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2017年2月

『一粒の種』

Utau


            砂川恵理歌の歌う『一粒の種』は、恵理歌の優しく深い
            歌声と歌ができた背景の故に県内で評判になり、ドキュ
            メント番組でも取り上げられた。またCDによって全国に
            広がり、パソコンを通して今でも多くの人が聴いている







▼『一粒の種』は歌う。「一粒の種に一粒の種に/ちっちゃくていいから/私もう一度一粒の種になるよ/出会って語って笑って泣いた/生きててよかったよ/あなたのそばでよかったよ」-「一粒の種に一粒の種に/ちっちゃくていいから/命の種に必ずなるから/すぐそばにいるから」

▼「一粒の種でいいから生きていたい」-あるがん患者の最期の言葉をもとにできた歌である。末期がんで死を受容しているようにみえた男性患者だが、ある日看護師の高橋尚子が見回りに病室に入ると、その患者は「死にたくない。生きていたいよ」と涙をぽろぽろこぼした

▼高橋は衝撃を受け、あなたの思いは私が受け取って、私がその種を蒔くからと、その想いを詩に書き、下地勇が曲をつけ、歌手の砂川恵理歌が歌っている。恵理歌はこの歌を携え、全国の学校や病院、福祉施設でコンサートを開いている

▼こんな声が寄せられている。「沖縄から飛んできた小さな一粒の種-この小さな種は生命の光を放って-この小さな種は僕の命そのもの-僕の愛そのものだ。」

▼この歌は実話をもとに生まれたが、人の心に響くのはその内容が普遍性を持っているからであろう。「命」の尊さと、それを支える「愛」、限りある命のはかなさ、「別れ」の切なさである。【行雲流水】

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         このコラム『言い得て妙』素晴らしい!
         珍念のコメントは『蛇足』・・・・・・・・・・。






銀塩写真

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▼ デジタルカメラ全盛の時代。「アラーキー」こと写真家の荒木経惟さんは今も、フィルムカメラを愛用する銀塩派だ。「銀塩写真は現像する時、一度ぬれる。それが重要なんだ。デジタルはプロセスが乾いている」

▼大御所の言葉は艶っぽく、そこはかとなく深い。乾いた時代へのアンチテーゼ。「写真には『情』が写る」とも語り、被写体を思いやる気持ちと慈しむ時間の大切さを説く。過激なヌード作品が注目されるが、自分の新婚旅行をモノクロ写真でつづった写真集『センチメンタルな旅』は純文学のような名作だ。私小説に対抗し「私写真」を提唱する。

▼宮城県内の高校で唯一、フィルムで撮り続けた宮城広瀬高写真部が今春、転機を迎える。フィルムや印画紙など資材が高騰し、銀塩写真の魅力を伝えてきた顧問の退職が重なった。

▼縁あって10年ほど、生徒たちの作品を講評してきた。友達や家族を捉えた写真は心温まる傑作ばかり。みずみずしい感性や愛情にあふれている。アラーキーに劣らない作品は、同校写真部のウェブギャラリーで見られる。【河北新報:デスク日記】

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いい顔してる人 生き方は顔に出る  商品の説明内容紹介

◆「あの人はいい顔してる」と言うことがあります。とても魅力的な表現ながら、どういう顔がいい顔なのかわかりにくい面もあります。そこで本書では、写真家荒木経惟さんが、い顔についてあらゆる角度から論じ、いい顔とは何か、どうすればいい顔の持ち主になれるのかについて、徹底的に語りつくします。

◆アラーキーの呼び名でおなじみの荒木経惟さんは、2010年5月で70歳を迎えます。また、写真家生活も50余年になります。09年に自身のからだに見つかったガンと闘いながらも、過激な問題作を次々と発表されています。

◆一方で、荒木さんが思い入れをもって撮影してきたのは、“顔”です。自身の写真家生活は「顔に始まり顔に終わる」と言い切り、いまなお、『日本人ノ顔』シリーズなどを通し、顔を撮り続けています。

顔をテーマにしながら荒木さんのお話は、女性観、男性観、人間観、死生観にまで広がり、この写真家の人間への興味、思索の深さには唸る思いがいたします。政治、社会、文化、芸能、スポーツ……、あらゆる世界で「いい顔」が少なくなったいま、多くの方に読まれ、この国に「いい顔」があふれることを願う一冊です。 天才アラーキーの珠玉の人生論。

「言い顔してる人生き方は顔に出る」 カスタマブレビュー :

いい顔してる人  投稿者 左党犬

 「顔こそ究極のヌード」という、天才アラーキーの人生論。「顔に始まり、顔に終わる」という、何千何万とポートレートを撮ってきた写真家による、体験からにじみでた、実に味わ深い珠玉の人生論である。あまりにも説得力ありすぎる。

 アラーキーのいう「いい顔」とは「美しい顔」のことではない。

 「男40過ぎたら、自分の顔に責任をもて」。若い頃よくこのようにいわれた男性は多いと思う。いまの若い人たちもオヤジ連中から、そういわれることもあるのだろうか?すでに40歳を過ぎた私は、自分の顔がどうであるか自分には判断しかねるが、年齢を重ねて、それなりに味のあるものになっているのではないかと思っている。歳を取るのはけっして悪いことではない。

 もちろん女性も同じだろう。長年にわたって多くの女優を観察してきた映画監督の大島渚も、どんな女優も40歳過ぎたら、いままでの人生がいい面も悪い面も含めてすべて顔に現れてしまうと、以前あるインタビューで語っていた。男も女も、生きてきた軌跡がすべて顔として表出されてしまう。面白いことでもあり、また実に恐ろしいことだ。

 写真に写された人物を取り巻く関係性が顔に表出する。「幸せな顔」とは、愛し愛される関係がにじみでたものだ。どんな人であれ、生きている最高の瞬間がもっともいい顔になる。いい顔になっていないは、職業選択を誤ったということだ。

 そしてまた、写真を撮る側と撮られる側の、見るものと見られる者の関係。撮影する側の気持ちが被写体の表情に写り込む。写真好きの友人からその凄さを教えてもらって、天才アラーキーの存在を知った日からすでに30年近いが、いまでも現役で走り続けている荒木経惟の生き方そのものに敬意を表したい。そして現時点で到達した人生論にも。

 天才は、死ぬまでカメラを離すことはないだろう。生き方が、カメラそのものと化しているからだ。幸せな人による、幸せになるための人生論なのである。

ふと、江戸時代中期に京で塾を開いていた儒学者「伊籐仁斎」の逸話が脳裏に浮かぶ!

●仁斎はつねづね門人に、「自分の顔に責任をもちなさい」「顔づくりは、気持ちづくりです」と言った。つまり、精神の持ち方が人間の顔を左右するというのである。門人の中には、「そんな馬鹿な」と呟く者もいたが、仁斎は固く信じていた。仁斎自身非常に高貴な顔をしていた。

●仁斎は京都の大工職人の息子だった。ところが、道で行き交う人々は必ず、「お公家さまがお通りになる」といった。それほど仁斎の顔は上品だった。あるとき、馬に乗って通行中の京都所司代が、思わず飛び降りて仁斎に深々とお礼をしたことがある。伊藤仁斎と知ってのことではない。身分の高い公家と勘違いしたのだ。

●そんなことがあっても仁斎はけっして自慢はしない。ただ、「顔はその人間の精神の持ち方によって美しくもなり、醜くもなる。だから、いったん美しくなったからと言って安心はできない。気持ちが汚れれば、顔のほうもすぐ醜くなってしまう」と言っていた。仁斎の子息 伊藤東涯も父に劣らず譬えようもなく美しく輝いていた。

Bouzus1


          かく言う〝珍念〟顔は童顔で人なっこい明るい・・? 
          善人のように見えますが心は悪しき煩悩に覆われて
          真っ黒です。深く反省し、恥じています! 願わくば
          「伊籐仁斎」に肖りたい・・・ 。
          今日のコメントも 『支離滅裂』 お笑い下され~い! 

運命的出会いに導かれて

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         遠藤周作の小説をハリウッドが映画化した「沈黙」が話題だ。
         主人公ロドリゴのモデル、キャラ神父は江戸の切支丹屋敷で
         涯を閉じた。24年後、その屋敷に同じイタリア・シチリア島
         出身のシドッティ神父が幽閉される








▼1708年に屋久島に上陸したシドッティは江戸に送られ、棄教しないまま6年後に地下牢(ろう)で息絶えた。47歳だった。新井白石は尋問を機に交流を重ね、得た知識を「西洋紀聞」にまとめた

▼屋久島在住の作家・古居智子さんは、1994年に居を構えた土地がシドッティ上陸地だと知る。その運命的出会いをきっかけに「密行 最後の伴天連(ばてれん)シドッティ」を著した

▼出版から4年後の2014年、切支丹屋敷跡から遺骨が見つかった。DNA分析などでシドッティと断定された。「死後ちょうど300年の遺骨発見は運命的」と古居さんは身震いした

▼「私の仕事は運命的出会いの連続」。そう話す古居さんは今、屋久杉の巨大切り株に名を残す英国人プラントハンター、ウィルソンの足跡をたどっている。100年前に沖縄で撮影された写真の紹介を本紙で連載中だ

秋に県立博物館・美術館で「ウィルソンが見た沖縄」展が開かれる。担当者の一人はウィルソンに同行した植物学者・園原咲也(さくや)の孫・謙さんだ。運命的出会いの連鎖は、時を超えたメッセージを伝えるための「導き」なのかもしれない 【金口木舌】

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「沈黙 サイレンス」 あらすじ

  江戸幕府によるキリシタン弾圧が激しさを増していた17世紀。長崎で宣教師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)が捕まって棄教したとの知らせを受けた彼の弟子ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライヴァー)は、キチジロー(窪塚洋介)の協力で日本に潜入する。その後彼らは、隠れキリシタンと呼ばれる人々と出会い……。

「沈黙 サイレンス」究極の試練を突きつけられ“なにが正しいのか”を見失った人間たちのドラマ

 ◆少年時代のマーティン・スコセッシが「聖職者」か「マフィア」になりたかった――という逸話はもはや映画界の伝説のひとつと言っていい。ちょっと話が膨らんでいる気がしなくもないが、スコセッシが“信仰”と“暴力”に魅入られ引き裂かれてきたことは、監督作の主人公の大半が善と悪の狭間で葛藤し、狂気の域に踏み込んでいくことからも見て取れる。

 ◆悪に正義の鉄槌を下すつもりが実際にはストーカー気質のテロリストでしかない「タクシー・ドライバー」のデ・ニーロ。憧れたマフィアの世界でのし上がりながらわが身かわいさで仲間の絆を裏切る「グッドフェローズ」のレイ・リオッタ。実業家、映画監督、パイロット、航空機デザイナーとありあまる才能を持ちながら潔癖症で身を亡ぼす「アビエイター」のディカプリオ。平たくいえば“とっちらかって”おかしくなった連中ばかりだ。

 ◆スコセッシが28年ごしに実現させた「沈黙 サイレンス 」は、キリシタン弾圧が苛烈を極めた江戸時代初期の日本に乗り込んだキリスト教宣教師の物語だが、これもまた“とっちらかった”人たちの物語だ。そもそも主人公のロドリゴは、尊敬する師が「キリスト教を棄てた」と聞き、ことの真相を確かめようと日本に潜入する。熱い信仰心と「うちの師匠が“とっちらかる”わけがない!」という確信だけがロドリゴの武器なのだ。

 ◆展開はほぼ遠藤周作の原作小説の通りだが、こんなにスコセッシ的なキャラクターたちもいるまい。誰よりも人格者であるはずなのに裏切り者の烙印を押された師匠。情熱に突き動かされてやってきたのに、信者たちの苦境に一筋の救いの光も見出せない弟子。そもそも言葉も分からない極東の島国で、本当に彼ら自身が命を賭す意味はあるのか?

