて活躍した人たちに関係する本である。勝海舟の「氷川清話」「海舟語録」、福沢諭吉の「学問のすゝめ」、そして新渡戸稲造の「武士道」。こうした本を開くと、胸中に爽やかな風が吹き抜けていく。

 ▼その武士道に「虚言遁辞(とんじ)はともに卑怯(ひきょう)と見なされた。武士の高き社会的地位は、百姓町人よりも高き真実の標準を要求した」という一節がある。続く章には「廉恥心は少年の教育において養成せらるべき最初の徳の一つであった」と続く。

 ▼武人であり、同時に領国の経営を担う地位にある武士の心得を説いて、これほど理解しやすい言葉はなかろう。こうした武士道が背骨となって、徳川政権が260年以上の平和な時代を実現したのは歴史の語るところである。

 ▼振り返って、現代の国を担う政治家や高級官僚の振る舞いはどうか。いま、国会で追及されている森友学園への国有地払い下げ問題や加計学園の獣医学部開設問題に対する官房長官や財務省の対応と発言。それを聞いて、それは遁辞ではないか、廉恥心はどこにあるのかと問いたくなるのは僕だけではなかろう。

 ▼武士道は遠くなりにけり、だ。【水鉄砲】

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現代の国を担う政治家や高級官僚の振る舞いはどうか!
『仰いで天に恥じず』・・・・・か?



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           あぁ 武士道精神は何処に!








 1945(昭和20)年8月、森繁久弥さんは旧満州国の首都新京(現・長春)にいた。
「何が一番悲しかったかといえばソ連の攻撃が始まった直後でしたが包丁を出せといわれたことでした」

◆新京放送局のアナウンサーとして過ごした終戦間際の日々の回想だ。「包丁を竹の先にしばりつけて、それでソ連軍と渡り合うんだ、というんですよ。精鋭だと信じ込んでいた関東軍がね」

◆突如参戦したソ連の侵攻に脅える市民を残して、関東軍司令官は早々と、新京を脱していた。森繁さんや同じ新京市民の新田次郎、藤原ていさん夫妻ら、はるか故国を目指し人々の受難はそこから始まる(山田風太郎著『同日同刻』)

◆戦前のエリート軍人は成績優秀な人材ぞろい。いわば究極の官僚だ。負けと思って戦争を始めたわけではあるまいが、よくぞここまで都合よく、勝利しか考えなかったものだ包丁の話が示すのは、多少とも敗北を考慮しなかった官僚の狼狽[ろうばい]と、無策である

◆「はっきり言う。日本の官僚は優秀でも公正でも中立でもない」。改革派官僚として知られる古賀茂明さんが、近著『官僚の責任』で断じている。財政赤字に少子化、年金、耐震偽装まで、本当に官僚が優秀なら対応できているはず、と。過ちを認めない官僚の「無謬[むびゅう]性」は、今も変わっていないのか

◆歴史の鏡に映すことで、正視できる現実がある。政権交代のまばゆい光は政治の失態を照らしだしたが、官僚の責任にも光を当てなければ、国民の受難は尽きそうにない。


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Yubi2


     数年前のコラム(再掲載)します


  「日本の官僚は優秀でも公正でも中立でもない」。改革派官僚として知られる古賀茂明さんが近著『官僚の責任』で断じている。財政赤字に少子化、年金耐震偽装まで、本当に官僚が優秀なら対応できているはずと』・・よくぞ本音を、座布団1000枚差し上げます

 不肖〝珍念〟具に思うには、根底に哲学の相違があるやに推察できます。日本の国家神道がアメリカのデューイの哲学に負けたのでしょう。それに大事なことは人命を尊重する
事が肝要と思いますが、恐育・狂育・教育が大事だと推察します。何のために、誰のために、等々・・あ・・つ~ぃ

 余り屁理屈を捏ねると閻魔さまから妄語の罪でヤットコで2枚舌を引き抜かれて牛タンのように塩焼きにされる・怖い急いで消えます・・ (A;´・ω・)アセアセ
 

美空ひばり生誕80年

Hibari


         

 『悲しき口笛』で「シルクハットに燕尾服」姿のひばり








 ♪丘のホテルの/赤い灯も/胸のあかりも/消えるころ/みなと小雨が/降るように…。横浜を舞台に、シルクハットに燕尾服(えんびふく)姿で歌う美空ひばりさん。1949(昭和24)年の映画「悲しき口笛」の主題歌で当時、彼女は12歳。天才少女と呼ばれたころを代表するその姿が、強く印象づける

◆昭和12年5月29日に生まれたひばりさんが生誕80年を迎えた。すさんだ世相の中から突如現れ、戦後歌謡界の女王といわれるまでに育っていった。「リンゴ追分」「港町十三番地」「悲しい酒」「川の流れのように」…。歌の力に励まされ、それぞれに口ずさむ曲があろう

◆昭和が幕をおろした年に52歳で逝った。彼女自身が戦後を体現している。最大のヒット曲が「柔(やわら)」で昭和39年に発表された。放送中のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の時代背景が、ちょうどこのころだ

◆集団就職で東京に出てきた18歳のヒロインらがラジオ工場に就職し、寮生活を送る。ドラマで展開される「女子トーク」がまばゆいばかりだ。思えばこの時代、日本経済は右肩上がりで輝いていた

◆人口減少、貧富の格差…。今は経済を含めて課題山積で、どうも元気がない。「昭和の歌姫」とともに、あの時代は遠くなった。もう高成長の時代は戻ってこないかもしれないが、成熟していけばいい。前を向いて歩きたい【有明抄】

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このコラム『言い得て妙』 感動しました!





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         「演歌、歌謡曲は日本人の血液だ」
 
         作曲家の船村徹さんが遺した言葉 





 1カ所だけ、音符の置き場に迷った。〈投げて届かぬ思いの糸が…〉の「ぬ」を、一音上げるか上げないか。作曲家の船村徹さんは数日悩んだ末に、一音上げた譜面を美空ひばりさんに渡している。最後のシングル曲となった『みだれ髪』である。

 ♪レコーディング当日、船村さんはあっと驚く。因果を含めた覚えはないが、音を上げずにひばりさんが歌っていた。偉才の音感が、そうさせたのだろう。仕上がりが実にいい。「写譜を間違えてるな」。にがい言い訳をして譜面を直したと、船村さんの回想にある。

 ♪作曲家は「人間のひだの中をはいつくばっているような生業(なりわい)」だと、小紙に語っていた。大衆の中に机を置き、寝床を敷き、人生の機微、哀歓を五線紙に乗せる。一つとして無駄な音符はなかったろう。5500曲を超える作品に、この人の香りがしみ込んでいる。

(珍念)のコメントは『支離滅裂』 お笑い下され~い! ι(´Д`υ)アセアセ

紙背に潜む誠

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                   受けた方もあきれただろう。年始、端午、暑中、寒中
                   お祝い申し上げ候、お見舞い申し上げ候…。江戸時
                   代の狂歌師大田南畝は手紙一通で1年のあいさつ
                   の全てをすませた。






▼ 「こんな横着な季節の手紙はいけない」と中川越著「文豪に学ぶ手紙のことばの選びかた」で紹介している。だが作家北杜夫も暑中、寒中見舞いのほか誕生、合格、落第、結婚や離婚などを祝ったり慰めたりする言葉を1枚に収めた万能はがきを考案したという。

▼無論ユーモアだが、手紙だからこそできる芸当だ。メールやラインではできても味わいがない。インターネットの普及で取り扱いが減っている郵便だが、紙に書かれた便り、特に手書きの手紙には代えがたい伝達能力があるのは確かだ。

▼石川啄木は、親友金田一京助にうそだらけの借金の依頼状を書いている。啄木のうそは有名だったが、金田一は依頼にこたえ、啄木は第一詩集を出版できた。同書は「金田一は手紙のうそを暴くより、紙背に潜む誠をかぎ分け共感したのだろう」と分析している。

▼ラジオのある投稿コーナーで「今日は妙にはがきが多い」と司会が不思議がっていたが、すぐに理由が読めた。6月1日からはがきの郵便料金が52円から62円にアップする。現行の通常はがきを早く処分、という心理が働いたのだろう。

▼つい最近値上げがあったような気がしていたが、消費税増税以外の理由で値上げするのは1994年1月以来、約23年ぶりとか。利用者が減る一方で、人件費が増えているから仕方なかろう。万能はがきを使うなどけちなことは言うまい。【くろしお】

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「文豪に学ぶ手紙のことばの選びかた」商品の説明 内容紹介

 筆不精さんも筆まめさんも、文豪の知恵を拝借して、ちょっと気の利いたお便りを書いてみませんか? 「いまどきLINEとかメールがあって、通信手段には事欠かないのに、わざわざ手紙なんて! だいいち決まりごとがたくさんあって面倒くさい! でも、お礼状は書かないといけないし……」 もちろん決まりごとは大事だけれど、かの文豪たちだっていつも格式ばった手紙ばかりを書いていたわけではありません。

 語りかけるように、思いつくままに書かれた手紙のことばたちは、生き生きとして、飾り気などありません。 大事なのは「キモチ」を伝えること。「儀礼」が「偽礼」になってしまっては本末転倒です。 是非とも本書に収録した漱石や鴎外、芥川や太宰たちの珠玉の手紙のことばから「気持ちを伝える極意」を学んでみてください。

内容(「BOOK」データベースより)

 ルールに縛られ、ついつい後回しにしてしまう手紙。でも、偽(儀)礼を廃して、心の赴くままをしたためれば、きっと気持ちは伝わるはず。漱石や鴎外、芥川や太宰がそうだったように…生活手紙文研究家がエッセイ風に解説した手紙のシーンごとに参考にしたい文豪たちの珠玉のことばを紹介。


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       後漢の丞相・魏王で、三国時代の魏の基礎を作った。
       廟号は太祖、謚号は武皇帝。 後世では魏の武帝
       魏武とも呼ばれる。ちなみに【孫子の兵法】が現代で
       読めるは曹操のおかげです。




 曹操は(古の孫子・呉子)と自認し、どんな手紙でも(眼光紙背に徹す)

【読み】  がんこうしはいにてっす 

【意味】 眼光」は目の光のことだが、ものを見抜く力を意味する。「紙背」は紙の裏側のこと。つまり、眼光が本の紙の裏側まで突き通るということで、表面的な字句の意味や解釈にとどまらず、優れた洞察力、読解力で、文章の底、表現の奥に潜む深い意味までわかるということ

【注釈】  「眼光」とは、物をじっと見るときの目の光のこと。「徹する」とは、貫いて奥深く達すること。目の光が紙の裏側まで見通すほど読解力が鋭いということ。「眼光紙背に徹する」「眼光紙背に徹る」「眼紙背に透る」ともいう。

  斯く言う{珍念}も そうありたい! ((w´ω`w))

「はなこんび」の方がいいのに

          Megane


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                尾籠(びろう)な話に加え、罵詈雑言(ばりぞうごん)
                も混じるので不快な思いをするでしょうが、ご容赦を









 どこの「道の駅」の土産品コーナーだったか。「秋田犬の鼻くそ」の商品名が目に飛び込んできた。「何だろう」とパッケージをしげしげと見ると、イラストのかわいい秋田犬が鼻をほじくっていて、その周辺に焦げ茶の丸が幾つか散らばり落ちていた。

▼中身はピーナッツをココアで包んだ菓子。「鼻くそ」の隣には「秋田犬のふん」があり、こちらは小さな饅頭(まんじゅう)型のチョコレートクッキーだった。製造販売する秋田市メーカーは「ちょっぴり笑いを誘うユーモラスなネーミングの商品」と宣伝している。
 
▼興味は覚えたが、買うまでに至らなかったのは、職場や家で「何よそれー」と言われそうだから。それよりも、「くそ」という言葉に抵抗を感じるから。

▼能代山本では、相手をののしったり、自分に腹を立てたりした際に「くそたらし」とよく言う。「くそったれ」ではなくて。冨波良一著「採録能代弁」では使用例に「なにこの、くそたらしばがけ」(なんだと、このアホバガモンが)と「オッチュ、くそたらし」(アラー残念、なんとももはや)を示している。

▼相手に「くそたらし」の面罵(めんば)されたのに対して返す方言が「くそまぐれ」(くそ食らえ)で、「おれの知ったことか」「とんでもない」「アカンべー」「絶対反対」「そっちの言うことなどに従うもんか」などを表現すると冨波氏は説明している。

▼ということで、「くそ」の付く表現はあまり使いたくないもの。それでか、関東地方に住む能代市出身の女性は、東京生まれの夫が「鼻くそ」というのに違和感を覚えるという。「鼻こんび、の方がまだいいのに」と。

▼「こび・こんび」は、「こびつく」「焦げ」からきた方言で、ご飯のお焦げ、魚などの焼け焦げ、へばり付いた塵(ちり)・垢(あか)を指し、鼻の中にこびりつく垢が「鼻こんび」というわけ。

▼ところで、いつもつるんでいる2人を「はなこんび」とからかうが、これは「花コンビ」ではなく、「金魚のふん」と同義のくっついて離れない「鼻こんび」のことと改めて理解する。【複眼鏡】

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Dabu


      方言=こういっちゃ(語弊)がありますが
      味わい深くてユーモアがあり、面白いです
      菓子「秋田犬の鼻くそ」(冥土のお土産)に
      一度食べてみたい!









