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上に立つ者の心得

 

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  徳川12代将軍、家慶(いえよし)は陰で「そうせい様」と呼ばれていた。家臣が何を進言しても「そうせい」と答えるばかりだったからだ。45歳で父の家斉(いえなり)から将軍職を譲り受けたが、実権は先代にある。肩身が狭かったに違いない

▼かといって、暗君だったわけではない。大御所の死後、周囲の意見を聞き入れ、阿部正弘ら切れ者を幕閣中枢に据えた。部下を信じる懐深さと人を見る目はあったのだろう。小学館のPR誌「本の窓」で田安徳川家11代当主、徳川宗英さんが紹介している

▼どんな人でも権力を握ると、「我」を通しがちだ。だが、周りの言うことを聞かずに何にでも口を挟めば、現場が混乱する。その点で家慶は働きやすい上司だったかもしれない

▼かの国の新大統領はどうか。ちょっと、気に入らないことがあると、すぐにかみつく。就任式への人出が少ないと報じられると「メディアはうそつきだ」と攻撃した。写真を見れば、事実は歴然なのに

▼側近の報道官も「大統領が国を一つにまとめようと努力しているのに、無責任なメディアがますます結束を難しくしている」と追従した。どうやら、いさめる部下もいないらしい

鉄鋼王と呼ばれ、篤志家としても尊敬されたカーネギーの墓碑にはこう刻まれている。<自分より優れた者を周囲に集めることに秀でたる者、ここに眠る>。こんな謙虚な精神こそ、上に立った場合には欠かせない。【卓上四季】

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         このコラム  『的を射る』
         

 


    顔についての一考察

 ●顔には思いの外、力がある。仏教にある「無財の七施」は、お金や物がなくても、人に対してできることがあると教える。その一つが「和顔施」。穏やかな笑顔で接すること、それだけで人のためになれるという。できるだけ笑顔が増える。

 ●珍念、自分の顏を鏡で眺め思わず・・笑っています。ふと、松本清張ドラマスペシャル「顔」を思い出しました。昭和31年・東京。売れない劇団俳優・井野良吉(谷原章介)は、ある映画に端役で出演する。

 ●その独特の風貌が注目され、同じ劇団の看板女優・葉山瞳(原田夏希)が主演する大作映画の相手役に抜擢される。一躍、スターへの道を歩み始めた井野。しかし井野には、映画が注目され、自分の「顔」が売れるのを恐れる理由があった。

 ●9年前、井野は恋仲だった山田ミヤ子(原田夏希・二役)という女を殺した。 殺害現場 へ向かう列車の中で、ミヤ子と一緒にいる所を、偶然、ミヤ子の知り合いの石岡貞三郎(高橋和也)という男に目撃されていたのだ。

 ●ミヤ子を殺し、逃げるように上京してから9年。もし石岡が映画で自分の「顔」を見たら、ひた隠しにしてきた過去の殺人が暴かれてしまう。しかし、このチャンスを逃したくはない。名声をつかみ取りたいという欲望と、破滅への恐怖の狭間でゆれる井野の心に、いつしか一つのシナリオが芽生えていく。――。

 あ、調子に乗って{ネタ}を、ばらすとあの方から叱られる。 
相変わらず、珍念のコメントは 『支離滅裂』 お笑い下され~い。\( ^∇^)/θ☆ わ~い

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