 ◆宗教論を語る難解な映画ではない。あまりにも厳しい現実を前に、価値観を根底から揺さぶられ“なにが正しいのか”を見失った人間たちのドラマ。大小のレベルはともかく、日々大切なことを見失いがちなわれわれに降りかかる“究極の試練”が描かれた作品なのである。

 ◆映画を観てスカッとしたい人には残念ながら向かないが、人間の前に屹立する大自然の荘厳さや、清濁あわせのむ凄味を見せるイッセー尾形、浅野忠信、もはや弱いのか強いのかもわからない卑小さの権化に扮した窪塚洋介らの日本勢の名演など、一部だけ取り出しても見応えがありすぎる要素を塊にしてギュッと凝縮させたような渾身作である。(村山章)

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   ふと、イタリアの『アトリの鐘』の昔話が、脳裏に思い浮かぶ
   その鐘が心の中にあればなぁ・・・(´;ω;`)ウウ・・・



人生は受け身

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    93歳の大往生を遂げた映画監督の鈴木清順さんは、東京下町
    の商家に生まれた。「リンゴが腹いっぱい食えそうだ」。食料不足
         が深刻になった昭和18年、旧制弘前高校に進学したきっかけは
         同級生の一言である。




 ▼ところが入学してまもなく徴兵される。輸送船で下関からフィリピンに向かう途中、米軍の魚雷攻撃を受けて、投げ出された。ふんどし一つで漂流し、6時間後に救助された。同期73人中生存者はわずか27人である。

 ▼「清順美学」と称賛される作品は、どこか「虚無」のイメージがつきまとう。江戸っ子気質(かたぎ)と生まれ育った大正という時代、そして戦争体験が染みついているからではないか。後に語っている。

 ▼復員してから映画の学校に通ったのも、高校の同級生の導きだった。晴れて映画監督になったものの道のりは平坦(へいたん)ではない。「わからない映画をつくりすぎる」。社長の逆鱗(げきりん)に触れ、13年間で40本もの映画を撮った日活を追われる。もっとも鈴木さんは慌てない。どうせタナボタ、受け身の人生と開き直っていたら、やはりチャンスがやってきた。

 ▼製作費5千万円で内容は任せる。こんな依頼に応えた「ツィゴイネルワイゼン」は、昭和55年の映画賞を総なめにする。以後世に出る作品は海外からも熱い視線を浴びてきた。母校、弘前高校の先輩、太宰治の作品なら、「走れメロス」か「人間失格」を撮ってみたいと自伝に書いている。観(み)たかった。

 ▼47年間連れ添った前妻を亡くしてから14年後の平成23年、米寿を迎えた鈴木さんの再婚がわかる。なんと新妻は48歳年下だった。「男と女は、女から寄ってくるのが当たり前」。常々豪語していた通り、再婚も受け身だったのか。こればかりは、照れて明かさなかった。【産経抄】

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      映画「ツィゴイネルワイゼン」 商品の説明











Amazonレビュー

 「ツィゴイネルワイゼン」の蓄音盤に作曲家サラサーテの声が入っているという内田百けんの「サラサーテの盤」や、その他多くの短編をもとに繰り広げられていく、鈴木清順監督の斬新かつ大胆な幻想譚。士官学校教授の青池(藤田敏八)は、友人・中砂(原田芳雄)の無頼に振り回されていくうちに、いつしか現実とも幻ともつかない世界に惑わされていく。やがて青池の妻(大楠道代)と中砂の妻(大谷直子)も、その世界に巻き込れていき…。

  1980年、東京タワーの下に銀色のドーム型テントの移動映画館「シネマプラセット」を建て、そこで上映されロングラン・ヒットしたことでも話題になった作品。同年度のキネマ旬報ベスト・テン第1位ほか数々の受賞に輝く名作である。(的田也寸志)

トップカスタマーレビュー

難解だけど、なぜか魅せられる不思議な映画。清順の最高傑作。  投稿者  ゲバジジ
 
 鈴木清順という監督は不思議な監督です。傑作をつくるかと思えば、これはなんだ、という駄作・失敗作も多いが、この「ツゴイネルワイゼン」は間違いなく監督の最高傑作だと思います。この映画を見たときの衝撃はいまでも忘れられない。この監督の頭の中はどうなっているのだろう。魅力的な映画だけど、その素晴らしさを人に説明するのはとても難しい。ただ、長い時間を経過しても、いろんなシーンをいまでも鮮明に記憶している。

 蒟蒻をちぎるシーン、切り通し、奇妙な門付けの盲目の三人組などなど。ある意味で難解な映画ですが、私自身はあまり理解しようとはせず、不思議な世界に浸りました。映画全体に通底するものはなにかというと、やはりエロスと生死のような気がします。キャスティングもよかったが、とりわけ、俳優としてはプロではない、藤田敏八に不思議な存在感と印象を抱いたものです。理屈で理解は出来ないのですが、不思議と感情移入し、この映画のもつ空気感のようなものが濃厚に残ります

忘れられない悪夢のような  投稿者  kayuuma

・・・底知れぬ怖さと美しさを内包した日本映画の傑作。作曲家サラサーテの肉声が入っている「ツィゴイネルワイゼン」の蓄音レア盤をストーリー軸に、不思議な陶酔感を保ったまま物語は進む。現実と幻想、理性と狂気、伝統と前衛、光と闇、生と死、そして男と女そんな相反する要素が、鈴木清順監督が振るタクトに呼応し溶け合い、時に破壊的に反応し観る者の平衡感覚を狂わせる。

 中砂役の故・原田芳雄の男臭さと、その妻役の大谷直子の匂い立つような妖艶さが、忘れられない。“もぅ、後戻りはできませんわよ・・・”得体の知れないもの(魔)への本能的な畏れと、理性を超えたところで本能的に惹き込まれてしまう(魔)の魅力に“ざわざわ”と鳥肌が立つ。。こんな映画、観たことない!


◆「ツゴイネルワイゼン」 (@_@;)  『百聞は一見に如かず』

【意味】 人から百回話を聞くより、自分の目で一度見た方がわかること

イラストでも、同じように考えられる。

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 斯く言う(珍念)『君の引用はたくさんだ、自分の言葉で述べたまえ』の声が仄かに聞こえる。

 このままでは あの世で(閻魔さま)から叱られる。今日も灰色の脳細胞は冴えません・・・( ^ω^)おっおっおっ

「さるかに」の猿に許し「かちかち山」タヌキ弔う 心温まる 寛容紙芝居

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        許す気持ちの大切さを考えてもらおうと、昔話の結末に
        アレンジを加えた紙芝居を作っている宇野満雄さん
        石川県白山市千代野東で






白山の宇野さん、昔話アレンジ

 「さるかにがっせん」で猿が許され、「かちかち山」でタヌキが弔われる。石川県内で読み聞かせをする宇野満雄さん(71)=同県白山市=の昔話はひと味違う。米国・トランプ大統領を筆頭に移民排斥を訴える声が広がる世界。宇野さんは寛容さが失われつつある世界を危ぶみ、許す気持ちの大切さを伝えようと、結末に温かみをひとさじ加えている。(冨田章午)

 ◆宇野さんは三十八年間、県内の特別支援学校教諭だった。退職間際の二〇〇六年三月、知的障害のある児童生徒が理解しやすいように、登場キャラクターに棒を付けて動かすことができる「動く紙芝居」を作った。以降、県内保育園や児童館、老人福祉施設などで読み聞かせをしている。

 ◆結末を変え始めたのは集団的自衛権や安保法制が話題に上った一三年。悪者を徹底的に懲らしめようとする風潮が強まっていると感じたからだ。

 ◆元の「さるかにがっせん」は臼が敵役の猿を押しつぶすが、宇野さん版は臼が「殺すのはやめよう」、栗も「猿も反省しているよ」と子ガニを説得。猿は「助けてくれてありがとう。もう悪いことはしないよ」と約束して山に帰る。

 ◆「かちかち山」は溺死したタヌキをかわいそうに思ったおじいさんが、タヌキの死骸をおばあさんの墓の隣に埋めウサギと弔う場面で終わる。「ももたろう」と「きんたろう」も結末をアレンジした。

 ◆紙芝居の評判は口コミで広まり、昨年は動く紙芝居も含めて約二十回上演。作品の結末に「心が温かくなった」「平和に終わってほっこりした」と話す人も。「許すという気持ちは平和の基礎。紙芝居を通じて人々の心を穏やかにしていきたい」。宇野さんはにっこりと話した。【北陸中日新聞】

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       このコラム『干天の慈雨』の如し
       珍念のコメントは『蛇足』






「長短で測れない命、友は拝む手の中に」

    Kiduna

人と人とのつながりを大切にしたい。

  創業者の志をクマヒラは受け継いでいます。社会に対して少しでも貢献できますよう、さまざまな文化事業に取り組んでいます。

  無知、無慈悲、無関心が引き起こすのか。わが子を傷付ける、学校でのいじめ、自殺。命を粗末にする事件が絶えない

 そんな時代だからかもしれない。共感の輪が広がっている小冊子がある。金融機関向け金庫設備で知られる熊平製作所(広島市)が毎年、創業記念日に発行している「抜萃(ばっすい)のつゞり」である

 手のひらサイズの128ページに、1年間の新聞や雑誌、書籍などに載った、とっておきのエッセーやコラム35編が収められている。知らないうちに手が差し伸べられていた、長短で測れない命、友は拝む手の中に…。一編一編に教えあり、気付きあり

 端書きにこうある。<心にしみる感動、喜びを、より多くの方々に共感していただければ>。創業者熊平源蔵氏が社会への感謝と報恩の気持ちを形にしたのは1931年。3千部で始まり、現在は病院や学校、企業、個人などに45万部を無償で配っている

 編集人の宮脇保博さんは、記事の選択や掲載許可を得るのに手間はかかるが「伝統のある仕事を任されている」という思いが勝っている。干天の慈雨のように、励まされた人が多いのだろう。今号にも、刊行から1カ月足らずで900通の礼状が届いている

 思わず人に話したくなるエピソードあり。お守りになる言葉あり。自分だけにとどめておくにはもったいない小冊子である。【鳴潮】

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      このコラム 『頂門の一針』素晴らしい!

    
      斯く言う (珍念)小さな・小さな・希望の光を燈したい。

「定跡」~「次の一手」は!

