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猫鼠同眠

Necotonezumi

      猫と鼠(ねずみ)は仲が悪いのが定番だが、中国ではそうでも
      ないらしい。唐代の正史である「新唐書」に、こんな一節がある





▼洛州の鼠は盗みを働いては、逃げ隠れしている。猫はそんな鼠を捕まえるのが仕事なのに、あろうことか鼠と一緒に住んでいる。猫は与えられた任務に背き、悪事を見逃しているのに等しい、と。俗に「猫鼠同眠(びょうそどうみん)」と呼ばれ、取り締まる側が悪人と結託する意味で使われる

▼公共工事の契約に当てはめたらどうなるか。自治体側は税金の無駄遣いや不正行為が起こらないよう、入札を監視する。もし業者が鼠になって悪巧みをしようとしたら、自治体は厳しい猫として取り締まらなければならないはずだ

▼札幌市が発注した野球場営繕工事の指名競争入札を巡り、元市職員と受注業者の元社員が逮捕された。市の見積もった設計金額などを業者に漏らし、意図的に落札させた官製談合防止法違反の疑いがある。先の故事に倣えば、猫と鼠が同じ夢を見ながら眠っていたと思われても仕方ない

▼それにしても札幌市の発注を巡る不祥事が後を絶たない。この5年に3件もあった。「官製談合を根絶やしにする」との決意も空々しい。本人は「猫をかぶっていた」のかもしれないが、気付く者はいなかったのか

▼「大山鳴動して猫一匹」で終わるかどうか。いずれにしても血税の使い道がゆがみ、迷惑を被るのは猫でも鼠でもなく市民だ。【卓上四季】

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     「きみを世界一のかりゅうどとみこんで、たのみたいことがある」。

     ファンタジー作家、舟崎克彦さんの『ババロワさんこんばんは』
     が脳裏に浮かぶ!





☆どんな動物でもしとめる猟師がいました。ある日、手紙がきます。そこには、「地球上でもっとも凶暴なある動物をしとめてほしい」と書いてあって、大きな屋敷に招待されます。「オレにしとめられない動物はいない!」と自信満々で猟師は出かけます。屋敷は動物園のようになっていて、各部屋にいろんな動物がいるけど、なかなか「地球上でもっとも凶暴な動物」はでてこない。

☆ずんずん奥に導かれて最後の部屋までくると、オリがある。猟師が鉄砲片手にそのオリにはいると、鏡がある。そこに書いてあるのは 「それはお前だ!」。

石川五右衛門の辞世の句 }
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」

<国に盗人(ぬすびと)、家にネズミ>
〈国に盗人(ぬすびと)、家にネズミ〉ということわざがある。物事は、その内部に自らの害になるものを必ず抱えているということの例えだと、辞書は説明している。 

 かく言う〝珍念〟も、その類かも知れません。反省し恥じています!ι(´Д`υ)アセアセ

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