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近未来 (@_@;)

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           作家星新一の未来像は、ちょっと先を行っている。
           既に自動操縦の自家用車で、主人公のエヌ氏が
           帰宅する場面がある。実際の技術革新の現場も
           同じ機能を持つ車の開発を進め、近い将来一般
           への普及を目指す







▼さらに『ひとにぎりの未来』(新潮文庫)には、会社に働きに出る人工頭脳を内蔵したロボットも登場する。エヌ氏は自宅で出迎えて、潤滑油を差し、充電もしてやる。人間の労働がロボットに置き換わる話だ

▼人工知能やロボット技術の進歩を見れば、あり得ない話とは言えない。エヌ氏の“分身ロボット”は「きょうは給料日でした。はい、お渡しいたします」と従順である

▼現実的には、いい事ばかりとは限らない。三菱総合研究所がまとめた、人工知能の普及による仕事予測がそれを示している。2030年には雇用者数が240万人減るという。機械が労働現場に進出するためだ

▼雇用者数が一番減るのが工場などの生産現場だという。工業用ロボットが指示通りに生産ラインで働くのを見れば、うなずかざるを得ない。仕事を取って代わられた労働者は、途方に暮れるほかないのだろうか

▼エヌ氏のロボットは、給与と余暇をもたらし一家に貢献した。だが2030年は、人間とロボットが競合する関係にある。その頃のロボットならば「仕事は任せてください。だからお渡しする給与はありません」と言うだろうから困る。【天鐘】

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『ひとにぎりの未来』 商品の説明 内容紹介

 脳波を調べ、食べたい料理を作る自動調理機、眠っている間に会社に着く人間用コンテナなど、未来社会をのぞくショートショート集。

トップカスタマーレビュー

さまざまな未来図がここに  投稿者  西村哲也

 本書では、星新一氏がさまざまな「未来図を見せてくれます。

 その中でも私のお気に入りは「コビト」  ラストの大逆転がすごい!!!!
「怪盗X」  泥棒物を逆手にとった発想が素晴らしいです。
「拳銃の感触」  「大きな力が人をゆがませる」ということが見事に表現されています。

「成熟」 3人の男の駆け引きのなかに「信じる」ことの難しさと真実が描かれています。
「うちの子に限って」ラストの逆転とそこに行き着くまでの流れがすごいです。

「番号をどうぞ」   近未来ホラーの趣があります。
「犯罪の舞台」    ドタバタコメディーの傑作!!!
  「なわばり」   役所仕事への皮肉がこめられています。
  「はい」      洗脳される主人公の姿に静かなる恐怖が漂ってきます。

まさに、ひとにぎりの未来。 投稿者  zako

 一瞬見えた、明るい未来。
それに期待を馳せ、酔いしれ、安堵の表情を作ったのも束の間、まもなく訪れたいつもの日常。あるいは現状を遥かに下回る、果てしない絶望。

そんな感じでまとめられる「アンハッピーエンド」な話が多いSS集ですが、読み終えたあとに後味が悪い作品は皆無で、未来について考えさせられる深い読後感が癖になります。どれも良い話ですが、オススメ3作品は「コビト」「成熟」「くさび」です。

  ママの名前はコンピュータ

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 コンピュータの利用度がますます増大して、人間は生産や頭脳労働から解放される、というより、追放されるか、もしくはコンピュータに管理される奴隷のような存在になるかもしれない。そうなれば、ロボットは人間、つまりあなた自身のことになるかもしれませんよ。

 ペット用ロボットがすでに発売されていますね。お手伝いロボットももうすぐ市販される
そうです。となると、次に登場するのは教育ロボットと育児ロボットかもしれません。そして、そういうロボットがあれば、「塾通いの必要はなくなり、世界中どこにいても同じ内容の教育を受けらます」、「これで女性も育児から解放され、充実した自分自身の生活を守れます」と宣伝されることでしょう。そんな科学の進歩をあなたは歓迎しますか?

 全自動洗濯機があるのに、洗濯板を使う必要はない。 それと同じことだよ。そんな声も聞こえて来ます。けれど、子供を育てるということは、親としての自分自身も一緒に育てて行くということでもあるはずです。子育てに失敗したり、大好きな先生を失望させたり、 そんな中から育まれて行く「何か大切なもの」を 最先端科学は奪って行く危険も はらんでいるのです。 (アンドロイド・『鉄腕アトムの未来学』エッセイより)

珍念〟悍ましい未来に(杞憂)している。。 ・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

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