 

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 デビット・ゾペティさんはスイス出身で日本に暮らす作家。日本語で書いた『いちげんさん』は、京都を舞台に外国人学生が盲目の女性と恋に落ちる物語だった。そこには、主人公が「ガイジン」扱いされることに閉口する様子が何度も描かれている

▼日本語の本を読んでいると<変なサラリーマンが後ろから『オー・ユー・ジャパニーズ・カンジ・オッケー?』とわけの分からないことを得意げに話しかけて>くる。修学旅行生には「外人だ。ハロー」を連発される-。自身の体験でもあったのだろう

▼将棋で初の外国人女流プロ棋士となったカロリーナ・ステチェンスカさんも苦労したと想像する。ポーランド出身の25歳。研修会に通う電車の中で泣くこともあったとか。勝負の悔しさだけではなかろう

▼それにしても、彼女と将棋の出合いが漫画だったというのは面白い。アニメやゲームなどクールジャパンといわれる近代大衆文化を入り口に、将棋という伝統文化に興味を持って来日した。観光戦略のヒントでは?

▼京都巡りや秋葉原での買い物が訪日客の「定跡」だったが、徐々に行動が多様化し「次の一手」を求められている。それが体験と参加。ゾペティさんの書いた20年前ならいざ知らず、外国人受け入れに抵抗感を抱く時代ではない。【河北春秋】

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      このコラム『目から鼻へ抜ける』お見事!



『いちげんさん』 商品の説明  受賞歴 第20回(1996年) すばる文学賞受賞

 内容紹介:京都の大学で日本文学を専攻する留学生の「僕」。目の不自由な若い女性・京子と知り合い、次第に彼女と恋に落ちていく…。すばる文学賞受賞のセンシティブな恋愛小説。(解説・沼野充義

トップカスタマーレビュー

キリッとした清潔感。  投稿者  カスタマー 

◆日本人にとってさえも排他的な感じのする京都の街。 たとえ京都で何年も生活していようと、外国人留学生にとって容易に理解できるものではないでしょう。 その理解できないもどかしさが、決して大げさにではなく静かに語られています。

 ヒロインが視覚障害者なのは、ある種のメタファーなのでしょうか? しかし、そのことが物語にキリッとした清潔感を与えています。

「いちげんさん」について  投稿者  素民喜琢磨   

◆全ての日本人に読んで頂きたい本です。ゾペティさんは在日外国人がよく経験する「外人扱い」について上手く書いたと思った。私も「僕」と同じ気持ちです。やっぱり、京都だけではなく、日本全体は同じでしょう。ゾペティさんが主張しているのは、真の国際化とは英語を話すことではなく、本当の意味で外国人を受け入れることでしょう。京子さんのような日本人が増えるといいなと改めて感じました。

「いちげんさん」というタイトルが秀逸  投稿者sasabon

◆すばる文学賞受賞作であり、芥川賞の候補作となっていたのは知っていましたが、外国人作家が書いた日本語の小説という話題先行のイメージを持ってしまったため、最近まで手に取ることがなかったのが悔やまれるほど実に魅力的な小説でした。

 解説の河野充義氏が書いているように、「外国人」だと決めつける視点がすでに本作の根幹テーマであるわけです。静かに「僕」の内面を描写していく手法は村上春樹的だと読みながら感じ、官能的な箇所は谷崎純一郎や安部公房的だなと感じていたら、河野氏も同様の印象を持っていました。

 ゾペティのバックグラウンドにそのような豊富な文学体験があったのでしょう。卒論が志賀直哉の「暗夜行路」ですから、私小説の世界への傾倒ぶりは作者の本質だと見てとりました。

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       珍念のコメントは『蛇足』。

馬路村(うまじむら)

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 長崎の「茂木ビワゼリー」、福岡の「めんべい」、富山の「月世界」。出張先で知った銘菓だ。同じく旅先で出合い、食卓に欠かせなくなった逸品がある。

 ▼高知県馬路村農協の「ぽん酢しょうゆ ゆずの村」がそれ。みやぎ国体前年の2000年、開催地優勝に固執せずと宣言した高知県を取材で訪れた際、地元紙のKさんから勧められた。ユズとかつおだしが醸しだすハーモニーは絶妙で、大げさでなく「衝撃」を受けた。鍋に生カキ、冷ややっこ。一年中、重宝する。

 ▼村は人口900人。森林率96%。唯一の換金農作物がユズだった。だが仕事は収穫期の晩秋のみ。ゆず酢の多くは大手メーカーへ。「だったら産地でぽん酢を造ろう」。1986年、小さな挑戦が始まった。応援したくなるではないか。

 ▼いまや関連商品も含めて年商30億円。日本経済新聞1月14日のブランドぽん酢ランキングでは1位に。宮城県内の取扱店も増えた。村にはかつて営林署が二つあり、「外の人の話に耳を傾ける素地があって、発想が柔軟だったから成長した」とKさん。高知県庁から車で2時間。いつか行ってみたい。【河北新報】(デスク日記)

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          馬路村のぽん酢しょうゆ・ゆずの村が美味すぎるっ!









 冬の鍋に合う最高のポン酢をまとめました。高知県馬路村のぽん酢しょうゆ・ゆずの村です。味が最高級!ぜひもっとみんなに知っていただきたい!鍋、しゃぶしゃぶ、水炊き、ちり鍋、湯豆腐、生野菜、ギョウザ、冷やっこ、お刺身、焼肉のタレ、何にでも合います。知る人ぞ知る一級品のポン酢です・・・。

 斯く言う(珍念)も食べたい! ( ^ω^)おっおっおっ

コロボックル

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           大地が目覚めるこの季節、日々通う道の傍らにも菜の花が
           揺れ、オオイヌノフグリが瑠璃色の彩りを添えている。ふとし
           た拍子に地面で小さな影が動いた気がして「あっ、コロボッ
           クル」と目を凝らす。大人になった今でも




 ▼児童文学作家の佐藤さとるさんの訃報を聞き、小学生のころに読んだ「だれも知らない小さな国」を懐かしく思い出した。小指ほどの小さな人「コロボックル」と、彼らを見守る「ぼく」の不思議な交流物語

 ▼澄んだ川のせせらぎや草の匂い…リアリティーあふれる詳細な描写で、透明感のある世界に引き込まれた読者も多いだろう。1959年、この本から始まったシリーズは累計発行部数約370万部。世代を超えて読み継がれている

 ▼「ぼく」は、コロボックルが暮らす豊かな山を壊す国の道路建設計画を、皆の知恵と力を合わせて変更させていく。大人になって読み返すと、弱き者への敬意や思いやりと、貫いた意志の強さが、心の奥へじんわり染み込んできた

 ▼戦争で個の尊厳を奪われ、多くの死に遭遇した世代。「戦いとは無縁の物語を書くことで、読んだ子どもたちが平和を愛する人に育ってほしい」。悲惨さを書く代わりに、誰もが心の内に持つ世界の尊さを伝えようとした

 ▼空想を豊かに広げる経験や物語が、人の心を耕す―。柔らかな心の土壌で、自然との共生や平和の種が育つのを信じた佐藤さんの、思いの深さをかみしめる。【地軸】

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 佐藤さとる「だれも知らない小さな国」 商品の説明 :内容紹介

 250万人が愛した、日本の小人(コロボックル)の物語、復刊!久しぶりで本書を読んで感じたのは、これはなんと、純度の高いラヴストーリーそのものではないか、という驚きだった――梨木香歩(解説より)

 初版が出て51年、いつのまにか本は半世紀を越えて生き、作者の私は80歳を過ぎてしまった。いくつになろうと、私が作者であるのはまちがいないのだが、このごろはなんとなく自分も、読者の1人になっているような気がする。そして読者としての私も、この再文庫化を大いに喜んでいる。――佐藤さとるこれが、僕がコロボックルを描く最後になるかもしれない。――村上勉

 びっくりするほど綺麗なつばきが咲き、美しい泉が湧き出る「ぼくの小山」。ここは、コロボックルと呼ばれる小人の伝説がある山だった。ある日小川を流れる靴の中で、小指ほどしかない小さな人たちがぼくに向かって手を振った。うわあ、この山を守らなきゃ! 日本初・本格的ファンタジーの傑作

「だれも知らない小さな国」 トップカスタマーレビュー

精緻な描写が心を打つ  投稿者  Average

◆少年の心の中にある「大切なもの」を世界に受容させる、という派手さは無いけれども、波瀾万丈の冒険譚にも匹敵する素晴らしい教養小説です。でもそれだけではなく、今回再読して「精緻に描かれている」のがようやく分かってきました。

◆一例を上げると重要なシーンでの色の使い方が凄い。少女の靴の「赤」、「大切なもの」を象徴するビー玉の「青」、「おちびさん」のカーディガンの「黄」。シーン、シーンでそこだけ色を強調するが故に鮮やかにその色が浮かびます。しかも同じ色を使ってない!ガキの頃には漫然と読んでいましたが、もの凄く精緻に描かれてありますよね。素晴らしい。

40年以上の付き合いです!懐かしくて、いつも新しい  投稿者  どらちゃん

◆関東の、とある田舎にある小さな丘、そばには小川が流れ、大きなこぶだらけの椿があります。子供達はあまり近づかないけれど、それには訳があったのです。目に見えない蜂がいるのです。・・・でもその正体は!日本にもあったのです。小さな小さな人たちの住む国が。何度も読み返し、折に触れ思い出していたので、今回の文庫化は何十年かぶりでとても喜んでいます。挿絵が書き下ろしなそうなので、購入するつもりです。

◆子供だけに読ませるのはもったいないファンタジーです。小さな人に選ばれた二人のラブストーリーでもあります。未読の方も、そうでない方もお勧めします。続巻を楽しみにしています。

名作は時代を超える  投稿者  ファラ 

◆子供の頃何度も繰り返し読んだ名作が、復刻されました。佐藤さとるさんのコロボックルシリーズの第一巻です。この小説の舞台は、日本のとある小さな山。鬼門山という凄い名前がついていますが、実はこの山、ただの山ではないんです。

◆もしかすると世界に1つかもしれない、凄い山なんです。せいたかさんが語る小山との出会い、そしてコロボックル達との出会いと交流、さらに…大切な未来の伴侶との出会いと交流は、本当に心が温かくなります。殺伐とした現代だからこそ読んで頂きたい、不朽の名作だと思います。

だれも知らない小さな国の感想   投稿者  青空 

◆模型造り、フィギュアのリペイントを趣味にしているので、小人には以前から興味がありました。メアリーノートンの作品はアニメ映画化されたのがきっかけて知り、シリーズ5冊、読みました。大変、面白かったのですが、翻訳本ということで、多少、表現にわかりずらい所があったりしました。この作品はスラスラと読めます。

◆舞台も日本の田舎町。山と小川に囲まれた、泉のある小さな平地(草地)。親しみやすく一気読みしてしまいました。佐藤さとる先生の小人シリーズは全部で6冊あるそうなので、今後、読んでみようと思いました

あの頃を思い出して  投稿者  kashiro 

◆小学生の頃、夢中になって読みました。読み返すと懐かしい気持ちが溢れてきます。これを読んで、せいたかさん(主人公)のような心を持った人が、今の世の中に一体何人いるのか考えて少し悲しくなりました。小さい頃、私の周りには、空き地や、基地が作れるような場所がありました。でも、もうありません。

