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2016年12月

五輪に沸き、米欧が激動した2016年。いろはカルタで振り返る。

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   【い】伊調快調
   【ろ】路上で前見ぬほうけモン
   【は】歯に衣(きぬ)着せぬ辛子蓮舫
   【に】日本名産ニホニウム
   【ほ】ほぼほぼ無理TPP
   【へ】陛下の思い、時代も象徴
   【と】怒鳴るぞ!トランプ
   【ち】蝶(ちょう)のようなアリ昇天
   【り】両さんお疲れさん
   【ぬ】抜かれそうでボルトもチラ見
   【る】留萌(るもい)のSTATIONに涙
   【を】折り鶴に非核誓った大統領
   【わ】和の輪広がるコロンビア
   【か】神ってたコイダンス
   【よ】横流しにカツ!
   【た】タックスフヘイブーブー
   【れ】連夜の揺れで車中泊
   【そ】そうだ、わたしも主権者だ
   【つ】つける薬ない富山市議会
   【ね】寝耳にカジノ合法化
   【な】涙がヒラリー
   【ら】来年笑えぬ鬼十則
   【む】無理は禁物、高齢車
   【う】うそ八百ネットにはばかる
   【ゐ】EU離脱でメイ走
   【の】乗り放題の動く知事室
   【お】大谷二兎(にと)追う流
   【く】国後(くなしり)の白夜は明けず
   【や】闇深い白い悪魔
   【ま】マイナス金利でマイナス心理
   【け】原発に定年なし?
   【ふ】不安はリオでじゃねえだろ東京だ
   【こ】小池にはまってドン大変
   【え】栄誉の受け方ディラン風
   【て】テニス界の陽性
   【あ】あまり口利きしなかった?
   【さ】三分の二んまり首相
   【き】君の名は、孫と話せばすれ違い
   【ゆ】友人頼って弾劾絶壁
   【め】夫婦(めおと)ファジー
   【み】みせかけ燃費で三振アウト
   【し】真珠の和解、世界に広がれ
   【ゑ】永さん夢であいましょう
   【ひ】引かぬ黒田に退(ひ)く黒田
   【も】もんじゅの悪知恵、実証炉
   【せ】聖母もびっくりアベマリオ
   【ん】すごぅく評判悪い合区
   【京】きょうからみんながオンリーワン  (余禄)


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Ou


    このコラム『言い得て妙』 座布団10枚差し上げます!



1枚のファクス

Memo

 










 日々、大量に流れてくるファクスに目を通す。行事の案内やスポーツ大会の結果、投稿とさまざまだ。その中に、広告部からの死亡広告もある。公職にあった人が亡くなると、経歴などを記事にし伝える。かつて世話になった人たちの死を、届いたファクス用紙で知り、在りし日をしのんだり、遺族の名前から親戚関係に初めて気付かされたりする。

 死亡広告の文面を見ると、近年は葬儀を「近親者にて執り行い」とし、紙面掲載は葬儀終了後にという遺族が多くなった。また、遺体を葬祭場に安置し、遺族もそこに滞在するなど、葬儀事情が変わってきたとも感じる。

 7月のある日、1枚のファクスを目にし一瞬、頭が真っ白になった。幼なじみの訃報を伝えるものだった。保育園の頃から半世紀以上、青春時代をともに過ごし、社会人になると、仲間で定期的に集まっていた。それが、数年前から引きこもり気味となり、近年は会うこともなく、連絡も途絶えてしまっていた。

 文面によると、葬儀は翌日で、新聞掲載はその後にとのことだった。この職場にいなかったら、それまで知らずにいたかもしれない。数人の仲間に電話を入れ、まずは顔を拝みたいとその夜、彼の家へ向かったが留守で、どうにか安置されている葬祭場が分かり急行。久々に再会した彼は穏やかな顔で永い眠りについていた。「苦しかったべ。ゆっくりせえな」と声を掛けるのがやっとだった。

 翌日、火葬と葬儀を終え、仲間で常連だった居酒屋に繰り出し追悼の酒を飲んだ。彼の分の生ビールも頼み、思い出話は尽きない。誰もが、何か力になれなかったか、もっと会っておけばよかったと悔やんだ。

 それから1カ月もたたない旧盆中、中学卒業40周年の同期会・同級会があった。彼を知る皆が、急逝を驚き、近況や亡くなった時の様子を聞いてきた。決して埋めることができない、会えていなかった「空白の期間」を、改めて後悔させられた。

 そういえば、同級会では長年、東京・築地市場でマグロの卸に携わる仲間が、住まいも変え、いよいよ豊洲市場に移ると話していた。どうしているのか。50代半ば、それぞれの年の瀬である。【北羽新報】

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Po


  上手い。 このコラム 「惰眠を貪る」(珍念)痺れました!
 







■「自分の悪いことを認める酔払い、不信仰を自認する不信心な人間、自分の放埓を認める放蕩者にはお目にかかったことがある。だが、自分の忘恩を認める恩知らずの人間にはお目にかかったことがない。恩知らずな男!まさにこの世の怪物だ」(「たましいの記録」『エマソン選集・7』)

◆仏典に「現当二世」とある。過去の出来事を変えることはできない。だが、過去に経験したことの「意味」を変えることはできる。と

◆ う~ん (^_^;) 今日の目標はあるのか・・・? 何もない、それは「生ける屍」なのだ。
誰人も(臨終)のとき。生前の行いが走馬灯のように蘇るそうですが、悔いのない黄金の思い出を日々刻印したい。

3万匹に1匹 雄の三毛猫

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             “幸せ呼ぶ”雄の三毛猫「ちゃたろう」
             と飼い主の本橋正利さん=筑西市内
   
   






               

▼遺伝的に生まれる確率が極めて低いとされる雄の三毛猫が筑西市の農業、本橋正利さん(62)宅で今年生まれ、すくすくと育っている。雄の三毛猫が生まれる確率は3万匹に1匹ともいわれ、専門家も「非常に珍しい」と話す。本橋さんは“幸せを呼ぶ猫”として大切に成長を見守っている。

▼三毛猫は今年5月ごろ生まれ、「ちゃたろう」と名付けられた。白色と茶色の毛に、黒色がしま模様に交ざっているのが特徴。母親の三毛猫「ちーちゃん」から生まれたが、しばらく屋外で育てていたらしく、本橋さんがその存在を初めて確認したのは7月。雄だと確認して「びっくりした」と振り返る。

▼かみね動物園(日立市)のネコ科の飼育担当者は「三毛猫といえば雄は生まれないと有名。かなり珍しい」と指摘する。珍しさから、古くは船に乗せると幸運を呼ぶ存在とされていたという。本橋さんによると、ちゃたろうはおとなしい性格で雄らしくないとか。本橋さんは「幸せを運ぶような猫になってくれれば」と願い、「末永くかわいがっていきたい」と笑顔で語った。【いばらぎ新聞】

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Ni


     三毛猫になぜオスがいないの?




 よく言われます。確かに三毛猫にオスは滅多にいません。三毛猫のオスが生まれる確率はなんと3万分の1。生きている間に会える確率はかなり低そうです…。その理由は実はとても単純。猫の染色体は人間と同じで、オスはXとYが1つずつのXY、メスはXXです。三毛猫特有の赤オレンジや黒の毛色の遺伝子を同時に持つためには、Xが2つ必要になります。

 このため、三毛猫やサビ柄の猫は、Xを2つ持っているメスだけに限定され、メスが多く生まれてくるのです。しかしこの中にごくごく稀にXを2つ持つ、XXYのオスが生まれることがあります。それが三毛猫のオス。この黒とオレンジの毛色の遺伝子を同時に持つことが出来るオスが生まれる確率は、3万匹に1匹。本当にオスの三毛猫は希少ですね?。

 確率の低さに驚きますが、これはクラインフィルター症候群と言われていて、他の動物(ヒトも含む)にもまれに現れるそうです。

 オスの三毛猫を船に乗せると幸運を呼びこんで船が遭難しないという言い伝えがあります。なぜそんな言い伝えがあるのか調べても確認は取れませんでしたが、1870年あたりに、縁起がいいとされる三毛猫をシンボルにして招き猫が誕生したことは分かっています。

 和歌山電鐵のたま駅長は、2007年1月の就任以来の1年間で、たま駅長による和歌山県への観光客増加などによる経済波及効果が11億円もあったと言われています。2015年6月に亡くなってしまいましたが、和歌山に福を呼んだことは間違いありませんよね。

船乗りたちに幸運と安全、そして勇気を与えてきた「船乗り猫」

 かつて洋上を航行する船の上には必ずと言っていいほど猫が乗っていました。この猫たちは「船乗り猫(Ship's Cat)」と呼ばれ、多くの場合は飼い主と一緒に旅をしているわけではなく、ある重要な「任務」を与えられていました。

 古くから猫は人間と近いところで生活を送ってきました。その歴史は同じくペットとして飼われている犬よりは少し新しく、現在わかっているところでは約9500年前のキプロス島の遺跡に飼育されていたという痕跡が残っています。古代エジプトでは船に猫を乗せ、川岸の茂みに隠れている鳥を捕獲するのに使われていたとも言われています。

 時代が進み、近代の船に乗っていた猫にはいくつかの「任務」が与えられていました。最も重要な仕事は、船内に隠れ住んでいるネズミなどを捕獲すること。ネズミは帆を張るロープや船体の構造材である木材をかじってダメージを与えることが多く、被害を食い止めるために猫に白羽の矢が立てられていたようで、同様に乗組員の食糧をかじることでペストのような病疫を引き起こすネズミの駆除にも一役かっていました。

 また、猫は周りの環境への順応性が高く、一度陸地を離れると長期にわたって船上で暮らすことになる軍事用の戦艦などでも、乗組員のよきパートナーとしても重要な役割を果たしていたと言われています。

 俗説では「猫は霊感が強い動物である」と言われることもあるように、船上でもさまざまな猫にまつわる不思議なエピソードが残っています。幸運をもたらす動物と信じられていた猫ですが、船上で猫が自分のところまで近寄ってきたら幸運、嫌われて途中で引き返したら不幸であると信じられていました。また、船乗りの妻は夫の無事を願い、船上の夫の身に降りかかる不幸を跳ね返す力があると信じられていた黒ネコを飼うという風習も残っています。

 船乗りの間では、猫は尻尾に宿った力で嵐を起こさせると信じられており、船から海に落ちたり乗組員によって海に投げ落とされると嵐を起こして船を沈めたり、たとえ沈まずに生き延びたとしても、その後9年にわたって「ネコの呪い」が船に災いをもたらすと信じられていました。

 また、ネコが毛並みに逆らって毛繕いをすると嵐が来ると信じられていたり、クシャミをすると雨が、ピョンピョン跳びはねていたら風が近い、などと天候を読むのに役立てられていました。

  Neco


   珍念の脳裏に『猫に小判』の格言が思い浮かぶ!
   これ以上は【蛇足】
 

 

インターネット (@_@;)

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                尼崎の小学6年生、小島三奈さんの作である。
                「画面では 見えない気持ち あるんだよ」




◆兵庫県青少年本部が募ったインターネットについてのメッセージコンテストで、小学生の部・最優秀賞に輝いた。小島さんは自分ではまだやらないが、「メールで言いたいことがうまく伝わるのかな」と思ったそうだ。その感性は鋭い

◆友だちとのやりとりにゲーム。スマートフォンや携帯電話が片時も放せない子が多いという。同本部によるアンケートでは、高校生の2割、小学生でも8%が1日4時間以上、ネットをやっていた。これはもう中毒に近い

◆先ごろ、神戸で開かれた「スマホサミット」での子どもたちの報告にも仰天した。「休日は一日中、スマホを触っていた」「友だちは月に何万円も使う」。ネットを通じて知らない人と会い、怖い思いをした小学生もいる

◆ぞっとする話だが、大人も笑えまい。サミットの帰りの電車では、向かいのシートに座る6人のうち4人がずっと手元でいじっていた。さっきのコンテストの優秀作品には「お母さん がめんと笑わず 私と笑お」がある

◆〈人生の黄金律を今と呼ぶ〉(関口比良男)。スマホがクリスマスプレゼントだった家庭もあるだろう。熱中はほどほどに。輝く〈今〉という時間はだれもプレゼントしてくれない【正平調】

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Youji


    にゃんと・・幼児まで・・・  アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!








◎書き込みは世界中旅してる。
◎大事にしよう・相手の気持ち・私の気持ち
◎パスワード・ブラス一文字守る自分
◎ちょつとまて・誰でも見れるその情報・公開したら消えない後悔

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  今日も、珍念の(オチ)は冴えません。

今年の世相 (@_@;)

Jyukugo


 ◆クイズを一題。リオデジャネイロ五輪で「四士奮銀(獅子奮迅)」の活躍をした「銀勇四人(吟遊詩人)」と言えば? 答えはもちろん、陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した桐生祥秀ら4選手のことだ。

 ◆住友生命保険が今年の世相を表現する「創作四字熟語」の入選作を発表した。リオ五輪ではほかに、バドミントン女子ダブルスペアの金メダルを「羽願優勝(破顔一笑)」と描写した。活躍した日本勢の笑顔が思い出される。

 ◆スポーツ界では広島カープが25年ぶりにリーグ優勝した。流行語「神ってる」を生み出した「神鯉(しんり)万勝(森羅万象)」の強さだった。日本ハムの二刀流大谷翔平選手の「投打無双(当代無双)」は来年も楽しみだ。

 ◆世界が驚いたのは、国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めたイギリスの「英欧分離(兵農分離)」だ。米大統領選は、トランプ氏がクリントン氏との対決「虎栗参戦(桃栗三年)」を制し、衝撃が走った。

 ◆日本列島は、熊本地震や鳥取県中部地震、夏の大型台風、阿蘇山の噴火など、今年も多くの自然災害に見舞われた。「風震火山(風林火山)」の被災地が復旧し、暮らしが落ち着くことを願う。

 ◆最後に当欄でもひねり出してみた。申(さる)年も残り数日。「申去一転(心機一転)」して酉(とり)年を迎えたい。「吉酉(きちゆう)来福(一陽来復)」、たくさんの幸せが訪れる年になりますように。【南風禄】

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このコラム 『言い得て妙』

来年の干支は酉・・・「鶏に五徳を具う」と言われている
徳のある鶏・・・鳥でさえ五つの徳を備えている、まして人間は当然、徳を備えなければならないと。

Baji

 斯く言う【珍念)『馬耳東風』で過ごしていましたが、来年は「鶏口となるも牛後となる勿」の言葉を噛みしめて、邁進したい!

