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黒髪の思いやり

           Kami_3

▼年のせいもあってか、昨今あふれ返るカタカナ語は容易に頭に入りません。でも、この言葉は興味深く、すぐ覚えました。 「ヘアドネーション」。小児がんの治療などで頭髪が抜けてしまった子どものかつらに使ってもらうために、髪を切って寄付することです

 
▼朝刊の第三社会面で掲載している「虹」欄は先日、岐阜県美濃市の小学一年生、藤吉胡歩(こあ)さんがトレードマークの長い髪を切って贈った話を紹介しました。お父さんが、がんにかかった親戚のために医療用かつらを探すうち、子どもたちも切実にかつらを求めていることを知ったのがきっかけだそうです。

▼胡歩さんは、その話を聞かされてから一年以上たったこの夏、髪を切りました。三十センチ余の髪の束で、子ども用かつらを無償提供するNPO法人ジャパン・ヘア・ドネーション・アンド・チャリティー(大阪市)に贈りました。「病気のお友達が笑顔になってくれたら、うれしい」。写真で見た短い髪の笑顔が印象的でした。

▼オー・ヘンリーの「賢者の贈りもの」を連想します。若く貧しい夫婦が互いにクリスマスの贈りものを思案し、夫は時計を売って櫛(くし)を買い、妻は時計に似合う鎖を贈ろうと髪を切り、それを売る…。

▼贈りもののお金を用立てるために髪を切る。そこは無償のヘアドネーションと違いますが、大切な人のために髪を切る思いは似ている気がします。

<きみがさやけき/めのいろも/きみくれなゐの/くちびるも/きみがみどりの/くろかみも…>

▼島崎藤村の詩「高楼」の一節です。緑の黒髪とは美しくつやのある黒髪。そこに込められた少女の気持ちは、贈られた子どもたちにきっと伝わることでしょう。(中日新聞・編集局デスク)

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Inutoboudu 


      感動しました。

      斯く言う、珍念。髪の毛がないので(黒髪)欲しいです!
      でも、転んでも「怪我(ないチト、サビシイ ^_^; 



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