◆きっと、そこに、コロボックルたちが住む不思議な世界があったのかもしれないと、思うだけで、悲しくなります。できることなら、もう一度、あの頃に戻りたいと思ってしまう、そんな懐かしさでいっぱいの物語です。

小学校4年生から6年生の男の子に  投稿者  twice
 
素直で多感な子供時代に出会えば、子供の純真な気持ちを思い出すために大人になっても時々読み返す宝物のような本になると思う。大人が夏草の匂い、川のせせらぎ、虫の声、そういうものに触れたとき、いきなり少年時代の切ないような懐かしい気持ちを感じるのと同じものがこの本にはある。

あなたにもコロボックルがそばにいるかも  投稿者  カスタマー 

◆物語をはじめて読んだときの感動を今でも忘れられません。すごい物語です。 思春期にはいっていたというのに、わたしは、コロボックルの存在を信じていたのですから。そして、毎日、わたしのコロボックル連絡員を必死にさがしたものです。カボチャのつるの間、本棚のすき間、かばんのなか。

◆だって、コロボックルが友だちでいてくれたら、とってもすてきなことじゃありませんか。 今、わたしにはやっとコロボックルたちが見えるようになりました。わたしの心のなかに住んでいます。 この本を読んだら、きっと、あなたにも連絡員がつくでしょう。なんという名前かしらね。どんな特技をもってるのかしら。いつか、みんなでお会いできる日を楽しみに。




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     ふと・脳裏に、手塚治虫の『アドルフに告ぐ』の言葉が思い浮かぶ
 




心の闇  (人間は)残忍でウソツキで、嫉妬深く、他人を信用せず、浮気者で派手好きで、同じ仲間なのに虐殺し合う──醜い動物です。しかし、それでもなお、やはり、ぼくは人間がいとおしい。生きる物すべてがいとおしい。 (『ガラスの地球を救え』より)

 大量虐殺、人種偏見、征服欲・・・数々の映画やマンガの中でヒットラーはそんなイメージのシンボルとして描かれてきました。けれどヒットラーだけが特別な怪物だったわけではありません。誰の心の中にも「ヒットラー」という名の闇は潜んでいるのです。

  自分の欲望や信念が他人の命よりも大事だと思いはじめたら、それがあなたの中の「ヒットラー」が目覚めた、ということかもしれません。そんな自分自身の「闇」に見て見ぬ振りをするのではなく、しっかりと見据えて克服することで豊かで平和な世界が開かれて行くのでしょう。


きょうも 珍念のコメントは『支離滅裂』 お笑い下され~い! (A;´・ω・)アセアセ

ヒポクラテスの鉄槌

Pibo


                      映画「ヒポクラテスたち」は医学部の学生だった
                      大森一樹監督が自らの体験を生かして制作した
                      ちょっとコミカルな青春群像劇。元キャンディーズ
                      の伊藤蘭さんも出演した。







 ▼タイトルにあるヒポクラテスとは紀元前5世紀、エーゲ海の島に生まれた古代ギリシャの人。医道の基礎を確立したことから「医学の祖」と称される。大森監督も医学生時代にその精神を学んだのだろう。映画の冒頭でヒポクラテスのことがくわしく紹介される。

 ▼「いかなる患家を訪れる時もそれはただ病者を益するためであり(略)自由人と奴隷の違いを考慮しない」は、ヒポクラテスの誓いの中のひとつ。現代風に言い換えれば患者の身分、職業一切問わず、差別せず全力で治療する、になろうか。

 ▼京都府立医大病院の医師によって作成された虚偽の診断書類が暴力団幹部の刑務所への収監を免れるために使われた疑いが強まり、京都府警が病院を家宅捜索した。また捜査関係者への取材で暴力団幹部と大学関係者が飲食をともにしていたことなども分かった。

 ▼「ヒポクラテスたち」に入れ墨を彫った患者の体に検査針を刺す場面があった。病院の通路には患者の子分がたむろしていて、にらみを利かす。冷や汗をかきながら検査をやり遂げた医学生はホッとする間もなく次の臨床実習へ向かう。

 ▼恐怖も挫折も乗り越えて一人前になっていく若者たちがすがすがしく描かれる。くしくも京都府立医科大は大森監督の母校。「ヒポクラテスたち」がもし今、製作されたら「病者の益」を取り違えた人たちに鉄槌(てっつい)を下す物語になっただろう。 【くろしお】

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   京都府立医大病院は、変な魔物に取りつかれたのかなぁ。
   大森一樹監督・・・ 出番です!

牛の涎

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 本州のある企業で社長に社訓を表す文字を聞くと「涎(よだれ)」と答えた。風変わりだと思っていたら、「商いは牛の涎」から取ったと説明してくれた

▼牛の涎が細く長く垂れるようにのんびり、あせらずに辛抱せよという教えだ。江戸時代の浮世草紙「日本新永代蔵」でもこの言葉の後に「万事せかぬが大器なり」とある。企業永続の心構えは今も昔も変わらないようだ

▼帝国データバンクによれば、今年中に創業100年を迎える道内の企業・法人は44に上る。文字通り牛の涎と縁が深い「町村農場」も含まれる。いずれも厳しい気候や本州の大消費地と離れた不利な条件にさらされながら、長い時間をかけて克服した老舗の足腰の強さがうかがえる

▼むろん、老舗の看板が企業の保険になる時代ではない。東芝が昨年末で負債が資産を上回る債務超過になった。最大要因は原子力事業への過度の傾斜と言われる

▼見込み違いを福島第1原発事故のせいにしているが、それだけではない。10年前の中越沖地震の影響をはじめ、原発に対していくつかの「警告灯」が点滅していたはず。経営陣は頭の中がばら色の夢に占領されて黄色に気付かなかったか

▼帝国データバンクの別な調査を見ると、社是や社訓に老舗企業の色が出ているのが分かる。「投機・相場には手を出すな」「腹八分目商法」。ズバリ「大きくするな」もある。右肩上がりが全てではない。【卓上四季】

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                     東芝は 『急がば回れ』 
                     『一を知りて二を知らず』
                     の格言を忘れたのかなぁ!

「米国第一」

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  喜劇で一番難しいのは愚か者の役であり、その役を演じる役者は馬鹿(ばか)ではない」。
騎士道物語「ドン・キホーテ」の著者、セルバンテスは言う

▼演技論の部類に入る話なのだろう。世界の喜劇王、チャップリンが名作「独裁者」で演じた主役のように、狂気性を帯びた演技や独特の存在感も、経験を積んだ名優ならではである

▼この方はどうだろう。世界の注目を一身に浴びて登場したトランプ米大統領である。4年間のロングラン、「トランプ劇場」の座長兼主役を務める

▼就任早々、メキシコとの国境に壁を建設することを宣言し、イスラム圏7カ国からの入国を禁止する大統領令を出すなど、正気の沙汰とは思えない言動が続く。世界の耳目を集めるための計算ずくの対応で、得意の「取引外交」の一環なのかまだ見分けがつきにくい

▼著名なハリウッド女優から公然と批判されるなど、「観客」の評判は芳しくない。政権発足1カ月足らずで最側近の大統領補佐官が対ロシア制裁協議の不正関与で退場するなど、一座の内実は早くもガタガタである

▼芝居用語で、舞台下にある空間のことを「奈落」という。国際秩序を無視し、「米国第一」のスローガンを盲信(もうしん)してドンキホーテのごとく突き進めば、行きつく先は奈落である。笑えない喜劇を見せられている気分になる【大弦小弦】

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    このコラム『言い得て妙』
    これ以上は『蛇足』・・・・。





体裁

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     とんち話で有名な室町時代の僧侶一休宗純にこんな逸話がある。
     あくどい商売をする京都の豪商から法要を依頼される。前日にわ
     ざと粗末な法衣を着て訪ねると、「消えうせろ」と追い払われる







▼当日、紫の法衣をまとったところ、今度は難なく招き寄せられた。一休は主人に「私自身に何の価値もないのと同じ。衣にお経を読んでもらいなさい」と言い残し、法衣を脱いで帰ったという

▼目が曇っているのは、何も豪商だけではないだろう。人間は中身が大事と思いつつ、見掛けにとらわれやすい。ひどいときは、体裁だけ整っていれば満足することもある

▼札幌市円山動物園の業務に関する発注で架空入札が複数あったという。担当職員がある業者が落札したとする偽の書類を作り、実際には行われていない指名競争入札を装っていた

▼手が込んでいるのは、複数の業者が入札に参加したかのような体裁まで整えていたことだ。職員は受注した業者に指示し、別の業者から入札金額の入った書類を集めていた。「時間がなかったため」と言うが、素人目にはかえって煩雑に見える。ひょっとして手慣れた方法なのかと思ったりもする

一休の言葉にある。 「日々なすべき正しいことは弓を引いて『心中の賊』を射落とすこと。今の世は仏と魔物が交ざり合っている」。架空の話では、体裁を取り繕ったつもりでも心の中のほころびまでは繕えない。 【卓上四季】

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                  このコラム 「的を射る」 あっぱれ!


 

文章を書くことは、小切手を書くのに似ている。思想がないのに文章を書こうとするのは、銀行に残高がないのに小切手を書こうとするようなものだ」。(ユダヤの格言)

 斯く言う(珍念) 『論語読みの論語知らず』 ・・・・ι(´Д`υ)アセアセ

鶴我裕子(つるがひろこ)さん

             Turuga

                      生まれは北九州市。父は船会社を経営していた。
                      つまりは社長令嬢。ところがお得意さんが父に「山形
                      に持っている鉱山をやるから借金をチャラにしてほしい」。
                       いいよ、と一家そろって移住してから運命が暗転する。




▼山形市で育ち、NHK交響楽団第1バイオリン奏者を30年余務めた鶴我裕子(つるがひろこ)さんの少女時代である。父の鉱山はうまくいかない。部下に裏切られたか、船会社からも金が入ってこない。窮乏生活に突入する中、通っていた小学校に篤志家が贈ったバイオリンに夢中になった。

▼苦境を知った山形大の先生はただで教え、ご飯も食べさせてくれた。芸大を目指して進んだ都内の高校を、父の病状悪化でやめざるを得ない状況になった際は、大手企業の奨学金が救いの手となった。こんな来(こ)し方を鶴我さんは近著でユーモアを込め「ロハの人生」と呼ぶ。

▼景気低迷のあおりで節約生活を強いられる学生が増えている。国は返還不要の給付型奨学金制度を新年度に先行実施の運びだ。「奨学金の恩は一日も忘れたことがない」と鶴我さん。本当に必要な人の元に届いたなら、バレンタインデー一生分のすてきなプレゼントになる。【談話室】

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バイオリニストは肩が凝る 鶴我裕子のN響日記  トップカスタマーレビュー

面白すぎる!  投稿者  N響マニア

  N響で長年第一バイオリン奏者として活躍する著者のステージ姿は何百回も拝見している。しかし、失礼ながらこれほど面白い文章をお書きになる方とは、全然想像していなかった。音楽的才能と文才。天は時に二物を与える。