「ありがとう」は魔法の贈り物

Meigen


    歌人で精神科医の斎藤茂吉は癇癪(かんしゃく)持ちで
    イライラを紛らわせるためよく神田の古本屋に通っていた。
    だが、本を包装するパラフィン紙が引っ掛かって箱に上手
    く入らず、癇癪を起こして紙を丸めて捨てていたという







▼誰しもありそうな苛立(いらだ)ちだ。茂吉は患者の前でこそ温厚に振る舞っていたが、風邪で寝込んでいる時に面会を求めて来た客に激怒、起き上がり「風邪で寝込んでいるのが分からんのか!」と怒鳴りつけたとか

▼癇癪と猛省を繰り返す日々だったようだ。その苦い体験から彼は共に精神科医になる長男の随筆家茂太と次男の小説家宗吉(北杜夫)に「いいものの前では、まず感動したような面持ちをするがいい」と教戒した

▼後を継いだ茂太は父の教えを「いい言葉はいい人生を作る」と置き換えてみた。そして最終的に見出した人間関係の極意は「『ありがとう』を声に出して伝えること」(『人生を変えた感謝の名言』)だった

▼ありがとうを繰り返せば脳はその原因を探し、逆に悲しいと言えば訳を探すとか。作った感謝と笑顔はわざとらしいが夏目漱石も「偽善者でもよい。表面を作ることは内部を改良する一種の方法だ」と推奨している

▼日本人が好きな言葉は断トツで「ありがとう」だという。ふと耳にする喜び、口を突いて出た時の清々しさ。笑顔のありがとうはどんな高価な物にも勝る魔法の贈り物だ。【天鐘】

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 人生を変えた感謝の名言―勇気と幸せをくれる偉人たちの「ありがとう」の言葉(「BOOK」データベースより)

 人間は、人に包まれ、人に支えられて生きています。そんな感謝の気持ちを声に出して伝えるのが、いい人間関係をつくる極意。でも、それだけではありません。「ありがとう」は、いわれた相手ばかりか、いったあなたにもうれしい言葉。脳が喜び、心が元気になる、ストレスが減って生きる力が自然に湧き出てくる…。「ありがとう」には、人生を明るくし、楽しくする魔法が込められているのです。


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         【池田大作先生】の言葉が、珍念の脳裏に思い浮かぶ!




「ありがとう」は奇跡の言葉である。

 口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気がわく。私自身、毎日、朝から晩まで「ありがとう」「ありがとう」と言い続けている。「ありがとう」を言う時、聞く時、人は心のよろいを脱ぎ捨てる。人と人が深いところで通い合える。

 「ありがとう」が非暴力の真髄なのである。「ありがとう」の中には相手への敬意がある。謙虚さがある。人生に対する大いなる肯定がある。前向きの楽観主義がある。強さがある。「ありがとう」と素直に言える心は健康である。だから「ありがとう」を言うたびに、あなたの心は光ってくる。体にも生命力がわく。

 自分が、どんなにたくさんの人やものに支えられて生きているか、ありがたいと思う、その自覚が、感激が、その喜びが、さらに幸せを呼ぶ。「幸せだから感謝する」以上に「感謝するから幸せになる」のである。

 「祈り」も感謝しながらの祈りこそが、最も大宇宙のリズムと合致し、人生を成長させていく。

あ・・・どこかで『論語読みの論語知らず』の声が仄かに聞こえる ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~


逃げ恥に学ぶ「愛情の搾取」の意味

Nigeru

   「逃げ恥」の愛称まで付いた人気ドラマ「逃げるは恥だが
   役に立つ」が終わった。主人公の女性が、家事代行の給
   与をもらいながら、恋愛経験ゼロの男性と「契約結婚」を
   するラブコメディー






▼最終的に2人は引かれ合うのだが、男性のプロポーズの言葉は「結婚すれば雇用契約は必要なくなり、支払っていた給与を貯蓄に回せます」。きっかけがリストラなのだから身もふたもない

▼当然女性は反発し「結婚すれば私に給料を払わずにただで使えるから合理的。それは愛情の搾取です」と一蹴する。このセリフには深い意味がある

▼家事・育児・介護という「労働」には通常、対価は支払われない。「愛」という名の下に、主婦・共働きにかかわらず、女性がやって当然と見なされる風潮が強い。家事の負担で、パートや派遣社員を選択せざるを得ない女性もいる

▼ジャーナリストの竹信三恵子さんは著書「家事労働ハラスメント」で「会社を辞めざるを得ず、再就職も難しく女性が経済的に自立できないのは家事労働を考えに入れない政策こそ原因」と指摘する。女性の無償労働を前提とした日本企業の働かせ方に一石を投じる

▼ドラマは1人でも2人でも生きていくのは面倒くさい。なら2人で生きていこう、というハッピーエンド。。「面倒くささ」の解消が少子化対策の鍵かもしれない。そんなヒントをドラマから得た気がする。【金口木舌】

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Tyu


    珍念のコメントは『蛇足』


スマート電化

Kaitei


           フランスの作家ジュール・ベルヌの「海底二万里」は
           深海の神秘を描いた冒険小説である。水深1万6千
           メートルに導いた潜水艦ノーチラス号は、今で言え
           ば「オール電化潜水艦」か







▼動力も照明もすべて電気でまかなう。発電源も水銀と、海から取り出したナトリウム。エネルギーだけでなく、食料や衣類も魚介から作る。19世紀後半の作品ながら、循環型社会の一端を描いたところがすごい

▼「オール電化住宅」もちょっと前までは魅力的に見えた。調理にガスを使わず、火事になりにくい。夜間電力を給湯に使うため、割安で家計に優しい。設備のついたマンションに住んだ経験があるが、福島第1原発事故で、そんな幻想も吹き飛んだ。電気料金が上がり、重荷になっている家庭も多いと聞く

▼北電がオール電化ならぬ「スマート電化」のPRに力を入れているとの記事を読み、違和感を持った。省エネ性能の高い電気製品の導入を呼びかけるが、結果としてガスや灯油からの転換を促すことになろう

▼節電を求めながら、電気の消費をあおるようでふに落ちない。事故が起きれば、過度の電気依存社会がいかにもろいかを学んだはずなのに。原発再稼働を見越した戦略に映ってしまう
冒頭のノーチラス号も理想の潜水艦とはいえなかった。探検の傍ら商船を襲っていた。科学の産物も使い方次第で吉にも凶にも出る。当たり前の警鐘を思い出す。【卓上四季】

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 珍念の脳裏に(諸刃の剣)の格言が思い浮かぶ!

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《両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、自分をも傷つける恐れのあることから》一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ。

「海底二万里」商品の説明 内容紹介

 一八六六年に、ある奇妙な事件があった。《動く暗礁》が、つぎつぎと海難事故を引き起こしていたのだ。パリ科学博物館のアロナックス教授は、究明のため太平洋に向かったが、彼を待ち受けていたのは、反逆者ネモ船長指揮する潜水艦ノーチラス号だった!その行く手には、神秘と驚異の大海洋が待ち受けていた。不朽の名作。南村喬之 画

トップカスタマーレビュー

 子供の本ではない  投稿者   くにたち蟄居日記 

◆小学生の頃に読み耽ったものである。最近読み返して見ると この本は小学生には難しい事が良くわかった。確かに潜水艦で世界の海を渡り歩くという話は 小学生にも十分面白いのだが それは舞台設定だけの話だ。やはり 本作の主眼はネモ船長の「孤独」にある。それを理解することは 小学生はおろか 20歳代でも難しい話である。

◆ネモ船長は地上に絶望して ノーチラス号で海に逃れる。どのような経緯で ネモ船長が絶望に至ったかは分からない。彼は オルガンを弾き 読書家であるという芸術家であり 同時に 何かに憑かれたかのように殺戮を繰り返す暴君でもある。この両義性がネモ船長の性格を複雑にしている。人を殺し それを悔やんでオルガンを弾くという姿は誠に鮮烈なイメージだ。書いてはいないが 曲もバッハしかありえないと今でも思う。

◆海底二万里は その後の多くの人に影響を与えた。「潜水艦の中に潜む神」という切り口で 様々な作品が生まれたことはその後の歴史である。その意味で 海底二万里の価値は大きい。小学生で「卒業」出来る本ではない。是非 再読をお勧めする。

 19世紀の最先端技術がここに!  投稿者  appleman 

◆読んでストーリーが面白く、読み直してまた新しい感動があり、よくよく調べると驚いてしまうような物語が好きなんですが、この海底二万里もそんな私のお気に入りの一つです。ノーチラス号の動力源としてガルバーニ電池というのが出てくるのですが、これはジュールベルヌの勝手な命名だと思っていました。ガルバーニは、高校の生物の教科書にも出てくる程有名な動物の神経伝達の研究者ですが、電池の発明とは関係ないと思っていました。

◆ところがよくよく調べてみると、ガルバーニは動物の神経伝達には電気が関係していると予想し、電解質溶液と起電力の関係を深く研究したため、その研究成果が、後のボルタ電池の発明につながり、今ボルタ電池と呼ばれているものが、19世紀にはガルバーニ電池と呼ばれていたことが分かりました。

◆意外なところから科学史を学ぶことができて、ちょっと感動してしまったのですが、今では小学生でも読むこの海底二万里も、出版当時はかなりの知識人達が読むことを想定して書かれたようなので、内容的に当時の最先端技術や世界情勢が盛り込まれており、調べれば調べるほどもっと面白いことが見つかりそうです。

 普通の空想科学小説ではありません。  投稿者  ファインディングニモ船長

◆世界の海底を探険しながら海の生き物の事や海流のことがよく理解できます。私が好きなシーンは南極で氷に閉じ込められて身動きがとれなくなったノーチラス号がネモ船長の知恵で氷の牢屋から脱出するところです。大王イカの襲来よりも手に汗にぎるシーンです。
読んでて落ち着かなくなりました。ダイビングやサーフィン、カヤックなどのマリンスポーツが好きな人とディズニーシーの七つのポートの中でミステリアスアイランドが好きな人は必読の本です。

 毎日が日曜日の珍念  『論語読みの論語知らず』・・・ι(´Д`υ)アセアセ

愛犬家 珍念

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            長寿の傾向は、人間だけではないらしい。
           ペットのイヌやネコの平均寿命は最新調査
           (2014年時点)で、過去最高になった。
           感染症の対策や餌の改善によるという







▼1990年に初めて集計した数値に比べ、イヌが1・5倍の13・2歳、ネコが2・3倍の11・9歳にそれぞれ延びた。そこには、飼い主の細やかな気遣いが感じられる

▼長く一緒にいたいと思う愛犬家や愛猫家らは、歓迎しているに違いない。残念ながらわが家では3年前、飼っていた雑種犬が死んだ。それでも15歳の長寿を全うできた

▼精神科医の香山リカさんはペットについて「独り暮らしの人にとっては昔から大切な家族、というより同伴者、コンパニオンであった」と訴える(『老後がこわい』講談社現代新書)。独り暮らしの人だけでなく、一般家庭でもほぼそうではあるまいか

▼長寿化が進む半面、避けられない死がある。死後、長く落ち込んで本格的なうつ病になる人もいるという。わが家でも落胆が大きく、新たにペットをほしいという声は全く出なかった。それほど存在感があった

▼今のイヌやネコの欲張りな望みを代弁すれば「飼い主さま、寿命が延びただけ老後の世話もよろしく。死後の喪失感に負けず何とか乗り越えて」となろうか。かわいい盛りだけでなく、年老いても温かく接したいものだ。付き合いが長くなった分、多めの愛情と責任をお忘れなく。【天鐘】

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 以前、自宅で倒れた飼い主を助けようと犬が警察官を自宅まで案内し、飼い主を救ったという千葉日報の記事をインターネットで見た。心温まる話で、犬を飼っている者の一人としてうらやましくもあった。

○記事によると、千葉市内で犬がうろついていると警察に通報があり、駆け付けた警察官が首輪とリードを着けたままの犬を発見。リードをつかむと犬が案内するように警察官を誘導した。約100メートル先の民家に着くと、玄関で座り込む。警察官が様子をうかがうと中からうめき声が聞こえた。飼い主の男性(68)が背中をけがして苦しんでいたのだ。

○犬は8年ほど前に拾った雑種の雌という。飼い主の変事を周囲に知らせようとした犬と、それを不審に思った警察官の連携で、飼い主は無事に救助された。

○この記事を読んで、複数の同僚に「もしも散歩の途中で君が倒れたら、愛犬は助けを呼びに行ってくれるか」と尋ねた。返ってきた答えは「たぶん無理」。テレビドラマや映画では、飼い主のピンチを犬が機転を利かして助ける場面を見掛けるが、現実は難しい。

○わが家にも4歳になる雄の柴犬がいる。やんちゃで甘えん坊です。
(犬は飼い主に似る)と、言われるのも故あるかなぁ!

