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「日本資本主義の父」 渋沢栄一

         Soreban


          プロ野球の開幕まで3週間を切った。連覇を狙う日ハムの
          栗山監督は「日本資本主義の父」といわれる渋沢の 講演
           内容をまとめた「論語と算盤」を選手全員に配 っているそ
           うだ。さすが読書家。文芸春秋3月号の記事で知った









▼資本主義は「自分だけがもうけたい」との欲望が強くなれば暴走し、周囲を混乱に陥れる。渋沢はその構造的欠陥を見抜き、歯止めとして算盤に象徴される経済活動に「論語」の教えを持ち込もうとした

▼そして強調する。<一個人の利益になる仕事よりも、多くの人や社会全体の利益になる仕事をすべきだ>。求めたのは、仕事を通じて社会貢献するという「志」だ。胸に落ちる

▼栗山監督は渋沢の考えを野球に引きつけて説く。「チームのために尽くせば、給料も上がるし、自分の居場所ができて、長く野球がやれる」。分かりやすい物言いだ。目標を明確に打ち出し、そこに至る道筋を誰もが理解しやすいように具体的に示して導く。上に立つ者、こうありたい

▼さて、わが国のリーダーはどうか。南スーダンにPKOで派遣している陸自の撤収を唐突に発表した。「ひと仕事終わった」と言うが、本当にそうか。これまで「安全だ」と繰り返してきた現地の治安状況が、かなり悪化しているのではないか

▼従来の説明とつじつま合わせをしようと、無理な説明を重ねる。そうだとすれば下の者、ついていけない。【卓上四季】

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     栗山監督の采配は、素晴らしい!


『渋沢栄一論語と算盤』 商品の説明 内容紹介

 孔子の教えに従って商売をする――。日本実業界の父、渋沢栄一が、その経営哲学を後進の企業家たちを育成するために語った談話集。金儲けと社会貢献の均衡を図る、現代にも生きる品格ある経営人のためのバイブル。

トップカスタマーレビュー

基盤を持つ大切さ 投稿者  Komisa 

◆「金持ちになるための本」は、一生かけても読みきれないほどあります。しかし昨今の不景気、この本の山を見るにつけ「この本は今の不景気に適応できるものなのか?著者はたまたまバブルで儲けただけで、今日現在は困窮しているのではあるまいか?」と疑わずにはいられません。

◆渋沢栄一は明治の偉大な実業家です。彼は常に論語を携え、迷ったときは論語を開き、その教えに背くかどうかで決断したと書いています。商業と道徳は相反するもの、汚いことをしなけりゃ儲かるわけがないという考えは渋沢栄一の時代以前からも普通にあったようですが、彼はそういう考えは江戸時代に武士が商人を低く扱った弊害で、文明開化の時代には商人も武士道精神と清廉な考えを持たなければいけないと考えていたようです。

◆私も商業と道徳は相反すると思っていましたが、少なくともこの本を読んで、その清廉潔白な考えには圧倒されました。この、100年前には確かに存在し、今でもその名を汚していない偉大な実業家の著作を読まずして、10年後には忘れ去られているような詐欺師(かもしれない人)の皮相的な金持ち本に小遣いを費やすのはいかにも残念に思われます。

◆いかなる荒波の中においても、バイブル(ここでは論語)を堅持し、それに従うこと。不安な現在の人間にも時代を超えて語りかけてくる渋沢栄一に、学ぶことは多いのではないでしょうか。

渋沢栄一の待望の書  投稿者  ポリ銀 

◆渋沢栄一の本は「論語講義」をわかりやすく訳した、竹内均さんの「論語の読み方」を何度も読んだことがありました。渋沢さんは、「論語」を実学として生かして大成された方だけあって、その読み方はとても新鮮でした。

◆道徳の本という、堅苦しいイメージを払拭してくれ、なおかつ本当に「論語」を学ぶというか、身につけることの大切さを教えてくれます。渋沢さんが、「論語と算盤」という書物を著されていることは、以前から知っていましたが、いまだに読んだことがありませんでした。今回、文庫本として出版されたことは望外の喜びでした。

◆読み進むうちに、日常の仕事や生活を送る中で、どのような考え方をもって身を処していけばよいかが、沁み込むように心に響いてきます。逆に道徳教育をおろそかにした、昨今の日本の状況と照らし合わせて考えるとき、もったいないことをしてしまったなあと思わされます。

◆日本人の美徳とされた、道徳性はいかに培われたのかを知るきっかけとして、最良の本であると思います。儒教に偏見を持っておられる方にこそ読んでほしい。




Ti


      斯く言う(珍念)・・・『論語読みの論語知らず』 
      
お笑い下され~い!


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