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「お役ごめん」 (@_@;)

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 路線図の東端には「後免町(ごめんまち)駅」、西の端には「伊野(いの)駅」。四国は高知を走る「とさでん交通」の路面電車である

◆20キロほど離れたその区間を、「ごめん」「いの」とひらがなの行き先看板を掲げ電車が行き交う。鉄道ファンにはおなじみかもしれない。ごめん。い~の。「謝って許す電車」として話題になっていた記憶が、残念ながら不快な話でよみがえった

◆誰も許した覚えはないが、ひとり無軌道の「ごめん」電車を走らせている。がん患者は「働かなくていい」。自民党の大西英男衆院議員がまた人を傷つける発言をした

◆「みこさんのくせに」とか、「マスコミを懲らしめる」とか、女性議員に「結婚して子どもを産まないとダメだ」とか。その人の言葉を振り返れば、政治家としてはもちろん、人としての神経を疑うものもある

◆「家の窓になりたい」と言い残し、亡くなったがん患者がいた。そこに世間と引き裂かれ、尊厳を否定された人の姿を見た、とは近代ホスピスの母と呼ばれた英国医師ソンダースの回想である(シッダールタ・ムカジー著「がん-4000年の歴史」)

◆病はあっても、社会とつながり続ける。その窓を、扉をこしらえるのが政治の役割だろう。「ごめん」の前に「お役」とつけて走ったらどうか。【正平調】

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     このコラム 『一刀両断』 お見事!






他人の目

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                          箱や缶に代金を入れてサーバーのコーヒーを飲む。
                          職場などでよく見かける光景である。中には他人が
                          いないと、対価を払わずに頂戴する不届き者もいる





▼英国の動物学者ベイトソンはある実験を行った。1週ごとに花やさまざまな人の目の写真を壁に飾ってみた。すると、花よりも人間の目、しかも怖い表情の目の週ほど代金の回収率が上がったという。心理学者亀田達也さんの著書「モラルの起源」から引いた

▼他人の目は往々にして人を緊張させる。モラルを守ろうと意識する一方で、威圧感が強いと居心地が悪くなる。心当たりがないのに疑いの目が向けられたらどうなるか

▼そんな恐れのある法案が衆院を通過した。「共謀罪」を「テロ等準備罪」に衣替えする組織犯罪処罰法改正案である

▼何せ、犯罪を計画して準備する段階でも処罰できる内容だ。政府は国会で「準備行為が行われる前でも捜査はできる」と述べている。盗聴や衛星利用測位システム(GPS)、メール閲覧などを通して、心の内までのぞかれる可能性もある。怪しいかどうかを判断するのは捜査側だ

▼茨木のり子さんの詩「時代おくれ」の一節が頭に浮かぶ。<盗聴も自由とか/便利なものはたいてい不快な副作用をともなう/川のまんなかに小舟を浮かべ/江戸時代のように密談しなければならない日がくるのかも>。そんな窮屈な社会をいったい誰が望むだろう。【卓上四季】

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『李下に冠を正さず』
 (りかにかんむりをたださず)

■故事成語;人などに疑われるような事はするなということ。

■由来;瓜の畑の中で靴を履き直すと、瓜を盗むと疑われる。また、李すももの木の下で冠を被り直せば、李を盗むと疑われるということから。

「モラルの起源」商品の説明 内容紹介

 群れで生きるための心の働きを、進化的に獲得してきたヒト。しかし、異なるモラルをもつ人々を含む大集団で生きる現代、仲間という境界線を越えて、人類が平和で安定した社会をつくるにはどうすればよいのか。心理学などの様々な実験をもとに、文系・理系の枠を飛び越え、人の社会を支える心のしくみを探る意欲作。

 内容(「BOOK」データベースより)私たちヒトは、うまく群れ生活を送っていけるように、その心を進化させてきた。しかし、「群れ」や「仲間」を大きく超えて人々がつながる現代、私たちが対立を乗り越え、平和で安定した社会を築くにはどうしたらよいのか。「実験社会科学」という新たなアプローチで、メタモラルの可能性を文理横断的に探る意欲作。

トップカスタマーレビュー

非常に面白いが規範と事実の関係はさらに検討が必要  投稿者  お気に召すまま

 人文社会科学では、思考実験ではなく実際の実験はあまり行われてこなかったが、現代では、心理学を中心に活発に実験が行われている。本書は、倫理やモラルの問題を、実験によって吟味しようという試みである。さまざまな選択を迫るゲームを人間に行わせ、その際に人間はどう感じるか、そのとき脳のどの部分が活性化しているかなどが測定される。他者の行為に共感を感じるか反感を感じるかによって倫理的な是非を決めることは、アダム・スミスが『道徳感情論』で精緻かつ体系的に行っているが、その共感/反感を心理学実験で確かめようというのが本書の前半である。

 自他融合的な身体化された無意識の「共感」と、他者の視点を取る自他分離的な「認知的共感」の区別は、言語を媒介とするヒトと動物との違いも明らかにする、非常に興味深いものである。実験の結論は、おおむねスミスの考察を裏書きしているように見える。そして本書の後半では、「分配の正義」という規範を、巧みな実験を通じて「事実として」確かめようとしている。ただし、実験の結果によって規範の正しさが「裏付けられる」としても、その関係は微妙である。

 ある実験が、「ある規範に従って行動する人が多数である」ことを示したとしても、それは「その規範を正しいと思っている人が多い」という事実を明らかにしたのであって、規範そのものの正しさを明らかにしたわけではない。適正な分配を尋ねる「最後通告ゲーム」を、文化人類学的な未開の小規模社会で実験した結果は面白いが、それを市場経済の浸透度と結びつけることは、たとえばアリストテレスも「比例的な配分的正義」を主張していることを考えると、別の解釈が可能かもしれない。

 ロールズの正義論の「無知のベール」を「リスクヘッジ」(最悪を想定する保険の思想)と解釈して実験を行った著者の試みは、とても刺激的だった。

全体の構想が今ひとつわからなかった 投稿者  ヤジュウギュウベイ

 他者への共感性、利他的行動。こうした人間の心の一面の、脳科学的な物質的な基礎、それが進化的にいつごろ、いかにして獲得されたか、「利己的なひと」は個体レベルで自然淘汰されて来たのか、またそうした心の一面は、どのようにして道徳的規範として成立したのか、逆に規範が心に与える影響は?といった内容を期待して購読しました。生物学、認知科学、認知心理学、社会学、経済学、さらには法哲学等の学際的な分野で研究をすすめていることは大いに刺激を受けました。

 しかし、例えばハチと人間の「同調性」の比較実験だとか、あるいはオキシトシンの実験、ミラーニューロンの存在の証明、はてはロールズの正義論のヴェールを被せた実験に至るまで、紹介される個々の実験は、面白いものの、当然ながら、それによって解明される事実は断片的です。また、自然科学的なものほど、確実性が高く感じた。個々の記述を超えて、本書が全体としてどういう構想で描かれようとしているのか、私には理解しにくかった。また「実験社会学」の多くは、認知心理学と方法が近く、何かゲーム的で物足りなさを感じた。

 茨木のり子さんの詩「時代おくれ」の一節が頭に浮かぶ。<盗聴も自由とか/便利なものはたいてい不快な副作用をともなう/川のまんなかに小舟を浮かべ/江戸時代のように密談しなければならない日がくるのかも>。そんな窮屈な社会をいったい誰が望むだろう。

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ふと『三十六計逃げずに如かず』
         
の格言が(珍念)の脳裏に思い浮かぶ

ジェラルド・カーティスさん

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               ジェラルド・カーティスさんは知日派の米国人政治学者。


                  衆院大分2区の選挙に密着した調査を土台にして1971
                  年に出版した『代議士の誕生』は当時話題を集めた。
                  10年ほど前にお会いした。その時の言葉がよみがえる




▼「日本には小選挙区制がなじまないのではないか」。選挙制度の改正で現在の小選挙区比例代表並立制が実施されたのは96年の衆院選から。既に定着した感のある制度に疑問を投げ掛けたのには驚いた

▼制度の導入には賛否両論があった。推進論者は米国や英国のように政権交代可能な二大政党の時代が訪れると説き、近代的民主主義国家にふさわしい制度だと強調した。だが、反対論も根強かった

▼政党の得票率と獲得議席数の乖離(かいり)が生じて「死に票」が増える。民意を反映すべき選挙で、それは妥当か。カーティスさんは日本人の政治意識に照らし、もろ手を挙げて小選挙区制に賛成できなかったらしい

▼政党は小選挙区に1人だけ公認候補を立てる。必然的に党首脳の影響力が強まり、候補者は公認を得るためにトップの顔色をうかがうようになる。「一強多弱」の政治状況では、政権与党におごりが生まれやすい

▼きのう組織犯罪処罰法改正案が衆院で可決された。経過を振り返ると、与党が数の力で押し切る場面があった。小選挙区制の影響がにじむ。これから審議は参院へ移る。「良識の府」らしい熟議が望まれる。【天鐘】


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         このコラム『的を射る』 座布団10枚差し上げます!






ジェラルド・カーティス『代議士の誕生』

商品の説明 内容紹介 日経BPクラシックス 第5弾(「2009年版まえがき」から)

私は40年前、博士論文執筆のため大分県に住んで、日本の草の根民主主義はどう機能しているのか、与党・自民党の政治家は選挙をどう勝ち抜いているのかを研究した。 具体的には、顕微鏡的なアプローチで一人の政治家、佐藤文生の選挙キャンペーンを分析して、日本の社会構造、法体系、政治文化の伝統、経済環境などが選挙戦略にどう影響しているのかを探って、『代議士の誕生』を書いた。

トップカスタマーレビュー

政治家の行動原理がよくわかる良書    投稿者  まつひろ
 
◆著者は本書の主人公ともいえる新人立候補者の佐藤文生氏の家に一年近い期間居候し、佐藤氏がどのような戦略で票を集めていたのかを詳細に記録している。本書は、フィールドワークの傑作と言われているが、その詳細な記述には驚くばかりである。今であればこれだけ自分の陣営の手の内を見せるようなことはできないだろう。

◆本書は、半世紀も前に上梓された本であり、情報としては古いものである。選挙区は中選挙区から小選挙区比例代表並立制になり、農業従事者や自営業者の減少など当時とは状況が大きく異なってきている。しかしながら、代議士がどのような考えで選挙に臨んでいたのかを知る一級の史料であることには今後も変わりないだろう。

日本の選挙についての実証的研究  投稿者  Micheal Waltz

◆良き古き自民党の選挙戦略についての実証的研究であり、著者の出世作。県会議員を十数年勤め、国会議員になるために佐藤代議士が行った選挙戦術を及び日本の政治風土を分かりやすく、かつ、詳細に研究した非情に興味深い本です。

◆こういう本が、アメリカ人の、それも大学院生によって書かれていること自体がおどろきというか、おそろしいというか、恐怖を覚えるような本です。反対に、日本で、日本の選挙についてこれほどフィールドワーク的に入り込んだ本はないと思います。

◆また、翻訳がすばらしく、とても読みやすい。社会が変化してしまった現在にとって、必ずしも有効な選挙レポートというわけではありませんが、その研究方法及び視点というのは新鮮でした。アメリカの奥深さを感じてしまいました。是非、一読してほしい良書です。

Kora


        これ以上は『蛇足』なのだ・・・・・

髪を切る

Noraneco

髪を切った。ここまで短くしたのは何十年ぶりだろうか。

 90年代初頭、なんとなく心動かされて切ったことがあった。
だが多くの人から「似合わない」とバッサリ。以来、ショートヘアにしたことがなかった。

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       生まれてから現在に至るまでの「髪型遍歴」を見返すと
       ちょっと面白い。赤ちゃんの頃は薄毛だったのか、中国
       の堂子みたいに、前髪とサイドにちょろりと髪がある程度。

      幼稚園児の頃になると、女の子らしさを強調したくなる。
      人形遊びからそれを学んだのか、異性の存在という意識の
      芽生えなのか、とにかく当時の自分にとって、女の子らしさ
      は重要だった。

 髪を伸ばし、双子の中国歌手・リンリンとランランみたいに横でお団子にしたり、三つ編みにしたり、いろいろな髪型を楽しんだ。

 小学校に上がったある日。いつものように鏡の前で母に髪を梳かしてもらいながら、この髪留めじゃ嫌、あれがいいなどと、朝の慌ただしい中ごねていた。すると母がいきなり「もう自分でやりなさい。やれないなら髪を切りなさい」とブラシを置いて断言した。