 N響になじみ深い人は勿論、オーケストラが大好きな人なら、自分で楽器を演奏する人も、そうでない人も、面白くてたまらないユーモアたっぷりの文章ながら、「プロ」の「演奏者」でなければ、決して書けない話が満載されており、読み終えるのがもったいない。

 プレリュード(前書き)に書かれた、ウォルフガング・サバリッシュ氏との昨年のリハーサルの様子をはじめ、胸が熱くなるような話、ほろりとさせられる話がある一方で、「譜読みを楽しむ方法ってある?」の項は抱腹絶倒だ。そうか。プロでも「譜読み」は面倒くさいのか。
しかし、忘れてはいけない。この境地に達するまでに、鶴我さん達、プロの音楽家は、もの凄い努力を続けている事を。

愉快痛快  投稿者びんわ

 著者はNHK交響楽団に所属する第一ヴァイオリン奏者。NHK交響楽団に入る前の修業時代から、オーケストラの舞台裏、巨匠たち話などが書かれている。この本は、電車のような公共の空間で読むことをお勧めできない。なぜなら、こみあげてくる爆笑を抑えきれないに決まっているから。プロムシュテットとヴァントの項目が特に顎が外れるかと思うほど笑えた。最高にいい。

裏話がすべて納得  投稿者たかもり

 一人で読みながら声を出して笑えるっていう本は、そうはありません。古典派の演奏で弦楽器を減らす編成の是非や、弦楽四重奏での争いなど、成る程の連続。演奏家の指揮者や批評家に対する本音は首肯の連続ですが、思わず口元がほころぶ良い文章です。そして膝をたたいて納得。こういう人たちが大変な努力をしてオーケストラの音楽を奏でていると思うと、せっせとコンサートに通おうと思います。

バイオリニストは肩が凝る 鶴我裕子のN響日記

斯く言う・珍念も読んで見たい! ( ^ω^)おっおっおっ

ドキュメンタリー映画 『太陽の下で-真実の北朝鮮』

Taiyou


          八歳の少女を主人公にしたその映画は、北朝鮮の理想的
          な家庭生活を海外に紹介する作品になるはずだった。少な
          くとも、北朝鮮の当局者はそのつもりだった






▼だが、ロシアの映画監督マンスキー氏は、当局が撮影させようとする「一般的な家庭生活」が虚飾だと気づいていた。何げない家族の会話も、少女と友だちとのやりとりも、すべては当局の「演出」だった

▼だから、監督はカメラの録画スイッチを入れたままにして「演出」の様子まで記録し、検閲を巧妙に逃れて、フィルムを海外に持ち出した。それが今、名古屋などで公開されているドキュメンタリー映画『太陽の下で-真実の北朝鮮』だ

▼これもお得意の「演出」の一つだろう。北朝鮮が、日米首脳会談を待っていたかのように、新型の弾道ミサイルを発射した。十六日は故金正日(キムジョンイル)総書記の生誕七十五年。国の外と内に、「強国」ぶりを示したわけだ

▼しかしミサイルより、もっと寒々しく恐ろしいものを『太陽の下で』は白日の下にさらし出している。映画が描くのは、政府が子どもたちの心を、まるで粘土を型に入れるように、自分たちの思い通りに形づくっていく過程だ

▼「愛国心」と他国への憎悪を同時に覚え込ませる。何が好きで何がしたいのか、自ら感じ考える力を子どもたちから、徹底的に奪っていく。これこそ、未来を壊す「大量破壊兵器」である。 【中日春秋】

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 Kinocoun


     珍念の脳裏に、アメリカ合衆国:第35代大統領ジョン・F・ケネディの
    1961年9月25日の国連演説「ダモクレスの剣の下で」が思い浮かぶ。




 「地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきであろう。

 老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている。世にもか細い糸でつるされたその剣は、事故か誤算か狂気により、いつ切れても不思議はないのだ。

 核兵器が我々を滅ぼす前に、我々は破棄しなければならない」

『太陽の下で-真実の北朝鮮』 映画レビュー

監督の思いはわかるけど… 投稿者  カナカナさん

◆監督は旧ソ連で同じような統制社会を経験し、崩壊するのを見てきた人。変化の前後を知っているからこそ、思い入れを持ったのは当然だと思います。ただ、ここに出てくる北朝鮮の現役住民は、崩壊後を知らない、仮に知る機会があったとしても、誰も口にできない。むしろ、比較対象を知らないほうが幸せでしょう。すべてが「そういうものだ」で済ませられるから。

 北朝鮮が送り出す情報が体制に向くよう装われていることは、彼らも私たちも百も承知なのではないでしょうか。そして、外にいる私たちは、それを異様に感じるし、中にいる彼らは、体制に合わせて装うのが、ごく自然で普通のことだと思っている。年端の行かない子供ならば、それはなおさらです。周りの言うように信じ、そういうものだと思うのは、日本の子供たちだって同じです。

 だから、映像はともかく、悲壮感溢れる音楽は余計でした。監督の思い入れではあっても、きっと彼らは悲壮感を抱いていない。愉快ではないけれど、それが日常であり、生きていくことだと思っているだろうから。

 もし、監督が見た人に解釈を委ねたいのであれば、音楽はいらなかった。あるいは、むしろ監督の解釈、思いを率直に語ってよかった。映像であろうと、どんな媒体であろうと、作り手の思考を反映しないものはないのだから、正直に言えばよかった。ただ、旧ソ連の人材が、北朝鮮に招かれて、こういう仕事をしている事実を知ることができたのは、そして、危険を冒して公開された映像は、とても貴重だと思いました。

わかっちゃいるけど…  peanuts peanutsさん

 ちょっと単調だったかな。ドキュメンタリーだからあたりまえだけど。思想教育が信じられないくらい怖い。怨みつらみを子孫代々伝え生きる国民性ってなに?一生先に進めないね。ラストの少女の涙が胸にしみる…。

やばいもん観ちゃいました。。。NobuNaga NobuNagaさん

 ロシア人監督が撮ろうとした一般家庭の普通の暮らしぶり。しかしそこで待っていたのは北朝鮮側のディレクターに完全に演出されるエキストラとしての市民たちだった。北朝が、どうやって外に出す映像を脚色しているのかが暴露されている貴重なフィルム。薄々わかっていたこととはいえ、台詞、表情、歩き方・・・一般市民は、いつ俳優として動員され演出されても良いように洗脳されているというか、よく調教されている。

 ロシア人監督が北朝鮮当局の目を盗み、回しっぱなしにしたNG素材を持ち出し検閲を乗り越え編集し、ロシア国家からの上映禁止というハードルをも越えて世界で上映され始めたタブー映画が遂に日本で公開。きっと北朝鮮ではこの件で粛正が行われていることだろう。

 金日成の誕生日に贈られた市民からの献花を一輪ずつ金属探知器でチェックするシーンは、北朝鮮がクーデーターにビビっていることの現れだと思う。北朝鮮という国家が世界という宇宙の中で自らの成り立ちや縄張りをどうやって守ろうとしているのか伺えるシーン多数。市民達の表情から、それはかなりギリギリの段階に来ているようにみえた。

 ラストシーン、主役の美少女の涙。涙の訳を沢山想像させてくれる、深い涙でした。二時間のフェイクドキュメンタリーが、ラストで真実に切り替わる瞬間。いや、もしかしたらこの涙すら・・・シネマート新宿の満席の場内。キムチの匂いが充満していました。あの空間も、もしかしたら誰かの思惑の中にあったのかもしれない?という・・・

 映画『太陽の下で-真実の北朝鮮』 『百聞は一見に如かず』 ( ^ω^)おっおっおっ

スマホに届いた未納料金発生

  Sumah_2

                 職場のフロアで唯一、ガラケーの二つ折り携帯電話を
                 使って いたが 最年長も遅まきながら時代に乗り遅れ
                 まいと、音声通話可能な携帯コンピューターのスマート
                  フォン(スマホ)に切り替えた。







▼それから約3カ月。いまだに多機能の使い方に四苦八苦、インターネットの検索もままならない。スマホを器用に扱っている若い人は、「もてあそぶ」「いじる」を意味する秋田弁の「ちょす」がぴったりだが、こちらはそれができない「ちょへね」が続いている。

▼そんな中で先日、ショートメールが届いた。開いてみると、「有料動画閲覧履歴があり未納料金が発生しております。本日ご連絡なき場合、法的手続きに移行します」の文面。英大文字3つの会社の相談室からとあり、03から始まる電話番号が示されていた。

▼身に覚えがないのでそのままにしていたが、仲間が集まる店で話題にしたところ、先輩たちは「触ったべ」「見だた」などと、いやらしい映像に誘い込むネットの画面にタッチして見ただろう、と疑惑の目を向けてきた。「していない」と返しても、信じる様子はなく、苦笑するしかなかった。

▼スマホを「ちょへね」オヤジだからそういうことはしないのだが、「ちょへね」ゆえにあちこち触れて誤って操作した可能性もなくはない。すると、若い夫婦が「そんなメールはしょっちゅう来ますよ。無視することですね」とアドバイス、同様のメールが届いた後輩は迷惑ブロック対策を購入した携帯スマホ代理店で設定してもらったこと紹介した。

▼その後、本紙にこんな記事が載った。能代署の発表で、「能代市内の20代男性がアダルトサイトの架空請求詐欺に遭い、44万円をだまし取られた」と。スマホで閲覧中に画面に「登録完了」が表示され、退会を伝えるため画面に記載された電話番号に連絡すると、入会料と退会料の支払いを要求され、支払ったとある。

▼ネットの世界には、あの手この手で人を騙(だま)し金を引き出そうとする犯罪集団がうごめいて、狙っている。慌てず無視、あるいは警察に通報・相談する心構えが必要と感ずる。防犯組織も、対策の周知の徹底を。【複眼鏡】

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     『君子危うきに近寄らず』

     『三十六計逃げるに如かず






「母は強し」

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 子連れの母牛が日暮れどきに草をはんでいた。見張りの牧童は、牛の親子を牛舎へ戻さず帰ったらしい。そこへ子牛を狙うオオカミが現れた。母牛は頭突きを食らわせ、切り立つ崖に敵の横っ腹を押しつけた。

 ▼『今昔物語集』の説話にある。放すまい。母牛は夜を徹して念じた。「放ちつる物ならば、我れは咋(く)ひ殺されなむず」。飼い主が翌朝に見たのは、息絶えたオオカミをなおも押さえ続ける母牛だった。わが子を守る悲壮な覚悟は、ときに鬼神の強さを母親に授ける。

 ▼この母親も守り抜いたのだろう。暴走トラックが車2台と歩道の母子を巻き添えにした、埼玉県草加市の死傷事故である。逮捕された運転手(28)はブレーキを踏まずに赤信号の交差点に進入した。手をつないでいた親子だが、母は亡くなり、息子が助かっている。

 ▼「鉄の塊が突っ込んできて守れたのだから、母のかがみだ」。通夜の席で夫は語っている。事故の翌日に息子は2歳の誕生日を迎え、母は育児休暇を終え職場復帰する予定だった。母の背に子が学ぶ、人生の哀歓苦楽もあったろう。その時間さえ奪った事故である。

 ▼スマートフォンに気を取られた、という今回の運転手にかぎらない。歩道を走る自転車も、混んだ駅のホームを行き交う人も二つとない自他の命を預かっている。命と引き換えの「母は強し」は悲しみだけを残す。悲劇を防ぐすべは各自の胸にあることを忘れまい。

 ▼詩人の吉野弘が詠んでいる。〈母は/舟の一族だろうか/こころもち傾いているのは/どんな荷物を/積みすぎているせいか〉(『漢字喜遊曲』から)。亡くなった母親も別れの間際まで、心持ち身をかがめていたに違いない。腰の高さほどもないわが子の、小さな手を引くために。【産経抄】

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   怒髪天を衝く

   死傷事故を起こした、運転手に怒りを覚える。
   『他山の石』を肝に邁進したい!

