« 心の結び目 | トップページ | 「どこに行っても同じ。」 »

「青い鳥」

Tori


      瑠璃色の羽根が美しい。ルリビタキはスズメと同じぐらいの
      小鳥。夏は標高が高い山に暮らし、冬は低地に下りてくる。
   身近に観察できるチャンスだ。幸せを呼ぶ青い鳥といわれ
   探鳥家らが姿を追い求める

 



  

メーテルリンクの戯曲「青い鳥」は貧しいきこりの子チルチルとミチルが幸福を探し求める物語。未知の世界に旅に出るが青い鳥は見つからない。家に戻るとカゴの中のハトが青い鳥に変わっていた。チルチルは惜しげもなく隣に住む病気の子に与える―

   ◆

 病気を治した青い鳥はすぐさま飛び去ってしまう。意外な結末だ。ここは岩波少年文庫の訳者、末松氷海子(ひみこ)さんの解説を引く。青い鳥を探す旅は生きるための知恵を得る道程だった。偽りを見分け、幸福の意味を知れば青い鳥は必要がなくなるのではないか―。奥の深い物語である

   ◆

 作家五木寛之さんは現代日本に重ね合わせる。原発の平和利用、一億総中流、高度成長…。それぞれの青い鳥はどこかに飛び去り、帰るべき身近な故郷も過疎化と荒廃が進む。私たちはそこにぼう然と立ち尽くしている、と。「新・幸福論」に書いている

   ◆

 メーテルリンクは思索を深めて執筆を続けノーベル文学賞を得た。その一冊「限りなき幸福へ」にはこんな一文がある。〈日常生活の中に存在しない材料で夢の建物を建ててはならない〉。青い鳥の幻想を振りまく政治への警句にもなる。 【斜面】

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「青い鳥」 トップカスタマーレビュー

やさしい絵が読みたくなる気持ちを高めてくれます 投稿者  youca 

いもとようこさんのやさしい絵での有名な物語の「青い鳥」本を開いてみると
小さめの字に漢字も混ざっている(ふりがなはついていますが)小学校1年の娘には難しいかな?の第一印象娘に勧めてみると、まず、なじみのあるやさしい絵に興味をもったようでした

はじめは声を出して読んでいましたが途中から夢中になって、黙々と読み始めました
思議な物語の展開に顔をこわばらせたり、にこっとしたり難しいかな?と思った本は
絵が物語を引っ張っていってくれているかのように思えました娘が初めて夢中になった、ちょっと難しい本ですそしてこの本で、本を読む楽しさを分かってくれたような気もします

いもとようこさんのこのシリーズは12巻あるようです小学生からの子供たちによい絵本だと思いますまた、昔読んだ記憶を思い起こしながら

親子で読むのもお勧めです ほんわかした絵柄に癒されます 投稿者  piblje

いもとさんのイラストはほんわかしていて柔らかいのでどの絵本も子供に安心して読み聞かせ出来ます。魔法使いのおばあさんらしき人でさえ、それほど怖くなく、色の加減で不安や寂しさなどがとてもよく伝わってきます。読み聞かせの後には子供たちにあらすじを質問するのですが、どの場面もよく覚えていてビックリしました。

本も大き目なので絵の印象が強く、文字数は多すぎず少なすぎず、それぞれの場面がほどよく印象に残るのだと思います。

Photo


   『百聞は一見に如かず』 (*゚ー゚*)

« 心の結び目 | トップページ | 「どこに行っても同じ。」 »