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お墨付き

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 黒い馬にまたがり、太刀を肩に担ぎ、髪を振り乱して疾駆する。歴史の教科書に載っていた騎馬武者像を覚えている方もいるだろう。室町幕府を開いた足利尊氏の姿と長く言われてきたが、別人と分かり、今はあまり掲載されない

▼偽物と判断した根拠の一つは、署名代わりの記号である花押の位置だ。古文書学者の荻野三七彦(みなひこ)さんによれば、花押は2代将軍足利義詮(よしあきら)のもので、父である尊氏の頭上に押すはずがない。不作法、不遜に当たり、中世では認められなかったという

▼花押は古文書が本物かどうかを見極めるうえで大きな足がかりになるそうだ。今、保証する意味で使われる「お墨付き」という言葉は、花押が墨で描かれたのが由来だとか

▼経営再建に取り組む東芝の決算が、そのお墨付きを得られなかった。監査法人が「適正」とせず、会社の事業継続に疑義を示した。かつて別の監査法人の甘い審査が批判された。手を抜かなかった証しなのかもしれない

▼片や、東芝には厳しい判断である。経営陣のかじ取りにノーを突きつけられた格好だ。鎌倉時代にお墨付きを得られない文書は謀書と言われた。決算に「はかりごと」はないとは思うが、疑念は晴れない

▼以前、CMに流れた「光る東芝」もすっかり色あせた。経営陣は武者像のように髪を振り乱すほどの努力で信用を得るしかない。社員、消費者…。再び輝く姿を待つ人もいる。【卓上四季】

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     『建設は死闘・破壊は一瞬』
<栄枯盛衰>世の習い・・・
     『過ちては 改むるに憚ることなかれ』の諺を東芝にお送りします!



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