 髪を結わくのを母任せにしていた少女の私。自分であれこれ試行錯誤しながら結わいてみるものの、うまくできない。遅刻しそうになり、泣いてすがって結ってもらう。
 

 長い髪を洗髪することも親任せだった私。
 シャンプーハットからシャンプー液が漏れて目にしみるというだけで、泣いて嫌がる厄介な子だった。

 泣く泣く、近所の行きつけの床屋で断髪する私。
 床屋でもらったガムをくちゃくちゃさせながら、「わー、男みたい!」と笑う弟。
 金魚槽のモーターのぶくぶく音が虚しく響く中、男の子みたいな女の子に変身する私。

 以降、弟と近所の悪ガキに混じって、草野球や缶蹴りといった、男の子遊びに興じることが多くなってゆく。ちょうど『がんばれ! ベアーズ』がはやっていた頃だった。男の子みたいな女の子も悪くないと思った。

 小学校の高学年から中学生になると、反骨精神が芽生え、ロックに夢中になり、スージー・クワトロのウルフカットに憧れた。

 アニメキャラの髪型とか、『小さな恋のメロディ』のメロディや麻丘めぐみに代表されるような乙女カット、ビートルズのマッシュルームカットなど、あれこれ試してみたこともある。
 しかし、どれもこれも、件の床屋のオヤジだったり、母が切るという、おざなりなものだった。

 美容室に行きだしたのは、高校生になってからだ。
私立の女子校だったので、制服着用、校則も多少厳しかった。しかし、年頃の女子の興味といえば、オシャレや恋やはやりの音楽、食べ物などと話題は尽きない。

 髪の色を明るくするために、消毒液やビールを用いて脱色する輩たち。
はやりの髪型は圧倒的に聖子ちゃんカットかテクノカット、ポニーテール。サーファーの子達にはやったのはファラ・フォーセットカットかサラサラのロングヘアだった。

 とにかく髪型を気にする女子が多かった。
学校の休み時間になると、カーラーで髪を巻き始めたり、携帯用のコテと呼ばれるものを片手にスプレーを振りかけ、一生懸命セットし始める。

 私は、なぜかひたすら髪を伸ばし、三つ編みを編み込んだスタイルで登校。
ある日、それが校則違反だということで、朝礼の際、全校生徒の前で立たされ指摘された。

 校則は、肩以上伸びたら三つ編みをすることを義務づけていたので、その通りにしたまでなのに、なぜこの編み込みが気に入らなかったのだろう。これは校則基準外、あなた個人のオシャレを意識している、と指摘された。

 年頃の娘がオシャレを意識するのは当たり前だろう。
人とは違うことをしてみたいと「個性」を意識したくもなる。一瞬、お経のように聞こえるが、中身の薄っぺらな説教にうんざりした。しかも、時代は80年代の高度成長期の日本。文化大革命じゃあるまいし。

 この日以来、断固校則に抵抗し、学校側が強いるものに反抗し続けた。 
母がこさえた猫のアップリケのついた鞄も没収されたまま。卒業したら返すと言われたが未だに返してもらっていない。その卒業もギリギリさせてもらえたという感じだった。おかげで、学校生活にはなんら良い思い出など残っていない。

 やがて大人になり、女優という職業柄、いろいろ髪型の変遷はあったものの、どうも私のイメージは黒髪のボブスタイルが強烈なようだ。デビュー作のイメージが鮮烈だったせいだろう。

 19歳から今まで髪を切ってもらっている人も変わらない。
現在は青山でサロン経営をしている小松利幸さんだ。彼に髪を任せている一番の理由は、私自身が稀にみるくせ毛だから。

 このくせ毛が私の性格を表しているような「くせ者」で、一見なんともない佇まいだが中を覗くと、皆好き勝手に腰をくねらせ踊っているといったような手強いくせなのだ。ちょっと手に負えないこのくせ毛。猛獣使いじゃないが、それができるのは小松さんしかいない。

 そんなくせ毛隠しには、ある程度長い髪が一番楽だった。
短いと、どうにもおさまりが悪い。外国人の緩やかなウェーブが欲しいけど、 それは、ラオネル・リッチーに緩やかなウェーブパーマをあてるような無理難題だった。

 いずれにせよ、長い髪は女優としても何かと便利だった。
女としての武装的アイテムとしても。だが、せっかく伸ばしたその長い髪をバッサリ切らねばならないこともあった。がん闘病中の出来事。

 手術前に長い髪は多少切っておいた。
しかし「来週から抗がん剤と放射線治療が始まるから、切っておいた方がいいわよ」と、婦長さんから促された。「なぜですか?」と問うと「万が一、髪が抜けたときに、ショックが大きいかもしれない」と言われた。私は枕の上に蠢くバッサリ抜けた髪を想像し、ゾッとした。

 さらに髪を切る。
以前にもそういうことはあったにせよ、なぜか気持ちがせいせいした。  女としての私の全てを物語っているような髪。もう女とか男とか、どうでもいい。ひとりの人間として、生きるか死ぬか、その選択を迫られているのだ。

 闘病後、髪はあっという間に伸び、また女の武装的アイテムとして私の中でたゆたゆと揺れ動くのであった。なんだかなあ。

 くせ毛に関する無理難題はあれど、今やエクステやウィッグもあるし。
そもそも、男の手垢がついた長い髪などいらぬ。 ある日突然そう思い立って、私はバッサリ髪を切った。

 先日、その思いはさらに加速した。
「もっと短くしたい!」。そう小松さんに相談すると、渋々応じてくださった。頭でデザインしながら、一心不乱にカットするその姿に思わず見入ってしまったほど。鏡の中には、今まで見たことのない私がいた。

 5月の柔らかな光の中で、風に揺れる樹々の若葉や愛らしい花たち、川の水面に揺れる光、海の波のうねり、自然が醸し出すものに魅了され、癒された。そういう有機的な存在の魅力からヒントを得て、自分を再構築すること。

 女や男というものにとらわれない、ステレオタイプな見た目から入るジェンダーからの脱性化。或いは、ステレオタイプな擬態にすら留まらない、個人表現としての美学。女、男、何にもとらわれないもっと変幻自在な存在として個人表現をしたい。

 季節柄、梅雨入り前にバッサリ切って気分も清々しい。
難しく捉えず、感じたまま、なすがまま、思うがまま。そんな新しい心の表れなのだ、と思うようにしておこう。(47NEWS)

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           髪を切る 髪型で印象は変わる。
           髪が生えている人。羨ましい!
           珍念・転んでも(毛)がないので
           {怪我}しない。チト・サビシイ・・




       

「こつこつ、ゆっくり。人生、フルーツ」

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 主人公は、90歳の建築家津端(つばた)修一さんと、87歳の妻英子さん。映画「人生フルーツ」(伏原健之監督)は、庭の畑を耕し、四季折々の野菜と果物の恵みとともに暮らす夫婦の姿を、詩情豊かに描き出す。

 二人は手作りを楽しみ、互いをいたわり、工夫し、丁寧に時を重ねている。風が吹き、枯れ葉が落ち、土が肥え、果実が実るのを待つように。ナレーションが繰り返す。「こつこつ、ゆっくり。人生、フルーツ」と。

 秋篠宮家の長女眞子(まこ)さまが婚約されるというニュースに沸いた先週、作家でエッセイストの阿川佐和子さん結婚の報にも着目した。独身であることを半ば芸風にして活躍していた63歳の阿川さんだが「くだらないことに笑い合って、穏やかに過ごせたら」。お相手の元大学教授は69歳である。

 最新の調査では、男性のほぼ4人に1人、女性のほぼ7人に1人が「生涯未婚」で「結婚離れが鮮明に」と伝えられている。もっとも、「生涯未婚」を「50歳までに一度も結婚したことがない人」と定義するのは、統計上とはいえ合理的なのかどうか。

 39歳で史上最年少のフランス大統領に就任したマクロン氏と、64歳の妻ブリジットさんの幸せそうな「年の差婚」も思い起こす。今や人生90年とも100年とも。人が、いつどんな花を咲かせ、どんな実りを迎えるか。統計には表れない、豊かで多彩な姿があるはずだ。【【天地人】

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       このコラム『言い得て妙』感動しました。






          仏典に「桜梅桃李」(おうばいとうり)の諺がある。

 桜梅桃李(おうばいとうり)とは、桜、梅、桃、李(すもも)のこと。転じて、それぞれが独自の花を咲かせること。

 この世に生まれた来た以上、絶対に自分にしかできない自分の使命がある。そうでなければ生まれてはこない。~中略~ また、「桜」には桜の、「梅」には梅の、「桃」には桃の、「李」には李の、それぞれの個性があり、使命があり、意味 がある。

 梅が桜に憧れて、桜になろうとしても、意味がない。梅は梅らしく、自分を咲かせきっていくことが正しいし、それが幸福です。個性はみんな違う。だから面白い。みんな同じだったら。つまらないでしようと、恩師は綴る。

 今日も絶好調です。話はムダを省き、短くまとめたい。長い退屈な話は「口害」ともいわれる。
ゲーテも 「美しき虹も、15分も 消えずにいれば、もうだれも見向きもしない」と手厳しい(*^.^*)

祖父の「奇妙な遺言」

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                母方の祖父・牧文次郎は僕が生まれる
                前の1934年、他界していた。





 母に「どんな人だったの?」と聞くと「『後は野となれ山となれ!』と言い残す人だよ」とあまり話そうとしなかった。

 文次郎は東京・日本橋「洋書の丸屋善七店(通称・丸善)」の番頭だった人で、独立して「東京深川屋」の名前で「新撰皇國道中明鑑」(鉄道馬車事情を紹介した本)などを出版。後に家業の料亭「深川亭」を継ぎ、当時、日本一華やかな花柳界と言われた「柳橋料亭組合」の組合長を務めた。それなりの人物、と思うのだが……娘から見ると「目先のことさえ解決できれば、後はどうなってもかまわない」という“ちゃらんぽらんな男”だったのか?

 それにしても「後は野となれ山となれ!」とは“奇妙な遺言”である。

 最近、この言葉は、文次郎が生きた大正→昭和の複雑な「時代背景」と無縁ではない!と思うようになった。

 17(大正6)年、ロシア革命。日本でも、共産主義思想が広がる!と懸念した政府は治安警察法を強化する治安立法制定に着手する。

 21(大正10)年、「下関遊興事件」が起こった。「近藤栄蔵」という人物が、山川均・堺利彦・荒畑寒村らと日本共産党暫定執行委員会を結成。5月、コミンテルン(共産主義政党による国際組織。別名第3インターナショナル)に報告するため上海に向かった。

その帰り、この人物はコミンテルンから受け取った運動資金6500円を使って、下関の料亭で芸者をあげ豪遊する。カネの出所を怪しまれ、警察に逮捕された。この事件が治安維持法成立(25年4月22日公布)の一つのキッカケになっている。

 文次郎は「料亭の経営者」として、複雑な思いで「思想弾圧」の流れを見ていたのだろう。自由な言論が規制され「飲み食いの場所」まで監視される窮屈な時代。まして、軍部の暴走に抵抗できない。

 「後は野となれ山となれ!」には、そんな「やけっぱちの無力感」が隠されていたのではあるまいか?

 いま「テロ撲滅」の美名のもと、「共謀罪」が成立しようとしている。日本は、あの「窮屈な時代」に逆戻りする。祖父・文次郎が「日本の行く末は……後は野となれ……」と言っているような気がするのだ。(客員編集委員)

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昨日、おどろ悍ましい、ニュースが発信された。

「日本も攻撃圏内」と威嚇=核兵器「実戦配備した」-北朝鮮

2017年05月20日 20時02分 時事通信

【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、「日本もわれわれの攻撃圏内にある」と題する論評を伝え、「実戦配備された核兵器を含む、われわれの全ての軍事的攻撃手段は、米本土と共に日本駐屯の米帝侵略軍基地にも精密に照準を合わせ、発射の瞬間だけを待っている」と威嚇した。

 論評は「われわれが新たに開発した戦略弾道ミサイルを発射して以降、誰よりも不安になっているのは日本の反動(勢力)だ」と主張。「日本は米国に追従し、(北朝鮮への)制裁策動に狂奔し、自らわれわれの攻撃圏内に深く入る結果を招いた」と批判した。その上で、「今からでも、災いを招く愚かな行為を自粛した方がよい」と警告した。 

 (憲法9条)があれば国を守れる・・? その日本国憲法の前文が、時代感覚に符合しない、これ以上<吠える>と軍国主義者と誤解される。 日本の近隣の国は、日本の主要都市に、ミサイルの標準を定めていっでも、発射ボタンを押すことができる。 




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        昨夜、変な夢をみました。
        独裁者になつて、徴兵制を布き核兵器
        を量産し、敵基地を先制攻撃し、最後は
        自国も、報復を受け「そして誰もいなくなった」。
        小心者の(珍念)の『杞憂』かなぁ









詭弁(きべん)  (@_@;)

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     詭弁、強弁にくわしい学者の野崎昭弘さんが小話を
     紹介している。「見えるものはすべて幻にすぎない」。
     そんな説を唱える哲学者がインドにいた








◆あるとき、象が暴れだし彼は怖くなって逃げた。「お前は幻の象におびえて逃げるのか」と笑われ、その人は答えたそうだ。「あなたは私の幻が逃げたところを見ただけだろう」(「詭弁論理学」中公新書)

◆世間の人は不可解な文書を見たようだが「幻」ではないか。文部科学省によると、そういうことになる。学校法人「加計(かけ)学園」の学部新設計画をめぐり明らかになった文書の存在は「確認できなかった」という

◆ここの理事長は首相の友人だった。それだけでもいろいろ勘ぐられるのに、内閣府は「総理のご意向だ」として計画を後押しするよう文科省を促した-と文書にはあるらしい。だれも知らない、とはこれいかに

◆インドの哲学者は口がうまかった。でも、ここまで達者だと「言葉の強さ」より「言葉の無力さ」を感じる。野崎さんはそう書いている。何とでも言えるじゃないかと

◆文科省は担当者への聞き取りなどはしたが、職員個人のパソコンまでは調べなかった。なぜかって? 「省が作成したかどうかが調査の目的だから」。むなしい言葉遊びにも聞こえる。【正平調】

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          このコラム『的を射る』 お見事です。
          それに比べのお方は(馬耳東風)


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       裸の王様は、ご乱心』・・・!

