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鶴我裕子(つるがひろこ)さん

             Turuga

                      生まれは北九州市。父は船会社を経営していた。
                      つまりは社長令嬢。ところがお得意さんが父に「山形
                      に持っている鉱山をやるから借金をチャラにしてほしい」。
                       いいよ、と一家そろって移住してから運命が暗転する。




▼山形市で育ち、NHK交響楽団第1バイオリン奏者を30年余務めた鶴我裕子(つるがひろこ)さんの少女時代である。父の鉱山はうまくいかない。部下に裏切られたか、船会社からも金が入ってこない。窮乏生活に突入する中、通っていた小学校に篤志家が贈ったバイオリンに夢中になった。

▼苦境を知った山形大の先生はただで教え、ご飯も食べさせてくれた。芸大を目指して進んだ都内の高校を、父の病状悪化でやめざるを得ない状況になった際は、大手企業の奨学金が救いの手となった。こんな来(こ)し方を鶴我さんは近著でユーモアを込め「ロハの人生」と呼ぶ。

▼景気低迷のあおりで節約生活を強いられる学生が増えている。国は返還不要の給付型奨学金制度を新年度に先行実施の運びだ。「奨学金の恩は一日も忘れたことがない」と鶴我さん。本当に必要な人の元に届いたなら、バレンタインデー一生分のすてきなプレゼントになる。【談話室】

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バイオリニストは肩が凝る 鶴我裕子のN響日記  トップカスタマーレビュー

面白すぎる!  投稿者  N響マニア

  N響で長年第一バイオリン奏者として活躍する著者のステージ姿は何百回も拝見している。しかし、失礼ながらこれほど面白い文章をお書きになる方とは、全然想像していなかった。音楽的才能と文才。天は時に二物を与える。

 N響になじみ深い人は勿論、オーケストラが大好きな人なら、自分で楽器を演奏する人も、そうでない人も、面白くてたまらないユーモアたっぷりの文章ながら、「プロ」の「演奏者」でなければ、決して書けない話が満載されており、読み終えるのがもったいない。

 プレリュード(前書き)に書かれた、ウォルフガング・サバリッシュ氏との昨年のリハーサルの様子をはじめ、胸が熱くなるような話、ほろりとさせられる話がある一方で、「譜読みを楽しむ方法ってある?」の項は抱腹絶倒だ。そうか。プロでも「譜読み」は面倒くさいのか。
しかし、忘れてはいけない。この境地に達するまでに、鶴我さん達、プロの音楽家は、もの凄い努力を続けている事を。

愉快痛快  投稿者びんわ

 著者はNHK交響楽団に所属する第一ヴァイオリン奏者。NHK交響楽団に入る前の修業時代から、オーケストラの舞台裏、巨匠たち話などが書かれている。この本は、電車のような公共の空間で読むことをお勧めできない。なぜなら、こみあげてくる爆笑を抑えきれないに決まっているから。プロムシュテットとヴァントの項目が特に顎が外れるかと思うほど笑えた。最高にいい。

裏話がすべて納得  投稿者たかもり

 一人で読みながら声を出して笑えるっていう本は、そうはありません。古典派の演奏で弦楽器を減らす編成の是非や、弦楽四重奏での争いなど、成る程の連続。演奏家の指揮者や批評家に対する本音は首肯の連続ですが、思わず口元がほころぶ良い文章です。そして膝をたたいて納得。こういう人たちが大変な努力をしてオーケストラの音楽を奏でていると思うと、せっせとコンサートに通おうと思います。

バイオリニストは肩が凝る 鶴我裕子のN響日記

斯く言う・珍念も読んで見たい! ( ^ω^)おっおっおっ

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