90年前の2月11日

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        90年前の2月11日、少女は北海道・旭川で産声を上げた。
        軍人だった父は52歳。母は44歳。はじめ母は世間体を気
        にしていたが、父はこう言ったという。 「男ならおかしいが
        女が子どもを産むのに何の恥ずかしいことがあるものか。
        産んでおけ」







▼昨年末に亡くなったノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんからうかがったエピソードである。存命ならきょう、卒寿を迎えるはずだった

▼修道者として信仰と教育に一身をささげた。優しいまなざしとは対照的に、その生涯は波乱に満ちていた。大好きな父が二・二六事件で凶弾に倒れたのは9歳の時。未知の地・岡山で学長に命じられたのはまだ知識も経験も浅い30代半ばのことだ

▼「人生には思いがけない穴がぽっかり開くことがある」と著書に書いている。自身も50代でうつ病を発症し、70歳を前に膠原(こうげん)病に。骨粗しょう症で圧迫骨折を繰り返し、身長は14センチも縮んだ。そんなとき「なぜ」と嘆くだけではなく「何のために」と向き合うことが大切だと説く

▼いくつもの試練を乗り越えてきたからこそ、その言葉には説得力がある。生涯現役を貫いた教壇から直接に、また多くの著作を通じて生きる力をもらった人は数知れまい

▼遺骨は本人の強い希望で両親の眠る東京都内の墓地に分骨される。お別れの会はあす、岡山市内で開かれる。【滴一滴】

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     (珍念) 感動しました!


『置かれた場所で咲きなさい』 商品の説明 内容

   「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。置かれたところで咲いていてください」結婚しても、就職しても、子育てをしても、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。

どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために

トップカスタマー

逆境にいる方に 投稿者Constructively

買うつもりはなかったのですがレビューを読んで買うことにしました。
思った通りの内容でこれは素晴らしい本です。今だにベストセラーということも納得です.。読んだ方全てが満足できる書籍はありませんのでいろんな意見があると思います文字の間から著者の人柄が垣間見える説得力のあるやさしい文章で非常に読み易く無駄なことは書いてありません。

 今の世の中未来が開けていると確信できる方はいないと思います。人生何が起きるか解らない。私も数年前は逆境の真っただ中に居ました。落ちるだけ落ちれば後はそこから多少でも満足できなくても昇り上がれると信じています。その時この本に出会っていれば多分癒されたと思います。

 どなたかが書いていますが「置かれた場所で咲きなさい」とは今居る所で頑張り続けることではありません。現在、逆境にいて苦しんでいる方にこそ読んで欲しい人生の指針を導く優良書です。

置かれた場所で咲くということ 投稿者いちごみるく

 置かれた場所で咲くということは何も今いる場所で我慢し続けろという意味ではありません。もちろん次の場所に自分の意思で移ることもよいのです。ただ、すべてを環境のせいばかりにして生きるのではなく、どこにいても私は私として輝く、花を咲かせるとそう決めて生きていくことが大事という意味だと思います。

 いろんなレビューがありますが、私はシスターの授業を受けて、シスターのお人柄に触れてそう思いました。私にとっては、シスターの授業を思い出させてくれる心の支えのような本です。

「枕草子」

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          清少納言は平安中期に名随筆「枕草子」を著した人である。
          学者・歌人の家に生まれ、幼少のころから文才を発揮。自身
          が詠んだ和歌も百人一首に選ばれている









▼「夜をこめて鳥の空音(そらね)ははかるともよに逢坂(おうさか)の関はゆるさじ」。まだ夜が明けぬうちに鶏の鳴きまねをしてだまそうとしても、私の関所は簡単に通しませんよ

▼清少納言を訪ねた藤原行成(ゆきなり)が「明日は物忌みがあるから」と早々に帰ってしまった。翌朝早く「昨夜は鶏の鳴き声にせかされて」と言い訳をした行成に歌を返した

▼漢文の教養が深い彼女は「函谷関(かんこくかん)の鶏鳴」の故事を引用した。逃亡する孟嘗君(もうしょうくん)は函谷関に着いたが、関所は一番鶏が鳴かないと開かない。そこで部下に鳴きまねをさせてまんまと通過、命拾いした

▼この故事にちなんで、行成のごまかしを見抜いた清少納言の当意即妙ぶりは見事である。それに引き換え、何ともふがいないのが「共謀罪」をめぐる金田勝年法相の対応だ

▼従来の要件を強化する「テロ等準備罪」の国会審議に対し「法案提出後に議論すべきだ」という文書を作成。野党の追及逃れ、質問封じと批判された

▼清少納言と行成は仲が良く大事に至るはずもないが、共謀罪は国民も監視社会への懸念を抱いている。「鳥の空音」でだまし通せると思ったらとんでもない。答弁もしどろもどろで、法相の辞任要求は致し方ない。【越山若水】

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このコラム『言い得て妙』 素晴らしい!

Ku

        それにひきかえ、この人のお頭は・・(・_・)エッ....?
        金田勝年法相は、変な御仁ですね。
        これ以上、吠えると(閻魔さま)から叱られる。

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近未来 (@_@;)

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           作家星新一の未来像は、ちょっと先を行っている。
           既に自動操縦の自家用車で、主人公のエヌ氏が
           帰宅する場面がある。実際の技術革新の現場も
           同じ機能を持つ車の開発を進め、近い将来一般
           への普及を目指す







▼さらに『ひとにぎりの未来』(新潮文庫)には、会社に働きに出る人工頭脳を内蔵したロボットも登場する。エヌ氏は自宅で出迎えて、潤滑油を差し、充電もしてやる。人間の労働がロボットに置き換わる話だ

▼人工知能やロボット技術の進歩を見れば、あり得ない話とは言えない。エヌ氏の“分身ロボット”は「きょうは給料日でした。はい、お渡しいたします」と従順である

▼現実的には、いい事ばかりとは限らない。三菱総合研究所がまとめた、人工知能の普及による仕事予測がそれを示している。2030年には雇用者数が240万人減るという。機械が労働現場に進出するためだ

▼雇用者数が一番減るのが工場などの生産現場だという。工業用ロボットが指示通りに生産ラインで働くのを見れば、うなずかざるを得ない。仕事を取って代わられた労働者は、途方に暮れるほかないのだろうか

▼エヌ氏のロボットは、給与と余暇をもたらし一家に貢献した。だが2030年は、人間とロボットが競合する関係にある。その頃のロボットならば「仕事は任せてください。だからお渡しする給与はありません」と言うだろうから困る。【天鐘】

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『ひとにぎりの未来』 商品の説明 内容紹介

 脳波を調べ、食べたい料理を作る自動調理機、眠っている間に会社に着く人間用コンテナなど、未来社会をのぞくショートショート集。

トップカスタマーレビュー

さまざまな未来図がここに  投稿者  西村哲也

 本書では、星新一氏がさまざまな「未来図を見せてくれます。

 その中でも私のお気に入りは「コビト」  ラストの大逆転がすごい!!!!
「怪盗X」  泥棒物を逆手にとった発想が素晴らしいです。
「拳銃の感触」  「大きな力が人をゆがませる」ということが見事に表現されています。

「成熟」 3人の男の駆け引きのなかに「信じる」ことの難しさと真実が描かれています。
「うちの子に限って」ラストの逆転とそこに行き着くまでの流れがすごいです。

「番号をどうぞ」   近未来ホラーの趣があります。
「犯罪の舞台」    ドタバタコメディーの傑作!!!
  「なわばり」   役所仕事への皮肉がこめられています。
  「はい」      洗脳される主人公の姿に静かなる恐怖が漂ってきます。

まさに、ひとにぎりの未来。 投稿者  zako

 一瞬見えた、明るい未来。
それに期待を馳せ、酔いしれ、安堵の表情を作ったのも束の間、まもなく訪れたいつもの日常。あるいは現状を遥かに下回る、果てしない絶望。

そんな感じでまとめられる「アンハッピーエンド」な話が多いSS集ですが、読み終えたあとに後味が悪い作品は皆無で、未来について考えさせられる深い読後感が癖になります。どれも良い話ですが、オススメ3作品は「コビト」「成熟」「くさび」です。

  ママの名前はコンピュータ

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 コンピュータの利用度がますます増大して、人間は生産や頭脳労働から解放される、というより、追放されるか、もしくはコンピュータに管理される奴隷のような存在になるかもしれない。そうなれば、ロボットは人間、つまりあなた自身のことになるかもしれませんよ。

 ペット用ロボットがすでに発売されていますね。お手伝いロボットももうすぐ市販される
そうです。となると、次に登場するのは教育ロボットと育児ロボットかもしれません。そして、そういうロボットがあれば、「塾通いの必要はなくなり、世界中どこにいても同じ内容の教育を受けらます」、「これで女性も育児から解放され、充実した自分自身の生活を守れます」と宣伝されることでしょう。そんな科学の進歩をあなたは歓迎しますか?

 全自動洗濯機があるのに、洗濯板を使う必要はない。 それと同じことだよ。そんな声も聞こえて来ます。けれど、子供を育てるということは、親としての自分自身も一緒に育てて行くということでもあるはずです。子育てに失敗したり、大好きな先生を失望させたり、 そんな中から育まれて行く「何か大切なもの」を 最先端科学は奪って行く危険も はらんでいるのです。 (アンドロイド・『鉄腕アトムの未来学』エッセイより)

珍念〟悍ましい未来に(杞憂)している。。 ・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

「コンビニ人間」 (#^.^#)

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          「コンビニ人間」で昨夏の芥川賞を受けた作家、村田沙耶香
          さんが大切にする言葉がある。「小説家は楽譜を書いてい読
          者はその楽譜を演奏してくれる演奏家だ」芥川賞作家の先輩
          宮原昭夫氏から小説の作法を教わった時の言葉という







▲それは学生時代の村田さんに小説を書き続けさせてくれた言葉だった。それから十数年、芥川賞受賞作は世間の常識から孤立しながらコンビニという職場の「正常な部品」となるのを生きがいとする30代女性の小説である

▲山梨県立韮崎高校2年の野澤夏枝(のざわなつえ)さんが書店で「コンビニ人間」を手に取ったのは、初めて芥川賞受賞作を読んでみたかったのと、コンビニというよく知る世界の題名にひかれてだった。すると本の帯に「普通とは何か?」とある。ちょっとドキンとして読み始めた

▲野澤さんの読書感想文「私であるために」は第62回青少年読書感想文全国コンクールの高等学校の部で毎日新聞社賞を受けた。数年前から自分の「普通さ」に居心地の悪さを感じ始めていた野澤さんには、世間が強いる「普通」に振り回される主人公が興味深かった

▲物語の細部も印象に残った。「狭い環境にいるとみんなが似てくるとか、規則なんか無視する男が実は世間に順応したがっているとか、こういうのあるあるって感じでした」。風変わりな虚構の物語だからこそ描き出せるこの世の人間の真実があるのがよく分かった

▲小説という譜面から物語を演奏し終えた野澤さんはあるがままの自分に少し自信をもてた気がした。将来の夢は建築家、受験勉強もせねばならないが、読書による物語の演奏はこれからも続ける。【余禄】

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「コンビニ人間」商品の説明 内容紹介

第155回芥川賞受賞作! 36歳未婚女性、古倉恵子。

大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、 清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。

  仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。

ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。現代の実存を問い、正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。

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               ■毎日新聞社賞 ◆「コンビニ人間」を読んで! 