       




「詭弁論理学」 商品の説明 内容紹介

 知的な観察によって、人を悩ます強弁・詭弁の正体を見やぶろう。

 言い負かし術には強くならなくとも、そこから議論を楽しむ「ゆとり」が生まれる。ルイス・キャロルのパズルや死刑囚のパラドックスなど、論理パズルの名品を題材に、論理のあそびをじっくり味わおう。それは、詭弁術に立ち向かうための頭の訓練にもなる。

 ギリシャの哲人からおなじみ寅さんまでが登場する、愉快な論理学の本。「鏡と左右」問題つき。

トップカスタマーレビュー

一般向けの入門書としては十分な内容  投稿者Kenichi

 強弁・詭弁についてのカテゴリー分けと説明、及び論理パズル数問からなり、論理学のテキストではなく読みやすい。 解説の際に数理論理学の入り口まで行くが深入りはしない。自己言及のパラドックスは詳しく取り上げられるがヒルベルトの無限ホテルのような数学的なパラドックスは出てこない。諸々の論法に名前がついているので議論の際相手の論法が何となくおかしい、ではなくより明確に認識できよう。

論理学で楽しむ  投稿者 羽田シルバー

 詭弁論理学の本です。論理学の一般向け入門書みたいな本なのだと思います。言葉の曖昧さからくる論理のすり替えのパターンを論理的に解説してくれています。全ての知的活動の基礎になるような内容で、誰でも論理学の虜になるような内容です。2回読みましたが、1回目よりさらに良く理解できたように思います。

 ただ、論理学の本なので、時々、頭が疲れてしまうことがあります。おそらく、生きていく上で、読むと大変役に立つ本なのだと思います。良く考えることができるようになる本だと思います。理系・文系問わず、役に立つ本だと思います。

『百聞は一見に如かず』・・・・ (A;´・ω・)アセアセ

小銭を洗う方法 !(^^)!

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            『瓢箪なまず日記』 
室井滋




 10円玉は酢か醤油、5円玉はケチャップ、1円、50円、100円硬貨は歯磨き粉。読みながら、メモをした

 夕刊の「瓢箪なまず日記」で室井滋さんが書いていた小銭を洗う方法。ピカピカにすると、お金が寄ってくる。小銭の親であるお札もやってきて、財布が豊かになる、とあった

 ヒマなときに試してみようと書きとめた。どうせ手にするなら、ピカピカの硬貨の方がいい。身の回りのいろんなものをテストし、醤油やケチャップの効能を突き止めた人に敬意を表したい

 わが小銭入れは、油断すると、ぶくぶくと膨れる。消費税導入で、小銭のやりとりがにわかに増えた。端数は結構、という麗しき「おまけ」の慣習も薄れた。面倒くさいから、つい千円札で支払いをし、釣り銭で醜(みにくいまでに小銭入れが膨(ふく)らむ。困った時代になったものである。そうため息をつきながら、ふと思う

 要は、小まめな支払いを心掛ければ済む。自分の無精は棚に上げ、もっぱら世の中の風潮に非をなすり付ける。さしずめ、硬貨よりも、わが身勝手という汚れを落とすのが先か。そんな知恵があるなら知りたい。【時鐘】

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このコラム言い得て妙
(小銭を洗う方法)試しました。見違えるほどピカピカになりました。
斯く言う珍念・・顔は童顔で善人のようですが、心は悪しき煩悩で
穢れています。深く反省し、恥じています!

ウラから目線

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        「男性は頭がいい」=福本容子論説委員








 ステレオタイプという言葉がある。由来は、印刷用の鉛版を指すフランス語。和風に言えば、判で押したようなワンパターンの見方。「九州男児」とか「血液型のB型は変わり者」とか。要は固定観念、偏見だ。

 テレビの報道番組にもある。男女で進行の場合、賢そうに解説したり、コメントしたりする係は通常、中高年の男性。ニュースがわからない係や説明にうなずいたりする係は年下の女性、という組み合わせだ。

 おじさんがおじさん向けに作るから仕方ないかな。そう思っていたら、事ははるかに深刻かも、と思わせる論かも、と思わせる論文を見つけた。

 「賢い=男」というステレオタイプを女の子は6歳にして持つ、というのだ。米イリノイ大の心理学者、リン・ビアンさんらの研究で、科学論文誌「サイエンス」にも載った。

 「とっても、とっても頭のいい人のお話」をして、その人が男か女かを子どもに想像してもらう。5歳児の場合、男の子は男、女の子は女、と自分の性を選ぶ傾向がある。それが6歳児では、男の子、女の子とも男を選ぶようになるというのだ。

 6歳児の多くは学校に通い始める。でも、男子の方が成績がいいから、ということではないそうだ。メディアや先生、親などからの情報を通じて、イメージができるらしい。

 問題はその先。いったん「とっても頭がいい人=男」というイメージが固まると、「とっても頭がいい人向けのゲームよ」と教えたゲームに、女子は男子ほど関心を示さなくなってしまう、って!

 これは進学や職業の選択に影響してくる。つまり、頭の良さが求められる世界は男性向け、と思い込み、挑戦さえしなくなる恐れだ。

 思い込みの詳しいメカニズム解明には、もっと研究が必要みたい。ただ、物語にしても、アニメにしても、博士や発明家やお医者さんの役はやはり男性である場合が多い。

 固定観念を覆すには? インパクトのある反対の例を意識的に見せると効果があるらしい。研究者が米CNNテレビに語っている。

 6歳児が毎晩、報道番組を見ているとは思わないけれど、大人に染み込んだステレオタイプは子どもたちにも伝染する。国谷裕子さんが大活躍していたNHK「クローズアップ現代」みたいなのが圧倒的にもっと要る。

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       このコラム『的を射る』 素晴らしい!
       【男尊女卑】の名残があるのかなぁ。




 

 

「暖簾」

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     昆布商浪花(なにわ)屋(や)から「のれん分け」で独立した
     吾平は借金をして建てた工場を水害で失う。再建の融資を
     銀行に懇願した。抵当はあるかと支店長に問われて答える。

     〈浪花屋の暖簾(のれん)だす、大阪商人にこれほど堅い
      抵当はほかにおまへん〉




◆山崎豊子著「暖簾」の一場面だ。明治から昭和の激動期に全国一の昆布商を築いた大阪商人の物語。〈暖簾は商人(あきんど)の命だす〉と吾平が訴えると支店長は〈結構な抵当だす、お貸ししまひょ〉と応じた。大空襲で全焼した際にも吾平は暖簾を抱えて逃げた

◆企業の将来性やブランドなどの価値「のれん代」は企業買収の際、買収額と相手企業の純資産との差額にあたる。資産に計上するが収益に貢献しなければ不良資産になる。東芝が買収した米原発会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)ののれん代は3500億円だった

◆福島の事故で世界的に原発ビジネスが停滞し、WHは業績が悪化した。本来なら東芝はのれん代の価値を見直し損失処理をすべきなのに怠ってきた。WHは遂に破綻し、東芝は巨額の損失を負う。半導体事業を売却する再建計画も行方が混沌(こんとん)としてきた

◆経営幹部が「一筋の光も見えない」と頭を抱えるのも無理はない。東芝ののれんが風雨にさらされ破れそうだ。先の物語に戻れば、主人公の2代目はこう考える。暖簾に安易にもたれれば没落する。信用と重みで人のできない苦労、立派なことができた人間だけが暖簾を活(い)かせるのだ、と。【斜面】

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「暖簾」商品の説明 内容紹介

 一介の丁稚から叩きあげ、苦労の末築いた店も長子も戦争で奪われ、ふりだしに戻った吾平の跡を継いだのは次男孝平であった。孝平は、大学出のインテリ商人と笑われながら、徹底して商業モラルを守り、戦後の動乱期から高度成長期まで、独自の才覚で乗り越え、遂には本店の再興を成し遂げる。親子二代“のれん"に全力を傾ける不屈の気骨と大阪商人の姿を描く作者の処女作。

トップカスタマーレビュー

温故知新  投稿者  Joe

 『華麗なる一族』や『白い巨塔』の著者である、山崎豊子氏の処女作。けど処女作からこれほどまでの作品を書かれていたとは正直驚きました。この本に出会うキッカケは、『金持ち父さん、貧乏父さん』という本のレビューを見ていて、その中である方が薦めていたからでした。

 『暖簾』と『金持ち…』、そこで述べられる職業(ビジネス)に対する価値観は正反対である。それらについての是非は各々いろんな意見があるとは思うが、僕は率直に前者の心意気でこれからの人生を歩んでいきたい。

親子二代に渡る昆布商人  投稿者  電電虫 

 明治から昭和に駈けて大阪を舞台に昆布製造販売を手掛けた親子二代の物語。淡路島から単身大阪へ出て偶然に昆布問屋の丁稚に採用してもらった八田吾平。真面目に働き頭角を得て暖簾分けを受ける。大阪大水害、関東大震災を乗り越えるが太平洋戦争の空襲で全てを失う。次男に託した暖簾を守り見事復活を果たす。大阪商人のど根性物語と言ってもよい。果たして暖簾とは何か。暖簾を守るということはどういうことかを教えてくれる

『過ちを悔いるのに憚る事なかれ』の格言が、(珍念)の脳裏に思い浮かぶ。

 吉川英二の「新水滸伝」の中に「宋江」率いる、梁山泊の勇士が悪代官の「祝家荘」を攻めていた時。「祝家荘」の周りは<八幡の藪知らず>の竹林でした。行けども、行けども 敵の本陣に辿り着かず・・迷路にさ迷い、敵の待ち伏せや奇襲攻撃で全滅の危機に陥った時 しまつた・・我過てリ・・(過ちを悔いるのに憚る事なかれ)の通り、全軍総退却したそうです。



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    『既往は咎めず』 
東芝・・・頑張れとエールを送ります!  





目利き

 

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    「批評の神様」と言われた小林秀雄に逸話が残る。
    ある夜、小林宅に2人組の強盗が押し入った。そして枕元に
    立ち日本刀で頬をたたくと、目覚めた小林は慌てず騒がず一
    言。「なんだ、おまえら強盗かい」。その鋭い眼光に圧倒され
    て、強盗は退散したという






▼交流のあった石原慎太郎さんが後日、本人に尋ねると、事もなげに「刀を見たら、手が震えてるんだ。素人だとわかったからね」。骨董(こっとう)の目利きとしても知られた小林。瞬時に相手の本質を見抜く能力に脱帽したと、石原さんが自著「わが人生の時の人々」に記している

▼一瞬にして骨董品や芸術品の真贋(しんがん)を見分ける専門家は研究の積み重ねはもちろん、特別な才能があるのではないか。テレビの人気番組「開運!なんでも鑑定団」を見て、いつもそんな思いにかられ

▼だが、そうとも限らないようだ。ちょっと古くなるが、神奈川県が所有していた棟方志功作の版画が、いつのまにかカラーコピーにすり替えられていた一件だ

▼いくら科学技術が進歩したからといっても、しょせんはコピー。本物は和紙だったが、ニセ物は普通紙だったという。何度も専門家が目を通したはずなのに、どうして気づかなかったのか。不思議でしょうがない

▼芸術品に限らず、ネット上では本当かうそか、すぐには判断できないニュースが飛び交う世の中である。真偽を見極める「目」を磨かなくては。【卓上四季】

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      真偽を見極める「目」を磨かなくては・・?
      何方かその磨き方をご教示下され~い。

「わが人生の時の人々」 商品の説明: 内容紹介

 『太陽の季節』で鮮烈なデビューを飾った著者の幅広き痛快交友録。作家、芸能人、スポーツ選手が綺羅星のごとく登場する戦後文化史--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「MARC」データベースより)