 

Rougo


      香山リカ『老後がこわい』講談社現代新書 
      商品の説明 内容紹介「負け犬」から突然更年期へ。
      老後はどーなる。いつまで働けば、経済的に不安は
      ないか。老いた親の面倒は誰がみるのか。終の棲家
      はどこにするか。誰と暮らすか。遺言状・お墓の準備
      は必要? 不安・疑問に答える。(講談社現代新書)




内容(「BOOK」データベースより)

 ひとりで暮らして「死」の瞬間は幸福だろうか。「愛するひと」に恵まれた「人生」はあるのだろうか…。

トップカスタマーレビュー

 答えの出ないことには無理に答えなくていい  投稿者  INOUE Akihiro

 老後の資金、住居、介護など、こまごました事柄を拾ってはいるが、著者が書き買ったことは、そんなことはでないだろう。著者は親の死に恐怖し、ペットの死に悲しみ、それを経験しないで死ぬことを夢見ている。それは、病気にかかって、親に看取られることである。
 この部分に私は強く共感した。自分の死は受け入れられるが、肉親の死は耐えられないのである。たとえ、死が身近な存在である医師といえども。

 実用的内容も多く、興味深い  投稿者  とり2号 

 1年くらい前に読んだ本だが、最近『おひとりさまの老後』(上野千鶴子)が出版され、それを読み、この本のレビューを書きたくなった。確かに本書は不安感をやや煽りがちかもしれないが、『おひとりさまの老後』のような一部の特殊な人間にスポットを当てず、統計データも豊富で読みやすいし、実用的でもあるし、さらに孤独の寂寥感まで漂い、ぜひこちらの本のほうがお勧めである。

 自分が死んだら喪主は誰?、不動産屋はシングル女性には部屋を貸してくれない?、
非婚未出産で親を亡くすと「子どもである」という唯一の役割も消える、入院の保証人をどうするか、ペットを亡くした場合の喪失感、その他、年金や介護問題等にも言及しており、話題は豊富である。

 46歳単身女性としての著者自らの立場を利用したエッセイ調で、男性が読んでも興味深い内容だと思われる。いままで左寄りで、また精神科医ながら社会問題をワイドショー的にしか考察しない著者を敬遠しがちであったが、この本はとてもよかった。 答えの出ないことには無理に答えなくていい投稿者  INOUE Akihiro

 老後の資金、住居、介護など、こまごました事柄を拾ってはいるが、著者が書き買ったことは、そんなことはでないだろう。著者は親の死に恐怖し、ペットの死に悲しみ、それを経験しないで死ぬことを夢見ている。それは、病気にかかって、親に看取られることである。この部分に私は強く共感した。自分の死は受け入れられるが、肉親の死は耐えられないのである。たとえ、死が身近な存在である医師といえども。

    「一女性」から老後についての思いを語ったエッセー 投稿者ミヤコベスト500

 精神科医として知られる著者だが、この本では精神科医としての見解や見識はほとんど提示されておらず、40代で子どもがいらっしゃらない「一女性」の視点から見た、老後に対する思いをつづったエッセーのような本。母を亡くすという今後くる大きな出来事を乗り越えられるかという不安、シングルの女性だからということで受ける社会での待遇の現状、愛するペットの死への不安、満足いく老後を送られるだけの資金や年金、また老人ホームなどの施設の現状・・・

 50代に迫ろうとする筆者の今後の老後への主として不安な気持ちを現状をデータで示しながら赤裸々に語った本である。タイトルどおりの内容であり、読みやすいが、どの分野も広く浅く扱っているため、深さはあまり感じられなかった。

優しい心根を忘れた日本人 

 

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 東京電力福島第1原発事故を機に、韓国は福島を含む8県の水産物の輸入を禁じている。かつて生産量の7割が韓国に輸出されていた宮城県産の養殖ホヤは今秋、大量の廃棄を余儀なくされた。

 ▼放射性物質の検査は今も続いており、安全性に問題はない。科学的根拠より、反日感情を優先させる。いつものやり口ながら、日本人として納得がいかない。在沖縄駐留米軍の関係者も、オスプレイ反対派の主張に、同じような理不尽を感じているのではないか。

 ▼確かに、沖縄県北部沿岸で不時着して大破した米海兵隊の新型輸送機の無残な姿は、沖縄県民に不安を与えるのに十分だった。ただ事故率でいえば、海兵隊機の平均値に近い。本当に危険極まりない軍用機だったら、世界中に展開する米軍が運用を続け、自衛隊が導入配備を決めるわけがない。

 ▼航続距離と速さが抜群に優れているオスプレイなら、尖閣諸島にも部隊を迅速に送り込める。離島防衛の「切り札」になり得る。熊本地震の被災者支援でも大活躍した。「反米軍感情」に取り憑(つ)かれた人たちは、そのメリットに目を向けようとはしない。普天間飛行場の辺野古沖への移設が実現すれば、事故に民間人が巻き込まれるリスクはさらに低下する。

 ▼「県民に被害を与えなかったので、感謝されるべきだ」。在沖縄米軍幹部の発言は、事故を起こした側としてあまりにもお粗末だった。一連の報道を見る限り、翁長雄志県知事らの口から、負傷した乗員の一日でも早い回復を願う言葉が聞こえてこないのも、寂しい。

  「いつから日本人は傷ついた者を気遣う優しい心根を忘れてしまったのだろうか」。昨日の「談話室」で、読者の松本耕一郎さんが嘆いていた。おっしゃる通りである。 【産経抄

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     このコラム『恐れ入谷の鬼子母神』      

「人は必ず死にます。間違いなく平等に」

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  「日本人の死亡率は100%」。映し出されたスライドに会場は一瞬戸惑うが、すぐに笑って納得する。「人は必ず死にます。間違いなく平等に」。迎えるパターンは大きく二つ。ポックリかジックリか。「皆さんはどちらを望まれますか」

▼ポックリに挙手多数。「では実際にご自身のパターンはどちらになると思いますか」。ジックリに挙手多数。「そう、“ぴんぴんころり”はなかなか難しい」。講師は国の統計数字も示しながら、いずれ待ち受ける介護する・介護される日々へと話を進める

▼静岡市が先日開催した市民公開講座「サヨナラの準備」。福井県おおい町の国保名田庄[なたしょう]診療所長として25年にわたって地域医療の一線に立つ中村伸一医師が介護と死について普段から考えておく大切さを説いた

▼「病院でなく家で逝きたい」。そう考える人は多いが、中村医師によれば近年、逝く側、みとる側ともに自然な死を当たり前と静かに受け入れる“腹”が据わりにくくなっているという。在宅介護、在宅療養を支える制度が徐々に整いつつある一方で、終末期を巡る行き違いもあるようだ

▼講座では市がエンディングノートも用意した。延命治療はどうする、余命半年と告げられたら、お棺に入れてもらいたい物は-。記入を促されると、こうしよう、ああしたいとささやき合う聴衆の声が聞こえた

▼死生観などと大仰に考えなくてもいい。最期をどう迎えるにせよ、死を少しだけ日常に近づけること。「いきいきと生きて逝く」ため、人には常にこうしたおさらいが必要だろう【大自在】

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 「徒然草」の中に興味深い 言葉がありました。木の枝に座って居眠りをして、何度か落ちそうに成りながら、競馬を観戦している人を見て、周囲の人間が「あんな危険な所で、寝ているなんて馬鹿なやっだ」と。それに対して、吉田兼好が「我々だって、いっ死ぬか判らない。それは、今かもしれないのだ、そんな事も解らずに見世物を見て暮すなんて愚かな事だ」と



Yude


   「死」はだれでも必ず、訪れることがわかつているのに
   それを意識することなく、日々をただ、面白可笑しく過ごし
   てしまう事の愚かさ警鐘した叫びだと 思います




◇「人ひさしと言えども、100年には過ぎず、その間の事はただ一睡の夢の出来事なり」と仏典にありますが!

◇私の恩師は「臨終とは、「人生の総決算」の場と述べています。この時「どう生きてきたのか」厳しくとわれます。 その時に何の悔いも無く、自身の人生を深く肯定し、大満足で臨終を迎えられるか。

◇逆に、後悔と自責の念で人生の終幕を迎えてしまうのか。まさに、臨終の時こそ、その人の生き方そのものが、何一つ誤魔化しようがなく、この一瞬に凝縮されます。したがって、臨終をたとえ、今迎えたとしても、雲一つない澄み切った青空のごとく、何一つ悔いや不満がない。そう断言できるように、どれだけ「今」を真剣に精一杯生きているか、大事です。

◇瞬間、瞬間、「今、臨終になっても悔いが無い」と言い切れる覚悟で「現在」を真剣に生きる のが大事ですが、どれだけ長生きしたかより、どう生きたか、何をしたか・・? 問われそうです。

不詳:(珍念)閻魔さまから、酷い目に・あわされ兼ねません。反省し・恥じている。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

眠れる錬金術

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「日本のダムの力は十分に発揮されていない」
(写真:toratora / PIXTA)

  今年の年末ジャンボ宝くじは、うまくいけば10億円が当たると聞く。せめて鉄のような色の空から、硬貨でも降ってきてくれないかと夢を見る。実は日本に、眠れる錬金術があるという

▼ダムにもっと水をためればいいそうだ。年2兆円分を超える電力が新たに得られる。しかし日本は満水の半分しかためない。大雨の日に備え、空けておく。降ってから慌てて放流すると、下流に洪水の危険を招くので、半世紀前に決めた法律でそうなっている

▼気象予報が進化したいまも、ルールは変わらない。自称ダム屋の竹村公太郎さんは、これを嘆く。元国土交通省の河川局長である。その目にはダム湖が「国産油田」に見えてしようがない

▼湖底に沈んだ水源地の犠牲を知る人だ。だから新たに建設しようとは言わない。既存のダムをひと工夫すれば十分だ。行政にいた立場からすると、ここに水力の活用が進まない一因がある。役人は新規の建設とその予算確保に頭が行きがちなのだ

▼日本海からゆらゆらと上る大量の水蒸気を北風が運ぶ。山が受け止め雨、雪となる。山と川とダムが水をエネルギーに変える。これを遠くの都市まで送ろうとすると、送電ロスが大きい。竹村さんは、地形がもたらす恩恵は地元のために生かすべきだという(東洋経済新報社「水力発電が日本を救う」)

▼100年先まで「水の国に生まれた幸福」を届ける。河川管理の側に身を置いた人からの反省を込めた提言は、水源地新潟に夢をもたらす手引きとなり得る。【日報抄】

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         『水の発電が日本を救う』・・・
商品の説明

         メディア掲載レビューほか。実は資源大国、有効に使おう!
          日本は資源の乏しい国だと、あなた、思っていませんか。
          しかし、日本が途方もない資源大国だったとしたら?
          資源とはすなわち山と雨とダムである。







 アジアモンスーン地帯の北限に位置する雨の多い気候。列島の7割が山地という雨を貯(た)めるのに適した地形。加えて近代化の過程で建設された多数のダム。三つがそろった日本は奇跡のような国。〈五〇年後、一〇〇年後、そして二〇〇年後の日本にとって、水力発電は必ず必要になる〉と著者の竹村さんはいう。

でもさ、ダムって環境破壊の最たるものじゃん?

そう、現代はもう巨大なダムをつくれる時代ではない。これはダムを増やすのではなく、既存のダムを生かそうという話なのだ。

逆にいうと、水域の人々に多大な犠牲を強いて巨大なダムを建設するのが近代のやり方だった。しかし「治水」と「利水」という矛盾した目的を担わされた多目的ダムは、時代遅れな法律のせいで、水を半分しか貯められず、力が十分に発揮されていない。運用と多少の改修で電力量は倍増するのに、有効に使わなければ犠牲を払った先人に申し訳ないではないか。

そうはいうけど、20世紀のダムなんて老朽化してんじゃない? ところが、明治以降の大きな震災でダム本体が壊れた例はひとつもない。鉄筋を入れず基礎が岩盤と一体化し、ビルとは桁ちがいの厚みを持つ日本のダムは〈半永久的に使えると断言できる〉。

「ダム屋」を自称する著者は旧建設省に入って三つの巨大ダムをつくった河川と土木技術のプロ。土木の知識ゼロの私たちにも十分理解できる内容で、しかも画期的におもしろい。

化石燃料はいつか枯渇する。原子力は安全性に疑問がつく。であればこその水力発電。読後には〈ダムに貯められた雨水は石油に等しい〉という言葉がハッタリでも誇大妄想でもなく、実現可能なプランの指針に思えてくるだろう。評者:斎藤美奈子(文芸評論家)

トップカスタマーレビュー

小泉元首相は、この本をもう読んだだろうか?  投稿者  水澄子

◆「国家百年の計」などという言葉は今や死語と化した感があるが、国土交通省のもと河川局長で、ダムと水の専門家である筆者による「国家百年のエネルギーの計」は、こんご日本が電力をどう確保すればいいのか、どう生きていけばいいのか、独創的で雄大な卓見に満ちている。

◆彼は、「日本はエネルギー大国である」と断言する。それは何故か?アジアの多雨地帯に位置し、山が急峻ゆえに雨をダムで受け止めやすく、そのダムこそが再生可能な水力によって、電気エネルギーを無限にうみだすことがで出来るからという。

◆ただ、少し事情に詳しい人なら、「そんなこと言っても、水力って全体の1割くらいしかないよ」と、すぐさま反論するだろう。ところが、筆者の傾聴すべき提言のポイントは、ダム運用の法律を変えるだけで、たちどころに発電量は倍増するという点にある。いまは洪水を恐れて、ダムの水を早めに吐いておかなければならない50年前の法律に縛られているというのだ。

◆GPSや気象予測が発達した現在、ダムはもっと大量の水を計画的にため込み発電することができる、ましてダムの堤体をかさ上げしたり発電未利用の砂防ダムなどを改良すれば、供給不安定な化石燃料に多くを頼らなくて済む、低コストの国産電力の確保が可能であるとする。ゆえに、「ダムは油田である」とも。