              「夢に対して積極的に」 野澤夏枝さん


 ◆作品が芥川賞を受賞し話題に上っていたことをきっかけに、書店で本を手に取った。物語は、主人公がコンビニエンスストアのアルバイトを18年間続ける中で働きがいを感じ、輝く姿が描かれている。3日かけて読破。「このままの自分で良いんだ、と自信が持てるようになった」と思ったという。

 ◆本では、一つ一つの仕事に向き合い、取り組む主人公の姿が描かれる。その姿は、休日になると配合にこだわったパンやお菓子作りなどの趣味に没頭する自分自身と重なった。

 ◆小学生の頃から読書好き。主に物語を読むことが多く、現在も時間がある時に、高校の図書館に行き、タイトルに興味を抱いた本を読む。受賞を知った時は、「人ごとみたいだった」。両親も「快挙だね」と喜んでくれたという。

 ◆本を読んだ後、「一番好きなことができる生活は幸せ」と感じるようになった。大学受験を来年度に控える。「建築系に進学し、1人暮らしをする夢に対してももっと積極的になろうと思えた」と語った。

生きづらい人も、そうでない人も読んでほしい 投稿者  sasami

 なんで結婚しないの?子供産まないの?男なのに正社員じゃないの?友達いないの?作ったほうがいいよ。「普通」じゃないからと、こんな無礼な質問をされた経験のある人は多いと思います。そんな人には、この本は共感に次ぐ共感。私の過去をなんで知ってるの?ってレベルだと思います。

 私はこの主人公ほどではありませんがやはり「普通」ではなく、今までずっと世間に対して感じてきた言葉にできない気持ち悪さを代わりに文章にしてくれたような作品でした。同級生とのBBQやバックヤードでの会話での居心地の悪さ、読んでいながら鳥肌立ちそうな嫌悪感は体験した人じゃないと分かりません。よくここまでリアルに書けたなと感心すらしてしまいます。

 というわけで、「普通じゃない」と世間から排除されてきた人にオススメなのは勿論ですが、いわゆる普通な人で世間と上手く馴染んで幸せにやってきた人にも読んでもらいたいです。いつも何気なくぶつけている遠慮のない質問が、相手をどんな気持ちにさせているか、少しでも想像するきっかけになったら良いなと思います。

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     村田沙耶香さん、 野澤夏枝さん・・・は、素敵な人ですね!

     斯く言う【珍念) 『論語読みの論語知らず』・・・・・・。

     これ以上は【蛇足】

アンデルセンの「影法師」

        Anderusenデンマークの童話作家、アンデルセンの「影法師」は気味の
       悪い物語だ。若い学者が自分の影をなくしてしまう。影はや
        がて元の主人である学者より地位や財力を得た人間として
       戻ってくる。主人と影の立場は逆転し、学者は命を奪われる。
       影とうまく付き合わないと身を滅ぼす





▲影とは人間の心に潜む闇を映し出したものかもしれない。それは社会の中にもあるだろう。昨秋、アンデルセン文学賞を受賞した村上春樹さんはこの物語を引用してスピーチした。「全ての社会と国家にも影があり、向き合わなければならない。われわれは影から目を背けがちで、排除しようとさえする」

▲トランプ米大統領の場合、自身の影を見ようともしない。全て自分が正しい。排外主義的な政策に批判が集まっても意に介さない。トランプ氏の発言は中東情勢も不安定化させかねない。イスラエルとパレスチナが帰属を争うエルサレムへの米大使館移転構想もその一つだ

▲村上さんは8年前、そのエルサレムで文学賞を受賞し、現地で講演した。体制を「壁」、個人を「卵」に例えて「私は常に卵の側に立つ」と述べ、反響を呼んだ

▲イスラエル軍によるパレスチナ自治区への攻撃で1000人以上が死亡した直後のことだった。受賞すべきか自分に問いかけた末、あえてイスラエルの「影」に触れた

▲村上さんはアンデルセン賞のスピーチでこうも述べている。「影と向き合わなければ、いつか影はもっと強大になって戻ってくるだろう」。安倍晋三首相は今週末、トランプ氏との初の首脳会談に臨む。大きくなる米国の影に言及するのか、あるいは目を背けるのか。【余禄】

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「影法師」 商品の説明  内容(「BOOK」データベースより)

◆暑い国で、学者の「影」は一人歩きをはじめ、やがて恐ろしい結末へ。「影」とは果たして何者なのか、本当は何を見てきたのか…アンデルセンの作品中もっとも解釈の分かれる異色作を、デンマーク語からの新訳でおくる。

トップカスタマーレビュー

面白い大人向けアンデルセン 投稿者  はけの道   

◆ 独り住まいをしていると、夜など、ふと自分の影などに、脅えて見たりするのもである。これはそう云った、怖いおとぎ話である。暑い国にやって来た、或る学者の「影」が、ある晩、学者から離れ、隣の娘の部屋へ行ったきり帰ってきません。

学者は他の国へ行き、数年後、金持ちの人間の服装で、学者と再会して、言うには「私と一緒に旅をし欲しい」と。....で主従転向で出発するのだが...。終りには「影」が、学者を殺す事になる。何か、現代の世相をも、暗示させる恐ろしい、おとぎ話である。

本当のアンデルセンを 投稿者  moripu 

◆あなたの知らないアンデルセン…という副題が気になって手に取りました。読んで納得です。確かに昔読んだ、子供向けに書き直された「アンデルセン童話」とはぜんぜん違った趣でした。

アンデルセンがグリム兄弟とは違って、「収集作家」ではなく「創作作家」だということも初めて知りました。この「影」はシリーズ4冊の中で、イラストレーションも内容も一番気に入っています。


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   「万物の霊長」人間の光と影 
投稿者 珍念










 ある家を、宝石で身を飾った美しい女性が訪れて語る。「私は、行く所どこでも、金銀などの財宝を与える」と。主人は喜び迎え入れようとする。ところが、門外には、もう一人の女性が立っていた。先の女性とは反対に醜い容貌で、衣服も綻び垢に染まっている。

 青白い顔で「私は、行く所どこでも、その家の財宝を衰え失わせる」と。主人は刀を抜いて追い払おうとした。しかし、美しい女性は姉で、醜い女性は妹だという。ともに行動し常に離れることがないという二人を、主人はついに去らせた。 

「釈尊の涅槃経に出てくる逸話です」。

 ここに登場する姉は「生」妹は「死(老・病)」を譬えたものです。生ある限り、老・病・死から免れることは出来ません。凡夫は生(姉)のみ愛して執着し、老・病・死(妹)を厭い嫌う。その結果、かえって死の不安・恐怖にとらわれ生を充実させることができないと、釈尊は教える。

 苦悩に出会ったとき、それを自らの人格を深め飛躍するバネとして行く前向きな姿勢で臨むか、それとも単に苦悩に打ちひしがえるだけか。その生き方の”差”は労苦・病苦そして死苦という現実に直面したとき、より明確になってくる。

 そうそう・・・誇大妄想狂の(珍念)突飛な考えが浮かぶ「ときは今 雨が滴る 皐月かな」明智光秀が京都愛宕山で詠んだ。意味深な歌ですが、ことの是非はありますが・・・・

 悪魔と天使は私たちの心の中に住んでいる。
「善と悪」二つの心がいっも綱引きしている一番恐ろしいのは人間。尊いのも人間なのだ。
 斯く言う(珍念)のコメントは『支離滅裂』お笑い下され~い (A;´・ω・)アセアセ

また会う日まで

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  文芸記者だった小欄の先輩が、新聞連載の仕事で曽野綾子さん宅へ通い始めた頃の話である。用件が終わると、夫の三浦朱門さんが必ず顔を出す。美貌の奥さまに焼きもちをやかれているのではないか、と思ったそうだ。「誤解」はすぐに解けた。

 ▼三浦さんに用事がある時には、曽野さんが現れた。先輩は、三浦さんの論証と曽野さんの感性が奏でる見事な会話のハーモニーを大いに楽しんだ。「妻をめとらば曽野綾子」。三浦さんが色紙にこう記すと、曽野さんが見事な下の句を付け加えた。「あとは野となれ山となれ」。夫妻の共著、対談が多いのも当然である。

 ▼今月3日、91歳の天寿を全うした三浦さんは、阿川弘之さんや遠藤周作さんら作家仲間との交友録でも知られる。文化庁長官への就任も、2人にけしかけられたものだ。もっともあまりの忙しさに音を上げて、2人に相談した。

 ▼「阿川は『お前、まだやっているのか』と無責任なことを言う。遠藤にいたっては、『俺の息子はお前の仲人で結婚したからもういい』ですよ」。つまり、文化庁長官の肩書はもう必要ないというのだ。辞任に際して、ユーモアたっぷりに語っていた。
 
 ▼もちろん、お互いの文学を理解し、認め合った上での軽妙なやりとりだった。「神という主人もちでは、自由であらねばならぬ作家にとって致命的だという批判がありました」。遠藤さんの葬儀で、三浦さんが読んだ弔辞の一文である。

 ▼カトリック作家ゆえの遠藤さんの若き日の苦しみを伝え、強く記憶に残った。三浦さん夫妻も敬虔(けいけん)なカトリック教徒である。その葬儀では、『また会う日まで』という歌で死者を送るそうだ。三浦さんもこれまで見送ってきた多くの友と、再会を果たしているだろう【産経抄】

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 このコラム『浮世は夢』の諺が脳裏に思い浮かぶ!