 「太陽の季節」で華々しくデビューした昭和31年、経済白書は「もはや戦後ではない」と宣言した。江藤淳、小沢征爾、川端康成、黒沢明、三島由紀夫…時代を駆け抜けた鬼才たちとの衝撃的な出会いをつづる。--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

カスタマーレビュー

慎太郎氏の人物交流   投稿者エッフェル

| 若くして作家として世に出た著者の、著名人との交流録。日本が高度成長にさしかかる時期の活力ある世相を感じさせる場面もあり、登場する人物が魅力的に描かれている。

自慢げに話すところがかわいいです(笑)  投稿者アクアク

 著者の性格、不安が思いっきり出てて面白いです。図書館で読みましたが何度も読むので購入しました。高度成長期とは激動の時代で様々な人物を通し、著者の顔も万華鏡のように映る。昭和の一財産となる作品です。

石原慎太郎さんは。「晩節を汚す (´;ω;`)ウウ・・・ 投稿者 珍念

これ以上は・・・・・(言わぬが花)

イブキングの「ご講話」がアツい! あいつもこいつもバサバサと切り捨てる長老の怪気炎

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           「イブキング」こと伊吹文明元衆院議長

 

 






 ▼政治家は言葉が命などといわれるが、毎週のように、ひそかに教養あふれる「ご講話」を披露している長老議員がいる。自民党の伊吹文明元衆院議長(79)。最高顧問を務める二階派の例会で、その時々に話題となっている時事ネタを憲法や日本の伝統文化いった大所高所の観点から、斬りまくっているのだ。

(※4月24日にアップした記事を再掲載しています)

 ▼自民党の二階俊博幹事長が会長を務める二階派(志帥会)の例会は、原則として毎週木曜日、東京・平河町にある砂防会館別館3階の派閥事務所で開かれ、冒頭の幹部のあいさつがマスコミに公開されている。司会を当選回数の浅い若手議員が務め、会長代行の河村建夫元官房長官、二階氏、会長代行の中曽根弘文元外相があいさつ、そして伊吹氏の講話-というのが基本的な流れだ。

 ▼以前は司会が「伊吹最高顧問からごあいさつを…」と促していたが、衆院議長を経て派閥に復帰した伊吹氏が「私はあいさつはしない。みなさん(派閥所属議員)に役に立つ講話する」と宣言して以降、「伊吹最高顧問からご講話をお願いいたします」とするのが慣例となった。

 ▼王者の風格を漂わせる格調高い言動で、議長時代から「イブキング」との称号をほしいままにしてきた伊吹氏。その舌鋒は、“自由の身”となった現在でも、誰かに対する遠慮などみじんもない。

 例えば政界で「1強」といわれる安倍晋三首相にも容赦しない。

 ◆「保育園落ちた。日本死ね」とのブログをめぐる論争が盛んだった平成28年2月、首相が衆院予算委員会で山尾志桜里氏の質問に「匿名である以上、実際起こっているか確認しようがない」と答えて、野党から「冷たい」とブーイングを浴びた。

 ◆首相はその後「待機児童の受け皿作りは、政権交代前の倍のスピードで進めている。保育士の待遇改善に取り組みたい」と丁寧に説明する方針に転換したのだが、伊吹氏は同3月の派閥例会で、「最初からパッとやっておけばトラブルは起こらない。後先を見極める能力を身につけてほしい」とバッサリ。

 ▼今国会のホットトピックとなった学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地取得問題と学園の籠池泰典氏の証人喚問では、伊吹氏は安倍首相の昭恵夫人について「昭恵さんは、行為については、批判や意見があると思う」と堂々と皮肉った。

 ◆その一方で「バラエティー番組みたいなことを国会がやっていては、どうしようもない。非常に恥ずかしい」と述べ、「籠池さんは不動産の取得の当事者で、特捜が入ることになった。昭恵さんは法律の話ではない。次元が違う」と整理してみせた。

 ▼東京都政に関しては、舛添要一前知事を「日本の道徳」、小池百合子知事を「民主主義と衆愚政治」の切り口から論評した。舛添氏は政治資金の使途について、違法性よりも公私混同が批判された。

 ▼伊吹氏は「法律で許されても、やってはいけないことがある。伝統的な定めや道徳というものだ。これをしっかり持っていないと、人から後ろ指を指されたり、法律で罰せられないが『お天道様の下を歩けない』などと言われることになる」と指摘。「記載義務を課されているから、人の目に映る。

 ◆『セコいやつだ』とかいろいろ言われると困るから、自分に厳しく判断すべきだ。今回は違った。自分に厳しくない人が権力を持った組織は非常に怖いことになる」と述べ、舛添氏が急速に都民や国民の支持を失った原因を解説した。小池氏に関しては、古代ギリシャ時代のから民主主義の弱点として語られている「衆愚政治」と絡めて危うさを指摘した。

 ▼今年1月、トランプ米大統領就任に当たっては「目先のことではなく少し将来を見据えて、自分のことではなく全体のことを考えながら多数決を行使しないと、こいつが悪いんだという国民の感情をあおりたてながら権力を握ろうという政治家が出てくると、民主主義は衆愚政治の製造機械になり果てる」と述べた。そのうえで、「それが欧州、米国、東京都知事選でも起きた」と語り、自民党東京都連を敵に見立て支持を集める小池氏をトランプ氏に重ねた。

 ▼この日は伊吹氏はさらに、「米国という国は、原住民の生活と土地を奪い取って作られた移民国家だ。それがいまや、最初の移民が次の移民に苦しめられている」と米国の成り立ちと現状の皮肉ぶりを紹介。「市場経済、競争原理も自己抑制と矜恃を持って動かさないと、結局、勝った者が偉い、もうけた人が良いんだという仕組みになる」と経済のあり方にまで警鐘を鳴らした。

  憲法論と三権分立による整理も伊吹氏はよく用いる。

 ▼昨年10月、山本有二農林水産相が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案をについて「強行採決するかどうかは議院運営委員長が決める」と述べて野党が反発した際には「憲法」を盾にこう反論した。

 ▼「強行採決をしませんね、ということを、予算委員会で首相に聞くのはどうにかしている。採決するかは国会が決める。安倍首相が決めるのではない。議運委員長、国会役員が決めるのは、憲法の法理から言えば当たり前のことだ」

 ▼野党だけでなく、政府にも矛先は向かう。テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の国会審議をめぐり「法案提出後に議論すべきだ」とする法務省による報道機関向けの文書について、国会議員の国政調査権を規定した憲法62条と国務大臣による国会出席義務を規定した憲法63条を根拠に、「憲法の規定によれば、法律が出ていなくても、あるいは予算と関係なくても聞かれたことには答えなければならない」と解説。「法務委員会で法案が出たあと質疑をしてくれなどということを文書にして出すと、これはやっぱり憲法上の問題になってくる」と述べた。

 ▼天皇陛下の譲位をめぐっては、憲法にある「国民の総意」をもとに、国会での各党の合意形成を早くから提言していた。時には伊吹氏が10分を超えて話し派閥幹部がウトウトする場面もあるが、若手議員にはよい教訓になっている。【政界徒然草】 

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      政治部(沢田大典)記者の筆致は『的を射る』

      珍念のコメントは 『恐れ入谷の鬼子母神』

「絶滅動物パーク」

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     マイクル・クライトン原作の「ジュラシック・パーク」では恐竜の
     血を吸ったまま琥珀に閉じ込められた蚊から血液を抽出、DN
     Aを復元し、血の主の恐竜をよみがえらせる。





 ▼何かの血液を吸ったまま琥珀に閉じ込められた太古の蚊の発見例は実際にあるという。だが、その血の主だった生物の復元は、少なくとも今の科学では難しいらしい。理由は死んだ生物のDNA情報には“賞味期限”のようなものがあって徐々に失われるからだ。

 ▼絶滅の恐れがあって、国の天然記念物に指定されているアマミトゲネズミの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製し、精子や卵子に変化させることに成功したと宮崎大研究員の本多新さんらのグループが、米科学誌電子版に発表した。

 ▼アマミトゲネズミとマウスの細胞をあわせ持つキメラから、絶滅危惧種の精子と卵子を世界で初めて作った。再生医療で注目されるiPS細胞だが、本多さんは「種の完全絶滅のリスクを減らすことにも、iPS細胞が応用できる具体的な例になる」としている。

 ▼SF小説などで大切なのは本物らしさだが逆に本物の研究ではうそのような着想が実を結ぶことがある。今回の研究の元になったのが、生息調査の際にちぎれて残ったアマミトゲネズミの尻尾だというからクライトンも舌を巻くだろう。

 ▼」本多さんらの狙いは生物の多様性を確保することという。乱伐や乱獲で多くの生物を絶滅の縁に追いやっている人類のひとりとして救われる思いがする。ひょっとして絶滅動物パークも実現できるかも。夢のある研究の未来に期待したい。【くろしお】

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Bouya


               絶滅動物パーク・・(@_@;)
               ある国の独裁者の(お坊ちゃま)は核兵器
               をもて弄び、戦争瀬戸際政策に余念がない








 珍念の脳裏に、アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディの、1961年9月25日の国連演説「ダモクレスの剣の下で」の演説が思い浮かぶ!
     
 「地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきであろう。老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている世にもか細い糸でつるされたその剣は、事故か誤算か狂気により、いつ切れても不思議はないのだ。核兵器が我々を滅ぼす前に、我々は破棄しなければならない」

今日も、珍念のコメントは【支離滅裂】お笑い下され~い! (o^-^o) 

「天まで届きそうな」

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                          毎朝、近所の竹林を見るたび、その成長の勢い
                          に驚く。「天まで届きそうな」との表現がぴったりだ





▼実は天まで届くエレベーターの開発が国内で進んでいる。その名も宇宙エレベーター。実現すれば、宇宙へ人や荷物を運ぶことができる。「『竹取物語』のかぐや姫も竹のエレベーターで地球と月の間を昇降した」。開発検討会議では、そんなユーモアを交えた発表も

▼SFファンの間では古くから夢物語として語られていた。だが26年前、開発条件に応えられる素材が発見され、議論が加速。完成目標は2050年という

▼「胸中に成竹あり」との故事がある。竹の絵を描くには、まず胸中に竹の姿を思い描くこと――「人生も同じ」だと池田先生はつづる。「心に、未来のどんな絵を描くか。ありありと、目前に見えるがごとく、希望に満ちた絵を描かねばならぬ」。古今の大事業もまた、たとえ誰も信じずとも「できる!」と思った最初の一人から始まった

▼勤行・唱題は胸中に「幸福と勝利の絵」を描く作業とも言えようか。絵が現実になった時、周囲にも“自分もできる!”との確信が広がる。御書に「竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し」と。まず自分が心に“絵”を描き、挑み始める。そこから人間革命の万波を【名字の言】

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「人生は素晴らしい」 「一心の妙用」

 人生を左右するものは<思想>である。<考え方>である。 悲観主義者は壁があれば後戻りして、その結果、暗い未来を招き寄せる。そして言う。「やっばり、思った通りだ」不屈の楽観主義者は、壁があれば壁を越えればいいだけだと、 明るい未来を切り拓いていく。 そして言う。 「やっばり、思った通りだ」

 中国の詩人、蘇賦は絵の極意を教えた。「竹を描くなら、まず胸中に竹の姿を描かねばならない」人生の絵も同じである。 心に、未来のどんな絵を描くか。ありありと、目前に見えるがごとく、希望に満ちた絵を描かねばならぬ。悲観した暗い絵を描けば、その通りの方向に現実も動いていく。自分が可能だと思えば、必ず不可能になる。「もうだめだ」と思ったら、必ずダメになる。「私は勝つ!」そう決めた人間が勝つ。 ゆえに希望の絵を、具体的に、映像が浮かぶように、心に描き出すことだ。

 「いつか何とかなる」ではなく、「いつまでに何とかする」。決めた目標を紙に書いてもいい。声に出して読んでもいい。勝利の映像を、心の底の底の無意識の層まで、しみ通らせるのだ。「できる。できるに決まっている。やるんだ。どんなことがあろうとも、やりとげるのだ」実現した姿が、はっきりと確信できるところまで、繰り返し、自分に言い聞かせることだ。「希望」は。「確信」になってこそ、「現実」となる

 
 「心の壁」を破り続けること
 

  「心とは、まことに不思議なものである。 心が変われば、環境が変わる心から、そうしたいと願えば、現実もそう動き始めていく、自分自身が強く心に決めれば、不可能を可能にしていく道が拓かれる。」 と、【池田大作】先生は綴る!