◆特定のイデオロギーに偏さず、誠実にデータと視点を提供し、なおかつ次世代を思うエンジニアの潔い姿勢に感銘を受ける。

この本の内容はすぐに実現できる。  投稿者  ミラノ大根

◆なぜにこういうことが世間の話題にもならないのだろう、森林資源と水資源は国内に十分すぎるほどあり、世界的に見て再生力は圧倒的だとおもう。ソーラー発電や風力発電に過剰な投資をするより、水という安定的な発電手段があるじゃないかとおもう。エネルギーの自己化は喫緊の課題で日本にとって永遠の課題、政治家はどうでもいい話は置いといて、ちゃんとこういう事を議論するべき、脱原発の話も夢物語じゃなくこういう事実の組み合わせで話をするべき。

◆たぶんこの本の話もデメリットも出てくるんだろうと思う、メリットとデメリットをちゃんと議論するべき価値のある話だと思う。急進的脱原発の妄想主義者は、こういう事実の積み重ねで、ちゃんと我々普通の日本人を説得するべきだと知るべき、デメリットが出てきたらそんなこと言ったっけで責任を取る気がないのなら最初から話を聞く価値はない。

なんとしても実現してほしい提言。「今尊徳」と勝手に呼ばせてもらいます。 投稿者  呆天    
◆「雨は日本にとっての『油田』だ」という指摘、なんてすばらしい。素人のわたしにも、ストンと胸におちる提言が満載です。国会議員たちにとどいているのかなあ。自分のアタマの良さをひけらかす空理空論も、「ダム屋」の我田に水を引くという私欲もない。エネルギー問題についてはこういう解決策がありますという、実務的な、実行可能な提言だけが書かれています。

◆竹村によれば巨大ダムは自然の岩盤と一体化した構築物で、ほぼ永久的に壊れないように作られている。このダムを10%かさ上げし、能力フル活用と法律を改めれば、発電量は2倍になるという。加えて、治水目的のためだけに作られたダムに発電もさせる、小型水力発電をいたるところに作るなどのアイデアを駆使すれば、日本のエネルギー問題は解決できる。制御できない原発に頼る必要もなくなる。

◆実務の人・竹村の真骨頂は、自分のアイデアを実現する法整備、ビジネスモデル、リスク管理、コスト管理まで、徹底的につきつめた提言になっていることです。ダム屋として三つもの巨大ダムを責任者として作り上げた経験から、「小水力発電の利益は水源地域に属する」という原理が提言されます。目のさめるような提言です。


Gyo
    今朝の空模様のように【珍念】のコメントは「支離滅裂」。
    普段の心掛けが良くないので体が可笑しい。心も!
    コピペ・コピペ・と仄かに聞こえる。




          『君の引用はたくさんだ、自分の言葉で語れ』・・・と。
          これ以上は『蛇足』なのだ・・・・。

ネギの香りパワーにガッテン

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 マスクをした風邪引きが、職場に街に増えてきた。

 知人は鼻水が止まらず、声もガラガラにもかかわらず大事な会議に出席、その後の懇親会にも顔を出した。周りから「熱燗(あつかん)をグイッと飲んで寝て汗をかいたら治る」と珍妙なる対策を奨められたが、アルコールなしのホットウーロン茶で乾杯した。

 風邪の民間療法はいろいろあるが、能代山本向きはこれだ、というものが14日夜のNHK総合テレビ「ガッテン!」で紹介されていた。「インフル・肺炎・がんに効く 世界で発見!驚異のネギパワーSP(スペシャル)」。

 13年前、中国発で猛威を振るった新型肺炎のSARS(サーズ)。人口約100万人の山東省章丘ではほとんど被害を受けなかったという。

 章丘はネギの産地で、住民の健康の秘訣(ひけつ)は「ネギの生丸かじり」。ネギを切ると細胞が崩れ、香り成分のアリシンが生まれ、それが血管拡張・血流アップに効果があり、抵抗力も高めるそうで、丸かじりで口の中にアリシンを多発生させて、SARSを撃退させたと考えられる、と説明した。

 次の紹介は、エエーッと驚かされた「ネギの首巻き」。生の白ネギにたくさんの切り込みを入れ、それを手拭いやタオルで包み、首に巻くもので、アリシンの血流促進効果によって、風邪予防になるとのこと。

 ネギの生の丸かじりも首巻きもしたことはない。ただ、風邪に効果があるとは子どもの頃から聞かされ、成人になって風邪気味のときに、清酒のかなりの熱燗に焼いたネギを入れて飲んだことはある。効いたかというと、そうでもあるような、そうでもないような。生のネギをよく噛(か)んでアリシンを多く作り、そこに熱々の酒を流し込めば、バッチリだったかもしれない。

 能代山本はネギの一大産地。JAあきた白神のネギの販売額は10億円を超え、ことしは13億円台の見込み。来年は能代市で全国ネギサミットが行われる。消費拡大に向けてさまざまな機会に白神ねぎを宣伝しているけれど、病気を寄せ付けないネギの香りパワーも付け加えてもいい。地域の住民がネギをたくさん食べて健康であれば、それも。【複眼鏡】


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ねぎの逸話: 九条ねぎと空海の逸話

 弘法大師が大蛇に追いかけられたとき、ねぎ畑に隠れて難を逃れたという逸話が残っている。そのため、東寺周辺の農家の人々は東寺の縁日(御影供)にあたる21日はねぎ畑に入らないようになり、その日にねぎを食べると一家に不幸が起こるという言い伝えがあったという。ちなみに空海は、ねぎを食べても恨んだりしませんから・・・

Kamo
  『鴨が葱を背負って来る』

  カモ汁など、カモ肉の料理にはネギがよく合います。
 「カモがネギ背負って来た。」という言葉は、 「こちらが
  何も用意していなくても、相手が自分で用意してやっ
  てきた」という意味で使います。まさに好都合といった
  感じですちなみに(珍念)ねぎを食べて風邪を引かな
  いように、気をつけています!

「感謝」

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       「カロリーを控える」「間食しない」「2階窓閉める」…。
       妻の実家の食器棚に、覚書の付せんがペタペタと貼
       られていた。今月85歳になった義父は身体の衰えと
       ともに、認知症と診断されるほどではないが最近、物
       忘れがひどくなった。聞けば食事の度、夫婦で覚書を
       目に入れ、肝に銘じているという





▼<ああ、長生きするということは、全く面倒くさいことだ。耳だけじゃない。眼(め)も悪い。(中略)なのに私はまだ生きている。「まったく、しつこいねェ」>(佐藤愛子著「九十歳。何がめでたい」より)

▼「老い」とどう向き合うか? 直木賞作家は同書で説く。<人間は「のんびりしよう」なんて考えてはダメだということが、九十歳を過ぎてようやくわかりました>

▼高齢ドライバーによる交通事故が相次いでいる。義父は5年前に運転免許証を返納。事故を起こす心配はないが、外出もめっきり減り、口数も少なくなった。「年寄りはハンドルを握るな」的な風潮に押されるまま、生活の足を失った心情にも寄り添いたい

▼同書は、こうもつづる。<「文明の進歩」は我々の暮しを豊かにしたかもしれないが、それと引き替えにかつて我々の中にあった謙虚さや感謝や我慢などの精神力を摩滅させて行く>

▼食器棚には「感謝」と書いた紙もあった。これこそ長寿社会を生き抜くキーワードかもしれない。【忙人寸語】

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「九十歳。何がめでたい」 商品の説明 「いちいちうるせえ」の喝でファン激増

 大正12年生まれ、92歳の大作家。その最新エッセイ集が、高年齢層から若年層まで世代を超えた共感を集め、大ヒット中だ。「本の元になった雑誌連載のきっかけは、2014年のインタビューでした。そのとき先生は小説『晩鐘』を書き上げ、断筆宣言をなさった。それは、もう書き尽くしたという思いと、長年の執筆による指の痛みが理由でした。しかし、それでもどうしても書いていただきたいと何度も先生に執筆のお願いに伺い、最後は、90歳を超えて感じる時代とのズレについてならば……と半ばヤケクソで(笑)、快諾していただけました」(担当編集者の橘高真也さん)

 エッセイには、動作音が静かになって接近に気付けない自転車、よくわからないスマホ、犬や子供の立てる騒音に苛立つ人たち、いたずら電話など、多彩な事象に憤り、嘆く著者の姿が描かれている。基調をなすのは、「いちいちうるせえ」の精神だ。

 〈イチャモンつけ〉には定評のある著者も呆れる、些末なことを気にする人の多さ。この言葉は、多くの人が言葉にできなかった心情を言い当てたのだろう。インターネットで共感の輪が広がり、さらに読者層が広がったという。

 原稿はすべて手書き。「満身創痍の体にムチ打って、毎回、万年筆で何度も何度も手を入れて綴ってくださいました。おかげで、92歳の今だからこそ書ける、新たな代表作が生まれたと思います」(橘高さん)

トップカスタマーレビュー

めげずに生きていく覚悟   投稿者  ロビーナ

 『九十歳。何がめでたい』というタイトルは、女性週刊誌の連載を頼まれたときに佐藤さんの頭にひらめいたという。タイトル通り、竹を割ったように明快なエッセイ集だ。とりわけ心に残った言葉は〔たとえ後悔し苦悩する日が来たとしても、それに負けずに、そこを人生のターニングポイントにして、めげずに生きていく覚悟。

 それさえしっかり身につけていれば、何があっても怖くない。私はそんなふうに生きて来た。そうして今の、九十二歳の私がある〕宮本武蔵の名言「我、事において後悔せず」を思いだした。〔ああ、長生きするということは、全く面倒くさいことだ。耳だけじゃない。眼も悪い。始終、涙が滲み出て眼尻目頭のジクジクが止らない。膝からは時々力が脱けてよろめく。脳ミソも減ってきた。

 そのうち歯も抜けるだろう。なのに私はまだ生きている〕人のこともビシバシ斬るけど自分のことも、思いっきり笑いとばして、嘆いてもグチっても怒っても佐藤さんはカラッと明るい。どんより落ちこんだりクヨクヨ悩んだりするのがバカバカしくなって、元気と勇気がわいてくる本。

人生初のエッセイ集は私にエネルギーをくれました。  投稿者  Amazon カスタマー

 恥ずかしながら告白します。40になる今に至るまで、エッセイをほとんど読んだことがありませんでした。そんな私がこの本を読もうと思ったのは、女性週刊誌で瀬戸内寂聴さんと辻村深月さんがこの本をベタ褒めしていたから。瀬戸内さんはもう何度もゲラゲラ笑った、と語り、辻村さんはこんな風になりたい、と書いていました。辻村さんは好きな作家ですし、瀬戸内さんがそこまで言うのなら、と思って読んでみました。

 私の倍以上生きているのに、佐藤愛子さんはなんてお元気!四方八方に興味のアンテナを張り巡らせて、どんな人間にも愛情と怒りのエネルギーを向けます。もう歳だし、とか、明日も早いし、とか、だんだんと億劫になってくるのは仕方のないこと、と思っていましたが、これじゃあいけないと反省しました。

 とにかく今は、こんな人がいたのか、と驚いて、興奮しています。もう半世紀以上も第一線で活躍されている高名な作家の方ですが、私はこれからがスタート。
きっかけを与えてくれた瀬戸内さん、辻村さんにも感謝です。





Fuku 
     

     何人か寄り集まり、話をしていて笑えないのはつらい。
     真面目な話し合いでも一区切りつけて笑いたい。
     ずっとピリピリしていては気疲れもする。






◆「笑いは話にちょっと添える薬味ではない。話の味をよくする酒である。いや、笑いは話そのものであり、私たちは笑いたいために話すことさえある-」と、俳優で演出家の芥川比呂志さん(故人)は随筆に書いている。

◆笑うことは健康にいい。脳の働きが活性化され、血行促進、筋力アップにもなるという。何より気持ちがプラス志向になる。 これ以上は『蛇足』!

世紀の偉人

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  テレビでは、時に思いもかけずいい番組に出合うことがある。一日、そういう番組を、立て続けに視聴する機会を得た

▼そのひとつはNHKのハイビジョン・スペシャル「世紀を刻んだ歌『イマジン』」である。ジョン・レノンのこの曲は、国家や宗教や所有欲によって起こる対立や憎悪を無意味なものとし、ユートピア的な世界を思い描き共有すれば世界は変わる、と訴えている。「想像してごらん、皆がただ平和に生きていることを」。米国へのテロがあった後、この曲は放送を自粛されたりしたが、今でも世界中で広く愛唱されている

▼次に、コズミック・フロント「天文学の革命児!エドウィン・ハッブル」である。ハッブルは、宇宙には無数の銀河が存在し、それぞれの距離に比例した速度で膨張していることを明らかにした。当時は、宇宙は私たちの属する「天の川銀河」ひとつだと考えられていたので、彼の宇宙観は従来の宇宙観を根底から覆したことになる

▼次はBS朝日の「昭和の偉人伝」・(賀川豊彦)である。賀川は大正から昭和にかけて、社会運動家として、弱者の救済に取り組んだ。アメリカのある本ではガンジー、シュバイツァーと並んで20世紀の三大聖人と称えられた。彼はまた労働組合、生協、農協などの現在まで続く日本の共助の基礎を築いた。ノーベル賞の候補に三度あがっている

▼彼らはそれぞれの立場で、さまざまな苦難を乗り越え、努力して栄光をつかんだ

▼偉人は、後の世に大きな影響を及ぼし続ける。【行雲流水】

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜

 『賀川豊彦』 1939年、アメリカで出版された「Three Trumpets Sound」という本で、ガンジー、シュバイツァーと並び20世紀の三大聖人と称された日本人がいた。その人の名は賀川豊彦。当時、賀川豊彦は生活に苦しむ貧しい人々を救済する活動に我れを顧みず取り組んだ。

 その一方で、彼は大正時代に空前絶後の400万部を超えるベストセラーの小説を書く文学者でもあった。自伝的小説「死線を越えて」では、自身の前半生を重ね合わせた主人公が弱者を救い、しいたげられていた労働者のため、労働争議などで問題を解決する様が力強く描かれた。また、この小説は当時の日本が抱える社会問題を浮き彫りにする記録的な側面をも持ち合わせ、歴史的に意義のある作品になった。

