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ネギの香りパワーにガッテン

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 マスクをした風邪引きが、職場に街に増えてきた。

 知人は鼻水が止まらず、声もガラガラにもかかわらず大事な会議に出席、その後の懇親会にも顔を出した。周りから「熱燗(あつかん)をグイッと飲んで寝て汗をかいたら治る」と珍妙なる対策を奨められたが、アルコールなしのホットウーロン茶で乾杯した。

 風邪の民間療法はいろいろあるが、能代山本向きはこれだ、というものが14日夜のNHK総合テレビ「ガッテン!」で紹介されていた。「インフル・肺炎・がんに効く 世界で発見!驚異のネギパワーSP(スペシャル)」。

 13年前、中国発で猛威を振るった新型肺炎のSARS(サーズ)。人口約100万人の山東省章丘ではほとんど被害を受けなかったという。

 章丘はネギの産地で、住民の健康の秘訣(ひけつ)は「ネギの生丸かじり」。ネギを切ると細胞が崩れ、香り成分のアリシンが生まれ、それが血管拡張・血流アップに効果があり、抵抗力も高めるそうで、丸かじりで口の中にアリシンを多発生させて、SARSを撃退させたと考えられる、と説明した。

 次の紹介は、エエーッと驚かされた「ネギの首巻き」。生の白ネギにたくさんの切り込みを入れ、それを手拭いやタオルで包み、首に巻くもので、アリシンの血流促進効果によって、風邪予防になるとのこと。

 ネギの生の丸かじりも首巻きもしたことはない。ただ、風邪に効果があるとは子どもの頃から聞かされ、成人になって風邪気味のときに、清酒のかなりの熱燗に焼いたネギを入れて飲んだことはある。効いたかというと、そうでもあるような、そうでもないような。生のネギをよく噛(か)んでアリシンを多く作り、そこに熱々の酒を流し込めば、バッチリだったかもしれない。

 能代山本はネギの一大産地。JAあきた白神のネギの販売額は10億円を超え、ことしは13億円台の見込み。来年は能代市で全国ネギサミットが行われる。消費拡大に向けてさまざまな機会に白神ねぎを宣伝しているけれど、病気を寄せ付けないネギの香りパワーも付け加えてもいい。地域の住民がネギをたくさん食べて健康であれば、それも。【複眼鏡】


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ねぎの逸話: 九条ねぎと空海の逸話

 弘法大師が大蛇に追いかけられたとき、ねぎ畑に隠れて難を逃れたという逸話が残っている。そのため、東寺周辺の農家の人々は東寺の縁日(御影供)にあたる21日はねぎ畑に入らないようになり、その日にねぎを食べると一家に不幸が起こるという言い伝えがあったという。ちなみに空海は、ねぎを食べても恨んだりしませんから・・・

Kamo
  『鴨が葱を背負って来る』

  カモ汁など、カモ肉の料理にはネギがよく合います。
 「カモがネギ背負って来た。」という言葉は、 「こちらが
  何も用意していなくても、相手が自分で用意してやっ
  てきた」という意味で使います。まさに好都合といった
  感じですちなみに(珍念)ねぎを食べて風邪を引かな
  いように、気をつけています!

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