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画期的判決

       Tukai

  憲法には「...良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される」と規定されてはいる。そうは言っても裁判官だって人の子。注目度の高い事件の訴訟指揮や判決では緊張もするだろうし、各地で同種の裁判が起きていれば、自身の判断がリーディングケースとなることをためらうこともあろう

▲この人は逆だったのかもしれない、と勝手な想像をしている。東京電力福島第1原発事故の避難者訴訟で、東電と国の賠償責任を明確に認めた前橋地裁の原道子裁判長

▲東日本大震災のあの日、原発に押し寄せた巨大津波について、何年も前に「予見が可能」だったばかりでなく、あなた方は実際に予見していたはずだ-と指摘。「想定外」を繰り返す東電や国の主張を一蹴した

▲事故を起こした電力会社と同じだけの責任が、国にもあると断じた。審理中の昨年6月には、主張が足りないと訴える国側に「天変地異がない限り10月31日に結審する」と決然と言い渡したそうだ

▲"引き延ばし"を許さなかった理由は「一番乗り」への意欲や決意だけではあるまい。審理が長期化すれば裁判を起こした避難者たちの負担もその分だけ増していく

▲「司法の良心」を見る思いの判決。使命感を呼び起こされた裁判官も多いはずだ。そうであってほしい。【水ゃ空】

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 前橋地裁、原道子裁判長立派、福島原発事故、東電&国に責任あり!

 

 ◆このニュースを聞いた時、喉に刺さっていた魚の小骨が取れた感じがしました。原発再稼働論議で福島原発事故の真因分析、すなわち電源装置総喪失がなぜおこったかの論議なしに避難対策がどうのこうのばかりマスコミも報道していたのにイラ立ちを覚えていたいたからだ。巨大津波は予見できたとして福島第一原発事故への避難者訴訟で前橋地裁の原道子裁判長は東京電力と国に対して有罪判決を下した。

 ◆2002年、政府が「福島沖を含む日本海溝沿いでM8級の津波地震が30年以内に20%の確率で発生する」と発表、それをうけて東電は08年に津波高さを試算して実際に予見していた。一番浸水に問題な地下配電網を放置、原発上部に設置しようとせず監督すべき国も何ら指導しなった罪は大きいとして東電、国にたいして損害賠償の支払いを命じた。

 ◆東芝がアメリカのウエスチングハウス原子力発電事業部を8000億円で買収したが事業がとん挫、それが今季の東芝大赤字の現況、上場廃止に追い込まれている。いまや原発事業は電力会社にとって間尺に合わない事業となっているのにまだ再稼働に躍起になっている。

 ◆政府もアメリカの顔色もうかがいながら原発ノウハウでまだ一儲けを企んでいる。これは大変なミスジャッジ。原道子裁判長は一石を投じてくれた、立派ですね。同じ女性でも防衛大臣や首相夫人はもたもたしているのが、もどかしい・・・


ふと、「ヴェニスの商人」の裁判が(珍念)の脳裏に思い浮かぶ!

 ★友人バサーニオーの借金のために船乗りアントーニオーは、高利貸しのシャイロックから三千ダカットの借金をすることになる。前々からアントーニオーの事を毛嫌いしていたシャイロックは自らの腹いせのために、金を貸す際の条件として「胸の肉1ポンド分を担保にする」という証文をつきつけ、アントーニオーもそれに同意する。当初返済の目処は十分にある予定だったが、アントーニオーの船が海峡で難破した為、借金返済の目処が立たなくなってしまう。

 ★その為、アントーニオーは裁判の場で「証文」の通り胸の肉1ポンドをシャイロックに差し出さなければならなくなり窮地に追い込まれる。しかし裁判官が、証文に「1ポンドの肉」とあるため、「血を一滴たりとも流す事は許されない、また1ポンドから1分の差があった場合でも財産は没収する」という指示から事態は急展開する。その後、シャイロックは胸の肉を切り取ることを諦め、アントーニオーは借金を免れるとともに、友人バサーニオーの借金も返済されてお互いに幸福な生活に戻る事で物語は完結する。

 前橋地裁、原道子裁判長の判決は、素晴らしい!

 これ以上のコメントは『蛇足』

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