 実は、日本人で初めてノーベル文学賞と平和賞の候補になったのは、賀川豊彦だ。この作品を読んだ、後のノーベル賞作家・大江健三郎に、「なんて面白い小説なのか…。あんなにも多くの読者の心をつかむ作品を書くことは、とても自分にはできない」といわしめている。

賀川豊彦は、大正から昭和にかけて社会運動家として弱者救済を訴え、「労働組合」「生協」「農協」など、現在にまで続く日本の相互共助の基礎を作り上げた。「21世紀の日本をグランドデザインした男」と、呼ばれる賀川豊彦の人生に迫る。

 斯く言う(珍念)自伝的小説 「死線を越えて」を、読んで見たい!
これ以上は【蛇足】 o(*^▽^*)o、

「今日なしうることに全力を注げ」

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      才能に関するエピソードをよく耳にする。あえて公表する
      ほどだから、やはり「天才」の驚くべき能力が主流になる。
      ドナルド・キーンさんはこんな話を披露した








▼当時キーンさんは、三島由紀夫の戯曲集「近代能楽集」を欧米で上演したいと考えていた。しかしどれも短すぎるため、三つの作品をつなげてほしいと頼んだ

▼すると三島はその場で、ブリッジ部分の脚本をスラスラ書き上げた。原稿に目を通すと訂正箇所は全くない。「世の中には本当の天才がいる」と愕然(がくぜん)としたという

▼小田島隆さんは「コラム道」(ミシマ社)で自ら取り上げながら「なんだかイヤな話だ」とケチを付ける。そして「こっちの話のほうが好きだ」と言って、大リーグ・イチロー選手へと話題を変える

▼イチローは試合の何時間も前に球場入りし、毎日同じメニューをこなし、入念にストレッチする。不断の努力の積み重ねが偉大な記録を生んでいる。まさに努力の人である

▼今年も押し迫り、受験生には追い込みをかける大事なシーズンである。この冬をいかに過ごすかが合否を左右すると言われ、不安は募るばかりだろう

▼三島のような「天才型」は無理。ならばイチローのように「努力型」でと思うが、彼とて天才だ。英国の科学者ニュートンいわく「今日なしうることに全力を注げ」。あれこれ迷うより日々の努力が肝心である。【越山若水】

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         「今日なしうることに全力を注げ」。
         『恐れ入谷の鬼子母神』・・・・・・。






「近代能楽集」 商品の説明 内容紹介

 はやくから謡曲に親しんでいた著者が、能楽の自由な空間と時間の処理方法に着目し、その露わな形而上学的主題を現代的な状況の中に再現したのが本書である。リアリズムを信条としてきた近代劇に対して、古典文学の持つ永遠のテーマを“近代能"という形で作品化した8編の大胆な試みは、ギリシャ古典劇にも通じるその普遍性のために、海外でも上演され好評を博した。

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高校の演劇    投稿者  くにたち蟄居日記 

 高校時代の校内行事に演劇コンクールがあった。学年8クラスを4チームにわけて 4ヶ月程度稽古をした上で コンクールで出来映えを競うものである。「青春時代」だけに 演劇だけでは終わらず 恋愛やら人生論やら 青臭いもので満ち満ちてしまうのはしょうがない。高校の夏休みは そんなもので費えてしまうのが 23年前の日々だった。

 そんなコンクールで取り上げられたのが 本作の「邯鄲」であり それを見ていて 三島の演劇に興味を感じ 本作を手にとった。基本的には各作品ともに一時間程度の一幕ものであり 切れ味のよさは抜群である。題材を能にとりながら 上手に現代に翻案する手際は際立っており 題材のテーマと (当時の)現代の精神の融合には舌を巻く。三島は演劇に その才能が最大に見られると聞いたことがあるが なるほどと思わせるものがある。

三島文学のエッセンス  投稿者  キングスロード 
 
 三島由紀夫の作品は過去に何冊も読んだが、この作品が一番面白く、今回久しぶりに読み返えしてみて、また新たな感動が沸いてきた。シュールな戯曲で、人生の機微や男女の心理を、三島由紀夫独特の冷淡でシニカルなせりふの中に描写している。

 能楽という手法で、時間と空間を凝縮し、一編の作品のなかに中篇の一小説分のエッセンスが詰まっている。また、どの作品も結末が鮮やかでしばらく余韻が残るが、後味は悪くない。何度も読みたい本なんて、そうざらにない。お勧めです (o^-^o)

悲愴(ひそう)な社会

Onibi


          強い雨にたたかれて起こる湖面のしぶきが、鎌首を
          もたげた数千の蛇のように迫ってくる-。横溝正史の
          小説「鬼火」から恐ろしげな表現を一つ借りた









◆作中では、直後、男が死ぬ。探偵小説はこうして、自然の振る舞いをおどろおどろしく描くことで、今から起こるであろう変事を教えてくれる。行間ににじむ殺気と悪意を感じ取り、ページをめくる読者の手も慎重になる

◆現実では気付くわけもないだろう。人混みに潜む何かが、鎌首をもたげた蛇のように自分を狙っているなんて。大阪のJR新今宮駅ホームで、女性2人がいきなり背中を押され、1人が線路に落ちた

◆すんでのところで、電車が止まったからよかった。助かった人は恐怖に震え「女性だから狙われたのなら悔しい」と語っている。無差別の悪意はたいてい、自らより弱い者に向かうのも腹立たしい。きのう、殺人未遂容疑で28歳の男が捕まった

◆「人の性は悪にして、その善なるものは偽なり」。人間の本性は生まれながらにして悪だという「性悪説」を唱えたのは、中国の思想家、荀子(じゅんし)だった。点滴袋に穴、いじめに虐待と、悪意について考えさせられる事件が昨今、あまりにも多い

もしホームから突き落とされたら-。万一の対策をワイドショーに学びながら、なんと悲愴(ひそう)な社会だろうと思った。【正平調】

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珍念の脳裏に(手塚治虫)の名言が思い浮かぶ!

 悪魔は脳細胞の中に:自然への畏怖をなくし、傲慢になった人類には、必ずしっぺ返しが来る誰でもやがては死んでいくこと。寿命には限りがあること。一生の間に精一杯の生活をすること。そして他人の生命をおかさないこと

 自然や人間性を置き忘れて、ひたすら進歩のみを目指して突っ走る科学技術が、どんなに深い亀裂や歪みを社会にもたらし、差別を生み、人間や生命あるものを無残に傷つけていくか自然への畏怖をなくし、傲慢になった人類には必ずしっぺ返しがくると思います。

 科学とは本来、人間を幸福にするための技術です。なのに、いつの間にか科学の発展は人間のしあわせを置き去りにしてしまいました。



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 ↑:新しい命をガラス容器の中で作り出そうとしているこの場面。

ここには科学万能が生命の尊厳など二の次にしてしまう恐怖があります。

 科学が「人類のしあわせ」ではなく、「科学者たちのためだけのしあわせ」を追求しはじめたとき、地球は破滅の口を開くのかもしれません。そこへと誘う悪魔はいつも、「科学」と向かい合う人の頭の中に潜んでいます

 コンピュータの利用度がますます増大して、人間は生産や頭脳労働から解放される、というより、追放されるか、もしくはコンピュータに管理される奴隷のような存在になるかもしれない。そうなれば、ロボットは人間、つまりあなた自身のことになるかもしれませんよ。(アンドロイド・『鉄腕アトムの未来学』週刊読売掲載エッセイより)

珍念の余計な、お節介です・・・・ (@_@;)

「鬼火」 商品の説明  内容(「BOOK」データベースより)

 漆山万造と漆山代助。従兄弟同士でありながら、お互いに憎みあい、呪いあって育ったこの二人の画家は、今また妖婦・お銀を巡って対立する。愛憎渦巻く凄惨な地獄絵図の結末は…?闘病生活のかたわら一日一枚ずつ書き継いだといわれる鏤骨の名篇「鬼火」のほか、美少年の妄執を浮彫りにして、谷崎に伍す、と評された傑作「蔵の中」、月光が語る幻想文学の佳品「かいやぐら物語」など、人間心理の深奥を抉り、耽美の限りをつくした巨匠・横溝正史のふしぎ小説全10篇。

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蔵の中  投稿者  ピラミッド 
 
かつて読んだ「蔵の中」を再読したかったので購入。 他作品もそれなりに味わいはあるが、私には「蔵の中」のあやかしの耽美がダントツで好ましい。 他に「鬼火」「孔雀屏風」は良かった。でも「蔵の中」には及ばない。

金田一耕助シリーズだけではない 投稿者  フルフル
戦後の金田一耕助シリーズも魅力的ですが、金田一シリーズ開始以前の横溝正史の耽美的代表作と言っても過言ではないでしょう。21世紀には存在し得ない世界観を味わう事が出来ます。しかし時は移れど人の心や男女の愛憎はいつの時代も変わらないものですね。

葛藤   投稿者  Amazonのお客様

 二人のいとこ同士の画家の葛藤を軸に展開される怪奇耽美小説。
火傷を負い顔が醜くなりゴムマスクで隠すー後の犬神家の一族の佐清に生かされているようなところもある。一時は軍部の指示により大幅な削除を命じられたのだが、後に原文が見つかり現在では当時そのままで読めるようになった。

ぼかし語

Eiti


      都合が悪いと言葉でごまかすのはどこも同じらしい。
      作家の池澤夏樹さんが英語の辞書でぼかし語を探し
      出し、エッセー集「叡智(えいち)の断片」で紹介している











▼禁猟期に撃ったキジは「フランスの鳩(はと)」。欧州ではウサギ肉が好まれるが、第2次世界大戦末期に食料が枯渇すると、オランダでは「屋根のウサギ」といって猫肉が食卓に上ったという

▼時期や状況を考えると、本物が手に入る方がおかしい。客もうすうす、偽物と感づいているように思える。それでもユーモアの巧みさに引き込まれ、体に毒でなければ、仕方ないとなるのか

▼ごまかしも笑い飛ばせるぐらいならいいが、そうとばかりとは限らない。例えば「原発は安い」という神話だ。火力や水力よりもコストが低いのは発電に直接要する費用だけで、立地や廃炉、事故の処理などを含めると、安価なのか疑問が残る

▼経済産業省の試算で、福島第1原発の事故処理費が従来想定の2倍の21兆5千億円にも膨らむと聞いて驚いた。40年間、国民も負担しなければならない。原発を嫌って別な電力会社に乗り換えた人まで対象になるのだから、道理のかけらもない

▼1年の世相を表す今年の漢字に「金」が選ばれた。カネと読めば「安物買いの銭失い」が思い浮かぶ。見かけの安さに惑わされ、結局高いつけが回る。ぼかし語を使うまでもなく、原発は「原子力ムラだけ潤す金食い虫」に映る。【卓上四季】

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「叡智の断片」 (「BOOK」データベースより)

「正しいと思うホームを見つけてそこで待っている汽車に乗る。でも走り出すと行く先が違う。人生ってそんなものさ」―結婚、戦争、酒、仕事、政治…多岐に亘るテーマについて、シェイクスピア、チャーチル、ウディ・アレンなど古今の賢人たちはどう語ったか。独自の視点で選んだユーモラスで味わい深い言葉の数々は、今を生きる私たちの心にじわりと効く妙薬。単行本に大幅加筆した完全版。

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どの言葉を選ぶかがセンスの見せ所   投稿者  みたか
 
 主に英語圏での名言の引用によってなりたつエッセイ集。雑誌に連載されたもので、一冊まとまるのに三年ほどの年月が必要だったとか。
 引用からなりたつので、誰にでも書けそうにも思えますが、かなりの読書量と、一定以上の記憶力を要する内容です。

 こういったものをスノッブだと嫌う人もいらっしゃるでしょうが、好きな人はたまらなく好きだと思います。なによりも、その言葉の次にこれが来るのかという、取り合わせの妙を愉しむわけです。作曲も演奏もしないからミュージシャンじゃないとしても、クラブのDJがカッコイイという感じ

名言、奇言、迷言!  投稿者 ゆらり法師

まるで言葉遊びのように名言、奇言が出てくる。池澤氏の著述は淡白だが深い、「戦争を早く終わらせる方法は、早く負けることである」などは、オーウェルらしくて笑えた。僕は楽しく読めましたよ。

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      (一言居士)の珍念・・・「無智の断片」かなぁ。
      深く反省し、恥じています。



「しめのまぐに」の「まるくたもんでね」(@_@;)

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    わが地方の女性、それも年を重ねた方々が案外に、き
    つい方言を放つものだと、二つの場面で改めて感じた。







▼一つ目。年に一度の楽しい懇談会がお開きになる段になって、主催者が「来年はどうしますか」と皆に問い掛けた。中止か継続か、あるいは別の形式にしたらいいのか、と。すると80代の人が「わい~、しめのまぐにギャァ」と素(す)っ頓狂(とんきょう)な声を上げたのだ。

▼「しめのまぐに」は、各種の秋田弁辞典によれば「お終(しま)いの幕に」で、「結局のところ、最後に、とことんのところ」を表す。「わい~」と発した彼女は、大切な問題を最後に問うとはいかがなものか、もっと早めに説明してくれれば、いい提案も出ていただろうし、話し合いも中身が濃くて有意義であったはず、と思ったようだ。

▼二つ目は、あるグループの二次会に遭遇した時のこと。見知った70代が「まるくたもんでね」とつぶやいた。何に対してそう言っているのかは分からないが、怒っているような、嘆いているような。

▼「まるくた」について、県教委の「秋田のことば」は「ろくな」であるとし、「連対詞『ろくな』に接頭辞『ま』を冠した後の音変化したもの」と説明。「ろくな」は「まっとうな。しっかり。満足な。完全な」の意味だが、秋田弁は「もんでね」と否定語を付ける。

▼シンガーソングライターの長渕剛が♫大嫌いだぜ、大嫌いだぜ、ぴいぴいぴいぴい♫と歌ってヒットさせた「ろくなもんじゃねえ」と同義語である。彼女が「まるくたもんでね」と言ったのは、仲間の誰かがあきれた行動をして不快に思ったためか、満足のいくご馳走(ちそう)ではなかったためか。

▼「しめのまぐに」の使用例文に「ひしげあらげで、しめのまぐに、くてかがた=さんざん暴れておいて、挙句の果てにこっちに食ってかかった」があった。友人の話。肩書きのある男性が二次会のスナックで仲間に難癖を付け、「やめろ」と諭されても聴かなかったという。

▼別の友人。酔いつぶれてから目を覚ますと、仲間2人が口喧嘩していて、「あど、帰れ」と叫んで懇親会を解散させた。忘年会シーズン。「しめのまぐに、まるくたもんでね」と言われないように。【複眼鏡】

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                   『方言について』

                 ふと、珍念の脳裏に映画
                 (砂の器)が思い浮かぶ!










