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「究極のラブレター」

Boku


            放送作家の三村修治は、医師から余命6カ月を告げられる。
            長年バラエティー番組を担当してきた三村は、残された半年
            で妻を心から楽しませる企画作りに取りかかった。





 ▼妻の再婚相手を探し出して、愛する人の幸せを確かめてから旅立とう。樋口卓治さんの小説『ボクの妻と結婚してください。』(講談社)は、テレビドラマや映画にもなった。

 ▼「私の夫と結婚してください」。今月上旬、米ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムのタイトルである。筆者の絵本作家、エイミー・クラウス・ローゼンタールさんはその10日後、シカゴの自宅で卵巣がんのために亡くなった。51歳だった。夫の結婚相手を募集するコラムは、ネットを通じて約450万人の目に触れたという。

 ▼ローゼンタールさんは、26年連れ添った弁護士の夫の長所を並べ立てる。服装の趣味がよく、絵が上手で料理もできる。夫や子供たちともっと一緒に過ごしたかったが、叶(かな)わない。ならばせめてと、コラムはこう結ばれる。「私が心から望むのは、誰かふさわしい人がこれを読み、夫に出会って、新しいラブストーリーが始まること」。

 ▼夫を看取(みと)った妻に比べて、妻を看取った夫の余命ははるかに短いと、よく言われる。先立たれた奥さんに毎日はがきを出し、『あの世の妻へのラブレター』なる著書もあった作家の永六輔さんは、こんな述懐を残している。「どうして男は、こんなにボロボロになるんだろう。命をつくる作業を知る女の人と違い、男は命と正面から向き合うことをしていないからかな」。

 ▼ローゼンタールさんは、実はたった一人のためにコラムを書いたのではないか。ボロボロになっているであろう夫を励ます、究極のラブレターである。【産経抄】

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Kuri1

 

      珍念、感動しました
      これ以上は 『蛇足』

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