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毎朝、人間が寝床から起き上がることを可能にする力は何か。

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       百四歳で天寿を全うした詩人まど・みちおさんに、「朝がくると」という
       詩がある。<朝がくると とび起きて/ぼくが作ったのでもない/水道
       で 顔をあらうと/ぼくが作ったのでもない/洋服を きて…>


▼自分で作ったのではない本や文房具を持ち、自分で作ったのではない学校に向かう。それは何のためか。詩は、こう結ばれる。<いまに おとなになったなら/ぼくだって ぼくだって/なにかを 作ることが/できるように なるために>

▼きょうから四月。今春はおよそ八十九万人が新社会人として歩みだすという。いよいよ自分で、だれかのために何かを作り始める。そういう朝を迎えるわけだ

▼毎朝、人間が寝床から起き上がることを可能にする力は何か。それは「楽観」だと、英国の心理学者エレーヌ・フォックス博士は『脳科学は人格を変えられるか?』で説いている

▼興味深い調査がある。一九三〇年に修道院に入った百八十人の数十年分の日記を調べると、明るく陽気な日記を書いていた修道女は、暗い日記を書く人より平均で十年も長生きしていた。驚くべき楽観の力だ

▼フォックス博士は楽天家の至言として、エジソンの有名なひと言を挙げている。電球の試作の失敗が一万個に達したことを知った時、発明王曰(いわ)く、<失敗したのではない。うまくいかない方法を一万通り見つけただけのことだ>。【中日春秋】

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『脳科学は人格を変えられるか? 』   トップカスタマーレビュー

欲を絶つ教えが悲観にならないか?  投稿者RAMBO

 唯識や、山鳥さんの本を読んだ後でこの本を読んで一番感動したのは、自分の意識の表出の下地があることを教えてくれた事で、自分がこう思う下に自分がはっきりと気づかないものが動いているということを示してくれた。二度読みさせてくれる本です。

わかりやすかった。 投稿者be3osakaベスト500レビュアーVINEメンバー

 翻訳書ですが、非常にわかりやすいです。説明される理論も全くの素人である私にも理解できました。今の脳科学が人格を変えることができるかもしれないという地点に到達したことが感動的でありました。

 この本の主題に対する回答とともに興味を持ったのが、論証の方法と素材のことです。ある事実を説明するためには何が必要とされるかが少しわかってきました。その意味で非常に勉強になりました。

人格、変えられるってよ 投稿者edward

 人間の性格について、神経科学と心理学の分野からアプローチした作品。性格は遺伝的な要素よりも、環境や経験により大きな影響を受けるらしい。人間の脳には恐怖を感じる部分が決まっており、その部位は「扁桃体」呼ばれている。何事もネガティブに考え込んでしまうタイプの人は扁桃体の活動および、扁桃体の活動を抑える「前頭前野」の働きに偏りが見られるそうだ。

 元来脳細胞はある一定の年齢を超えると増殖がストップすると考えられていたが、最新の研究によるとかなりの高齢の方でも細胞が増えているらしい。つまりネガティブな性格は、年をとっても訓練や治療によって克服できるということなのだ。

 ネガティブではなくポジティブに考える事、そしてポジティブに考えるだけではなく、ポジティブに行動する事が重要で、これは先日知ったサードマン現象にも共通するポイントである。人は変われる、なんて自己啓発本のキャッチコピーも、まんざら嘘じゃなかったんだね。

ネガティブを0にしなくてもいい 投稿者あるある

ネガティブを0にしなくてはいけないのではなく例えば1考えてしまったとしたらポジティブなことを3考えると良いという部分が心を楽にしてくれました。(0にしようとすると執着が生まれ逆にその割合が増えていってしまうのだと思います)

 脳科学の研究が今後も進められて様々な病気の予防や治療に役立つことを願っています。

Bouzus1

       珍念の脳裏に【名字の言】のコラムが思い浮かぶ!
       「あなたの病気は重い。残念ですが非常に厳しい状況です」。
       医師からの衝撃的な宣告に接した時、どう反応するか

◆「もう駄目だ」と打ちひしがれた人の体は本当に急速に衰えてしまう。反対に「絶対に治す!」と決意した人は実際に回復する可能性が高い――これは「名誉会長アルバム 対話の十字路」で紹介された“米国の良心”カズンズ氏の主張だ

◆氏自身、50歳で膠原病、65歳で心筋梗塞に倒れた。が、いずれも医師の予測を覆して全快した。氏は言う。「生きようという強い意志がからだのなかの製薬工場を活発に働かせる」(上野圭一ほか訳『ヘッド・ファースト』)

◆人間の体には本来、病気と闘う力が備わっているそれを引き出す原動力こそ希望であり信念だ。これが医科大学院教授を務めた氏の結論だった

◆仏法では「色心不二」と説く。心と体は一体。わが心に「希望の太陽」が輝いてこそ病魔の闇を打ち払うことができる。高度な医療や薬を生かすのも根本は人間の生命力なのだ

今日も、珍念のコメントは冴えません! ι(´Д`υ)アセアセ

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