 斯く言う(珍念)18年前<悪性リンパ腫>を患い、某大学病院から、匙を投げられ自宅に戻り、毎日、悪夢に苛まされていましたが、池田先生の激励の伝言で虎口を逃れ、毎日愉快に過ごしています。 小欄の『珍念の誓い』に、るる述べています。

あ・・これ以上(減らず口)を叩くと、閻魔さまから叱られる・・・ (A;´・ω・)アセアセ

プクちゃんのおうち 「七変化」小さな訪問者

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                   主婦 山根 早苗さん(藤枝市) 



 

 去年の七月、わが家の玄関先に小さなお客さまがやってきた。アマガエルのプクちゃんだ。朝、出がけに何げなくドラセナの木に目をやると、葉っぱの上にちょこなんと座っていた。そのときはおなかがぷっくりとふくれているカエルだなぁとしか思わなかったのだが、次の日の朝も、またその次の日も少しずつ場所を変えては、葉っぱの上で風に吹かれて揺れながら私を待っていてくれた。

 「おはよう、プクちゃん」が日課になったころ、葉と茎の間のくぼみにすっぽり入って顔だけのぞかせた姿があまりにもかわいくて、カメラを向けた。その次の日、プクちゃんが消えた。

 カシャ、カシャという音やフラッシュが怖かったのだろうか。今日こそはと期待して玄関を開けても、空振りのまま一週間が過ぎた。

 ある日の朝、灰色に黒のしま模様になってプクちゃんが帰ってきた。庭の松の木に引っ越したはいいものの、快適ではなかったのか、とにかく戻って来てくれた。それから十一月に入るまで、ちょこちょこ家出をしては、違う体の色になって帰ってきた。朝、玄関を開けてプクちゃんのピカピカの緑色が目に入ると、お日さまが差し込んだような気持ちになった。

 この四カ月、小さな事でも幸せに思える過ごし方を教えてもらった気がする。来年も会えるだろうか。プクちゃんのおうちのしあわせの木は、白い花をつけた。【中日新聞;静岡版】

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     山根 早苗さんの筆致は 『極暑の涼風』心が洗われ
     ました。ちやらんぽらんの、珍念 反省し、恥じています。

「小さな命」

           Basyou


         〈猿を聞人(きくひと)捨子(すてご)に秋の風いかに〉。
          江戸期の俳人・松尾芭蕉が、富士川のほとりで3歳
          ぐらいの捨て子が泣いている様子を見て詠んだ句で
      ある。士川のほとりで3歳ぐらいの捨て子が泣いてい
      る様子を見て詠んだ句である

▼わが子を川の早瀬に投げ入れるのは辛(つら)い。せめて誰かに拾われて生きてほしい。芭蕉は「野ざらし紀行」で親の心情をこう推察した。句の「猿」には、子を失った母猿が悲しみで腸がちぎれていた故事「断腸の思い」を重ねている

▼その親たちは、どんな思いでわが子を手放したのだろう。赤ちゃんを匿名で預け入れる慈恵病院(熊本市)の「赤ちゃんポスト」が10日で設置から10年になった。2015年度までの9年間に125人の命が託され、病院の理事長は会見で「赤ちゃんの命を守るという点で役目を果たせた」と振り返った

▼親の身勝手さを責め、「ポスト」が捨て子を助長しているとの指摘は絶えない。だが虐待を逃れ、救われた「小さな命」だとすれば考え込んでしまう

▼江戸中期の古川柳にある。〈命かぎりの頬(ほお)ずりをする〉。事情があって泣く泣くわが子と別れる母親の心情を詠んだものだという

▼熊本市の調査(13年度末)では、元の家庭に戻った子は18人で、多くの親子が「再会」できていない。あの日、わが子を手放したお母さんもきっと、最後に抱きしめた温もりを時に思い出し、眠れぬ夜もあるのだろう。【大弦小弦】

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   憶良は謳う

   『白銀も 黄金も玉も 何せむに 勝れる宝 子にしかめやも』
   世の中には、子供が欲しくても、授からない夫婦もいる。
   (天の配剤)は無常だ・・・

記憶の色

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 近ごろ物忘れが多い。年のせいで、いよいよ記憶力が衰えてきたのだろうか。若手のお笑いタレントや、ころころ代わる大臣の名前が、とっさに思い浮かばない。先日も通勤バスに傘を忘れてしまった。

 安物だが、お気に入りの一本だったので、仙台市交通局の「忘れ物センター」に電話した。担当者は親身に対応してくれたが、「何色ですか?」と聞かれて、グレーともブルーとも言い難い微妙な色合いの説明に困った。

 写真の専門用語に「記憶色」という言葉がある。カメラマンが風景などを撮るとき、知覚するイメージが実際の色以上に鮮やかになることをいう。機械的に写すカメラの映像と撮影者の心象のギャップ。感情によって色合いが調整される心模様と言ってもいい。

 あの夜見上げた月や、あの日に花を咲かせた桜のはかなさ。忘れ得ぬ記憶は鮮明なカラーで心を染める。色とはつまり、見る人の心境によって変化する“玉虫色”なのかも。

 結局、傘は出てこなかった。新しく買おうと思うのだが、愛着のあった記憶の中のあの色になかなか出会えないでいる。【デスク日記】 


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       斯く言う【珍念】・・・物忘れが多いです。
       口は達者ですが・・これ以上は『蛇足』


北欧の帝王

 

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  ▼スコーネ、ヘルシングボリ、マルメ…。その推理小説には聞き慣れない地名が登場する。雪に沈む森、湖などスウェーデンの豊かな自然が描かれる中、頑固者の刑事が殺人事件を淡々と追う。

 ▼「北欧ミステリーの帝王」といわれる故ヘニング・マンケルさんの作品だ。クルト・ヴァランダー警部シリーズで人気を博し、日本でも数多くの文庫本が出版されている。単純な謎解きに終わらず、事件の背後にある人種差別など社会問題が浮かび上がる。根強いファンを獲得しているゆえんだろう。

 ▼デビュー以来、38作目となった「北京から来た男」(創元推理文庫)は作家の集大成とされる。スウェーデン北部の寒村で起きた大量殺人を女性裁判官が一人で調べる。物語は150年ほど前の中国、米国までさかのぼり、読者を引き込んでいく。まさに「一気読み」の大作だ。

 ▼東京五輪に向け、県内では外国人観光客を受け入れる準備が進む。県民一人一人がもてなし役となる。時には、なじみの薄い国の本を手に取ってみよう。北欧からのお客さんに「ようこそ。私はマンケルの大ファンです」。そう告げたら、相手はきっと福島に親しみを持ってくれるはずだ。(あぶくま抄)

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     このコラム 『起承転結』素晴らしい!
     珍念のコメントは『支離滅裂』・・・・・・






「北京から来た男」 商品の説明 内容紹介

 スウェーデンの小さな村でその惨劇は起きた。村のほぼ全ての家の住民が惨殺されたのだ。老人ばかりの過疎の村が、なぜ? 北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケル渾身の大作。

内容(「BOOK」データベースより)

  凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの小さな谷間の村でその惨劇は起きた。ほぼ全ての村人が惨殺されていたのだ。ほとんど老人ばかりの過疎の村が、なぜ?休暇中のヘルシングボリの女性裁判官ビルギッタは、亡くなった母親が事件の村の出身であったことを知り、ひとり現場に向かう。事件現場に落ちていた近くの中国料理店の赤いリボン、ホテルの防犯ビデオに映っていた謎の人影…。事件はビルギッタを世界の反対側へ、さらに過去へと導く。北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの集大成的大作。

トップカスタマーレビュー

  訳がすばらしい! 投稿者  Michelle

◆物語については他の方がすでに触れられているので、私は省略します。柳沢 由実子さんの日本語訳がとても素晴らしいです!私はもう一生、この本を原書で読むことはないと思いますが、史実の描写では、その壮大なスケールに合う荘厳な文章、たくさんの登場人物それぞれに合った口調や会話など、訳者の方の高い力量を感じます。

◆マンケル氏の小説ももっと読んでみたいですが、柳沢さんが訳した他の本も
読んでみたいです!

 マンケルが重厚な筆致で中国を描く   投稿者Tranquilityベスト500レビュアー

◆北欧を代表する作家、ヘニング・マンケルの長編ミステリー(ヴァランダー刑事ものではありません)。主人公は中年の女性裁判官、ビルギッタ・ロスリン。スウェーデンの寒村で起きた恐るべき大量虐殺事件に興味を持った彼女が、やがてアメリカ、スウェーデンと中国を結ぶ思いもよらない糸を発見する。

◆前半は謎解きと過去の物語に主眼が置かれていますが、後半は現代中国に舞台が移り、大きな歴史的転換点にある中国の姿が描かれます。虐殺事件の謎を次第に明らかにしていくロスリンの活躍と、彼女をつけねらう邪悪で不気味な影が読む側の恐怖を煽ります。

◆社会派作家マンケルの国際政治に関する冷静な観察が光る本書、ミステリーとしての面白さもさることながら、大河小説と国際サスペンス小説を合わせたような重厚な大作です。ロスリンをはじめとする優秀で気丈な女性たちの活躍が印象的で、倦怠期にあるロスリンと夫との微妙な関係や,細かい心理描写がこの大作に繊細な味わいと詩情を与えています。

◆欠点を言えば、冒頭の衝撃的な事件の解決がやや粗雑な感じを受けたのと後半から内容がぐっと政治面での描写に傾いていくため、ヴァランダーものに見られるスリルが少々減殺されているように感じました。ですが現代中国についての洞察はとても優れているように思います。

◆訳者の柳沢由実子さんのあとがきによれば、ヴァランダー刑事ものの翻訳も進めていらっしゃるとか。今後のマンケル作品の刊行が実に楽しみです。
 

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     『百聞は一見に如かず』 

「それで?」「面白いねえ」

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          ベストセラー「聞く力」を著した阿川佐和子さんの体験談である。
          聞き役なのに、ある人との対談ではついつい話し続けてしまった。
          なぜだろう。考えてたどり着いた結論は、ただ一つ







◆「それで?」「面白いねえ」とひたすら言葉を挟む人だった。不思議なことにそれだけで話したくなる。ここが聞き上手の奥義と教えた対談相手は作家城山三郎さん

◆封をした思いを少し口にするだけで楽になるものだ。この方も静かな相づちで重い心をもみほぐしてきたのだろう。今年の神戸新聞社会賞受賞者、牧秀一さんである。「阪神淡路大震災よろず相談室」の理事長だ

◆震災直後の避難所で「先生なら、人の話、聞けるでしょ」と言われ、定時制高校の教諭だった牧さんはボランティア活動を始めた。以来、高齢者らの声に耳を傾ける

◆数年前、本紙で読んだ復興住宅での場面が印象深い。夫を失った高齢の女性に牧さんが言う。「ご飯、ちゃんと食べてるか」。短い一言に女性は目を潤ませた。積み上げてきた信頼関係をうかがわせる場面である

◆震災と向き合う多くの皆さんに神戸新聞平和賞、社会賞を贈ってきた。牧さんを含む受賞者一覧を見直しながら思う。それぞれの地道な活動が太い縄となり、苦難の坂を引っ張ってくれたと。【正平調】

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 「聞く力」 商品の説明 「週刊文春」で800人の本音を引き出した「秘訣」
 10代のアイドル、マスコミ嫌いのスポーツ選手、財界の大物らが彼女に心を開くのはなぜか。商談、日常会話にも生かせる「聞く極意」

出版社からのコメント

「週刊文春」の名物連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」が900回を超えた阿川佐和子さん。18年もの長きに渡って読者の支持を得てきたのは、堅物の企業経営者、大物女優から、10代のアイドルまで、老若男女とわず本音を引き出してきたからだろう。「相槌をケチらない」「『分かります』は禁句」「楽しそうに聞く」「事前に用意する質問は3つまで」など、名インタビュアーがビジネスにも通じる“聞く極意"を伝授する

トップカスタマーレビュ

アトムわん  投稿者  アトムわん

おもしろく読ませていただきました。参考にしてます。嫁も読んでますよ。

聞くことを単純なスキルだと捉える人には難しい1冊  投稿者  泉 

 本書の中にある遠藤周作の一言より一見、躁病的軽薄に見えるこの話のなかに、実は奥深い意味と象徴をみつけることのできる読者と、それができない読者とがいるでしょう

 この一文は、本書の内容にも当てはまる。ハウツーや魔法を求める人には、本書の中にある人と人とが話す場で動いている仕組みを見ることはできないのだろう。

  人の話を聞く為の準備をこの本から学びました  投稿者ケン

 聞くための準備を多く記載した本かと個人的には感じました。相手の関心する領域を調べる、沈黙の時のエピソードが頭に残っています。相手に合わせて話をきくとは??それを具体的に、実体験をもとに話が進められれいると感じました。

 相手の関心ごとを調べる精神が特に印象に残っています。その準備するという姿勢に、阿川さんの人に対する愛情を感じました。私は、よく返事だけは幼き頃からいい子といわれて来ました。それだけで物事が気持ちよく進んでいたからです。しかしながら、それはほんとに上っ面だけだなと感じました。お恥ずかしながら・・・・。

 そんな自分を顧みるいいきっかけをこの本から頂きました。相手に関心を持ち、時には仕事でインタビューを行っていることからこそのマイナス?のようなものも出てくるものも中には記載されていましたが、それでもやるのはきっと阿川さんの人柄だと感じました。愛される話の聞き方をもっと学んでいきたいとこの本から感じ取ることができました。


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   聖徳太子は一度に10人の人の話を聞いた・・・。

 一言居士の(珍念)一人の話も、じっくり聞きません。反省し恥じています!