 【空樽は音が高い】 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

「暴虎馮河ひょうが」

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       中国古代の思想家、孔子の弟子に直情径行だが、正義感に
       厚い子路という人物がいた。孔子が別の弟子を褒めたたえた
       傍らにいた彼は、大軍勢を率いるとしたら、弟子のうち誰を頼
       るか尋ねた




 ▼孔子は、トラと素手で戦おうとしたり、大河を歩いて渡ろうとする事例を挙げ「無謀なことをして死んでも悔やまないような人物と行動を共にしない」と答えた。四字熟語「暴虎馮河ひょうが」の逸話だ

 ▼『四字熟語で読む論語』(諏訪原研著、大修館書店)によると中国最古の詩集『詩経』には同様の戒めが既に収録されていた。都合よく法律を変えようとした当時の政治家への苦言で、この詩から慣用句「薄氷を踏む」も誕生した

 ▼榛名湖(高崎市)の氷上ワカサギ釣りの解禁が今季見送られた。氷が薄く、6季連続の見送り。地元業者や釣りファンを落胆させているが、人命を危険にさらさぬよう解禁を強行しなかった決断を評価したい

 ▼トランプ米大統領の横暴ぶりが連日報じられている。ネット上に140文字以内の短文を投稿する「ツイッター」で歯に衣きぬ着せぬ発言を繰り返す同大統領。世界中がその短文に戦々恐々としている

 ▼孔子は人々の苦しみを救うことを政治とした。冒頭の子路は仕えた国で反乱に巻き込まれ無念の死を遂げた。同大統領が改心し、深謀遠慮の人となる日は来るのだろうか。【三山春秋】

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  『四字熟語で読む論語』 四字熟語が導く、論語の世界

 ときによろこび、ときにかなしむ。落胆し嘆いてみたかと思えば、超然と諭す――。温故知新、巧言令色など、なじみの四字熟語が生まれた背景には、孔子と弟子達の悲喜こもごもがつまっていた。四字熟語に関連したさまざまなエピソードを紹介しつつ、親しみやすい文体で論語を読み解く。

トップカスタマーレビュー

論語の世界から生まれた四字熟語集  投稿者  飛行少年 

 ◆論語が織りなす世界は広いということを感じさせる書物になっています。論語の中の言葉から発展した「四字熟語」を拾い上げ論語が日本の言語生活に与え寄与したことをうかがわせる。例えば「君子三変」に見るように論語が世に知られその中から生まれた「四字熟語」を上げ最後のページに索引を設け検索を容易にしていて便利です。

 ◆この書から感じるのは論語が近世、近代の日本に及ぼした影響に改めて感じ入りました。論語の持つ力に感心し日本の心性に深く入り込んでいることを感じさせるものです。漢語文化が日本に与えた影響を知ることのできる一面を感じさせてくれる。「日本語文化」を知る良い本です。

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           「言葉は諸刃の剣」 








 「同じ舌を以て語る言葉に貴きもあれば卑しきもある。人を活かすものもあれば殺すものもある」(内村鑑三)。努力し苦労し抜いた人の一言は、生命を鼓舞し、周囲に希望を与える

 池田大作先生は常に「心こそ大切なれ」と。細やかな温かい言葉が響く社会こそ、健康な社会だ。こう自覚し、対話を広げよう。と

 日本国が始まってから、二人の国王が臣下に殺されている。
その一人は崇峻天皇である。この崇峻天皇は、欽明天皇の太子であられ聖徳太子の伯父である。気の短い人であった。

 ある時、猪の子を献上してきた人がいました。
すると、崇峻天皇は短刀を抜いて、猪の子の眼をずぶずぶと突き刺しながら
「いつか、憎いと思っている奴を、このようにしてやるんだ!」と、仰せになりました。
聖徳太子は「このままでは、崇峻天皇の発せられた御言葉が、陛下御自身を害する
剣になってしまう」と、考えました。

  そのために、聖徳太子は多くの財宝を取り寄せて、崇峻天皇の御前で先ほどの御発言を聞いた人々に、御引出物として財宝を与えました。けれども、或る人が、蘇我馬子という大臣に、崇峻天皇の御発言の内容を語ってしまいました。

 すると、蘇我馬子は、自分の事を指しているので,あろうと思い込んで、東漢直駒・直磐井という者の子を教唆して、崇峻天皇を殺害して しまいました。このように、王位の身であっても、思った事を、たやすく、口に出してはならないのです、されば、天皇の御身であっても、思っている事を、たやすく言わぬものである。

   孔子という賢人は、「九思一言」といって九度思索して後に、一度語ったという。
また周公旦という人は、髪を洗っている時、客人があれば、途中でも髪をにぎって迎え、
また食事中であれば、口中の食を吐いてでも、客を待たせず、応対した。このことをしっかりお聞きなさい。私の言を聞かず失敗して、私を恨まないようにしなさい。仏法というのは、
このことをいうのである。

日蓮大聖人は、弟子の四条金吾の短気を戒めるために、短気のために身を滅ぼした崇峻天皇の例を引かれたのである。

思考には気をつけよう。いつ口に出してしまうか、わからないから。─イアラ・ガッセン

いつも考えていることは、何かの拍子で口に出してしうまうことがある。気をつけなければいけない。

斯く言う(珍念)反省し・恥じている! ι(´Д`υ)アセアセ…
 

妙なからくり (@_@;)

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  幕末から明治にかけて「からくり儀右衛門」という名の天才技術者が活躍した。福岡県久留米市生まれの田中久重がその人。最初の発明品「開かずの硯(すずり)箱」はありふれた箱なのに、誰もふたを開けられない。数え9歳の時だという


▼やがて佐賀藩で軍艦の蒸気釜を造り、久留米藩でアームストロング砲を完成させた。維新後の明治8(1875)年、東京は銀座に工房を構え「万般の機械考案の依頼に応ず」と看板に掲げた

▼お求めなら何でも造ってあげます、というのだから技術への自信と商売の意気込みは大したもの。<この時をもって東芝の創業>と同社未来科学館のホームページが記す。それから約100年後の1971年に入社したのが東北大名誉教授の舛岡富士雄さん(73)

▼創業者は「東洋のエジソン」と称されたが、舛岡さんの業績も素晴らしいの一言。フラッシュメモリーを開発し、東芝に計り知れない財産を残した。営業に回った時、<売れる商品とは何ぞや>を追い求め、開発につながったと本紙に書いている

▼古巣は今や青息吐息。米国で始めた原子力事業で大損し、虎の子のフラッシュメモリー事業まで切り離すという。一昨年は不正会計も発覚している。妙なからくりに手を染めていては、信用も経営もぐらつくしかない。【河北春秋】

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     『
破壊は一瞬 建設は死闘 の諺が思い浮かぶ!




★ベルサイユ宮殿の池にはコイがたくさん泳いでいるが、エサに困らないのですぐ太って見栄えが悪くなる。そこで池にカワカマスを放す。カワカマスは獰猛(どうもう)で他の魚に襲い掛かる習性がある。コイは必死に逃げ回り、緩んだ身が再び引き締まる。

東芝には・・・これ以上は【言わぬが花】

「四角い世界とまあるい話」

Torannbu

       先日の朝日新聞川柳欄に「世界中一人のために疲れ果て」と
        あった。 連日、世界を騒がせているアメリカ大統領のことである。



 ▼イスラム圏7カ国からの入国を一時禁止する大統領令に署名、強烈な反発を受けた。にもかかわらず、政策に反旗を翻した司法長官代行を即座に解任する。返す刀で日本に「円安誘導、為替操作だ」と切り込んでくる。世界はそれに振り回される。同じ欄に「狂犬がまともに見える大統領」とあったが、同感である。

 ▼そういう記事が氾濫すると、何ごとも控えめに主張する地方発のニュースが心地よい。例えば、2日付本紙にあった岩代大梅林の観光客誘致キャッチコピー。「パンダのついでで、いいんです」。控えめに、さりげなく「来てね」と呼び掛けているのが好ましい。

 ▼コピーを作った観梅協会は「世界一の『ゆるい観光地』です。ぜひ一度、見に来てください」といっている。このように下手に出られると、いいね、じゃあ、出掛けて行こうかという気になる。

 ▼物事は敵か味方か、AかBかで決め付けることではなかろう。アメリカの人たちの使用するアルファベットにはAからZまである。その多様性の中にこそ正解があるのではないか。

 ▼これは、日本の政治にもいえることだが、イエスかノーかの判断を突き付け、性急に物事を決めるやり方では、結局は遠回りになる。車の運転と同じで、ハンドルはゆとりがあってこそ安全に操作できる。【水鉄砲】

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         このコラム『言い得て妙』
         珍念のコメントは 蛇足!


「お手本」 (#^.^#)

Yosinaga
         二十数年前、映画の撮影現場を訪れた。配給会社のスタッフ
         と辺りを散策している時だった。出番を待っている吉永小百合
         さんと会話する幸運に恵まれた。



 ▼所作の一つ一つが絵になり、気さくな物言いについ引き込まれた。夏場の森の中での撮影だからと、初対面の記者に丁寧に虫よけスプレーを吹きかけてくれた。大女優の気配りに舞い上がった記憶がある。

 ▼その吉永さんは、50代以上が「お手本」にしたい有名人で3年連続1位になった。博識で多趣味なタモリさん、加山雄三さんらを大きく引き離す。男女問わず、70代になっても変わらぬ美しさへの憧れがあるかもしれない。

 ▼趣味のラグビー観戦で声を張り上げ、日課の水泳では見事なバタフライを披露する。ここ30年は原爆詩の朗読を続け、反戦反核活動にも取り組む。周りに振り回されず、自分の道を自分のペースで進む姿はたくましくもある。

 ▼「お手本」の常連には樹木希林さん、桃井かおりさんらも名を連ねる。還暦を超えても独特の存在感があり、人生を楽しんでいる印象が強い人ばかりである。高齢者の定義を75歳以上に見直そうという議論には賛否あるものの、多くのシニアが“生涯現役”を理想とするのはうなずける。

 ▼有名人のような美しさや存在感を発揮するのはそう簡単ではないだろう。とはいえ、楽しく生きる心持ちはすぐにでも「お手本」にできそうだ。【南風禄】

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:

Ni



     このコラム『言い得て妙』




 映画『キューポラのある街』で(1962年(昭和37年)4月8日に公開)
吉永小百合さんの瑞々しい演技に感動したことが脳裏に思い浮かぶ!

これ以上は『蛇足』・・・( ^ω^)おっおっおっ

「人間は理解できないものを恐れるのです」

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            紀元前382年から、魔法使いの「つえ」を扱っている店がある。
          オリバンダーという。もちろん現実ではない。あの『ハリー・ポッター』
          シリーズに登場する。映画で店主役を務めたのが、27日に亡くなった
            英国の名優ジョン・ハートさんだ




▼ハートさんの代表作といえば『エレファント・マン』。病で頭蓋骨が変形するなどした青年を演じた。穏やかな人柄で知性的なのに、その外見ゆえ偏見を持たれ差別を受ける。19世紀後半の実話が元になっている

▼現代は、寛容や共生を実現した時代だと思っていた。だが、時計の針が戻ってしまいそうだ。米国が、難民の受け入れ凍結とイスラム圏7カ国の市民の入国禁止を始めたことで、世界中の空気がとげとげしくなっている

▼命令したトランプ大統領は、イスラムの人が皆テロリストに見えるらしい。各地で市民の抗議デモが起きている。一方、頭にスカーフをした空港職員の女性が男に蹴られる事件もあった。差別主義が助長され、市民の間に憎しみと争いが生まれることを案ずる

▼ハートさん扮(ふん)する青年は「人間は理解できないものを恐れるのです」と言った。答えは排除ではない。トランプ氏は、大統領という魔法のつえを手に入れたと思っているだろうが、使い方を誤ればしっぺ返しが来る。【河北春秋】


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Futari 


       昨夜・あの人の夢をみました。
       斯く言う(珍念)の『杞憂』かなぁ!



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