●砂の器の紹介:昭和46年、蒲田の操車場で男の他殺死体が見つかった。手がかりは男が喋っていた東北弁と「カメダ」という言葉だけ。事件は迷宮入りになるかと思われたが、ベテラン刑事今西は執念の捜査を続け、ついに真実に迫る。そこには重い宿命に翻弄された父と子の姿があった。

●松本清張原作の長編推理小説の映画化作品。劇中のクライマックスで演奏されるピアノ協奏曲「宿命」は菅野光亮により作曲・演奏された。1974年公開。脚本:橋本忍・山田洋次、監督:野村芳太郎、音楽監督:芥川也寸志・菅野光亮。

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格調高い渾身のヒューマンドラマ 投稿者  カスタマー
 
◆近年類を見ない絶品のテレビドラマ。よく映画と比較されますが、これは犯人視点で描かれており時代設定も違いますので、映画とは全く異なった作品と考えた方が良いでしょう。ただその根底を流れるテーマの重厚感には共通のものがあります。テレビの域を超えた映像美や音楽、細部への拘りからはこのドラマに関わるあらゆるスタッフの並々ならぬ意気込みが感じられます。

◆あまりにも切ないドラマ。単なるサスペンスではないヒューマンドラマです。視聴者は本来なら憎むべき犯人に同情し、感情移入させられてしまうからです。主演中居正広の息を飲むような美しさが、回を追うごとに哀しみを増強させます。「白い影」でシリアスな役者としてブレイクした中居氏ですが、今回さらにその「表情による演技」が光ります。普段のイメージとのギャップが快感にさえ思えるほど。

◆その他のキャストも個性派揃いですが、当然のことながら刑事役、渡辺謙の渋さ、迫力が物語に深みを与えています。前半接触することのなかったこの二人が初めてツーショットで画面に現れる場面は衝撃的なシーンです。見る側の資質を問われるような格調高い作品。ぜひ大画面で見たいものです。

「あの頃」を思い出す映画  投稿者Amazon カスタマー

◆公開は昭和49年。戦争はおよそ30年前のこと。「20年前」だと、現在の延長の感じがするけれど、「30年前」というと、一世代以上まわって、かなり昔の感じになる。

◆戦後30年、高度経済成長も経て、完全に変わったと思っていた日本人を、「あの頃」に引き戻す映画だったのでしょう。そうだ、日本はこんな景色だったんだ、腹をすかせていたんだ。警視庁(旧庁舎)の会議でみな一様に、それぞれの「あの頃」を思い出しているような顔でした。美しくも苦い思い出。病気の人や貧しい人を差別した罪の意識も喚起されている。観客も同様の感覚だったでしょう。そして加藤嘉さんの叫びと『宿命』で、怒涛の涙が・・・

◆私は40代で、昭和49年ごろの雰囲気を何となく憶えています。戦中戦前をそんなふうに思い出してた時代だったなーと。明治生まれの親を持ち、昭和20年に10代20代だった人が、40代50代になって、自分はすっかり変わったと思ってたけど全然変わってなかったという事実を、まざまざと思い知らされていた時代。みんなが和賀英良だったのですね。当時の大人たちの心の真ん中を射抜いたと思われます。

◆あれから40年。自分自身には、この映画の“熱さ”が無いことに気がつきます。爆弾を必死でかいくぐった経験はないし、飢えて死にそうになったことすらない。病気の人や貧しい人を街で目にすることもなかった。映される日本の景色も美しいとは思うけれども、懐かしいというよりは、なんだか不便そうだと思ってしまう。

◆公開当時の、この映画を作った人たち・見た人たちの熱い思いを想像して、これは凄い映画だったんだろうと思うのですが、自分自身の心の中の歯車とは、がっちりと噛み合わないような、少し寂しい感じがします。でも、私は私の「あの頃」、昭和49年頃を思い出して、懐かしいです。そうそう、大人たちがこういうことやってたよ、丹波さん若いなー、菅井きんさんだ! 緒形拳さんはやっぱりいいな、この役は今なら遠藤憲一さんか、などなどと。

斯く言う、珍念のコメントは『支離滅裂』お笑い下され~い! ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

「どうか最後まで目をそらさず」

Imu


  贈られてきた一冊の本が、遠い記憶を呼び覚ました絵本。
  『ある犬のおはなし』(トゥー・ヴァージンズ社発行)振り向
  いてこちらを見つめる犬の後ろ姿を薄墨で描いた表紙が
  内容を連想させる。「どうか最後まで目をそらさず」と帯に
  あった









▼山に面した我が家の窓から小鳥が飛び込んできたのは小学校低学年のこと。シジュウカラで頭に乗り手に乗り、ピッピッと鳴いて家族の人気者になった

▼エサは何か、鳥かごは必要か。鳥の話題が果てしなく続き翌日、母はそれらを買いに。学校から飛ぶように帰って目にしたのは、鳥かごと「ピー子」と名付けた小鳥の死骸だった

▼野生の小鳥が頭や手に乗る不思議は死期が近かったからだったか。その夜は弟と二人、涙が枯れるほど泣いた。「動物は死ぬから嫌だねぇ」と言った母の声が耳にいつまでも残った

▼動物を敬遠するようになったのはその体験からだ。娘が犬を飼いだしても近づくのを避けた。先の絵本は予測たがわず、ペットショップで買われた子犬が家族と慕った飼い主に飽きられ、訳がわからぬまま殺処分になる話。意識が遠のく中で懐かしい〝我が家〟に駆けていく場面で終わる。目頭が熱くなった

▼県でも昨年度、犬百六十一匹、猫千二百七十一匹が殺処分になった。県は犬・猫の譲渡や動物愛護教室などを進める県動物愛護推進センターの開所を前に施設とマスコットキャラクターの愛称を決めた

▼キャラクターは「き~ぼう」と「つむぎちゃん」。「よろしく」とあいさつしているようなどこか頼りなげな表情を見ながら、なぜか目頭が熱くなった。 【大観小観】

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『ある犬のおはなし』商品の説明 内容紹介

 殺処分ゼロを願って描かれた手作り絵本が待望の書籍化。 「きっとあなたも、ぼくに会えるのをまっているよね・・・」 目を逸らしてはいけない現実。大切な方へ、この本を届けてください。 いま、この国で、年間12万頭もの犬や猫の命が人の手によって失われています。 この子たちは「モノ」ではありません。 この子たちには「喜び」も「悲しみ」もあります。 いま、この国で、起きていることを知ってください。

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 号泣   投稿者  コニママ

youtubeで何度も見ては号泣しました。
本になってもそれは変わりませんが、ネットを使わない人たちのためにもと、この本を購入しました。本当にあってはならないことです。

 もしも犬に言葉があったらなんて言うだろう  投稿者  hoopy 

 たまたまネットでみつけてフリーで読み、購入で寄付に繋がるということで買いました。犬を、ペットを飼った事のある人なら分かる心象風景がそこにはあり涙無くしては読めない内容です。自分や愛する人の命と同じように動物の命も尊重されなければおかしいという当たり前の事を教えてくれる本です。

 言葉を持たない犬の心の声がそこにはあります。1人でも多くの人に読んで欲しいです。私はこの本を読んで愛護センターへ行ったり色々勉強を深めるきっかけになりました。

 
涙が止まりませんでした。
  投稿者  Amazon

 犬を簡単に棄てる無責任な飼い主の事を思い続ける、健気な犬の心情に心打たれ、涙が止まりませんでした。そして殺処分の実態を、多くの人に知ってほしいと思いました。殺処分は、決して安楽死ではなく、苦しみもがいて死んでいくという殺し方だということを。
自分が同じ事をされたらどうか…ということを、考えてほしい…そんな事実に基づいたお話です。

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   珍念・・・悲しくて涙が止まりません!

遺言書

 

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    ミッキーマウスは一生をかけて、ミニーマウスに誠実な
    愛を寄せている。正確に言えば、そのような設定らしい。
    この恋愛観は1人の妻と添い遂げた作者、ウォルト・デ
    ィズニーの境涯を投影したものといわれる。








 ▼「私はリリアン・B・ディズニーと結婚していて…2人の子供だけがいると言明する」。1966年に世を去る前、遺言書に書いている(『セレブの遺言書』PHP研究所)。人間くささがあっていい。一から十まで財産分与を事務的に並べられても塩気しかない。

 ▼誰を大切にし、その人に何を残すか。遺言書とは親しい人々に宛てた最後の手紙でもある。1月5日が「遺言の日」として日本記念日協会に登録された。新年早々に心をさざ波立たせるテーマだが、親族一同が集うお正月が残りの人生を問い直す機会になればいい。

 ▼4度結婚した歌手のフランク・シナトラは、財産分与に神経質なほど細かい条件をつけた。それでなくても家族の形が複雑な当節である。相続は「争族」と名を変え、法廷での骨肉の争いを伝える記事も増えた。遺言書が予防線になるなら作るに越したことはない。

 ▼日本財団が40歳以上の人に行った調査によると約55%が還暦までに、約9割が70歳までに遺言書を作成するという。〈一年の計に遺言(いごん)も入れる歳〉國米純忠。今年1月の産経俳壇に見つけた句である。無事の年越しを幸いと、遺言書を書き換える方もおられようか。

 ▼サスペンス映画の巨匠ヒチコックは、1963年に署名した遺言書を亡くなる80年までの17年間に、6度も書き換えている。人の心のひだを映像化してお金に換えた人である。脚本同様に、一生を締めくくるストーリーは細部まで手を抜けなかったのだろう。性格がにじんでいる。【産経抄】

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Ni


       あなたは、人生の最期にどんな言葉を紡ぎますか?
      有名人の最後の言葉、辞世の言葉、辞世の句をまとめてみました。





◆死ぬまでに「後悔」することトップ10

  第1位 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
 第2位 美味しいものを食べておかなかったこと
 第3位 自分の生きた証を残さなかったこと
 第4位 自分のやりたいことをやらなかったこと
 第5位 行きたい場所に行かなかったこと
 第6位 タバコを止めなかったこと
 第7位 子どもを育てなかったこと
 第8位 仕事ばかりだったこと
 第9位 感情に振り回された一生を過ごしたこと
 第10位 健康を大切にしなかったこと

出典  www.iimurasokyu.com

これ以上は【蛇足】 (*゚ー゚*)




ブーメラン政党(@_@;)

Bumeran

 「古今無双の射の名人たる夫子が、弓を忘れ果てられたとや?」。作家、中島敦の短編小説『名人伝』は、天下第一の弓の名人になろうと志した中国・戦国時代の趙の人、紀昌が修行を重ねて弓の道を究めた結果、ついには弓という道具の名も使い途(みち)も忘れてしまうという物語である。

 ▼民進党の蓮舫代表は7日の党首討論で、安倍晋三首相を「息をするように嘘をつく」とののしった。自身の「二重国籍」問題で、二転三転するつじつまの合わない発言を繰り返していたのは誰か。党首討論での質問は間違いだらけだった上、著しく品格も欠いていた。

 ▼民進党は民主党時代から、相手に放った攻撃がすべて自分に突き刺さるブーメラン政党と呼ばれてきた。このお家芸も今や神業の域に達し、蓮舫氏はもはや、ブーメランの存在そのものが頭から消え去ったかのようである。

 ▼「100点じゃないですか」。民進党幹部が蓮舫氏の討論を称賛したのは身内だからまだ分かる。とはいえ、小紙を除き新聞、テレビで蓮舫氏への厳しい指摘があまり見られなかったのは解せない。次期衆院選の結果次第では、首相になるかもしれない地位にある人物に対し、手心を加えすぎではないか。

 ▼党首討論はテレビ中継されていたし、インターネットの普及で情報は瞬く間に拡散・共有される。そんな時代にあって、都合のいい部分だけを切り取り報じても、読者・視聴者に見透かされ、愛想を尽かされるだけである。

 ▼最近、IT企業による新聞社の買収劇を描いた小説が『紙の城』(本城雅人著)、『社長室の冬』(堂場瞬一著)と立て続けに出版されたのも時代の反映だろう。テレビを含め、もっと実態に沿う本当のことを伝えないと将来はない。

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      このコラム『頂門の一針』・・・痺れる!
      民主党が民意に沿えないのは何か?
      それは『言わぬが花』・・・・。

伊達直人とあしながさん

Date

 先日紹介した山本孝史さんが若き日に飛び込んだ交通遺児への支援活動は、やがて「あしなが運動」へと発展する。創始者の玉井義臣(よしおみ)さんが当初、遺児たちの奨学金のために寄付を募っても、反応は皆無だった。

 ▼玉井さんは悩んだ末に、昔読んだ小説を思い出す。孤児院で育った少女が、手紙を書くことを条件に「あしながおじさん」から奨学金を受け取るようになる。米国の作家、ウェブスターの名作なら誰でも知っている。果たして「あしながさん」を募ったところ、電話が殺到した。

 ▼平成22年のクリスマス、前橋市の児童相談所前に10個のランドセルが置かれたのが始まりだった。その後、全国で同じような寄付行為が相次いだ。もし最初の人物が、「タイガーマスク」の主人公、「伊達直人」を名乗っていなかったら、社会現象になることはなかっただろう。

 ▼虎のマスクをかぶった悪役レスラー、伊達直人が、出身の施設にファイトマネーを送り続ける。かつて漫画やアニメに夢中になった世代なら、その名前に共感を覚えずにはいられない。正体を最後まで明かさなかったはずの伊達直人が、ついに姿を現した。7日、東京都内で開かれたプロレスイベントで、リングに上がったのは、前橋市在住の会社員、河村正剛(まさたけ)さん(43)だった。

 ▼自身、ランドセルを買ってもらえない、つらい幼少時を過ごしたという。「支援しているのは『ヒーロー』ではなく『普通の人』だと知ってほしかった」。河村さんは、素性を明かした方が「タイガーマスク運動」の継続につながる、と判断したようだ。

 ▼「あしながさん」は、今も病気や災害、自殺などで親を失った子供たちを支えている。これを機会に「伊達直人」が、もっともっと増えればいい。【産経抄】

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      珍念、感動しました!