科学する心

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  平安時代に書かれた短編物語「虫めづる姫君」は、虫をかわいがる変わり者のお姫様の話だ。お気に入りは毛虫で、手のひらに乗せては「なにか深く考えているような姿に心ひかれるわ」などと言っている

 ▼化粧もせず、虫に夢中な姫君を親や侍女たちは心配するが、本人は聞く耳を持たない。「絹だって蚕が成虫になる前にできるものでしょう」と反論。きれいな物ばかりに目を奪われず、物事の本質を見極めることが大切だと力説する。科学的な探求心を発揮する姫君はなかなか魅力的だ

 ▼もし姫君が現代に生きていたらたいそう興味を持っただろう。体長1ミリほどの線虫に人の尿のにおいを嗅がせ、その反応からがんを発見する自動検査システムが開発されたという

 ▼線虫は犬並みの嗅覚があり、がん患者の尿に近寄る性質があるそうだ。システムが実用化されれば安価でがんの早期発見ができるようになる。農作物に寄生する害虫だと思っていた線虫にこんな活用法があったとは驚きだ

 ▼一昨日は二十四節気の一つ「立夏」。野山や原っぱではチョウやテントウムシも活発に動き始めた。自然を歩けば虫たちとの出会いが待っている。小さな命との触れ合いは、科学する心も刺激する。【編集日記】

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    このコラム『言い得て妙』・・・素晴らしい!







「虫めづる姫君」
商品の説明  (「BOOK」データベースより)

ある大納言に、ひとりの姫ぎみがいらっしゃいました。とてもかわったかたで、なによりも虫がだいすきで、さまざまな虫をこばこにあつめては、その成長ぶりをみまもっておいでになりました。いちばんのお気にいりは毛虫でした…。

トップカスタマーレビュー

大人も子供も楽しめる絵本  投稿者  カスタマー

 ムシ好きの姫・・昔いたよね、おてんばなこんな女の子!!自分の心のまま、興味のある虫を観察。今だったら科学者よね。大人の私のほうが楽しませていただきました。もちろん子供も”毛虫が好きね~”と言って読んでいました。絵も今時風でわなく、古典を感じさせる絵で魅了され購入しました。古典に親しみがない子供にもお勧めです。

おちのないところが良いです 投稿者  Sum_quod_eris 

 オデッセウスと共に「風の谷のナウシカ」のヒントになったいわれる本です。オームをかわいがるナウシカの姿が毛虫を愛でる姫の姿に二重写しになります。恋や見目にとらわれない姫の姿は、現代からみても変わっていて面白い。大人の方は原本を読まれるとまた味わい深いですよ

とってもパワフル  投稿者   恐竜の母 

 平安時代にこんな姫君がいたとは......おしゃれもせず、殿方にも興味がなくひたすら毛虫が大好き。「物事のうわべだけではなく、元から調べるのが大事な心がけ」おもしろい発言です。現代女性顔負けのパワーとユニークさを持った姫。日本にこんなおもしろい古典があったとはねぇ〜

読者の皆さまへ  今日も(珍念)の<オチ>は冴えません (A;´・ω・)アセアセ


あしなが運動50年

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             交通事故で頭を打って意識がなかった母親が突然、右目を
             開けた。「かたきを取ってくれ」。玉井義臣さん(82)はそう訴
             えているように思えた。開いたのは目の周辺の筋肉が緩ん
              だ ためで、まもなく母は帰らぬ人となる







▼玉井さんは、災害や病気などで親を亡くした子どもの進学を支援する「あしなが育英会」の会長を務めている。もともと株式評論家だったが、28歳の時、母の事故を機に交通問題に取り組む。同じ境遇の学生とともに街頭で募金し、テレビや雑誌で評論活動も始めた(副田義也著「あしなが運動と玉井義臣」)

▼矛先の一つは救急医療だった。当時、脳神経外科のある大学医学部はわずか。母親の命が救えなかったのも専門医の養成が遅れているからだと週刊誌に書いた。その後、大学での脳外科開設が急速に進む

▼玉井さんらは、交通事故対策や遺児の未来を切り開く先陣を切っただけではない。1973年、社会が効率優先に走る中、「ゆっくり歩こう運動」を提起する

▼その声明にある。「高度経済成長からゼロ成長へ、地球征服者としてのおごりを捨て、生態系の一員である『人』という種にかえり、自然への回帰を図る」。長びく不況や地球温暖化など予想もつかなかった時代に、である

▼「あしなが運動」が募金を始めて今年で50年。その活動からは遺児への後押しだけではなく、社会の先行きへの警鐘も受け取れる。【卓上四季】

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       このコラム『頂門の一針』 感動しました!





「あしなが運動と玉井義臣」 商品の説明 内容紹介

 ■災害遺児,病気遺児,自死遺児などを対象とした教育奨学運動である「あしなが育英会」.今や国際的にも認知されるに至った,このわが国有数のボランティア活動を無から立ち上げ,ここまで大きな組織に育て上げた玉井義臣と周辺の人物像を,その前史とともに描き出し,活動の意義を社会運動史・社会運動論的に位置付けた,優れた社会学的考察.

内容(「BOOK」データベースより)

 ■災害遺児、病気遺児、自死遺児などを対象とした教育奨学運動である「あしなが育英会」。今や国際的にも認知されるに至った、このわが国有数のボランティア活動を無から立ち上げ、ここまで大きな組織に育て上げた玉井義臣と周辺の人物像を、その前史である「交通遺児育英会」の栄枯盛衰とともに描き出す。

 ■かれらの活動の意義を社会運動史・社会運動論的に位置付け社会学の新しい局面を切り開いた優れた学問的考察であるが、それ以前に本書は、理念に燃えて活動する心ある社会運動家たちへの励ましに満ちた社会批判の書である。二つの育英会運動に研究者として関与してきた著者による、まさに「あしなが運動四〇年史」ともいうべき労作。

トップカスタマーレビュー

大企業を定年退職した人、及び現職の人は新本を買って読みなさい。 投稿者  狂言孤児 

◎私は「あしながさん」をしています。誤って引き落とされなかったため、その分を送金しようかどうか考えるために、玉井さんのことをネットで調べたら悪口ばかりで呆れてしまいました。私には、心ない人が面白いことを書いているなと思いました。そこで、私の気持ちを確認するために、当該書籍を見つけることが出来、早速アマゾンの古書で購入しました。

◎タイトルにたがわず、きちんとした大学の先生が、良心的に取材し、まとめられたもので、400ページを超える力作です。ケーススタディと統計を駆使して精緻に分かりやすく、心打つ構成になっています。

◎モータリゼーションの進行と、産業政策と、TVメディアの発達と利用法とスターシステムによるワイドショーへの展開、玉井氏の情熱と戦略、著者を含めた確実なサーベイ、また各々の記述が確実な調査に基づいて展開されており、久しぶりにきちんとした歴史社会学的考察がなされたものと、気持ちよく読みました。

◎経済合理性と肉体的利便性だけで、行動する日本人が、もう一度自分を見つめなおすために是非とも御読み頂きたいと思います。そして、奨学生たちの反発をかいながらも、信念を通す玉井氏とそのチームが、10年以上たって理解されるところまでみている著者の研究者の良心にい敬服します。

◎1/3の大学生が中途で退寮する現実がありながらも、それに耐えて信じていく育英会の皆さんに最大限の敬意をもちます。大学で社会学・教育学を学ぶ人にも、社会の理解の仕方を学ぶためにぜひとも読んでください。必ず大学を卒業して、作家になっても、会社員になっても、起業しても役に立ちます。

◎福田義也先生に、もう一度玉井義臣氏をご紹介頂き有り難うございます。これから、引き落としに失敗した分を送金しに行きます。


(副田義也著「あしなが運動と玉井義臣」)斯く言う(珍念)是非読んで見たい゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

こどもの日

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           ぼくとおじいちゃんは、毎日のように散歩を楽しんでいた。
           発見や出会いが増える分、困ったことや恐いこともあった
           が、おじいちゃんが助けてくれた。ぼくの手を握りおまじな
           いのようにつぶやいた。「だいじょうぶ、だいじょうぶ」








▼絵本「だいじょうぶ だいじょうぶ」(いとうひろし作・絵)の大まかなストーリーだ。結末には病弱になったおじいちゃんの手を握り、かつて勇気をもらった言葉で励ます、成長したぼくの姿がある

▼宇都宮市の柿乃木幼稚園は約10年前から、新入園児の保護者説明会でこの本を読み聞かせている。家庭を離れて初めて幼稚園という社会に飛び込む子どもたち。「親も心配でしょうけど、一番不安なのは当の子ども。だいじょうぶと声をかけ送り出してほしい」。朗読を担当する小野悦子(おのえつこ)副園長の願いである

▼入園後、園庭を駆け回るわが子の姿を見て、両親は心配が取り越し苦労だったことに気付く。そして成長ぶりに驚くという

▼しかし、現実を見ると、掛け声だけでは済まされない社会でもある。千葉県の女児殺害・死体遺棄事件で保護者会会長が逮捕されたという一報には、言葉を失った

▼きょうは「こどもの日」。祝日法で期待する「こどもの人格を重んじ、幸福をはかる…」ためにも、真に「だいじょうぶ」な社会づくりは欠かせない。【雷鳴抄】

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         今日は、<珍念の誕生日>
         虚弱体質で大病・大怪我で、何度も死線を彷徨
         いましたが摩訶不思議な力で虎口を逃れました。
         (ぴんぴん・ころり)で100歳をめざし邁進したい!

「だいじょうぶ だいじょうぶ」 商品の説明


■ぼくが今よりもずっと赤ちゃんに近く、おじいちゃんが今よりずっと元気だったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のように散歩を楽しんでいました。僕が少し大きくなって、困ったことや怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、おまじないのようにつぶやくのでした。「だいじょうぶ だいじょうぶ。」

■『おさるのまいにち』『おさるはおさる』で路傍の石幼少年文学賞を受賞した、いとうひろしによる絵本。わかりやすいストーリーと、ほのぼのとしたイラストで展開され、穏やかな暖かさに満ちている。「だいじょうぶ だいじょうぶ」というおじいちゃんの“おまじない”がぼくに教えてくれたのは、「この よのなか、そんなに わるい ことばかりじゃ ないって ことでした。」

  ■子どもたちに、読み聞かせをしている親にとっても「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉はおまじないになるはず。子育ての責任と不安に、ふと疲れたお母さんにも手にとってほしい。(小山由絵)

トップカスタマーレビュー

 大人向きの絵本  投稿者  まこ

 子どもにと いうより 思春期〜大人の方に 向いている内容でしたので介護現場で 働く友人にプレゼントしました。

     涙いっぱい 投稿者  たいともママ

 この本は息子たち(5歳と2歳)の読み聞かせにいいかなと思い購入しました。
届いてすぐ私が声を出して一人で読んでみました。途中から涙が溢れ出し、自分が子供の頃におじいちゃんと触れ合った思い出や、やさしさやあたたかさを昨日の事のように感じ涙が止まらなくなりました。大人になると忘れてしまう大切な心の扉が開いていくような気がしました。とてもあたたかい気持ちになりました。

 私も今、子供を育てていく中でこんな素直な気持ちを大切にし、子供と沢山触れ合えていけたらと感じました。『だいじょうぶ だいじょうぶ』あたたかい言葉をありがとう!!

