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「動物虐待」を言うなら

Coe







 

 アメリカ映画「地上最大のショウ」(The Greatest Show on Earth)をご存じだろうか? ハリウッド全盛の1952年「真昼の決闘」「静かなる男」と共に大ヒット。この年、全米で年間興行成績第1位を記録した名作である。

 ▼映画の舞台は旅から旅へのサーカス一座。新しく、空中ブランコの名手が加わった。今まで人気者だったホリーはスターの座を譲りたくない。必死に稽古(けいこ)に励む美しいヒロイン。心配そうに見つめる謎の道化師バトンズ。そして、若いサーカス経営者。複雑な人間関係の中で「微妙な立場」に追い込まれるホリー。ラブストーリーである。

 ▼一昔前のサーカスの雰囲気を忠実に残した作品は「恋のさや当て」と迫真のアクロバット演技が話題で、アカデミー作品賞などを受賞した。 実は、この映画に登場するサーカス一座は実在する。150年近い歴史を持つ「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー」。

 ▼その規模は最盛期、従業員1540人、馬450頭、象40頭、観客1万1000人収容の大テント……まさに地上最大のサーカス一座だ。 その歴史には数々のドラマがある。第二次大戦中の1944年7月6日、公演中に火災発生。168人の死者を出し「ピエロが泣いた日」と報道されたこともある。

 ▼その「史上最大のサーカス一座」が今年5月廃業する。理由は……象の曲芸が「動物虐待に当たる!」と動物愛護団体から批判を受け、昨年5月、アジアゾウをすべて公演から引退させた。すると(これまでもチケットの売り上げは芳しくなかったが)お客さんが激減したというのだ。廃業の理由の一つが動物虐待? そんなばかな!

 ▼不当な暴力を振るい、象の習性・性質を無視して扱った、というのだが、サーカス大好きの僕には象の曲芸は愛らしく「動物虐待」とは思えない。稽古を重ね、人間様を喜ばせてくれる象が「虐待された!」なんて思っているのだろうか?

 ▼それほど「動物虐待」にこだわるのなら、我々は牛、豚、鶏、魚などを食べることはできない。最大の動物虐待は「命」を奪うことじゃあないか! 大げさに“正論”を振りかざし「伝統文化」を葬り去る人々が僕には理解できないのだ。(毎日新聞:コラム)

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   XXはXX!
   
これ以上は『蛇足』





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