『十二月八日』

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           「きょうの日記は特別に、ていねいに書いて置きましょう」と
           書き出す、太宰治の短編小説『十二月八日』。ある主婦を主
           人公に、真珠湾攻撃の一日を丹念につづる。「ああ、誰かと
           うんと戦争の話をしたい。やりましたわね、いよいよはじまっ
            たのねえ、なんて」








◆早朝、赤ん坊に授乳しているとラジオから大本営発表が流れてくる。「しめ切った雨戸のすきまから、まっくらな私の部屋に、光のさし込むように強くあざやかに聞こえた」「日本も、けさから、ちがう日本になったのだ」。開戦直後の高揚感にあふれている

◆それもつかの間、戦局は暗転し、日本は惨めな敗戦へと突き進んでゆく。東京をはじめとする全国各地への空襲、沖縄戦、そして広島、長崎への原爆投下-。そのシナリオの発端は1941年12月8日、真珠湾への奇襲攻撃だった

◆今年5月、米国のオバマ大統領が広島を訪れた。直接の謝罪の言葉はなくとも、かつて戦火を交えた両国が戦後に区切りをつけ、未来へと歩もうというメッセージは明確だった。オバマ氏の広島訪問に応えるように、今度は安倍晋三首相がハワイへと向かう

◆真珠湾は米国人にとって屈辱の象徴であり続けてきた。広島に続いて、真珠湾で恩讐を越える、75年を隔てた和解の日。その瞬間を日記に書き付けられる平和をかみしめる。【有明抄】

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『十二月八日』 トップカスタマーレビュー

巻末に解説くらいは 投稿者  tenbun 

太宰治が戦時下に戦争に関して書いた著作を集めたもの。収録作品は以下の8編。十二月八日花火決戦下に於ける学徒に望む。散華「惜別」の意図 惜別 十五年間未帰還の友に「決戦下に於ける学徒に望む」と「「惜別」の意図」は小説ではありません。デビュー前にも習作として「花火」という題名で書いていますが関連はありません。

全文削除を命じられたという「花火」は、戦後は「日の出前」と改題し発表されていますので、別段めずらしい作品というわけでもありません。戦争に関しての、いわゆる選集ですが、巻末に解説もなく、ただテキストをまとめただけの本作りにはなにか無愛想な感じを持ちました。
   

 戦時中も作家は書かねばいられなかった 投稿者  こみっちゃん

◆50年以上も前から太宰の作品が好きで、たいてい読んでいると思っていましたが、新聞の広告でこの著作集を知ってすぐに購入しました。この作者の文体も読み慣れていたので、読みやすかったです。魯迅についての記述、長い作品ですが胸を打たれます。どんな境遇にあっても真剣に生きる人の美しさ…心があらわれます。

◆他の短編は必ずしも作者の書きたいものではなかったのではないか、戦時下であることで心に沿わない主題も書かねばならなかったのではないかという気がして、私の思い込みかもしれないが、痛々しい気がしました。

 

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       珍念の脳裏に(ユネスコ憲章)が思い浮かぶ

       
ユネスコ憲章(前文) この憲章の当事国政府は、
       この国民に代わって次のとおり宣言する。


戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。

 相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信を起こした共通の原因であり、この疑惑と不信の為に、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。

 ここに終わりを告げた恐るべき大戦争は、人間の尊厳・平等・相互の尊重という民主主義の原理を否認し、これらの原理の代りに、無知と偏見を通じて人種の不平等という教養を広めることによって可能にされた戦争であった。

文化の広い普及と正義・自由・平和のための人類の教育とは、人間の尊厳に欠くことのできないものであり、 かつ、すべての国民が相互の援助及び相互の関心の精神を持って、果たさなければならない神聖な義務である。

政府の政治的及び経済的取り決めのみに基づく平和は、世界の諸人民の、一致した、しかも永続する誠実な支持を確保できる平和ではない。よって、平和が失われないためには、人類の知的及び精神的連帯の上に築かれなければならない。

 これらの理由によって、この憲章の当事国は、すべての人に教育の十分で平和な機会が与えられ、客観的真理が拘束を受けずに研究され、かつ、思想と知識が自由に交換されるべきことを信じて、その国民の間における伝達の方法を用いることに一致し及び決意している。

 その結果、当事国は、世界の諸人民の教育、科学及び文化上の関係を通じて、国際連合の設立の目的であり、かつ、その憲章が宣言している国際平和と人類の共通の福祉という目的を促進するために、ここに国際連合教育科学文化機関を創設する。

 斯く言う(珍念)『論語読みの論語知らず』・・・・(A;´・ω・)アセアセ

「分かち合い」




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      昔々イタリアに、ノッドという大食漢がいた。この男、誰かと
      食卓を囲んでも分かち合って食べる気など、まるでない。
      ある日、ジョバンニなる人物と食事をともにした際も、火傷
      する ほど熱々で相手が口にできないのに、ノッドは遠慮な
       くたいらげていく



▼そこで、ジョバンニは思い切った行動に出た。分かち合う気がないならばと、ノッドが一口食べるごとに自分の分を犬に分け与え始めたのだ。さすがのノッドもこれには仰天し、分かち合って食べると約束した

▼見境なく貪(むさぼ)り食う男ノッドは、ジョバンニのおかげで、欲を抑え落ち着いて食べることを学んだ。十四世紀に書かれた『三百小話』が伝える説話だ(池上俊一著『パスタでたどるイタリア史』)

▼グローバル化が進む中で、私たちがいま目にしているのは、巨大なノッドだろう。富の不平等が進み、世界で最も豊かな1%の人々の資産が、残る99%の資産額よりも大きいという不条理がある

▼食卓が独り占めされているのに、それを正すジョバンニ役を果たすべき政治は、既得権益層や支配層に握られ、庶民は見捨てられたまま。イタリアでの国民投票で反既成政治を掲げる野党の主張が通ったのも、そんな現状への不満が背景にあるという

▼二十一世紀版ノッドにどう挑むか。鍵となるのは、他者を排する気持ちではなく、「分かち合い」の精神ではなかろうか。【中日春秋】


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Basuta


     『パスタでたどるイタリア史』商品の説明 内容紹介

     長い歴史と豊かな地域色をもつイタリアで、人々の心を
     結ぶ国民食パスタ。古代ローマのパスタの原型、アラブ
     人が伝えた乾燥パスタ、大航海時代がもたらしたトマト。
     パスタの母体となった中世農民のごった煮スープに
     イタリア統一を陰で支えた料理書、そしてパスタをつくる
     マンマたち。国民食の成立過程からイタリアをみつめます。




内容(「BOOK」データベースより)

 「パスタを食べることでイタリア人はイタリア人であることを自覚する」―。地域色の強いイタリアで、人々の心を結ぶ力をもつパスタ。この国民食は、いつ、どのように成立したのでしょう。古代ローマのパスタの原型から、アラブ人が伝えた乾燥パスタ、大航海時代の舶来種トマト、国家統一に一役買った料理書まで。パスタをたどると、イタリアの歴史が見えてきます

トップカスタマーレビュー

パスタから語るイタリア、ヨーロッパの歴史  投稿者  No1k3truth 

 この本が、中高生向きに書かれていることで、学術的に重要であるかは知りません。しかし、中高生に歴史の面白さの知ってもらい、興味を待ってもらうことは必要であります。歴史の見方には、色々あるのであると知ってもらうには、対象とする中高生には、このような本は十分であります。

 「食文化というのは意外と保守的なもので、文化の他領域がどんどん進化しても、なかなか変わらない面があります。」とあるように、パスタを通して、イタリア並びにヨーロッパの歴史を知るには、面白いのではないでしょうか。分裂国家、イタリアを統一したのも料理本であること

 国家を統一するために、料理を通して実施したこと、同時に地方料理が作り出されたというのも、面白いことであります。パスタほど、一つの素材、料理に収斂出来たものは、ないと。対抗馬になるのは、インドのカレーではないか、といい、韓国のキムチは、ごく最近の産物であって(20世紀に入ってから普及したもの)、民族の魂のように持ち上げるのは、近代的イデオロギーにすぎない。と断定しているのは、非常に面白い見解であります。

 私にとっては、「・・・ゲルマン人は、かって言われていたような狩猟採集民ではなく、むしろ定着的な農耕と牧畜を行う民族であった。」というのが、非常に新しい感じを受けました。難しい漢字には、ルビがふってあります。恐れずに読んでいただきたい。歴史は、年号や戦争の順序を覚えること以外に面白いこともありますから。

 対象とする中高生にとっては、少し、難しいかもしれません。しかし、中高生が学ぶ、無味乾燥な世界史の内容を補完するという意味において、「世界の過去の歴史をしっかりと振り返り、それによって現在の諸問題をよりよく理解し、未来への指針としていただきたい」そして、「皆さんの歴史への興味をかきたてられたとしたら」という、著者の意図は、十分に受け入れられるのではないでしょうか。

珍念・・・パスタを食べたくなりました。 ( ^ω^)おっおっおっ

××市、A男さん

64


    地方の警察組織を描き続けてきた作家横山秀夫さんの真骨
    頂と評価される。今年、映画化され話題を呼んだ小説「64」だ。
    プライバシー保護の関心が高まる中、事件・事故の匿名発表を
     テーマにしている。







 ▼架空の県警が舞台だ。ある交通事故の発表で、老人をはねた女性の実名が伏せられた。妊娠中で取り乱しているというのが理由だった。記者クラブ側は氏名を公表するよう激しく迫り、主人公の広報官を突き上げる。実は明らかにできない裏の事情が隠されていた。
 ▼もめた後、広報官は実名を明かす。事故後、亡くなった老人の人となりも報告した。妻と死別し、身よりもなく長屋風の2DKに暮らしていた。楽しみは月に一度の飲み屋での焼酎2杯…。事故に遭ったのは、その帰り道だった。広報官は、はたと気付く。匿名騒動は名前が紙面に載り、誰かが老人の死を悼む機会まで奪っていたのだと。

 ▼県内でも日々、さまざまな話題が新聞の社会面をにぎわす。仮に被害者名が「××市、A男さん」などと仮名報道されたら、その人の歩んできた一生に思いをはせることはできない。悲惨な事故の撲滅を願い、凶悪な事件を憎む気持ちも湧いてこないだろう。(あぶくま抄)

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     このコラム『頂門の一針』痺れる!



   横山秀夫「64」内容詳細:元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。

内容(「BOOK」データベースより)

 警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある

トップカスタマーレビュー

 読み終えた後、放心状態になる。面白いを通り越し物凄い小説。 投稿者  ハナ

◆評価の高さから「ど~せ読めばそれなりに面白いんでしょ」と思いつつ、しかし警察小説ということで身構えてしまい、未読であった。そして今更ながら読んだのだが・・・・
なんていうかすいません、いやはや参りました。もうこれ「面白い小説」を通り越し、「物凄い小説」です。ハンパないっす。

◆この小説を一言で言い表すなら、言葉の使い方が合っているか怪しいが、「重厚」が当てはまると思う。ストーリーが重厚、横山節全開の文章が重厚、そもそも単行本自体が本当に重厚。ここまで密度が濃い小説だと頭がクラクラしそうだが、文章がこの手の堅苦しい小説にしては相当読みやすく、何より先の展開が気になってどんどん読み進めてしまう。特に終盤の展開はスピード感もあり、読んでいて本当に心臓がドキドキした。この物語は終着点はどこなのか、本当に予想がつかない。

◆読み終えた後、しばらくボーッと宙を眺めていた自分がいた。「今自分は物凄い小説を読み終えた」という満足感、充実感で満たされたからだ。こういう経験、人生でどれだけできるものか。少なくとも自分にとって、そういう経験ができた一生忘れられない小説となった。

◆「気になるけど、警察小説という堅いイメージ、本の厚さが原因で読んでないんだよな~」という人は、速攻で読むべき。

    渾身の一作  投稿者  okachi 

●ずっしりとしたボリューム。それもそのはず、ページ数は著者最長の647ページにも及ぶ。長い。しかしそれだけ作者には書きたいことがあったということだ。組織と個人。警察とマスコミ。家族の問題。過去の因縁。。著者が今まで書いてきたテーマで直球勝負している。「俺にはこれしかない」という作者の魂(覚悟)がこもった一球だ。

●七年ぶりの横山秀夫の文章は懐かしく心地よい。鈍るどころか鋭さを増し、読者に読むのを止めさせない。もう一章、もう一章と思っているうちに、読み終えてしまっていた。
長年待っただけあり、読み応え十分の大作になっている。

●著者の警察小説の特徴として、派手に事件を解決する刑事よりは、どちらかと言うと地味な事務畑の人が主人公になることが多い。今作もその例にもれず広報官が主人公だ。
D県警の広報官・三上義信の家族に起こったある事件を通奏低音として、物語は緩むことなく次々と展開していく。全編に渡り緊張感が張り詰め、三上の息遣い、叫びが聞こえてくるかのよう。

●三上は少ない手がかりを追って、徐々にD県警を揺るがしかねない秘密の核心に迫っていく。その過程で多すぎることを考え、悩み、葛藤し、怒り、脅し、涙する。まさに一人の人間が主人公なのだ。組織での男の葛藤を見せられると、自分の父を思わずにはいられない。自分の父も(程度の差はあるが)会社という組織に属し、子供である自分を含め家族を養ってくれた。父の、決して家族の前では見せない苦悩を垣間見た気がした。

●そして著者は、警察官である限りどんな人でも全員警察官としての誇りを持ち働く姿を描いている。横山秀夫の本を読んで奮い立たされる本物の警察官もいるのではないだろうか。

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   『百聞は一見に如かず』 珍念、本と・映画を見てみたい!