 いいことばだと しみじみ思いました 投稿者  フーミー 

 「だいじょうぶ だいじょうぶ」ということばは、この絵本を読んで、いいことばだと しみじみ思いました。今の世の中、子どもも大人も、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と誰かに言ってもらって、支えて欲しい、受け入れて欲しい、ほっとしたい、と感じていると思います。

誰かに言ってあげよう! と、優しい気持ちになりました。素敵な絵本です。

 人は人に生かされている  投稿者  ヨッシーのタマゴ 

 マイペースな息子に発破をかけようとすると、「だいじょうぶだから!」と返ってくる。「何がだいじょうぶなの!どこがだいじょうぶなの!」と言っても納得できる返事は当然無い!!そんな「だいじょうぶ」という言葉は根拠のない言葉のように聞こえて、あまり好きではありませんでした。

 ところが、先日どこかの高校の校長先生が、卒業式にこの本を卒業生に送る言葉として読んであげた、という話を聞いて、興味が湧き出てきて読まずにはいられなくなりました。まず、ざっと読んでみたところ…一見、何の他愛もない絵本のように思えたのに、なぜだか涙が溢れてきました。「だいじょうぶ」が、使い方によってこんなに幸せになれる=心安らかになれるものなのだと感じました。

 それまで、おじいちゃんがかけてくれた「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉、
今度は自分がおじいちゃんにかけてあげる立場になる。優しくされれば、自分も優しくなれる、だからきっとみんなとも仲良くなることができたのでしょう。

 人は人に生かされている、という言葉を素直に受け止めることができました。だいじょうぶ野郎(息子)には後で作戦を考えることにして、もっと純粋な子供たちに早速読み聞かせてみようと思います。

【追記】上記、高校の校長先生とは、平成11年2月のニュージーランド地震で亡くなった富山県立滑川高前校長の平内好子さんでした。 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

辛くないキャビア

Coronbo


            くたびれたコートにポンコツ車、安物葉巻をくわえた刑事を
            ピーター・フォークが演じた「刑事コロンボ」でキャビアが犯
           行の道具にされたことがある。「意識の下の映像」だ。







 殺したい相手に塩気が効いたキャビアを食べさせた上で、飲み物の映像を仕込んだフィルムを見せる。サブリミナル効果で喉が渇いてたまらなくなって試写室から出てきたところを拳銃で殺害する。まだ珍しかったキャビアを知ったのは人気の同シリーズだった。

 「日本ギフト大賞2017」で最高評価の「ふるさとギフト最高賞」に本県の宮崎キャビア1983Premium(プレミアム)が選ばれ、都内であった式典でジャパンキャビア(宮崎市)の坂元基雄社長ら関係者が賞状を受け取った。

 同キャビアの生産は県水産試験場小林分場(当時)で始まったチョウザメの養殖研究が出発点。2013年に国産唯一の本格熟成キャビアとして販売され、プレミアムは国際線ファーストクラス機内食、伊勢志摩サミットで使われるなど質と話題性が評価された。

 取材で試食した記者によると塩気にとげがなく、まろやかでうまみが分かりやすかったという。値段も張り、自分のために買って食べるという機会はそうないだろうがお世話になった人へのギフトにすれば「感謝の心」が伝わる一品だ。

 コロンボ警部が県産キャビアを食べればこんなセリフを口にするだろう。「あたしゃ、こんなにうまいキャビアついぞ一度も口にしたことなんてありませんよ」。その後はきっとこうだ。「うちのかみさんにも食わしてやりたいもんです」 【くろしお】

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「刑事コロンボ」 (意識の下の映像)

《ネタバレ》 サブリミナル効果が一時期結構話題になったが、これはそのテーマを扱った先駆け的作品かも。フィルムのサブリミナル効果に加え、塩辛いキャビアと高い室温の合わせ技で説得力を増している。ただ、密室ではないので目撃者が一人でもいれば失敗するかなりリスクの高い犯行ではある。

コロンボ得意の細かい推理はこのシリーズの楽しみのひとつ。犯人の名で料金先払いの電話をかけて相手が受けたことから親しい関係であることを見抜くあたりはいかにもコロンボらしい。映写技師のコインを使う習慣を根拠に、犯人のアリバイ工作を見抜いたのもそうだ。犯行手口を逆に利用して逮捕につなげるのもオシャレでキレイに決まった印象。 【飛鳥】さん

《ネタバレ》 第二の殺人まで発生しインテリなわりにかなり凶悪な犯人 おまけに会社が雇ったモデル?の女の子との関係も発覚 いゃ~今回のコロンボは気合十分 とにかくしつこい・とにかく食い下がる  令状なしで写真撮るは 掟破りのサブリミナルはするは でもひそかに燃える警部の感情が ワタシには見えましたぞ! 

 殺された社長の奥さんとの会話は短いながらマジ泣ける  口径変換器というこそくな手口 (初めて知った。どういう構造ナンダロ) 硝煙反応とかみれば一発じゃん って思っちゃったけど 当時はまだなかったのかな   自らのサブリミナル理論で墓穴を掘る犯人 確かに無理やり感あるけど なかなか落とせない犯人にやってやりましたね 警部!! お見事デシタ 【Kaname】さん

ジークムント・フロイト

  いつも自分の外側に力や自信の源を探してきました。でも、本当は自分の内側にあるものです。自分の中にしかありません秘密を守り通せる人間はいない。口を堅く閉じれば、今度は指先がしゃべり出す。全身の毛穴から裏切りがにじみ出るのだ
心とは氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う

 「海洋よりも壮大なる光景 それは天空である 天空よりも壮大なる光景 それは実に人の魂の内奥である」  ユゴー   

 人間の内面を見つめ続け、人としての生き方を問い続けたフランスの文豪、ユゴー
「正義」と「人間愛」にあふれたユゴーの作品とその不屈の生き方は没後138年経ってなお、世界中の人の心を揺さぶり続けています


 思考には気をつけよう。いつ口に出してしまうか、わからないから。
─イアラ・ガッセン

いつも考えていることは、何かの拍子で口に出してしうまうことがある。気をつけなければいけない。

今日も、珍念のコメントは『支離滅裂』・・・・ (A;´・ω・)アセアセ

            

【憲法施行70年】

 日本国憲法が70歳 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して… 北の3代目が喜びそうな夢物語の美文だ

Gazou


        「新しい憲法を制定する推進大会」であいさつする
        安倍晋三首相=1日午後、東京都千代田区の憲
        政記念館(佐藤徳昭撮影)

   








 江戸いろはかるたの一つに〈総領の甚六〉がある。手を掛けられて育った長男は、弟たちに比べてぼんやりしたもの-と世間知らずを笑った句だという。「総領」は跡取りで、「甚六」はお人よしの代名詞である。

 ▼人は70年も生きれば、世の変転に即して世過ぎのすべを身につける。この「甚六」はしかし、周りに気遣いを強いるだけ強いて、生まれてこの方守られてきた。西修・駒沢大名誉教授によると、制定は世界で古い方から14番目だという。日本国憲法が70歳を迎えた。

 ▼同じ敗戦国でも3歳若いドイツの憲法は2012年7月までに59回、延べ200条の改正が行われた(『憲法改正の論点』文春新書)。風雪にさらされた衣服は綻(ほころ)びる。現実と憲法の相関も同じで、わが子が物笑いの種とならぬよう身なりを整えるのが親心だろう。

 ▼太平洋上では、海上自衛隊の護衛艦が米艦を初めて防護した。米国から片務性をなじられてきた日米同盟は、ようやく新たな段階を迎えている。ただし、急迫する朝鮮半島の情勢を前にしても、現行の憲法では自衛隊による拉致被害者の救出も輸送もままならない
 
▼「安倍晋三政権の下では…」と反対野党の声がする。遅々とした改憲議論は、国民の安全をはかりにのせた無責任な実験でしかない。憲法9条ではなく、自衛隊と日米安保が平和を支えてきたと多くの国民は気づいていても、積年の過保護のツケを払い続けている。

 ▼いろはかるたは〈京の夢大阪の夢〉で終わる。甚六だけの世なら、憲法前文も珍重されよう。〈平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して…〉。北の3代目が喜びそうな夢物語の美文である。世界の情勢が刻々と変化する中で、平和はそれこそ「今日の夢」で終わりかねない【産経抄】

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     コメントは『安きに危うさを忘れず』
     『彼を知り己を知れば百戦危からず』





現金には手を出すな

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 結婚披露宴の祝い金にはなかなか手間がかかる。まず中包み。新札に合わせて、紙を折る。その後奉書紙を折って上包み。それもむき出しではなく、袱紗(ふくさ)に包むのが礼儀だ。

 20年前の弊社刊「宮崎の冠婚葬祭」に紙の折り方が詳しく書いてある。現代では少し簡略化された部分もあると思うが、冠婚葬祭では直接お金を人目にさらすことはない。長くそういう慣習に慣れているせいか、人前でお金の話はタブーと考える人は多いだろう。

 経済的な感覚を養うためにタブーを廃止すべきという意見もあるが抵抗がある。だから、スマホのフリーマーケット・アプリ「メルカリ」に1万円札など現金の出品が相次いでいると聞いて、最初は「はしたない」と反応してしまった。

 クレジットカードの決済ですぐに現金を手に入れられるメリットがあるらしく、額面以上の価格で売れるケースもあったという。一方、福岡市の銀行支店前で現金約3億8千万円が強奪された事件には仰天した。「現金(げんなま)に手を出すな」という古い映画を思い出す。

 ジャン・ギャバン演じるギャングらが強奪した金の話が他の勢力にもれ、仲間を失い、金も灰燼(かいじん)に帰する。よからぬ金は身につかないという教訓だろうか。福岡の犯人グループにもほころびがあるはず。手がかりを得て摘発につなげたい。

 ただ、被害者も相当重い紙幣を1人で運搬していたというのも驚きだ。キャッシュレスの時代に無防備すぎる。現金をむき出しのまま運搬したり人目にさらしたりすると人の心を惑わす。タブー視した旧習にも意味があるのかもしれない。 【くろしお】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜

『現金に手を出すな』 原題:Touchez pas au Grisbi)は、1954年制作のフランス・イタリア合作映画。

 フレンチ・フィルム・ノワールとも言われるフランス製ギャング映画の古典的名作で、主演のジャン・ギャバンの代表作の一つとされる

あらすじ

 ギャングのマックスとリトンは若い頃からの相棒であったが、初老にさしかかり、共にやくざ稼業からの引退を考えていた。最後の大仕事と、オルリー空港で5千万フランの金塊強奪に成功、ほとぼりが冷めるまでマックスが隠し持っていずれ換金する計画であった(映画では強奪シーンは描写されず、既に強奪が行われてからの顛末が描かれる)。

静かな隠退生活を待ちながら素知らぬ顔で日々を送るマックスだったが、金塊をせしめた秘密を、日頃から不注意なリトンは自分の入れ込んでいたナイトクラブの若い踊り子・ジョジィに漏らしてしまう。実はジョジィは、売り出し中の麻薬密売組織のボス・アンジェロの情婦であり、マックスとリトンはアンジェロから付け狙われる事になる。

 アンジェロの手の者から危うく難を逃れたマックスは、自身の隠れ家にリトンを匿い、彼の甘さと自分たちはもう若くはないという現実を諭すが、リトンは独断でアンジェロと対決し、拉致されてしまう。リトンの愚かさに苛立ちつつ、二人の腐れ縁を追想し、マックスは忸怩たる感慨に耽る。ほどなくアンジェロから、リトンと金塊の交換が持ちかけられてきた。

 これは罠に違いない、と悟ったマックスは、仁義なき振る舞いに及んだアンジェロを倒してリトンを救うため、旧友・ピエロらと共に、隠匿していたサブマシンガンと虎の子の金塊を携え、取引の場へ赴く。だが闘いの末に待っていたのは、勝利と呼ぶには余りにも苦い結末だった。

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         斯く言う【珍念)現金 欲しいですが!
         あまり、欲張ると火傷するかも (#^.^#)
         映画「現金に手を出すな」是非見たい。

「こべはえ」と呼ばれた人

Kiten


              「お前(め)だば、こべはえ、なぁ」と向かい合わせの
              知人が隣の席の同期生の説明に驚き、茶化していた。







 ▼廃校となった小学校体育館で行われた先日の講演会。テレビでおなじみの女性ジャーナリストが講師で、朝鮮半島有事という時節柄か、主催者の予想を大幅に上回る約800人が訪れた。

 ▼用意したパイプ椅子に着席できた人はよしとしても、体育座り、もしくは立ち見で1時間半を聴講するのは中高年には辛(つら)いもの。「こべはえ」と言われた人は、体育館の奥に仕舞われていた踏み台を二つ見つけ、ひとつには自分が座り、もうひとつは腰の具合が悪そうな人に勧めたという。目線が高くなり、講師の姿をはっきりとらえることができたと話していた。

 ▼「機転が利く」を言い表す「こべはえ」は案外に聞く方言だが、どうしてそう言うかは特に意識していなかった。「うしろこんべ」つまり「後頭」と話すように、「こんべ」は「頭(こうべ)を垂れる」の「頭」のことで、「はえ」は「早い」を指し、「頭が早い」ことは、物事に対処するための頭の回りが早いことと理解していたからだ。
 
 ▼しかし、そんなに単純なものなのだろうかとの疑問が湧いて調べてみると、語源は意外であった。県教委編の「秋田のことば」によれば、「こんべぁはえぁ」は「気が利いて手早い。敏捷(びんしょう)だ」の意味で、「『勾配(こうばい)早い』に由来するという。急勾配の意味から、人が敏捷で抜け目ないことに転じ用いたものであろう」とある。用例として「こんべぁはえぁわらしっこだ」(敏捷な子だ)を紹介。

 ▼工藤泰二著「読む方言辞典─能代山本編」では、「頭の巡りの早いところからかと思ったら、『勾配が早い』とは『判断が素早い』ことという用例が『西洋道中膝栗毛』にあった」と大辞林から参考を引いている。

 ▼用例は二つ。「あれはコベはえして油断なんね」(あれはすばしっこいから油断がならぬ)と、「えっつねとてきたがコベハエあたおな」(とっくに取ってきたのか、気の利くやつだものな)。生き馬を抜く世界で経営してきて、引き際の判断も鮮やかだった人は、やはり「こべはえ」なのだ。 【複眼鏡】   

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斯く言う、(珍念)のコメントは (*゚ー゚*)



V03 


    『君子危うきに近寄らず』 


    『三十六計逃げずに如かず』






 

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