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旅する本屋

Torasann


   「やけのやんぱち日焼けのナスビ、色が黒くて食いつきたいが
   ねっ、あたしゃ入れ歯で歯が立たないよ」。ご存じ、フーテンの
   寅さんの口上だ。客は大喜びで先を争い、並べた品を買っていく。







 たいした物はない。だが、客は買った物から寅さんとの楽しい一時を思い出し、旅に思いをはせることだろう。先日、古本を売って旅する男性と出会った。

 「放浪書房」の富永浩通さん(39)。1年の半分以上、書棚付きの屋台と本をワゴン車に積んで全国を回る。気に入った街角で屋台を出し、本を売って旅の費用を稼ぐ。その暮らしはもう11年になる。旅にまつわる本だけを販売するのが特徴だが、書店で買えるものが大半で、本の販売不振がいわれる中、どうしてやっていけるのかと不思議に思った。

 寅さんのように口上で客寄せをするわけではない。ただ客の方から話しかけてくることが多く、自然と旅の話になる。そのうちに1冊、2冊と売れていくという。彼との出会いで、屋台の本は旅へと誘う香気を帯びるのだろう。旅人の思い出も宿り、求めずにはいられない特別な本に姿を変えるのだ。【憂楽帳】

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Hourou1

店主ごあいさつ 旅する本屋 放浪書房それは、いつもの通い慣れた駅までの道だったり。お気に入りの公園のマロニエの樹の下だったり。いつもの毎日、いつもの場所で不意にめぐりあってしまう不思議な本屋。

「旅の本、あります。」「旅する本屋 放浪書房」

 風邪にパタパタゆれるタペストリー、フーテンの寅さんを連想させる革のトランク、スナフキンの人形は旅の相棒。そして、茶色のラグの上に所せましと並べられた旅の本達。店主とみーが全国を旅して出会った旅の本達には思わず手に取らずにはいられない黄色いオススメPOPがついています。

 放浪くん二度とめぐりあえるかわからない一品限りの古本から、他の本屋ではめったにお目にかかれない旅のミニコミ誌や自費出版本、放浪書房特製のオリジナルグッズまで。あなたの旅ゴコロ、加速しちゃうこと間違いなし。当店「旅する本屋 放浪書房」は、「旅をしながら、旅の本を売り歩く」日本で唯一の(たぶん…)

 「人力移動型の旅本専門店」“ここ”ではない“どこか”へ。ここには素敵な出会いと旅があふれています。今日もどこかの空の下、あなたに出会えるのを楽しみにしています。

珍念のコメントは『蛇足』


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