「看板のピン」

 

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サイコロをこしらえたのはお釈迦(しゃか)さまで…という怪しげな話は落語「看板のピン」のマクラだったか。いわく、説教しようにも人が集まらぬ。で、サイコロ賭博を始めてみると押すな押すなの…。

 おかげで、お釈迦さまは祇園精舎という立派な寺を建てることができた。だから賭場で取られる銭を寺銭、すっかり取られることを「お釈迦になった」という…。いや、笑っている場合ではない。

 突然、サイが投げられたカジノ国会の前のめり。一獲千金の誘惑にわれを忘れてしまうは、なるほどギャンブルの魔力である。われら凡夫、今も煩悩断ち難く、お釈迦さまは悲しんでおられよう。【夕歩道】

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看板のピン ?

 看板のピン(かんばんのぴん)は、古典落語の演目の一つ。看板の一とも表記する。サイコロ賭博を題材とした噺で、東西で演じられる。

あらすじ

◆演者はまず、サイコロの由来について、以下のようにもっともらしく語る。
サイコロは、釈迦が説教をする際、人集めのために賭場を開くことを思いつき、その道具として考案したもので、試みはうまくいき、釈迦は賭博の収益で祇園精舎という寺を建てた。だから博打の金を寺銭といい、負ける事を「お釈迦になった」という。

◆博徒たちが、チョボイチに興じているが、動く金額が少ないため、退屈し始めている。そこへ彼らの親分が現れ、博徒たちは胴元になるよう頼む。親分はこれを承諾する。親分が壺ざるを振って伏せたところ、サイコロがきちんと中に入らず、ピン(=1)の目が出たサイコロが壺ざるの外に転がってしまっているが、「さあ、いくらでも張って(=賭けて)来い。年をとって、目がかすみ、耳が遠くなったが、お前たちには負けない」と言い、気づくそぶりを見せない。それに気づいた博徒達は、全員があり金をピンの目に賭ける。

◆親分は「みんな揃ったな。では、このサイは片付けよう」と、見えていたサイコロを取り除いてしまう。「これは看板(=見せかけ)のピンだ。壺の中に、本当のサイがある。俺の見立てでは、5が出ているだろう」こう言って親分が壺ざるを上げると、サイコロは親分の言った通り5の目を出していたので、博徒たちは驚く。親分は賭け金を博徒達に返し、「賭けごとなどというものは、こういう具合に、どんな汚い手を使われるかわからない。これにこりたら、もう博打(ばくち)なんてするのではないぞ」といい、賭場を去る。

◆この場に居合わせて、強く感心したひとりの男は、親分の真似をして儲けようと、他の賭場へ向かう。男が胴元になり、1の目が出たサイコロを壺ざるの外へこぼし、「年をとって、目がかすみ、耳が遠くなったが……」とつぶやいてみせると、周りの者が「お前はまだ26だろう」とからかいつつ、こぼれたサイコロに気づく。

◆賭け子の全員が1に賭ける。男が「これは看板のピンだ。壺の中に、本当のサイがある。俺の見立てでは、5が出ているだろう」と言って壺を上げると、「ああ、中もピンだ」

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    珍念、今日も(オチ)が冴えません・・・・

「心づかいの引き出し」

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              ある旅客機に年配の女性が乗ってきた。
             窓側の席に着いたその人は、箱を膝に乗せている。










 ▼聞けば、長年連れ添った夫の遺骨という。「ご主人さまには、隣のお席に座っていただき…シートベルトを締めて差し上げてください」。客室乗務員(CA)の言葉に、女性の口元がほころんだ。隣は空席だった。元日本航空CAの江上いずみさんが、近著『“心づかい”の極意』(ディスカヴァー)につづった実話である。

 ▼応変の接客術を、江上さんは「心づかいの引き出し」と呼ぶ。危険ですので、お荷物は棚に-と四角四面に応じても、機上の花は咲かなかったろう。場面に応じて引き出しを使い分けるのが「おもてなし」の肝という。この場合はどうか。「敷地内での挨拶を禁ず」。神戸市内のマンションで打ち出された取り決めが、地元紙への投書を機に波紋を呼んでいる。

 ▼「知らない人に挨拶されたら、逃げるように教えているので」。小学生の保護者が防犯策の一環として提案したらしい。林立するマンションの中で、各家庭が孤絶している。「挨拶しなさい」ではなく「逃げなさい」は、時代を冷ややかに映していよう。おのが住まいと隣近所を隔てる壁は高くて分厚いようだが、大人たちが沈黙で応じるのは考えものである。

 ▼私見ながら、こんな試みはいかがか。朝の出がけなら「おはよう」に「行ってらっしゃい」の一語を添える。夕刻は「お帰りなさい」。江上さんによると挨拶は「バイネーム」がよいという。つまり子供たちの名前を呼んで声を掛ける。同じマンションの住民という響きが子供たちに伝わろう。仮に敬遠されたなら、それでもいい。

 ▼子供の無事を願って見守るのも大人の度量だろう。この場合の沈黙は「金」である【産経抄】

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JALファーストクラスのチーフCAを務めた「おもてなし達人」が教える『“心づかい”の極意』

商品説明: 相手から求められて動くのは「対応」、こちらから働きかけるのが「心づかい」です。

 CAとして、そして「先任客室乗務員(チーフパーサー)」として30年にわたり18,525時間を乗務、現在は「おもてなし学」の教鞭をとる「心づかいのプロ」が、世界に誇る「心づかい」7つのルールと30の習慣を教えます。これから社会人の一歩を踏み出す方、さらにワンランク上のビジネススキルを身につけたい方、管理職の方々への研修に最適の1冊です。




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     著者からのメッセージ





 私は、大学を卒業してから30年間にわたり、日本航空の国際線・国内線のキャビンアテンダント(CA)として勤務してまいりました。先任客室乗務員(チーフパーサー)に昇格してからは、客室責任者として「お客さま一人ひとりに細かい配慮と心づかいを」という「おもてなしの心」を先任ポリシーに掲げて、後進の指導育成にもあたりました。その心づかいは、お客さまだけではなく、同乗したすべてのCAにも向けようと努力してきたつもりです。

 6,000名近くいるCAは、いつも同じメンバーで乗務するとは限りません。毎回のフライトを楽しく笑顔で乗務してもらうためには、やはりその飛行機の客室責任者であるチーフパーサーの裁量は大きいと思います。CAが楽しそうに、にこやかにサービスしていれば、必ずその心地よさはお客さまに伝わるものだと信じ、そのような機内の空間づくりを心がけてきました。

  本書は、私がCAとして働いていた時期に経験した事例をベースに、「心づかい」とは、なにか、その原則とスキルをまとめたものです。したがって、航空機の機内の事例が多く出てきます。しかし、そういった事例は、機内という特殊な空間での出来事だけではなく、あらゆるビジネスに通ずるものだと私は考えています。

  本書をお手に取っていただいた読者のみなさまには、ぜひ心づかいに関する「7つのルールと30のコツ」をご理解いただきたいと思っています。みなさまにご理解いただくことが、そして何よりそれを実践していただくことが、ビジネスの現場や対人関係を築いていくうえでの「武器」になると信じているからです。

 みなさまが、武器を駆使して成果を上げ、あるいは対人関係を円滑に進めることで信頼を勝ち取り、ワンランク上のステージに上がられることが、この本を執筆した私の大きな願いです。(「はじめに」より)

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     珍念の脳裏ににふと、【釈迦】の教えが思い浮かぶ!




★他人の過失を 見る必要はありません。他人のした事と、しなかった事を見るのではなく
自分がした事と、しなかった事だけを見るようにしなさい。

★何事も楽しんでやりなさい。楽しんでやることで、思わぬ力が発揮されるものなのだ。

★人は「私はこういう人間だ」と自分で考える その通りのものになります。それと異なったものになることはありません。

民意の軽視 (@_@;)

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 通勤途上、電車の窓から白雪をいただく富士山がくっきりと見えた。空気の澄んだ冬の晴れた日ならではの眼福である。雲一つない快晴の空は目に痛いほどで、朝から少し得した気分となった。「冠雪の富士玲瓏(れいろう)と杞憂(きゆう)なし」(細井隆子)。

 ▼ところが、職場に着いて2日付の朝刊各紙をチェックしているうちに気持ちは暗転する。「保育園落ちた 日本死ね」。今年話題となった言葉に贈られる流行語大賞のトップテンには、こんな不吉な呪詛(じゅそ)が選ばれていた。審査員の良識を疑う。

 ▼衆院憲法審査会の8日の開催が見送りとなったことも報じられていた。14日までの国会会期延長に反対していた民進党が、開催を拒否したのだという。衆参両院で、憲法改正の発議が可能な3分の2議席を「改憲勢力」に与えた民意を、どこまで軽視するつもりか。

 ▼東電福島第1原発事故で、福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒が深刻ないじめを受けた問題では、適切に対応しなかった市教育委員会担当者が謝罪したとの記事も。学校や教委はいつも後手を引く。そもそも教育現場で、いじめ以上に緊急対応が必要な案件がほかにあるのか。

 ▼紙面は世相の鏡とはいえ、もう少し明るいニュースがほしい。そんな中で少しさかのぼるが、11月22日付小紙にはほっとする記事が載っていた。国内外の心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」に、匿名の男性(88)が現金100万円を寄託したというものだ。50年来の小紙購読者というこの男性は平成24年3月以降、総額900万円を基金に寄せている。

 ▼「ずっと名無しのごんべで通していますから」。名乗らずに立ち去った男性の志の高さを思うと、富士山を仰ぎ見るかのようなすがすがしさを覚える。【産経抄】

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402


          このコラム『起承転結』お見事!
          これ以上は【蛇足】





何の名前かお分かりだろうか。明…

Coramu

 










 何の名前かお分かりだろうか。鳴潮、明窓、地軸、四季風、滴一滴、海潮音、天風録、、小社会。中四国の主な地方紙のコラムのタイトルを並べてみた


▼どれにも命名者の思いが込められ、その地域の匂いをまとうようだ。手前みそになって恐縮だが、本紙の滴一滴が生まれたのは1936年12月1日。ちょうど80年になる

▼本紙の前身である岡山県内の2紙が合併し、「山陽中国合同新聞」が発行された日に滴一滴は登場する。合併前の両紙のコラム「不滅燈」「観自在」に代わり、コラム執筆者であった当時の編集局顧問が名付けたとされる

▼80年の歴史のうち、最初は戦争の時代だった。それでも当初は政治風刺や国民生活の窮状を訴えるコラムが目につく。社史によれば、時に憲兵から抗議が来たという

▼戦争が進み、言論統制が強まる中で国に物申す言説は消えていく。コラムに限らず、戦意高揚を呼び掛ける言葉にあふれる当時の紙面は、新聞人が忘れてはならぬ苦い記憶である

▼戦後70年余、先人たちはタイトルの通り、筆先からの一滴一滴に心を込め、書き継いできた。小さな一滴も、打ち続ければやがて硬い石に穴を開けることができる。命名からは先人のそんな強い思いもくみ取れる。読者の共感を喜びに、地域の視点で時代を見つめ、さらに歩みを重ねたい。【滴一滴】

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  このコラム『頂門の一針』・・・・痺れる!

失敗は成功のもと

Rinnku


    批判を受け閉鎖された、約5千匹の魚を氷漬け
    にしたスケートリンク=11月、北九州市八幡東区






 オランダから輸入したチューリップの球根の箱が、荷崩れを起こした。計50万個、数百種類の品種がまざってしまった。もはや選別は不可能、廃棄するしかない。会社の幹部が頭を抱えるなか、一人の女性社員が提案する。

 ▼「ごちゃまぜ」の「訳ありチューリップ」として、ネットで格安販売しましょう。「ほんとに何色が咲くかどれくらい偏るのか不明ですが送(料)込みですしめっちゃ安いので是非…」。ツイッターでPRすると、たちまち評判を呼び、2週間で完売してしまった。今月はじめに大阪の園芸会社で起きた、小さな奇跡である。

 ▼北九州市のテーマパーク「スペースワールド」では、サンマやイワシなど、約5千匹の魚を氷漬けにしたスケートリンクを呼び物にしようとした。「かわいそう」「気持ちが悪い」。こちらは逆に、非難の声が殺到した。

 ▼すでに魚を取り除く作業が始まり、来月には通常のリンクとして、営業を再開するそうだ。魚を氷漬けにして展示する「氷の水族館」は、全国で人気を博してきた。問題になるとは、担当者は夢にも思っていなかったようだ。人の心をつかむのは、なんとも難しい。
 
 ▼ヒットメーカーと呼ばれる人たちの本が、よく読まれている所以(ゆえん)でもあろう。彼らも多くの失敗を重ねてきた。共通しているのは、そのなかから常に学ぼうとする姿勢である。

 ▼半年に1度、顕著な功績を挙げた社員を表彰する会社は珍しくない。同時に、大きな失敗をやらかした社員に「大失敗賞」を贈り、副賞もつく会社を小紙が紹介したことがある。「失敗を乗り越えるノウハウ」が得られるからだという。ピンチをチャンスに変えた園芸会社の例もある。スペースワールドの担当者の捲土(けんど)重来に期待したい。【産経抄】

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コメントは『蛇足』

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