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何の名前かお分かりだろうか。明…

Coramu

 










 何の名前かお分かりだろうか。鳴潮、明窓、地軸、四季風、滴一滴、海潮音、天風録、、小社会。中四国の主な地方紙のコラムのタイトルを並べてみた


▼どれにも命名者の思いが込められ、その地域の匂いをまとうようだ。手前みそになって恐縮だが、本紙の滴一滴が生まれたのは1936年12月1日。ちょうど80年になる

▼本紙の前身である岡山県内の2紙が合併し、「山陽中国合同新聞」が発行された日に滴一滴は登場する。合併前の両紙のコラム「不滅燈」「観自在」に代わり、コラム執筆者であった当時の編集局顧問が名付けたとされる

▼80年の歴史のうち、最初は戦争の時代だった。それでも当初は政治風刺や国民生活の窮状を訴えるコラムが目につく。社史によれば、時に憲兵から抗議が来たという

▼戦争が進み、言論統制が強まる中で国に物申す言説は消えていく。コラムに限らず、戦意高揚を呼び掛ける言葉にあふれる当時の紙面は、新聞人が忘れてはならぬ苦い記憶である

▼戦後70年余、先人たちはタイトルの通り、筆先からの一滴一滴に心を込め、書き継いできた。小さな一滴も、打ち続ければやがて硬い石に穴を開けることができる。命名からは先人のそんな強い思いもくみ取れる。読者の共感を喜びに、地域の視点で時代を見つめ、さらに歩みを重ねたい。【滴一滴】

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  このコラム『頂門の一針』・・・・痺れる!

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