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世紀の偉人

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  テレビでは、時に思いもかけずいい番組に出合うことがある。一日、そういう番組を、立て続けに視聴する機会を得た

▼そのひとつはNHKのハイビジョン・スペシャル「世紀を刻んだ歌『イマジン』」である。ジョン・レノンのこの曲は、国家や宗教や所有欲によって起こる対立や憎悪を無意味なものとし、ユートピア的な世界を思い描き共有すれば世界は変わる、と訴えている。「想像してごらん、皆がただ平和に生きていることを」。米国へのテロがあった後、この曲は放送を自粛されたりしたが、今でも世界中で広く愛唱されている

▼次に、コズミック・フロント「天文学の革命児!エドウィン・ハッブル」である。ハッブルは、宇宙には無数の銀河が存在し、それぞれの距離に比例した速度で膨張していることを明らかにした。当時は、宇宙は私たちの属する「天の川銀河」ひとつだと考えられていたので、彼の宇宙観は従来の宇宙観を根底から覆したことになる

▼次はBS朝日の「昭和の偉人伝」・(賀川豊彦)である。賀川は大正から昭和にかけて、社会運動家として、弱者の救済に取り組んだ。アメリカのある本ではガンジー、シュバイツァーと並んで20世紀の三大聖人と称えられた。彼はまた労働組合、生協、農協などの現在まで続く日本の共助の基礎を築いた。ノーベル賞の候補に三度あがっている

▼彼らはそれぞれの立場で、さまざまな苦難を乗り越え、努力して栄光をつかんだ

▼偉人は、後の世に大きな影響を及ぼし続ける。【行雲流水】

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 『賀川豊彦』 1939年、アメリカで出版された「Three Trumpets Sound」という本で、ガンジー、シュバイツァーと並び20世紀の三大聖人と称された日本人がいた。その人の名は賀川豊彦。当時、賀川豊彦は生活に苦しむ貧しい人々を救済する活動に我れを顧みず取り組んだ。

 その一方で、彼は大正時代に空前絶後の400万部を超えるベストセラーの小説を書く文学者でもあった。自伝的小説「死線を越えて」では、自身の前半生を重ね合わせた主人公が弱者を救い、しいたげられていた労働者のため、労働争議などで問題を解決する様が力強く描かれた。また、この小説は当時の日本が抱える社会問題を浮き彫りにする記録的な側面をも持ち合わせ、歴史的に意義のある作品になった。

 実は、日本人で初めてノーベル文学賞と平和賞の候補になったのは、賀川豊彦だ。この作品を読んだ、後のノーベル賞作家・大江健三郎に、「なんて面白い小説なのか…。あんなにも多くの読者の心をつかむ作品を書くことは、とても自分にはできない」といわしめている。

賀川豊彦は、大正から昭和にかけて社会運動家として弱者救済を訴え、「労働組合」「生協」「農協」など、現在にまで続く日本の相互共助の基礎を作り上げた。「21世紀の日本をグランドデザインした男」と、呼ばれる賀川豊彦の人生に迫る。

 斯く言う(珍念)自伝的小説 「死線を越えて」を、読んで見たい!
これ以上は【蛇足】 o(*^▽^*)o、

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